TOP PAGEへ

No.11
奪われた魔装機神

【シナリオデモ開始】
フェイル「魔装機神操者も、残すところあと一人……サイバスターだけだな」
セニア「そうね。でも、サイバスターが一番強いんでしょ? 魔神に対抗するにはサイバスターがいないとまずいんじゃない?」
フェイル「まだ時間はあるさ。ただ、最近未来見達からの報告の進展がないのが気にはなるが」
〔ノックの音〕
コンコン
ウェンディ「殿下、ウェンディです」
フェイル「ああ、入ってくれ」
ウェンディ「サイバスターの最終調整表を持って来ました。予想よりも高い数値を示していますね」
セニア「どれどれ……」
フェイル「こら、のぞくんじゃない。一応極秘事項なんだぞ」
セニア「いいじゃない。見習いって言っても、あたしは設計局じゃ、もう仕事してるんだし」
フェイル「ダメといったらダメだ」
セニア「ちぇっ、ケチ! いいもん! 魔装機倉庫に行ってくる」
フェイル「まったく、セニアときたら……」
ウェンディ「でも、セニア様は大した才能の持ち主ですわよ。あれなら、設計局に入ったら、すぐにでも私を追い抜きますわ」
フェイル「そこまでは行かないだろうが、まあ、確かにセニアには才能があるな」「だが、本人の前ではそういう事は言わないでくれよ。すぐ調子に乗るからな、あいつは」
ウェンディ「ところで、モニカ様はどこに? ノルスのプラーナコンバーターの調整がまだなんですけど」
フェイル「別館の方じゃないかな?」
ウェンディ「あら、それじゃ入れ違いになったんですわね」

プレシア「お兄ちゃん、こっちこっち!! ほらツリガネソウが咲いてるよ。これって、食用にもなるんだよ」
マサキ「プレシアはサバイバル能力があるなあ」
プレシア「お花が好きなだけだよ」
ゼオルート「そろそろ帰りませんか? ちょっと雲行きが怪しくなって来ましたし」
マサキ「そうだな……プレシア、もういいだろ」
プレシア「うん、帰ろ」
〔カーソル、王都ラングランへ〕
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「奪われた魔装機神」


【戦闘マップ1開始】
モニカ「♪フン、フフン、フン♪ お天気がいいと、センタクものがきれいにかわいてうれしいですわ」「さて、これでおしまいっと。……あら?」
〔敵ユニット出現〕
サフィーネ「ちっ、人がいるじゃないの。まずいわね、殺っちゃおうかしら……あら?」
モニカ「あらあらあら、こんな所に魔装機がおいでになっておられますわ」
サフィーネ「……よく見るとモニカ王女じゃないの。しかもたった一人で……ラッキー」
〔サフィーネ、モニカがいる地点へ接近〕
[イベントCG「モニカ誘拐」]
モニカ「きゃあっ!?」
サフィーネ「モニカ王女、ムダな抵抗はやめておとなしくするんだね」
モニカ「あ、あの~……どちら様でしょうか?」
サフィーネ「何のんきな事言ってるんだい!! さっさとこっちへきな!!」
モニカ「でも、センタクものがございますし、見ず知らずのお方から招待されても、困ります、私」
サフィーネ「……口で言ってもわかんないようなら、体に教えてあげるしかなさそうね」
モニカ「はい? あ、あの……何をなさろうと……きゃっ!?」
サフィーネ「逃げるんじゃないよ! まったく思ったよりはしっこいね……!?」

〔味方ユニット出現〕
マサキ「なんだあっ!? 王宮の中にウィーゾルだと!?」
サフィーネ「ちっ、しまった! 見つかっちまったじゃないか! 仕方ない、ここは予定どおり……」
マサキ「おや、人がいるぜ。女の子だ」
ゼオルート「あ、あれは……モニカ王女! 早くお助けしないと!!」
〔サフィーネ、前進〕
〔ゼオルート、サフィーネへ接近〕

ゼオルート「モニカ様、ご無事ですか!?」
モニカ「あら、ゼオルートさんですね? 私に、何か御用でしょうか?」
ゼオルート「よかった、ご無事のようですね」
サフィーネ「よし、今がチャンス!」
マサキ「サフィーネ!! そこで何をやっている!?」
サフィーネ「あら、マサキ坊や? ふふ、私が何をやってるか知りたい?」「うふふふ……こいつをいただこうとしているのさ!」
〔味方ユニット出現〕
[イベントCG「無人のサイバスター」]
ゼオルート「サイバスター!?」
マサキ「あれが……サイバスター……」
サフィーネ「さあて、それじゃ……」

ゼオルート「サイバスター!?」
マサキ「あれが……サイバスター……」
サフィーネ「さあて、それじゃ……」
〔サイバスター、咆哮〕
[イベントCG「風の呼応」]
サフィーネ「な、何だい!?」
マサキ「何だ? ……この感覚……」
[イベントCG「無人のサイバスター」]
サフィーネ「消えた……何だったんだい、今のは? ……まあいいか。とにかく、こいつはもらっていくよ。じゃあね❤」

〔味方ユニット離脱〕
〔敵ユニット離脱〕

ゼオルート「しまった!」
マサキ「待ちやがれっ!! 逃がすかよっ!!」
【戦闘マップ1終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

テッュティ「もうあきらめなさい、ルオゾール!」
ルオゾール「……そうも行かぬ事情がありましてな……」
〔敵ユニット出現〕
サフィーネ「待たせたわね。ルオゾール……あら、あなたやられてるの?」
ルオゾール「何、かすりキズですよ。それよりあなたこそ、作戦はうまくいったのですか?」
サフィーネ「まーかせて。もうバッチグー! ほーら」
〔味方ユニット出現〕
ルオゾール「ほう、さすがは紅蓮のサフィーネ。見事なものです」
テュッティ「サイバスター!?」
セニア「そんな……どうして!?」
サフィーネ「ふふーん、大したもんでしょ。けど、ちょっとトラブルがあってね……」
〔味方ユニット出現〕
マサキ「逃がさねえぜ!!」
サフィーネ「あら、追いつかれちゃった」
ルオゾール「な……何をやっておるのだ! まったく、余計なものを連れてきおって」
サフィーネ「そういうわけだからさ、ちょっとあいつら足留めしといてくれない?」
ルオゾール「むう……致し方ない」
サフィーネ「サンクスフレンズ! じゃ、頼んだわよ」
〔味方ユニット離脱〕
〔敵ユニット離脱〕

マサキ「くそっ、逃がすかよ!!」
ルオゾール「おっと、そう簡単にはいきませんぞ。この私めがおりますでな」
マサキ「なら、てめえからかたづけてやるぜ!!」
ルオゾール「くくく……元気のいいお方だ。では、あなたのお相手は、彼らに頼む事にしましょう」
〔敵ユニット出現〕
ルオゾール「こういう時にはデモンゴーレムというのも、便利なものですな。時間稼ぎ程度にはなりますでな」
マサキ「ちっ、めんどくせーのがゾロゾロと」
ルオゾール「では、私めもこれにて」
〔敵ユニット離脱〕
セニア「大変、急いで追いかけなきゃ!」
テュッティ「ダメ、デモンゴーレムが邪魔で……」
<戦闘開始>

<敵全滅・勝利条件達成>

マサキ「くそっ、手間取っちまった」
ゼオルート「今から追っても間に合いませんね。困りましたねぇ」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

モニカ「あの、先ほどはどうもありがとうございました。おかげで助かりました」
マサキ「あんたが王女さん? という事はフェイル殿下の妹で、セニアの……」
モニカ「はい、双子の妹になります」
セニア「あ、いたいた。マサキ、兄さんが呼んでるわよ」
マサキ「フェイル殿下が?」
セニア「奪われたサイバスターの事で、あなたにも相談があるんだって」「あ、それとモニカ。あなたそうやってボーッとしてるから誘拐されそうになるのよ」
モニカ「あら、そのような事は、なきにしもあらずですわ」
セニア「だから、文法が変だってば、モニカ」

フェイル「まさか、サイバスターを強奪に来るとはな……」
テュッティ「しかし、サイバスターは選ばれた操者でないと操れないないというのに、一体なぜ……」
セニア「操れなくても、分解すればサイバスターに使われている技術の一端はわかるわ」「魔装機神て、軍事機密のカタマリみたいなものだもん」
フェイル「練金学協会とのこともある、何とか取りもどす方法を考えなくては」
ウェンディ「……あの、もしかすると、いい方法があるかもしれません」
フェイル「いい方法?」
マサキ「え、え~と……」
フェイル「ああ、紹介していなかったか。彼女はウェンディ=ラスム=イクナート。練金学士で、サイバスターの設計者だ」
ウェンディ「はじめまして、マサキ」
マサキ「あ、ああ……どうも」
セニア「? マサキ、何緊張してるのよ」
マサキ「べ、別に緊張なんかしてねぇっての」
セニア「ふ~ん。ま、そういう事にしといてあげてもいいけど」
フェイル「それで、ウェンディ。いい方法とは何なんだ?」
ウェンディ「さっき、モニカ様から聞いたのですが、サイバスターが一瞬、マサキと同調したような事があったらしいのです」
[イベントCG「風の呼応(回想)」]
マサキ「へ? あの光の事か?」
ウェンディ「ええ、あれはフレアー現象といって、精霊が集まってエーテルと干渉し、光る現象なのです」
[イベントCG「水の呼応(回想)」]
マサキ「あ、そういや、ガッデスの時も、なんか光ってたな」

ウェンディ「つまり、あなたはサイバスターに選ばれる可能性がある、という事になります」「あなたとサイバスターはたがいにひかれあっています。ならば、あなたに捜索に行ってもらえれば……」
マサキ「ちょっと待て、んな事言われても、俺には……」
セニア「ウェンディはサイバスターの産みの親よ。そのウェンディが太鼓判を押してるんだから、大丈夫よ」
マサキ「……わかったよ、自信はねえけど、やるだけやってみるさ」
ウェンディ「ごめんなさいね、マサキ、無理を言って」
【シナリオエンドデモ終了】


● No9「誇りと敵意」 へ戻る

● No12「サイバスター」 へ進む


◆ 第1章 へ戻る

◆ 「魔装機神 THE LOAD OF ELEMENTAL」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。