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No.94
ロザリーの涙

【シナリオデモ開始】
ジノ「では、あなた方が、師範を助け出してくださると?」
マサキ「ああ、ゼツの事は、ラングランの問題でもある。それに、俺達は、ラングランのためだけに戦ってるわけじゃねえんだ」
ジノ「? どういう事だ? 魔装機神はラングランで作られたものだろう?」
マサキ「ああ、けど、その目的は、ラ・ギアスの平和を守るため……だ」「だからこそ、フェイル殿下とも戦ったし、カークス将軍を倒しもした」
ジノ「む……そうか、そう言われてみれば確かに……だが、バゴニア国内での騒ぎは困る」
テュッティ「わかっています。しかし、ここで見過ごしては、私達の存在価値がなくなってしまいます」
ジノ「むう……」
ロドニー「にいちゃん、ええ事教えたろか? わしとエリスはな、ラングランの国民やないんや」
エリス「私達、シュテドニアスの出身なんです」
ジノ「なんと!? シュテドニアスと言えば、ラングランの宿敵とも言える国ではないか!?」
マサキ「それに、根本的な事を忘れてるぜ。元々俺達は、地上人だ。つまり、この世界に、本来何の関わりもねえんだよ」
ロドニー「そのこいつらが、命かけてたたこうとるんや、信用してもええんちゃうか?」
ジノ「……わかったよ、君達の言う通りだ。信用しよう、君達の事を」「。ゼツはおそらく、シュメル師範を秘密法廷にかけるつもりだろう」「場所は私が案内する。立場上それ以上の手伝いはできんが……」
テュッティ「それで十分です。感謝します、ジノさん」
プレシア「ありがとう。ジノさん」
ジノ「い、いや、大した事ではないよ。では、急ごう。ぐずぐずしている時間はない」
ロザリー「あたしもついて行っていい?」
ジノ「え? いや、ロザリー、君は……」
ロザリー「あたし、先生の妻よ! どうしてついて行っちゃいけないの!?」
ジノ「君が勝手に、そう言っているだけだろう。第一危険だ」
ロザリー「どうしてもダメ?」
ジノ「どうしてもだ」
ロザリー「……わかったわよ!!」
ジノ「あ、おい、ロザリー!!」
プレシア「行っちゃった……いいんですか?」
ジノ「ついて来られるよりは、いいさ。さあ、行こうか」
〔カーソル、シュメルの幽閉場所へ移動〕
ジノ「ここだ。さて、間に合っていればよいが……」
テュッティ「ありがとうございました。後は、私達が……」
ジノ「申しわけない……お願いする」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ロザリーの涙」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
兵士「何だとっ!? 魔装機神が……なぜここに!?」
マサキ「剣聖シュメルは、どこだ!?」
兵士「シュメル殿だと……い、いや、どういうつもりだ!?」
マサキ「てめえらが、ここに剣聖シュメルを連れて来たのは、わかっているんだ!!」
兵士「う……うむ……」
〔敵ユニット出現〕
ゼツ「きおったか……思ったより早かったの。じゃが、遅いわ。まあ、しばらくは時間を稼いでおかんとな」「トーマス、ファング、頼んだぞ」
トーマス「オーライ! まかせな!」
〔敵ユニット離脱〕
ファング「マサキ……今度こそ、貴様を倒す!!」
マサキ「!? ファング!! またてめえか! 一体どういうつもりだ!?」 
ファング「貴様などに……わかってたまるか!!」
※※No20でマサキ勝利の場合、セリフ追加※※
マサキ「てめえ……いつからそんな情けない男になった!? 俺と勝負した時のてめえはもっと輝いてたぜ!!」「自分の気持ちがわかってもらえねえだと? あまったれるんじゃねえ!! わかって欲しけりゃ、自分で表現しな!」
ファング「むう……いいだろう、貴様と剣を交え、語ってやろうではないか!!」

<戦闘開始>

<マサキvsファング>
ファング「マサキ=アンドー!!  貴様、なぜ大恩ある殿下を弑した!!」「殿下さえ生きておられれば、ラングランの今の有り様はなかった!」「俺は、殿下を弑した貴様らを許さん!! 殿下のカタキを討つためなら、ハゴニアにこの身を売りもする!!」
マサキ「てめえ……何もわかってねえのか!? 俺が好きで、殿下を討ったとでも思ってやがるのか!!」
ファング「何……!?」
マサキ「殿下はな、すべてわかった上で、俺達と戦ったんだ!! だから、俺も全力をつくした!!」「殿下の想い、すべてを受け止めるためになっ!!」「それをてめえは……バカにしようってのか!!!」
ファング「な、涙……だと……」
マサキ「てめえもかつては、魔装機操者だったんだ、その権利と義務は知っているだろうが!!」
ファング「む……そ、そうか……その上で殿下は……」「で、では、俺のした事はいったい何だったと!? 殿下のカタキを討つつもりが殿下の名を汚していただけだったのか……」「く……くっそおおおおっ!! 殿下、もうしわけありません!!」

<マサキvsファング(戦闘後)>
ファング「俺は……俺は……一体何をやっていたんだ……」
〔敵ユニット離脱〕
マサキ「ファング……」

<トーマス撃破>
トーマス「ちっ、ツイてねえぜ! そういや今日はサソリ座の運勢は最悪だったよな……出直して来るぜ!」

<ファング撃破>
※※マサキと戦闘している場合のセリフ※※
ファング「殿下……ただいまより謝罪にうかがいます……」
※※マサキと戦闘してない場合のセリフ※※
ファング「くっ……おのれ……貴様らなどに敗れるとは……うおおおっ!!」


<敵全滅・敵増援1出現>
※※ファング撃破の場合、セリフ追加※※
マサキ「ファング……お前、一体何で戦ってたんだよ……」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
ゼツ「ひゃはははっ!! 完成した、完成したぞっ!! これぞまさしく、究極の魔装機!!」「名付けてガッツォーじゃ!!」
マサキ「出やがったな……ゼツ=ブラギオ!!」
ゼツ「ほう、わしの名を知っておるか。感心な事よ。じゃが、手加減はしてやらんぞ」
〔味方ユニット出現〕
ロザリー「ゼツ!! 先生を返せっ!!」
マサキ「ロザリーか!? 無茶だ、よせっ!!」
〔ゼツ、ロザリーへ隣接〕
ロザリー「く、来る!? やだっ!?」
ゼツ「貴様の師匠の手にかかって死ねるのだ、ありがたく思え!」
ロザリー「え!? ど、どういう事!?」
[イベント戦闘「ロザリーvsゼツ」]
ロザリー「え!? こ、この太刀筋……そんな……どういう事!?」
ゼツ「ひゃひゃひゃ、教えてやろう。このガッツォーにはな、剣聖シュメルの脳が使われておるのじゃ」「剣聖シュメルの脳が、このガッツォーを史上最強の魔装機にしてくれたのよ!」
ロザリー「う……ウソ! ウソよっ!! そんな、そんな事って……」 
ゼツ「ひゃひゃひゃ! ウソではないわい。現に貴様、さっきの太刀筋を見たろうに」「あれだけの技、剣聖シュメル以外に使えるものがおろうかよ」
ロザリー「そ、それじゃ先生は……」
ゼツ「ん? 心配か? だいじょうぶじゃ。シュメルの脳は、こうしてガッツォーの中で生きておる」「もっとも、肉体の方は、もう必要ないから、ブタのエサにしてやったがの。うひゃひゃひゃひゃ!!」
※※まだファング生存の場合のセリフ※※
マサキ(グラフィックはロザリー)「ロザリー!!」
ロザリー「そ、そんな……先生……きゃあああっ!!」
〔味方ユニット出現〕
マサキ「ロザリー!!」
ロザリー「わ、私はだいじょうぶ……けど先生が……先生がっ!!」
マサキ「許せねえ……どこまでも腐り果てたヤローだぜ、ゼツ、てめえはよっ!!」
※※ファング撃破の場合のセリフ※※
ロザリー「……許さない……あたし、あんたを絶対に許さないからっ!!!」 
マサキ「ダメだ、ロザリー!! お前で勝てる相手じゃねえっ!!」 
ロザリー「そ、それは……けどっ!!」
マサキ「後は、俺達にまかせろっ!!」
ロザリー「……ご、ごめんなさい、先生……あたしじゃ、勝てない……」


<マサキvsゼツ>
マサキ「ゼツ!! 貴様だけは、生かしちゃおけねえっ!!」
ゼツ「ひゃははは、口だけなら、何とでも言えるわいのう」

<ゼツHP50%以下・勝利条件達成>
ゼツ「な、なんじゃと……そ、そうか、まだガッツォーは完全ではないという事じゃな」「そうでなければ、この様なことはありえん!! 待っておれ、このガッツォーの真の力、今に見せてやるわっ!!」
〔敵ユニット離脱〕
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ロザリー「ひどい……ひどいよっ!! こんな……こんな事って!!」
ジノ「ゼツ……許すわけにはいかんな」
マサキ「あと一息ってとこで逃がしちまったが……」
ジノ「だが、もうヤツは、この国にはおれまい。ラングランでの悪事、そして、この度の非道なふるまい……」「もはや、この地に、ヤツの安住の場所はない」
ヤンロン「となると……ヤツは必ず、我々を狙って来るな」
マサキ「ああ、間違いねえ」
ジノ「この様なことを頼むのは、心苦しいのだが……ゼツの始末、君達に頼むわけにはいかないだろうか」「本来であれば、私達がケリをつけねばならんが……今のバゴニアを留守にするわけにはいかぬ」
テュッティ「わかっています。このままでは、ラングランとバゴニアの戦争は、ドロ沼にはまりこんでしまいますから」
ジノ「すまない……」
ロザリー「お願いっ!! あたしを連れて行って!! ジャマになるようなら、見捨ててくれてもいからっ!!」
ジノ「ロザリー……」
ロザリー「あたし、先生のカタキを討ちたいの!」
マサキ「……ダメだ」
ロザリー「どうして!? あたしじゃ、足手まといだからっ!?」
マサキ「いや、そうじゃねえ。俺達と一緒に戦うって事は、魔装機操者になるって事だ」「そして、俺達は、決して個人的なうらみだけで動いちゃいけねえんだよ」
ロザリー「そんな……それじゃ……」
ヤンロン「君の思いは、僕達が受け継ぐ。ただし、それは、君一人だけのためじゃない」「ゼツによって失われた、多くの命、そしてこれから失われるかもしれない命……」「それら、すべてのために、僕達は戦う。君の思いも、その中にある……そういう事だ」
ロザリー「……わかったわ……お願い……します」
テュッティ「では、我々はいったん王都に戻ります」
ジノ「ありがとう……」
【シナリオエンドデモ終了】


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