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No.9
誇りと敵意

【シナリオデモ開始】
ゼオルート「おや、マサキ、何かありましたか?]
マサキ「何だよ、おっさん?」
ゼオルート「いえ、何か、たくましくなったな……と、思いましてね」
マサキ「そうだな……まあ、今までの俺があまかったってだけの事だろ」
プレシア「あ、お兄ちゃん! テュッティお姉ちゃんが呼んでるよ」
マサキ「テュッティが? また仕事かな?」

マサキ「テュッティ、なんか用か?」
テュッティ「ええ、実は私のファミリアを作ってもらう事になったの」
マサキ「何だ、そのファミリアって?」
テュッティ「ファミリアって言うのは要するに使い魔の事よ。ほら、中世の魔女なんかが黒猫を連れてたりするでしょ?」「魔装機神の操者は、必ずファミリアが必要なの」「それで、ファミリアを作ってもらうためにソラティス神殿まで行くんだけど、マサキ、あなたも一緒にどう?」
※※No4を通っていない場合のセリフ※※
マサキ「そうだな、行ってみるか」
マサキ「別にいいや」

≪「そうだな、行ってみるか」を選択≫

(→ No8「ファミリア」 へ移動)

≪「別にいいや」を選択≫
プレシア「それじゃあさ、ピクニックに行かない?」
マサキ「ピクニック?」
プレシア「お父さんも今日は休みだしさ、一緒に行こうよ」
マサキ「しかし、今さらそんな……」
プレシア「行くったら行くの!」
マサキ「わーったよ、どなるな。まったく、聞き分けがねえんだからよ」
※※No4を通っている場合のセリフ※※
マサキ「また、あのイブンばあさんのとこに行くのかよ? めんどくせえな。あのばあさん、やかましいしな」
テュッティ「じゃ、シモーヌに頼むわ。護衛が必要なるかもしれないの」
プレシア「それじゃあさ、ピクニックに行かない?」
マサキ「ピクニック?」
プレシア「お父さんも今日は休みだしさ、一緒に行こうよ」
マサキ「しかし、いまさらそんな……」
プレシア「行くったら行くの!」
マサキ「わーったよ、どなるな。まったく、聞き分けがねえんだからよ」


ゼオルート「すみませんねえ、マサキ。プレシアがダダをこねたみたいで……」
プレシア「……だって、お父さん、なかなか休みなんてもらえないし……」
ゼオルート「ああ、今までは何度か約束していながら守れなかった事がありましたからねぇ」「私が悪いんですよね。ごめんなさい、プレシア」
マサキ「けど、何だってピクニックに行くのに、魔装機に乗って行くんだ?」
ゼオルート「魔装機があると、なにかと便利でしょう? それに、あのルオゾールがいつまた襲ってくるかわかりませんし」「彼は、あなた方魔装機操者ばかりを狙っていますからね。用心にこした事はありません」
マサキ「でも、魔装機を私用で使うなんて、よく許可がおりたもんだ」「こないだ、俺が勝手に使おうとしたらこっぴどく怒られたぜ」
プレシア「お兄ちゃんとお父さんじゃ、信用が段違いだもん、当然でしょ」
マサキ「ちぇ、ま、そりゃそうだけどよ」
〔カーソル、北東へ移動〕
ゼオルート「さあて、この辺りでいいでしょう。見晴らしもよさそうだし」
プレシア「うわー、きれー」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「誇りと敵意」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
プレシア「はい、お兄ちゃんおべんと」
マサキ「おいおい、まだ着いたばかりだぜ。いくらなんでも早すぎらあ」
ゼオルート「まあまあ、せっかくプレシアが一生懸命作ってくれたんです、ありがたくいただきましょう」
マサキ「……ま、そういうなら、いただいとくか」
プレシア「たくさん作ったから、まだまだあるよ」
ゼオルート「いただきます。……ん!? あ、あわわ、これは……」
マサキ「? どうした、おっさん?」
ゼオルート「マサキ、これ、差し上げます」
マサイ「いらねえよ、食いさしなんか」
プレシア「お父さん、アスパラガスも食べなきゃダメよ。栄養あるんだから」
ゼオルート「い、いえ、その……あ、そうそう、もうお腹がいっぱいなんですよ」
プレシア「ウソ。まだ一口しか食べてないじゃない」
ゼオルート「プレシアの思いやりで、胸がいっぱいなんです」
プレシア「おだてたってダメよ! 食べなさい」
ゼオルート「トホホ……」
マサキ「ところでおっさん、ファミリアって一体何なんだ?」
プレシア「何だ、お兄ちゃん、結局興味があるんだ」
ゼオルート「マサキはまだ、ファミリアの実物を見た事がないんですか? リカルドが連れていますけどねぇ」
マサキ「リカルドが連れてたって……あのサルか? ありゃ、どう見たってただのサルだぜ」
ゼオルート「ファミリアは、姿形は動物ですけど、実際は、そういう形をしているだけなんです」「彼らは、主人の無意識から作り出された、別の人格です。専門用語で『ペルソナ』といいます」「ファミリアの役目は、主人を守る事と、様々なアシスタントです」「それと、主人が魔装機神操者の場合、もう一つ重要な役目が、彼らにはあります」「魔装機神の武器、ファミリアに取りついて、ファミリアを誘導する役目です」「まあ、これは、もしあなたが魔装機神操者に選ばれたら、自然にわかる事ですけどね」
マサキ「選ばれたら、の話だろ?」
ゼオルート「可能性は十分にありますよ。マサキ、あなたは筋がいいですから」「そうだ、マサキ、どうですか? 食後に軽く、訓練などを」
マサキ「ん? ああ、そうだな。ちょいと身体を動かすのも悪くねえ」
ゼオルート「それじゃ、早速始めましょう。プレシア、危ないからさがっていなさい」
プレシア「あ、お父さん、アスパラガス、残してるよ!! もう」
〔ゼオルート、前進〕
〔マサキ、前進〕

ゼオルート「さて、それでは始めましょうか」
〔ゼオルート、味方から敵へ〕
<戦闘開始>

<マサキvsゼオルート(マサキ先攻)>

マサキ「行くぜっ!!」
ゼオルート「う~ん、いい気合ですねぇ」

<マサキvsゼオルート(ゼオルート先攻)>
ゼオルート「では、行きましょうか」
マサキ「おう!!」

<ゼオルート撃破orゼオルートorマサキHP50%以下・敵増援1出現>
※※ゼオルート撃破の場合のセリフ※※
ゼオルート「あちゃあ、油断しましたかねぇ。腕がさびついてるんでしょうか?」
〔敵ユニット撃破〕
ゼオルート「これは、これは、……いやあ、スゴイですねぇ、マサキ。まさかこれほどとは思いませんでしたよ」
マサキ「まあな」
プレシア「……ウソみたい……」
ゼオルート「いやあ、これならもう、私が教える事なんて……」
※※ゼオルートHP50%以下の場合のセリフ※※
ゼオルート「いやあ、さすがですねぇ、マサキ。よくこれだけ上達したものです。今日はこの位にしておきましょう」「このまま続けると、私の立場がなくなっちゃいそうですからね」
※※マサキHP50%以下のセリフ※※
ゼオルート「ふう、今日はこの辺にしておきましょう」
マサキ「ま、まだまだっ!!」
ゼオルート「無理ばかりしても仕方ありませんよ。適度に抑えるのも訓練です」

プレシア「!? お父さん、お兄ちゃん!! なんか来るよ!!」
マサキ「!? 何だ!?」
〔敵ユニット出現〕
※※既にゼオルート撃破の場合のセリフ※※
ルオゾール「ほう……これはこれは。あの名高きゼルート卿を倒すとは……」
※※まだゼオルート健在の場合のセリフ※※
ルオゾール「ほほう、マサキ=アンドーだけかと思っていましたが、ゼオルート卿もおいででしたか」

マサキ「ちっ、またルオゾールか!!」
ゼオルート「ルオゾール、何の用です?」
ルオゾール「知れた事。マサキ殿のお命、ちょうだいに参上しただけの事です」
マサキ「へっ! できるもんならやってみやがれっての!!」
ルオゾール「では、遠慮なく」
〔敵ユニット出現〕
※※既にゼオルート撃破の場合のセリフ※※
ルオゾール「さて、マサキ殿、たった一機でこの数を相手にできますかな?」
※※まだゼオルート健在の場合のセリフ※※
ルオゾール「さて、これだけいれば、いかにゼオルート卿とて、そうそうマサキ殿の援護ばかりもできますまい」
ゼオルート「む……」
〔ゼオルート、敵から味方へ〕


<マサキが撃破される・勝利条件達成>

マサキ「しまった!?」
〔味方ユニット爆発〕
ゼオルート「いやあ、運が悪かったですねえ。それにしてもマサキ、最近練習サボってませんか?」
プレシア「!? お父さん、お兄ちゃん!! なんか来るよ!!」
マサキ「!? 何だ!?」
〔敵ユニット出現〕
ルオゾール「いやいや、いいものを見せていただきましたよ。しかし、ウワサのマサキ=アンドー殿も、この程度でしたか」「これなら気にするほどの事もないようですな。では、私めも退散しましょう」
〔敵ユニット離脱〕
ゼオルート「何しに来たんでしょうね?」
〔味方ユニット出現〕
ファング「ゼオルート師範、さっき、ここにルオゾールが来ませんでしたか!?」
ゼオルート「来ましたけど、帰っちゃいました」
マサキ「誰だ?」
ゼオルート「近衛騎士団のメンバーで、私の教え子です」
マサキ「へえ、おっさんの弟子か。 ま、よろしく頼まあ」
ファング「……」
マサキ「何だよ、返事ぐらいしな!!」
ゼオルート「まあまあ、マサキ。ファングはちょっと無骨なんで、照れてるんですよ」
マサキ「……そうは思えねえけどな……」
〔ゼオルート、敵から味方へ〕
【戦闘マップ終了】

<敵増援1出現の2ターン後のPP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
※※既にゼオルート撃破の場合のセリフ※※
ファング「ゼオルート師範! ご無事ですか?」
ゼオルート「ファングですか。油断してしまいました。まあ、何とか無事脱出しましたよ」
※※まだゼオルート健在の場合のセリフ※※
ファング「ゼオルート師範! お助けに参りました!!」
ゼオルート「ファングですか。助かりました」

マサキ「誰だ?」
ゼオルート「近衛騎士団のメンバーで、私の教え子です」
マサキ「へえ、おっさんの弟子か。ま、よろしく頼まあ」
ファング「……」
マサキ「何だよ、返事ぐらいしな!!」
ゼオルート「まあまあ、マサキ。ファングはちょっと無骨なんで、照れてるんですよ」
マサキ「……そうは思えねえけどな……」

<ルオゾールHP50%以下>
ルオゾール「ほう、なかなかお強い。もうすこしお相手して差し上げたいところですが、この辺で失礼させていただきましょう」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
≪味方援軍1出現前に達成≫

ファング「ゼオルート師範、さっき、ここにルオゾールが来ませんでしたか!?」
ゼオルート「来ましたけど、帰っちゃいました」
マサキ「誰だ?」
ゼオルート「近衛騎士団のメンバーで、私の教え子です」
マサキ「へえ、おっさんの弟子か。 ま、よろしく頼まあ」
ファング「……」
マサキ「何だよ、返事ぐらいしな!!」
ゼオルート「まあまあ、マサキ。ファングはちょっと無骨なんで、照れてるんですよ」
マサキ「……そうは思えねえけどな……」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

※※味方援軍1出現後の場合、セリフ追加※※
ゼオルート「いやあ、さすがはファング。ゼルガードを見事に使いこなしてますね」
ファング「これも任務ですから」

ゼオルート「ファングは、ラ・ギアスの人間にしてはめずらしく、高いプラーナを持っているんですよ」「ですから、こうして魔装機の試験操者を務めているわけです」「いやあ、私の弟子とはいえ、私などよりよっぽど才能がありますよ」
ファング「師範、それは違います。師範こそ、それだけの腕があるのですから、魔装機の操者になるべきです」
ゼオルート「私なんかより、マサキ達の方が高いプラーナを持っていますからね。おまかせした方がいいです」
ファング「師範!! なぜそのような事を!! ラ・ギアスの事は、我々ラ・ギアスの人間が解決すべきです!!」「地上人など、頼る必要はありません!!」
ゼオルート「しかしねぇ、ファング……」
ファング「大体地上人がそれほどあてになるものでしょうか? あのルビッカがいい例です! 彼らを信用するなど……」
ゼオルート「よしなさい、ファング!!」
ファング「……」
ゼオルート「マサキ達は地上人ですが、真剣に私達のために戦ってくれているのですよ」「その彼らに対して、今の言葉は言い過ぎです。謝りなさい」
ファング「……任務は完了しました。失礼します」
ゼオルート「あ、待ちなさい、ファング!!」
マサキ「……何だ、あの野郎……」
ゼオルート「すみません、マサキ。彼はちょっとプライドが高すぎるのです」
マサキ「……まあ、気持ちはわからないでもないけどな」
ゼオルート「彼のような考えを持っている人は、他にもいます。けど、みんながみんな、そうじゃないという事は覚えておいてください」
マサキ「わかってるさ」
プレシア「お兄ちゃん、私、いつまでもお兄ちゃんの味方だからね」
マサキ「ありがとう、プレシア」
ゼオルート「ところで、どうしましょうか? まだ日没まで時間がありますし」
プレシア「もうちょっと遊んでこうよ、お兄ちゃん」
マサキ「そうだな……まだ時間はあるし」
マサキ「いや、戻ろう。なんか、気になる」

≪「そうだな……まだ時間はあるし」を選択≫

プレシア「やったあ!!」
ゼオルート「じゃ、もうしばらくここでゆっくりしましょう」
【シナリオエンドデモ終了】

≪「いや、戻ろう。なんか、気になる」を選択≫

プレシア「ちぇっ」
マサキ「わりいなプレシア。なんか妙に王都の事が気にかかるんだ。気のせいならいいんだが……」
【シナリオエンドデモ終了】


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