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No.20
ライバル

【シナリオデモ開始】
〔カーソル、東へ移動〕
マサキ「まだINSは直らねえのか?」
クロ「文句いうニャら、手伝ってよ」
マサキ「いいのか? 俺がやると、よけいに壊れちまうって言ってたくせに」
クロ「……もう、いいわよ。もうすぐ終わるから。後は、この線をつニャいで……と。OK、ニャおったわよ」
マサキ「お、サンキュ。しかし器用だよな。口だけで修理しちまうなんてよ」
クロ「使い魔って、そういうものでしょ」
マサキ「んで、ここはどこなんだ?」
クロ「ちょっと待って……ええっと……あら、ルザック州よ! バゴニアとの国境近く!」
マサキ「なんか、えらく離れたところに出ちまったな」
クロ「しかも、どうもバゴニア領内を勝手に通過してたみたいよ。よくみつからニャかったものね」
シロ「あれ? ニャンだ? こんなとこで通信が入ってるニャ」
マサキ「通信? 誰からだ? つないでみてくれ」
ゼオルート「やっぱりマサキでしたね。どうしてこんな所にいるんです?」
マサキ「ゼオルートのおっさん!? おっさんこそ、なんでここに!?」
ゼオルート「私はバゴニアに用事があって、今帰るところですよ」
マサキ「あ……そういや、プレシアがそんな事言ってたな」
ゼオルート「マサキこそ、ここで一体何をしてるんです?」
マサキ「お、俺は……まあ、その、いいじゃねえかよ、そんな細かい事は」
ゼオルート「怪しいですねえ……ま、いいでしょう」「それより、あんまりそっちに行かない方がいいですよ。へたをすると国境を越えちゃいますから」「あなた、バゴニアの入国許可証、持ってないでしょう?」
マサキ「あ、いけね」
クロ「……もう遅いわよ」
ゼオルート「ちょっとそこで待っててください。すぐに合流しますから」

ゼオルート「ああ、よかった。けっこう荷物が多くて困ってたんですよ」
マサキ「何だよ、この荷物は!?」
ゼオルート「おみやげですよ。あなたの分もありますよ、ほら」
マサキ「一体バゴニアに何しに行ってたんだよ?」
ゼオルート「武術交流の使節です。それにバゴニアには、私のライバルがいましてね。旧交をあたためてきました」「シュメル=ヒュールといって、世界大会三連覇を成し遂げたんですよ。スゴイでしょう?」
マサキ「へえ、そんなやつとおっさんがライバルだったなんてねえ……」
ゼオルート「いやあ、彼の方が強かったですよ。今はもう、引退してますけどね」「じゃ、帰りましょうか、マサキ」
マサキ「え? あ、あ~……ちょ~っとだけ、待ってくれねえかな?」
ゼオルート「……マサキ、あなた何かしでかしましたね?」
マサキ「う……」
ゼオルート「しょうがありませんねぇ~。またテュッティにしかられるような事をしたんですね?」「じゃあ、私が何とか……」「おや? 今、反応が……」
マサキ「なんかいるのか?」
ゼオルート「みたいです」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ライバル」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔第3軍ユニット出現〕

ゼオルート「確か、ここらへんだと思ったんですけどねぇ」
〔敵ユニット出現〕
テロリスト「くそっ、見つかっちまった!」
ゼオルート「おや、テロリストですか?」
マサキ「なんでこんなとこに……ここはなんかあるのか?」
ゼオルート「う~ん、テロリストの狙うようなものはないはずなんですけどねぇ」
テロリスト「……まあいい、さっき受け取ったばかりのあいつを試してみるか」
〔敵ユニット出現〕
ゼオルート「おや、あれは……」
マサキ「サイバスターを奪われた時に出て来たヤツだな」
ゼオルート「なるほど、ここで受け渡しをしていたわけですね」
マサキ「ほっといたら、ろくな事しでかさねえぜ、あいつら」
ゼオルート「そうですね、一度おきゅうをすすえてあげましょう」
〔第3軍ユニット出現〕
ファング「ようやく追いつきましたよ、ゼオルート師範」
ゼオルート「おや、ファング、どうしたんです? あなたは先に帰ったんじゃなかったでしたっけ?」
ファング「いやな予感がしたものですから、戻ってきたんです。ここは、俺にまかせてください」「修行の成果をお見せしますよ!」
※※No8を通った場合のセリフ※※
マサキ「待て待て、なんでお前がしゃしゃり出て来るんだよ?」
ファング「マサキ=アンドーか」
マサキ「こんなやつら、てめえの手を借りるまでもねえ。俺一人でやっつけてやるぜ!」
※※No8を通らなかった場合のセリフ※※
マサキ「誰だ、あれ?」
ゼオルート「ファング=ザン=ビシアスといって、近衛騎士団員ですよ。私の弟子でもあります」「ファングはプラーナ値が高いので、こうして魔装機のテスト操者もしているんです」
ファング「……マサキ=アンドー……地上人だな? お前はそこで見物していろ」
マサキ「何言ってやがる! こんなやつら、てめえの手を借りるまでもねえ! 俺一人でやっつけてやるぜ!!」
ファング「何をっ!!」
ゼオルート「まあまあ、二人とも。仕方ないですねえ、なら、こうしましょう」「ここはお二人にまかせます。で、どちらが多くテロリストをかたづける事ができるかで勝負してください」「負けた方は、勝った方に食事をおごる。これで、すべてを水に流すんです」
ファング「師範! それはいくらなんでも不謹慎ではありませんか!?」
ゼオルート「う~ん、そう言われればそうなんですけどねえ……でも、この場合、そうするしか、二人とも納得しないでしょう?」
ファング「……そう言われると……」
マサキ「そうかもな……」
テロリスト「……さっきから黙って聞いておれば勝手な事をっ!! 許さんっ!!」
マサキ「ちっ、しょうがねえ……」
ファング「やるしかないようだな!!」
ゼオルート「では、二人でがんばってください。私は、さがっていますから」
〔第3軍ユニット離脱〕
<戦闘開始>

<マサキが敵撃破(1回目)>

マサキ「これでひとつっ!! 次っ!!」

<マサキが敵撃破(2回目)>
マサキ「ふたつっ!!」

<マサキが敵撃破(3回目)>
マサキ「三つめっ!!」

<マサキが敵撃破(4回目)>
マサキ「四つっ!! これで、俺の勝ちだっ!!」

<マサキが全機撃破>
マサキ「見たか、パーフェクトだぜっ!!」

<ファングが敵撃破(1回目)>
ファング「まずはひとつ……」

<ファングが敵撃破(2回目)>
ファング「ふたつめ……」

<ファングが敵撃破(3回目)>
ファング「みっつめ……楽なものだ」

<ファングが敵撃破(4回目)>
ファング「4機目。これで、俺の勝ちが決定したな」

<ファングが撃破される>
※※決着確定前の場合のセリフ※※
ファング「バカな……油断したか……みすみす勝ちをゆずるとは……」
※※ファング敗北確定の場合のセリフ※※
ファング「しまった!! ……まあいい、俺の勝ちは決まっているからな」
※※ファング勝利確定の場合のセリフ※※
ファング「くっ……負けた上にこの屈辱か……情けないっ!!」


<敵全滅・勝利条件達成>
〔第3軍ユニット出現〕
ゼオルート「いやあ、お見事でした」
※※既にマサキが撃破されている場合、セリフ追加※※
ファング「……マサキとやらは、やられたようですがね」
※※既にファングが撃破されている場合、セリフ追加※※
マサキ「へっ、ファングの野郎、口ほどにもねえ、やられちまったぜ」
※※マサキ勝利の場合のセリフ※※
ゼオルート「この勝負、マサキの勝ちですね」
※※ファング勝利の場合のセリフ※※
ゼオルート「この勝負、ファングの勝ちです」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

≪マサキ勝利≫
ゼオルート「さあ、ファング、約束通り、マサキに食事をおごって、変なわだかまりをなくしてください」
ファング「……わかりました。師範のおおせとあれば、したがうまでです」
※※マサキパーフェクト勝ちの場合のセリフ※※
マサキ「へっ、パーフェクト負けしたくせによ」
マサキ「ま、俺も運がよかったのかもな」

≪「へっ、パーフェクト負けしたくせによ」を選択≫

ファング「なんだとっ!!」
ゼオルート「ファング、抑えて! マサキ、あなたもテングになりすぎです」
マサキ「実力の差ってやつだろ」
ファング「……失礼します、師範!!」
ゼオルート「ファング!? ……マサキ、あなた、ちょっと言い過ぎですよ」「人の気持ちをはかれないようではあなたもまだまだ未熟です」
マサキ「けど……事実は事実だぜ」
ゼオルート「どうやら今のあなたには、言ってもわからないようですね……それでは、今にひどい目に会いますよ?」
マサキ「……」
ゼオルート「ま、いいでしょう。帰りましょうか」

≪「ま、俺も運がよかったのかもな」を選択≫
ファング「……同情などいらん」
マサキ「同情じゃねえぜ、本気だ」
ファング「……ふ、俺の負けだな。いさぎよく認めるよ。だが、次は俺が勝って見せるぞ」
マサキ「ははは、俺だって負けねえって」
ゼオルート「マサキ、少しは人の気持ちがわかるようになったんですね」
マサキ「なんだよ、人をボクネンジンみたいに」
※※マサキパーフェクト勝ちしなかった場合のセリフ※※
マサキ「まあ、あんたもやるじゃねえか、ファング。見直したぜ」
ファング「ふ、当然だ。負けたのが不思議なくらいなんだからな」
マサキ「はははっ!! いいぜ、その性格。ま、よろしくやろうや」
ファング「む……わかった」


≪ファング勝利≫
ゼオルート「マサキ、あなたの負けです」
マサキ「……わかってらあ。ファング、何でもお前さんの好きなもん、おごってやるぜ」
ファング「……けっこうだ。お前におごってもらいたくなどない」
マサキ「な……てめえ、人が下手に出てりゃいい気になりやがって!!」
ゼオルート「ファング、言い過ぎですよ!」
ファング「地上人などに、我々の世界を好きにされたくはありませんからね! 私はこれで失礼します!」
ゼオルート「ファング、待ちなさい!」
マサキ「何だよ、あいつは」
ゼオルート「すみませんねえ、不肖の弟子で」

〔カーソル、王都ラングランへ移動〕
マサキ「ただいま」
フェイル「マサキ、無事だったか。よかった。一体何を……」
テュッティ「マサキ!! 何でそんな勝手な事するの!!」「いくら魔装機神の操者が自由だからって、やっていい事と悪い事があるわ!!」「地上でもしもの事があったら、どうする気!?」「いえ、それよりあなたが地上に出ている間に、ラ・ギアスが危機に陥ったら?」「あなたは、魔装機神操者としての義務を忘れたの!?」
マサキ「……うっせえな、ぽんぽんどなるなよ。黙って出たのは悪かったって、謝ってるだろ」
テュッティ「いいえ、あなたはまだ、心から反省していません。お姉さんはすべてお見通しなのよ」
マサキ「誰が姉さんだ!?」
ゼオルート「あの~、テュッティ、もうそれくらいにしてあげませんか? 本人も反省しているようですし……」
テュッティ「ゼオルートさん、そんなあまい事を言っていては、マサキはいつまでたっても半人前です!」「大体マサキは……あ、こら!! マサキ、どこ行くのよ、待ちなさいっ!!」
マサキ「へん、つきあってられるかよ!」
テュッティ「マサキ、待ちなさいっ!!」
モニカ「……お二人とも、行ってしまわれましたわね。ところでお兄様、マサキの事、本当にあれでよろしいのですか?」
フェイル「ああ、マサキはあれで、意外と責任感がある。テュッティも、そう感じているからこそ、あれだけ注意しているんだ」
モニカ「そうでしょうか? 私には、ただガサツなだけにしか見えませんわ。クリストフ様のツメのアカでも飲ませたいくらいですもの」
フェイル「ハハ、クリストフと比較しては、彼がかわいそうだよ。クリストフは特別なのさ」
モニカ「それよりお兄様、そろそろお薬の時間では?」
フェイル「ああ……もうそんな時間か」
モニカ「お兄様……」
フェイル「モニカ、そう心配そうな顔をするな。大丈夫だ、お医者さまもそう言ってただろ」「最近は体調もいいし、この分なら、すぐに治るさ……きっと」
【シナリオエンドデモ終了】


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