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No.4
晩餐会

【シナリオデモ開始】
セニア「それじゃ、アンティラス隊発足に伴う新メンバーを紹介するわね。まずは、アンティラス隊の代表となる、最高評議会議長のワグネル・グラン・チェレンドル殿下」
ワグネル「殿下はやめてくださいよ、セニア。王位継承権は放棄したんだから」
マサキ「あー、王族の人なのか?」
ワグネル「ええ、チェレンドル家と言って、ラングラン18王家の末席に席をおいてます。どうぞよろしく。んー、とは言ってもアンティラス隊が正式に発足したら、王家からは離脱するんですけどね」
マサキ「えーと、評議長って呼べばいいのか?」
ワグネル「んー、ちょっとそれは勘弁して欲しいですね。ただの代表って呼んでもらった方がしっくりきます」
セニア「おじさんは昔っから、そうやってすぐ上に立つのを逃げるんだから」
ワグネル「まあまあ、それが性分なんですよ。それが何の因果か、アンティラス隊の代表になっちゃいましたけどね」
ベッキー「で、代表って、具体的に何する人なんだい?」
ワグネル「んー、そうですね。皆さんの意見の取りまとめとか仲裁とか、後、外交時の代表としてサインするとか。まあ、要するにアンティラス隊の顔になれって事なんでしょう」
セニア「おじさんは、顔だけなら国王が務まるって、昔から言われてたもんね」
ワグネル「んー、人間誰しも、一つくらいは取り柄があるもんですよ」
ミオ「……そういうの、自分で言っちゃう人なんだ」
セニア「それじゃ、次の人の紹介ね。えーと……」

セニア「えっと、次が最後ね。新任操者のメフィル・ザニア・ボーラング中尉」
メフィル「メフィルですぅ。よろしくお願いしますぅ~」
セニア「今は空いてる魔装機がないから、予備のガディフォールに乗ってもらう事になるわね」
シャリアン「ボーラング? まさか、あのボーラング家の?」
ツレイン「メフィルは関係ありません!! その話はやめてください!」
シャリアン「あ……す、すまん」
マサキ「?」
ミオ「あれ? 二人は知り合い?」
メフィル「はい~。幼馴染みなんですよぉ。ツレちゃんとは~」
ツレイン「ツレちゃんはやめろっての!」
マサキ「以上で紹介は終わりだな」
ミオ「ツレイン、覚え切れた?」
ツレイン「皆さんの書類は事前に頂いてましたから、なんとか」
ブラッドロイ「後は明日の晩餐会で、陛下のお目通りを残すだけだな」
マサキ「晩餐会?」
テュッティ「マサキ……また上の空だったわね。明日の晩、陛下との晩餐会があるの」
マサキ「何でだよ? もう俺達ゃラングラン政府と関係ねーんじゃなかったか?」
テュッティ「何言ってるの。アンティラス隊の正式発足は明後日よ。フリングホルニの観艦式が終わってから」
マサキ「観艦式? そんなのまであるのかよ。パスできねぇのか?」
テュッティ「魔装機神操者は、一国の元首に近いのよ。少しは式典にも慣れなさい」
マサキ「うー、めんどくせぇ。式典ってやつぁ、いつまで経っても慣れねぇんだよなぁ」
リューネ「マサキ、正装は持ってるの?」
マサキ「正装? 俺はいつでもこのカッコだぜ」
テュッティ「……そう言えば、聖号を賜与された時も、そのカッコだったわねぇ」
マサキ「こいつが俺の正装って事だな」
リューネ「ダメ! 他はともかく、晩餐会はそのカッコじゃダメ!」
マサキ「な、なんかやけに力説するな、お前」
リューネ「今日はマサキん家に行くから! あたしがきちんとした服、選んであげる」
マサキ「何勝手に決めてんだよ」
リューネ「いいから、さっさと行く!」
マサキ「うわっ!? こ、こら、引っ張るな!」
ミオ「……行っちゃった。ま、マサキが力でリューネさんにかなうワケないか」
ウェンディ「…………」
ミオ「にひひ。ウェンディさん、気になる?」
ウェンディ「えっ? な、何の事?」
ミオ「あー、こんな所にマサキの忘れ物があるよー(棒読み)」
ウェンディ「えっ?」
ミオ「ほら、携電、忘れてる」
ウェンディ「あ、ホント」
ミオ「今頃マサキ、困ってるだろーなー。誰か届けてあげないとー」
ウェンディ「そ、そうね、届けないと」
ミオ「はい、パス。それじゃ、いってら~」
ウェンディ「う、うん、そうね、行ってきます」
ミオ「ふう……世話が焼けるなぁ」
セニア「ていうか、ミオがそんな風にお節介焼くのって珍しくない?」
ミオ「だって、その方が面白そうじゃない。明日の晩餐会、楽しみ~」

〔ドアノブを回す音〕
マサキ「ただいま」
プレシア「あ、お兄ちゃん。お帰りなさい」
リューネ「お邪魔しまーす」
プレシア「あ、リューネさんも一緒なんだ」
リューネ「うん、明日の晩餐会の事でね。ちゃんと正装しないと……」
〔ピンポン音〕
プレシア「あ、はーい」
マサキ「客か? 珍しいな」
〔ドアノブを回す音〕
プレシア「あ! ウェンディさん! どうぞ、入って、入って」
リューネ「えっ? ウェンディさん?」
ウェンディ「えーと……お邪魔します」
マサキ「どうした、ウェンディ。何かあったのか?」
ウェンディ「マサキ、これ。忘れ物よ」
マサキ「あ!? 俺の携電! 艦に忘れてたのか。わざわざありがとうよ」
ウェンディ「ううん、いいの。それよりその……晩餐会の事なんだけど……」
リューネ「そうだね、ウェンディさんも一緒に選ぼう」
ウェンディ「え?」
リューネ「そのためにわざわざ携電、持ってきてくれたんでしょ?」
ウェンディ「ええと、その、まあ、そういうワケでもあるというか、ないというか……」
リューネ「いいから、いいから。プレシア、クローゼットってどこ?」
プレシア「あ、うん。こっちだよ」
マサキ「……俺の意志は一切無視か」

マサキ「う~……首が苦しい……」
[イベント「晩餐会にて」]
リューネ「ほら、しゃんとして」
マサキ「そういうがな、俺はきんなカッコしたの、両親の葬式以来だぞ」
リューネ「葬式と一緒にしない!」
ウェンディ「…………」
リューネ「? ウェンディさん、どうしたの?」
ウェンディ「えっ? う、ううん。その……マサキって、こういうカッコも似合うなあって思って」
リューネ「あー、うん。確かに。昨日一所懸命選んだ甲斐があったよね」
マサキ「どうせ、馬子にも衣裳とか言うんだろ」
リューネ「ううん、そんな事ないって。あたしは惚れ直した。ね、ウェンディさん」
ウェンディ「ええ……そうね……えっ? あ、いえ、その、そうなんだけど、ちょっと今のは……」
リューネ「照れない照れない。あ、いや、待てよ。もしかしてマサキって、そういうタイプの方が好みとか?」
マサキ「俺に振るな!」

????(ギド)「美しいお嬢さん方、楽しんでおられる様ですな」
リューネ「え? あ、どうも。初めまして、あたしは……」
????(ギド)「存じ上げていますよ、リューネ・ゾルダーク嬢。そして、そちらがウェンディ・ラスム・イクナート嬢」
ウェンディ「は、はい。その、あなたは?」
ギド「申し遅れました。私はギド・ゼーホーファーと申します」
リューネ「もしかして……地上人?」
ギド「その通りです。一応、魔装機操者の予備役に登録されております」
ウェンディ「そうでしたか。では、もしかするとアンティラス隊に?」
ギド「残念ながら、私は操者として落第生でして。アンティラス隊にお呼びが掛かる事はないでしょう」
ウェンディ「そんな、ご謙遜を」
ギド「いえいえ。しかしお二人共お美しい。こんな美人がいらっしゃるのなら、アンティラス隊に入りたいものですな」
マサキ「……おい。俺は目に入ってねぇのか?」
ギド「おお、忘れてたよ。君はマサキ・アンドーだったね。よろしく」
マサキ「口調まで変わりやがって。ま、いいがな。よろしく。アンティラス隊配属希望ってのはマジなのか?」
ギド「ああ、そのつもりだ。予備役でくすぶっているよりは楽しそうだからな」
ウェンディ「あ、マサキ! 陛下がいらっしゃったわよ」
マサキ「へ? あ、ああ。セニアも一緒か」
ギド「では、私はここで。フロイライン、またいつか、縁がありましたらお会いしましょう」
クィンティヌス「ようこそ、晩餐会へ。マサキ・アンドー。リューネ・ゾルダーク。ウェンディ・ラスム・イクナート」
ウェンディ「この度はご招待頂き、誠にありがとうございます」
セニア「堅っ苦しいなぁ。クィンティヌスって、もっとフランクじゃなかった?」
クィンティヌス「立場を考えてくれよ、セニア。これでも一国の元首なんだぜ」
セニア「まー、そうなんだけど……」
クィンティヌス「大体フェイルロード陛下があんな事にならなきゃ……おっと、侍従長がにらんでる」
セニア「あ、あの人、まだ侍従長やってたんだ。兄さんもよく怒られてたなぁ」
クィンティヌス「フェイルロード陛下でさえ、そうなんだからね。僕なんかそりゃもう、怒られまくりだよ」
セニア「それもまた、王族の務めよ。一応、帝王学は学んだんでしょ?」
クィンティヌス「ホントに一応程度だよ。忘れてる事も多くて大変だ」
セニア「お疲れ様」」
クィンティヌス「ああそろそろ別の賓客を迎えないと」
セニア「そっか。それじゃ、あたしはマサキ達ともう少し話したい事あるから、ここで」
クィンティヌス「わかった。時間がとれたら、また話そう、セニア」
セニア「そうだね。ところで、そのヒゲ……生やしてるの?」
クィンティヌス「ああ、これ? 少しでも威厳を出そうかと。……変かな?」
セニア「……ま、様子見ね。最初から似合うワケないし」
クィンティヌス「辛辣なご意見、ありがとう。それじゃ、また」
ウェンディ「ふう……セニア様、国王陛下相手にあまりあの様な口の利き方は……」
セニア「いやあ、わかってるんだけどね。小さい頃から知ってる顔が目の前にあると、つい、ね」
マサキ「それで、話したい事って何だよ?」
セニア「え? ああ、あれウソ。ただの口実。付き合わされて挨拶回りなんて、飽き飽きしてたから」
マサキ「うん、お前らしいが……」
〔警報〕
マサキ「!? 警報かっ!?」
セニア「これは……何者かが王都に侵入? 近衛兵は何やってんのよ!?」
ウェンディ「治安局に行って、私達も出撃しましょう」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「晩餐会」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

????(エリック)「ようよう、楽しそうなパーティやってるじゃねぇか! 俺らも参加させてもらうぜぇ!」
マサキ「うわっ!? な、何だぁ? あれ、ベンディットとグラフ・ドローンだよな?」
セニア「あの悪趣味な塗装……間違いないわ! あいつら、『晨明旅団』よ!」
マサキ「しんめい……何だって?」
セニア「晨明旅団、テロリストよ。……ただし、バカの集まりだけど」
エリック「言ってくれるぜ、お嬢ちゃん! このエリック・グレゴリックをバカ呼ばわりして生き延びたヤツぁ、200人しかいねぇんだぜ!」
ミオ「多っ!」
????(ズネロ)「ヘッド、まだ200人いってませんぜ。正確には今ので194人です」
エリック「おう、そうだったか。さすがは知恵者ズネロ。よく覚えてるぜ。けど、四捨五入すりゃ200人だろ?」
ズネロ「……一の位だと190人ですがね」
エリック「んなもん、大体でいーんだよ!」
マサキ「うわー……ホントにバカだ、こいつ」
ミオ「何か、世紀末にバイクに乗って暴れ回ってそう……」
エリック「おう、時は今こそ世紀末だからな! わかってんじゃねーか、お嬢ちゃん」
ミオ「え? あ、そうか。ラ・ギアスの暦だと今は4959年だっけ。確かに世紀末に近いんだ」
エリック「おう、いい響きだろ、世紀末ってよ! ワクワクするだろ! まさに俺達の時代ってもんよ!」
ミオ「けど、あんた達って、すぐにやられるタイプだと思うな」
エリック「そいつはどうかな? 野郎共、突撃!」
手下(細)「おおっ!!」
ズネロ「はいはい」
〈出撃準備〉
<戦闘開始>

<マサキvsエリック>

マサキ「てめぇら、一体何が目的だ!?」
エリック「目的ぃ? んなもん決まってるぜ! 人生楽しんだモン勝ち! それだけよ!」
マサキ「面白半分で、王都を襲うのかよ!?」
エリック「面白半分じゃねぇ! 面白全部だ!」
マサキ「……ホントにロクでもねぇ連中だな」

<ミオvsエリック>
エリック「楽しくやろうぜ、お嬢ちゃん!」
ミオ「まあ、確かにあんた達って、傍から見てる分には楽しそうだけどねぇ」
エリック「おう、楽しいぜぇ!」
ミオ「けど、人の迷惑くらい考えなさいっ!」
エリック「そんなもん関係ねーなぁ。俺様が楽しければいいのよ!」

<セニアvsエリック>
セニア「それ、もしかしてエリアルのバゾーダン? 随分古くさい機体ね」
エリック「ただのバソーダンじゃねぇ! 俺様が手ずからチューンナップした、至高の逸品、バソーダン極よ! このカッコ良さがわかんねぇとは、お子ちゃまだな!」
セニア「確かに、馬力だけなら充分現役で通用する魔装機だけど……その塗装はいくら何でも悪趣味でしょ」

<エリック撃破>
エリック「ちっ、やられちまったか。まあいい、楽しませてもらったぜ。あばよっ!」
〔敵ユニット撃破〕

<ズネロ撃破>
ズネロ「あいたた……参りやした。ここはひとまず、ずらかりやしょう」
〔敵ユニット撃破〕

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マサキ「さっきのヤツら、随分国際色豊かな魔装機に乗ってたな」
セニア「ベンディットはバゴニア製だし、バゾーダンはエリアル製、グラフ・ドローンはどこでも使ってるけど」
ミオ「エリアルはよく知らないけど、バゴニア製があるんだったら、バゴニアと関係してるのかな?」
セニア「晨明旅団のバックに、特定の国家がついてるって情報はないわ。この間の戦争で、魔装機は色々と流出してるから、ああいうテロリストでも手にいれられるのよ」
ウェンディ「困ったものですね」
セニア「アカデミーはその辺、しっかりしてるからね」
ウェンディ「練金学士として当然の事ですから」
マサキ「しっかし、テロリストってヤツはいなくなんねぇもんなんだな」
セニア「まあ、どんな体制にも不満分子ってのはいるものよ。もっとも、地上人が増えてからは急増してるけどね」
マサキ「……前にも聞いたな、そんな話」
セニア「問題はこう易々と王都に賊を侵入させた事よ。治安局の連中といい、近衛騎士団といい、たるんでるわ」
ウェンディ「でも、彼らは隠形の術を使ってましたし……」
セニア「それも問題よ。あの術は使える術者はそう多くないし、咒素子にしても大量生産できない。そんな貴重品をあんなバカなテロリストが手にいれられるって事が厄介なのよ」
ウェンディ「治安局と近衛騎士団には抗議はしておきましたけど……あまりいい反応は返ってきませんでした」
セニア「……まあ、彼らも彼らなりにやってるのは認めるわ。あんまり問い詰めてもね……予算削られてるし、その原因はアンティラス隊だし」
マサキ「こっちに矛先が向かってくるって事か」
クィンティヌス「できるだけ防波堤になるつもりだよ」
ウェンディ「えっ? あ…陛下? いつの間にここへ……」
セニア「ちょっと、近衛兵は?」
クィンティヌス「表で待機してるよ。今回の訪問は非公式って事で」
セニア「……あんたも腰が軽いわね」
クィンティヌス「今回の事でお礼を言っておこうと思ってね。君達のお陰で助かったよ」
マサキ「あー、どうも」
クィンティヌス「僕から直接政府に働きかけはできないが、勲章授与の口添え程度ならできる。少しでも権威が上がれば、君達も行動しやすくなるだろう?」
ウェンディ「お心遣い、感謝します、陛下」
セニア「おじさんを代表にって推したの、あんたなんだってね?」
クィンティヌス「ああ、先生から聞いたのか。あの人はいい人だよ。人当たりもいいし、頭もいい」
セニア「先生? あ、そっか。おじさんはあんたの家庭教師やってた事あったんだっけ」
クィンティヌス「うん、だから僕は先生の事はよく知ってる。きっと君達の力になってくれるはずだよ」
セニア「そっか。おじさん、普段は頼りないけどいざって時は意外と切れるトコもあるもんね。確かにアンティラス隊の代表にはぴったりかも」
クィンティヌス「フェイルロード陛下と違って、僕は実務にほとんど触れてなかったから、今はこれが精一杯だ。だけど、君達に期待する想いは、陛下から受け継いでいるつもりだからね。できるだけの事はさせてもらうよ。それじゃ、そろそろ時間だ。また、今度」
マサキ「……話のわかる陛下じゃねえか」
セニア「庶民的なのが問題だけど」
リューネ「ここに、もっと庶民的な元王族がいるよ」
セニア「失礼ね。元、じゃなくて、今でも王族! 継承権がないだけ」
リューネ「庶民的ってトコには反論しないんだ」
ウェンディ「そろそろブリーフィングも終わりにしましょう。明日の観艦式は朝早いから」

マサキ「お、メフィル。休憩か?」

メフィル「あ、はい~。マサキさんもぉ?」
マサキ「ああ、慣れねぇ晩餐会ってヤツで気疲れしちまった」
メフィル「私は控え室にいましたけどぉ~、それでも緊張しちゃいましたぁ」
マサキ「……ちょっと質問、いいか?」
メフィル「はい~? 何ですかぁ?」
マサキ「……もし答えにくい事なら、無理して答えなくていい。昼間シャリアンが、ボーラング家がどうのって言ってたよな? あれってどういう事なんだ?」
メフィル「ああ~、あれですかぁ。実はですねぇ、私の両親ってぇ、ヴォルクルス教徒だったんですよぉ」
マサキ「なっ!? お、お前……マジか?」
メフィル「はい~。あ、言っておきますけどぉ、私は違いますよぉ。両親はぁ、神官階級だったんですけどぉ~、ちょっと色々あってぇ、ヴォルクルス教に入信しちゃったんですぅ。ルオゾールの部下になってたらしくぇ、2年前に魔装機神隊との戦いで死んじゃいましたけどねぇ」
マサキ「お前……そんな重い話をよくさらっと言えるな……」
メフィル「5年前にその事を知った時からぁ、もう両親とは絶縁してましたから~。それに、これまでさんざん言われてきた事ですしぃ、もう慣れちゃいましたぁ。まぁ、でもぉ、今でも悪いウワサは消えてくれないんですけどねぇ。あはは~」
マサキ「そうか……悪い事訊いちまったか?」
メフィル「気にしてくていいですよぉ。もっとも、ツレちゃんが聞いてたら、すっごく怒ったと思いますけどぉ」
マサキ「ああ、お前ら幼馴染みだったっけ。ツレインがかばってくれてたのか?」
メフィル「はい~。年下なのに優しいんですよぉ、ツレちゃんは~」
マサキ「そっか。いい友達を持ったな。じゃ、俺はそろそろ戻るわ」
メフィル「はい~。おやすみなさい~」
【シナリオエンドデモ終了】


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