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No.68C
全能なる調停者(前)

【シナリオデモ開始】
現在位置 第2新東京市

日向「Nerv本部の被害結果が出ました」
ブライト「うむ…」
日向「本部施設及び各ケイジ、ターミナルドグマ、セントラルドグマは完全に消滅…」「本部施設があった場所を中心にして、直径2キロメートルのクレーターが出来ています」
ミサト(………)
バニング「これで名実共にNervは消滅したということか…」
フォッカー「ああ。人類補完計画と共にな」
エマ(………)「もし、碇司令の言ったとおり…補完計画がSTMCの襲撃から生き延びる唯一の手段だとすれば…」「私達を待っている運命は…」
フォッカー(………)「そうとも限らんさ。50万年前にSTMCが襲って来てプロトカルチャーが滅びても…」「その末裔の俺達はこうして生きているじゃないか」
エマ「…ええ」
フォッカー「ということは補完計画以外の方法で生き延びた人間もいるってことだろう?」
エマ「そうですね…」
フォッカー「、あ、死海文書だかなんだか知らんが、そうそう予言どおりにはならんということだ」
ミサト(………)「日向君、ロンギヌスの槍とリリスはどうなったの?」
日向「…反応は何もありません。おそらく消滅したと思われます」
ミサト「そう……」
シーラ「…内部に残っておられた方達は?」
日向「…あの爆発の後で発見されたのは土砂に埋まっていたEVA零号機だけです」
シーラ「…そうですか…」
ミサト(………)(加地君……リツコ……)
ブライト「よし…直ちにコンペイ島へ帰還する。シーラ女王、グラン・ガランの発進準備をお願いします」
シーラ「…承知しました」
〔端末の動作音〕
日向「ん? これは…」
ブライト「?」
日向「爆発のクレーター内に生体反応を感知しました!」
シーラ「!」
ミサト「ホ、ホントなの!?」
日向「間違いありません! 反応は二つ…カメラを最大望遠にします!」
ブライト(………)
日向「あ、あれは…シンジ君とレイです!!」
ミサト「!」
フォッカー「シンジとレイが無事だったのか!?」
ブライト「すぐに救護班を回せ!」

ミサト「シンジ君!」
シンジ(………)
レイ(………)
シンジ「ごめんなさい、ミサトさん…勝手なことをして…」
ミサト「…バカ。ホントに心配したのよ、二人とも…!」
シンジ(………)「…ミサトさん、父さんは……」
ミサト(………)
シンジ「…父さんは…」「父さんは…僕と同じだったのかも知れない…」
ミサト「シンジ君…」
シンジ「周りの世界から拒絶されるのが怖くて…先に自分から心を閉じた…」「…本当は父さんも…他人から傷つけられるのが怖くて……」「なのに、僕は…僕は父さんを……」
ミサト(………)
アムロ「シンジ君、君の選択は決して間違ってはいない」
シンジ「アムロ大尉…」
万丈「…碇司令は人類補完計画によって全てのものに終わりを告げようとした」
シンジ(………)
万丈「だが、君はそれをよしとしなかったのだろう?」
シンジ(………)「……そうです…。僕は…僕を受け入れてくれたロンド=ベル隊のみんなを…」「みんなが守ろうとしているこの世界を失いたくはなかったんです」
アムロ「それは俺達も同じだ…」「過去と未来を否定した碇司令と未来を切り開くことを選択した君…」
シンジ(………)
アウロ「冷たい言い方だが、君がいなくても誰かが碇司令を止めていたに違いない」
シンジ(………)
万丈「それに…男ならいつか父親を超えるか、決別しなければならないものさ」
シンジ(………)「父さんが本当は何をしたかったのか…それはこれから考えようと思っています」
アムロ「…そうか」
シンジ「…ですから、僕は戦います」
シンジ「父さんと母さんが僕に遺してくれた…エヴァンゲリオン初号機で…」

ブライト「では、我々は月へ向かうことに?」
グローバル「そうだ。君達ロンド=ベル隊はムーンクレイドルの防衛任務に就いて欲しい」
ブライト「ムーンクレイドルとは…?」
グローバル「DCやマオ社が月面地下に建設した人工冬眠施設及びマイクロウェーブ送信施設の名称だ」
ブライト「確か、万丈君やリン社長が言っていた…」
グローバル「そうだ。現在、マクロスはそこへ向かっている」
万丈「じゃ、イージス計画発動の目処が立ったということですね」
グローバル「うむ…本艦と残存しているゼントラーディ艦の動力源を使う」
ブライト「では、超広範囲の重力バリアによって地球圏は守られるというわけですね」
グローバル「それは我々の働き次第だ。バリアだけで彼らの攻撃をしのぐことは到底不可能だからな」
ブライト(………)
バニング「我々の戦場はそのバリアの外か…」
フォッカー「ま、その方が気がねなく戦えるがな」
グローバル「おそらく、エアロゲイターは我々の動きに気づいていると思われる」
ブライト「彼らがムーンクレイドルへ攻撃を仕掛けてくる可能性があるということですね」
グローバル「そうだ。エアロゲイターとの最終決戦は月の周辺で行うことになるかも知れん」
ブライト「…了解です。ロンド=ベル隊は直ちに月へ向かいます」

〔扉の開閉音〕
甲児「おい! 大変だぜ、みんな!」
シーブック「シンジとレイが無事だったんだ!!」
シンジ「あ…甲児さん、シーブックさん…」
レイ(………)
甲児「あ、あれ?」
ちずる「あんた達、今頃何言ってんの?」
シーブック「いや、俺と甲児はさっきその話を聞いたばかりで…」
レイ(………)
甲児「何はともあれ、無事で良かったぜ。こないだのティターンズ騒ぎの時から心配してたからなあ」
レイ「…ごめんなさい。でも、もう大丈夫…」
甲児「!」
レイ「…碇君が呼んでくれたから」
シンジ「綾波…」
甲児(………)
ちずる「どうしたの、甲児君?」
甲児「い、いや…レイに謝られるなんて思ってもみなかったからさ」
レイ(………)
シーブック「ところで、君達は今までどこにいたんだ?」
レイ「碇司令と一緒に…」
竜馬「で、シンジ君がNerv爆発の寸前に彼女を助け出したんだ」
甲児「いいトコあるじゃねえか。見直したぜ、シンジ」
シンジ「え、ええ…でも…」「僕と綾波を助けてくれたのは国際警察機構の人なんです」
鉄牛「な、何だと!!」
銀鈴「ま、まさか…」
大作「載宗さん…?」
シンジ「名前は名乗ってくれなかったけど、大作くんのことを頼むって…」
大作(………)
鉄牛「ま、間違いねえ…それは兄貴だ…!」「おい、載宗の兄貴はどこへ行ったんだ!? 何で一緒じゃねえんだよ!!」
シンジ(………)
銀鈴「やめなさい、鉄牛。シンジ君のせいじゃないわ」
鉄牛「う……」
大作(…載宗さんが…僕達を助けるために…? そ、そんな…)(こ、これが…幸せのために犠牲…)(時代を超えるための不幸だっていうんですか、父さん…)
シンジ「…大作君……」
大作「くっ…!」
〔走る足音〕
銀鈴「大作君…!」

現在位置 コンペイ島

タシロ「オオタ君、宇宙怪獣に何か動きは見られたかね?」
オオタ「敵集団は現在、来往星軌道上に差し掛かりつつあります」
タシロ「徐々に地球圏へ近づいてきているというわけか…」
オオタ「正直言って、敵集団の動きには疑問が生じています」
タシロ「疑問?」
オオタ「何故、彼らは直接地球へワープして来ないのでしょう?」
タシロ(………)
オオタ「まるで、こちらの様子をうかがっているようにも見えます」
タシロ「今までのデータから見ても、その可能性は十分にありそうだな…」
〔ヱクセリヲンの警報〕
タシロ「何ごとだ!?」
副長「月へ向かう艦隊を発見しました!」
タシロ「艦隊だと…! まさか、エアロゲイターか!?」
副長「いえ、ティターンズの残存艦隊です! 目的地はムーンクレイドルだと思われます!」
タシロ「何!? 奴らめ、この期に及んで何をするつもりなのだ!?」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「全能なる調停者(前)」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
未沙「敵艦隊、月面へ降下して来ます!」
グローバル「反応炉の接続作業を一時中断! 総員第1種戦闘配置!」
〔敵ユニット出現〕
ブリタイ「帝国監察軍ではないな。ならば、地球側の残存勢力か」
エキセドル「データによればティターンズという地球人の組織のようです」
クローディア「どこにあんな戦力を持っていたっていうの…?」
バスク「SDFに告ぐ! こちらはティターンズのバスク=オムだ!」
ジェリド「直ちに武装を解除し、ティターンズの指揮下に入れ! なお、命令に従わない場合は攻撃を開始する!」
グローバル「ティターンズの指揮下に入れだと…!?」
バスク「そうだ。速やかにムーンクレイドルを我らに明け渡せ」
グローバル「やはり、それが目的か…」
バスク「貴様らでは重力バリアを有効に利用することは出来ん。命令に従わない場合は実力行使でムーンクレイドルを制圧する!」
グローバル「この期に及んでまだ地球人同士で争うというのか…!」
リン「グローバル艦長、月面地下のムーンクレイドルに攻撃を受ければ、イージス計画の発動は不可能になります!」
グローバル「例え無傷だとしても、ティターンズの手に渡れば結果は同じか…」「…本艦とブリタイ艦は反応炉の接続作業に入っていて動けん。ロンド=ベル隊が来るまでの時間を何としても稼ぐんだ!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>
≪出撃ユニット選択≫
≪出撃ユニット選択≫

未沙「艦長、ロンド=ベル隊です!」
グローバル「何とか間に合ってくれたか…」
カミーユ「あれはティターンズ…! まだあんな戦力を持っていたのか!」
ジェリド「カミーユ…! 今日こそ決着をつけてやる!」
アムロ「各機へ! 敵機を月面基地に侵入させるな!」

<アムロvsジェリド>
ジェリド「ティターンズは力だ! 力こそが全てであり、正義なんだ!」
アムロ「だが、お前達はその力の使い方を間違っている!」

<アムロvsバスク>
バスク「貴様は以前のように隠居でもしておればよいのだ!」
アムロ「重力に魂を引かれたまま生きるのは地獄だ。そして、そうなってしまった人間がやることは一つ…」「お前達のように地球を中心として物事を考えるようになる!」
バスク「貴様らさえ消滅すれば、我々の地球至上主義は揺るぎないものになるのだ!」
アムロ「それでは、同じことの繰り返しになる!」

<カミーユvsジェリド(1回目)>
ジェリド「そんなことじゃ、俺のバウンド・ドッは落ちないぜ!」
カミーユ「貴様のような奴がいるから、戦いは終わらないんだ! 消えろっ!!」
ジェリド「俺を戦いに駆り立てたのは貴様だ! そんなこと言えるのかよ!!」

<カミーユvsジェリド(2回目)>
ジェリド「俺は貴様ほど人を殺しちゃいない!」
カミーユ「俺は人殺しじゃない!」
ジェリド「俺がこの手で殺してやる。そしたら戦わずに済むだろう!!」

<カミーユvsカクリコン>
カミーユ「カクリコン中尉か!?」
カクリコン「貴様とも長い付き合いだったが…これで終わりにさせてもらうぞ!」

<カミーユvsマウアー>
マウアー「見つけたぞ、カミーユ=ビダン! ジェリドをやらせはしない!」
カミーユ「何!?」

<カミーユvsバスク>
カミーユ「ここが正念場だ! もうお前達を逃がしはしないぞ!」
バスク「うぬっ…奴を近づけるな!」

<クワトロvsジェリド>
ジェリド「赤い彗星の伝説は俺がここで終わらせてやる!」
クワトロ「私とて、いつまでも過去にこだわっているわけではない!」

<ジュドーvsジェリド>
ジェリド「お前もカミーユと一緒に地獄へ送ってやるよ!」
ジュドー「そりゃ、こっちの台詞だ! もうあんた達のやり方には我慢ならないんだよ!!」

<コウvsバスク>
バスク「世紀の連邦軍人でありながら、ティターンズに楯突くつもりか!」
コウ「俺は連邦軍の軍人である以前にロンドベル隊の一員だ!」
バスク「スペースノイドの反逆者共に感化されおって…!」
コウ「ガトー達のしたことを認めるわけにはいかないが…お前達より彼らの方が地球圏の未来について考え、行動していた!」

<万丈vsバスク>
万丈「すでに勝負あったな、バスク=オム!」
バスク「何だと!? どういう意味だ!?」
万丈「残存戦力を結集して今の僕達の目の前に現れたのが運の尽きだったってことさ!!」

<ジェリド撃破>
ジェリド「何故だ!? 俺は何故、奴らに勝てない!?」

<カクリコン撃破>
カクリコン「こ、こんな所で……うおっ!!」

<ライラ撃破>
ライラ「私が…こんな所で負けた!?」

<ブラン撃破>
ブラン「ば、馬鹿な…これで撃墜されるだと!?」

<ベン撃破>
ベン「うおおっ!!」

<マウアー撃破>
※※既にジェリド撃破の場合のセリフ※※
マウアー「戦闘続行は不可能。脱出する」
※※まだジェリド健在の場合のセリフ※※
ジェリド「マウアー!!」
マウアー「守ってみせるって言ったろ、ジェリド…」
〔敵ユニット撃破〕
ジェリド「マウアー!!」「カミーユ…! 貴様、よくもマウアーを…!! ぬああああっ!!」
〔ジェリド、精神コマンド「奇跡」使用〕


<ガディ撃破>
ガディ「こ、こんな所で撃沈だと!?」

<ジャマイカン撃破>
ジャマイカン「ば、馬鹿な…我らティターンズが…!!」

<バスク撃破>
バスク「か、艦橋に直撃!? うおおおっ!!」

<敵全滅・敵増援1出現>
グローバル「よし…良くやってくれた、諸君」
クワトロ「これでティターンズは壊滅か…」
アムロ「ああ…」
カミーユ「………」
〔敵ユニット出現〕
シロッコ「ご苦労だったな、ロンド=ベル。これで地球圏に残った最も優秀な勢力はお前達ということになった」
カミーユ「! パプテマス=シロッコ!!」
クワトロ「あれがジュピトリアンの本隊…いや、エアロゲイターの尖兵というべきか」
アムロ「彼らの目的もムーンクレイドルなのか!?」
シロッコ「私は人工冬眠施設などに興味はない。ここへ来たのはお前達に最後の試練を与えるためだ」
竜馬「最後の試練だって!?」
シロッコ「そうだ。真の意味でお前達ロンド=ベルが地球圏最強の戦力になれるかどうか…」「地球圏の後継者は我々ジュピトリアンか、お前達ロンド=ベル隊か、決定する時が来たのだ」
クワトロ「なるほど…この戦いで生き残った方が晴れてエアロゲイターの戦力として組み込まれるというわけだな」
シロッコ「………」
甲児「ケッ! エアロゲイターの支配下に入るなんざ、死んでもゴメンだぜ!!」
シロッコ「だが、自らの手で自らの力を制御できぬ者は今後の地球圏に不要だ…」
カミーユ「シロッコ! お前はいつもそうやって人を見下して!!」
シロッコ「生の感情丸出しで戦うなど…これでは人に品性を求めるなど絶望的だ」「やはり人は人はよりよく導かれねばならん。指導する絶対者が必要だ」
カミーユ「何だと!?」
シロッコ「…私が何故、ラオデキヤ艦隊に与しているかわかるか?」
カミーユ「優れた人類だけを生き残らせるには、それが最も都合がいい方法だったからだ!」
シロッコ「そのとおりだ…それに、巨大な敵は内部から崩すに限る」
カミーユ「そのために、どれだけの犠牲が出たかわかっているのか!?」
シロッコ「…これでも犠牲は少ない方だ。少なくとも、我々が本来たどるべきだった歴史に比べてな」
カミーユ「何っ…!?」
シロッコ「お前は気づいていないのか?」「我々の歴史…そして世界は様々な要素によって歪められていることに…」
カミーユ「どういうことだ!?」
シロッコ「………」「その件に関しては気づかない方が幸せだ。全機、攻撃を開始せよ」

<敵増援1出現の次PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
健一「! あれはハイネルの…!!」
豹馬「…生きていたのか!?」
一平「チッ…よりによって、あいつがこのタイミングで現れるとはな!」
健一「………」
ハイネル「………」
シロッコ「ハイネル…SDFとロンド=ベル隊に敗北したお前が今頃何をしに来たのだ?」「ヘルモーズ内のボアザン軍の勢力はすでに抹消された」
ハイネル「………」
シロッコ「もはや、お前はヘルモーズにもボアザン星にも戻ることはできないのだ」
ハイネル「そのようなことは百も承知だ。屈辱を甘んじて受け入れ、余がここに現れたのは他でもない…」「今、この時を限りに余はお前達の支配下から離脱する」
シロッコ「…それがどのような結果を招くかわかっているのだな?」
ハイネル「無論だ。余はお前達を倒し、ボアザン星に真の自由を取り戻す!」「剛健一よ!」
健一「!」
ハイネル「余はお前にれはしたが、ボアザン貴族としてのプライドまで捨て去ったわけではない」
健一「………」
ハイネル「だが、今は互いの母星の命運をかけて共に戦い時だ」
健一「わかった、兄さ…いや、ハイネル! 地球とボアザン星のため、共に戦おう!」

<カミーユvsヤザン>
カミーユ「お前達のおかげで人が死んだんだぞ! いっぱい死んだんだぞ!!」
ヤザン「お前もその仲間に入れてやるってんだよ!」
カミーユ「遊びでやってんじゃないんだよ!!」
ヤザン「!? な、何…あれは…!?」
〔カミーユ、精神コマンド「奇跡」使用〕
カミーユ「命は…命は力なんだ。命はこの宇宙wお支えているものなんだ。それを…こうも簡単に失っていくのは…」「それは酷いことなんだよ! 何が楽しく戦いをやるんだよ!?」
ヤザン「こ、こいつ…!?」
カミーユ「貴様のような奴は生きていてはいけないんだ!!」

<ヤザン撃破・敵増援2出現>

ヤザン「フン…俺もヤキが回ったようだな!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

忍「!! あれは…ダンクーガじゃねえか!!」
雅人「しかも、あんなに…!」
忍「どうしてエアロゲイターがダンクーガを!?」
亮「まさか…奴らは俺達の機体データを元に…?」
シャピロ「………」
沙羅「もしかして…あれに乗っているのは…!」
シャピロ「フッ…」「死ね、沙羅。この私の前から完全に姿を消すのだ」
沙羅「お得意の神を気取った台詞かい? 生憎だね、今のあんたは神というより悪魔さ。そいつがいいとこだよ!」
シャピロ「悪魔…それも良かろう。ならば、お前達を地獄に誘ってやる…」
沙羅「それはこっちの台詞だよ! 必ずあたしがあんたの命を奪ってやる!」

<カミーユvsシロッコ(ジュピトリス搭乗)>
カミーユ「パプテマス=シロッコ! お前は今日という時には生きていてはいけない男なんだ!!」
シロッコ「生の感情を出すようでは、俗人を動かすことはできても我々には通じん!」
カミーユ「人の心を大事にしない世界をつくって何になるんだ!!」
シロッコ「天才の足を引っ張ることしか能のない俗人共に何ができた?」「常に世の中を動かしてきたのは一握りの天才だ!」
カミーユ「違うっ!!」

<シロッコ(ジュピトリス搭乗)撃破・敵増援3出現>
シロッコ「フフフ…思った以上にやるな」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

セシリー「あれは…ラフレシア!」
シーブック「まさか…鉄仮面が生きていたというのか!?」
ショウ「鉄仮面!?」
万丈「そう。本名はカロッゾ=ロナ。ジュピトリアンとクロスボーン・バンガードの間を取り持っていたといわれる男か!」
シロッコ「さすがだな、ロンド=ベル。だが、我々の後にはエアロゲイターの本隊が控えていることを忘れるな」
カロッゾ「降伏するなら、今の内だぞ…」
<<クスハ>>
クスハ「私達が負けたら地球圏の人々はエンジェル・ハイロゥの中にいた人と同じ目に遭ってしまう…そんなことは絶対にさせません!」

カロッゾ「わからんのか…? ユーゼスはお前の能力が極限まで引き出されるのを待っているのだぞ」
<<クスハ>>
クスハ「何ですって!?」

シロッコ「…○○○、私の下へ来い…」「お前なら、エアロゲイターを倒し私と共に世界を支配することができる」
○○○「………」
シロッコ「お前達ではどうあがいても奴らとSTMCには勝てんぞ」
<<クスハ>>
クスハ「世界を支配だなんて…私はそんなことのために今まで戦って来たんじゃありません」

シロッコ「やはり、そう答えるか…」「我々に与せぬのなら、お前を始末するしかない」
カロッゾ「いや、奴を捕らえて素材にすれば…全く新しい…そして優れた強化人間を量産できる」「そうすれば、後々のエアロゲイターとの戦いが有利になる…」
シロッコ「ああ。すでに我々は戦後のことを考えねばならんからな」
<<クスハ>>
クスハ「戦いはまだ終わっていません! 少なくとも、あなた達を倒すまでは!」

シロッコ「…確かに、お前達は我々を倒すしかないだろう」
○○○「!?」
シロッコ「…争いを呼ぶ者として、地球圏から排除されつつあるお前達に残された道は…」「眼前の敵を倒すことだ。そうしなければ、お前達は存在している意味がない…」「だが、我々やエアロゲイターを倒した後で…」「お前達は自分達が地球圏の俗人共に受け売れられると思っているのか?」
○○○「………」
シロッコ「…我々を倒せば、お前達は名実共に地球圏最強の戦力となるだろう…」「そして、お前達は人々の恐怖の対象となり…次第に疎外されていくのだ」
○○○「………」
シロッコ「そして、お前達は俗人共に失望し…」「最終的には我々ジュピトリアンと同じ選択を…そう、俗人達の粛清という結論を出すだろう…」
<<クスハ>>
クスハ「違います!」

シロッコ「何が違うものか。それが力を持った者の宿命なのだ」
<<クスハ>>
クスハ「そんな宿命…私は受け入れません!!」


<主人公vsシロッコ(ジ・O搭乗)>
シロッコ「考えは変わらんようだな」
<<クスハ>>
クスハ「「この戦いの後で、地球圏の人々が私達を排除しようとしても…」「私は未来のために今、戦います!」


<アムロvsシロッコ>
シロッコ「貴様は確かに優れたニュータイプかも知れないが、今のままでは己の無能さを証明しているだけに過ぎん!」
アムロ「だが、世界を支配しようという一握りの人間達の意志を止めることはできる!」
シロッコ「力の使い方を誤った者がいう台詞か!!」
アムロ「貴様こそ! 急激な革新は必ずそれに反発する力を生み出すと知れ!」

<カミーユvsヤザン>

カミーユ「お前達のおかげで人が死んだんだぞ! いっぱい死んだんだぞ!!」
ヤザン「お前もその仲間に入れてやるってんだよ!」
カミーユ「遊びでやってんじゃないんだよ!!」
ヤザン「!? な、何…あれは…!?」
〔カミーユ、精神コマンド「奇跡」使用〕
カミーユ「命は…命は力なんだ。命はこの宇宙を支えているものなんだ。それを…こうも簡単に失っていくのは…」「それは酷いことなんだよ! 何が楽しくて戦いをやるんだよ!?」
ヤザン「こ、こいつ…!?」
カミーユ「貴様のような奴は生きていてはいけないんだ!!」

<カミーユvsシロッコ(ジュピトリス搭乗)>
カミーユ「パプテマス=シロッコ! お前は今日という時には生きていてはいけない男なんだ!!」
シロッコ「生の感情を出すようでは、俗人を動かすことはできても我々には通じん!」
カミーユ「人の心を大事にしない世界をつくって何になるんだ!!」
シロッコ「天才の足を引っ張ることしか能のない俗人共に何ができた?」「常に世の中を動かしてきたのは一握りの天才だ!」
カミーユ「違うっ!!」

<カミーユvsシロッコ(ジ・O搭乗)>
〔カミーユ、精神コマンド「奇跡」使用〕
カミーユ「お前だ! いつもいつも脇から見ているだけで、人をもてあそんで!
シロッコ「勝てると思うな、小僧っ!!
カミーユ「許せないんだ…俺の命に代えても身体に変えても、こいつだけはっ!!」
シロッコ「賢しいだけの子供が何をいう!
カミーユ「わかるはずだ…こういう奴は生かしておいちゃいけないってわかるはずだ!」「みんな…みんなにはわかるはずだ!!」
アムロ「! カミーユ!?」
ジュドー「ダメだ、カミーユさん! それじゃシロッコに引きずり込まれる!」

<カミーユvsシロッコ(ジ・O搭乗)(戦闘後)>
シロッコ「何っ…この力、何なんだ!?
カミーユ「わかるまい! 戦争を遊びにしているシロッコには、この俺の身体を通して出る力が!!
シロッコ「ジ・O、動け! ジ・O、何故動かん!?
カミーユ「ここからいなくなれぇぇっ!!
※※フォウが仲間にいる場合のセリフ※※
カミーユ「!!」
フォウ「カミーユ!!」
ジュドー「カミーユさん、気をしっかりもつんだ!!」
カミーユ「ジュドー…フォウ…?」
フォウ「シロッコ! お前にカミーユを連れて行かせはしない!」
ジュドー「そうだ! 死に行く奴が、生きている人間を引きずり込むんじゃねえっ!!」
シロッコ「!」「フ…それが…お前達の力だというのか…フ、フフフ…」
〔敵ユニット撃破〕
カミーユ「………」
フォウ「カミーユ!」
ジュドー「カミーユさん!!」
ファ「カミーユ、大丈夫なの!?」
カミーユ「あ、ああ…」「すまないな…みんなのおかげで助かったみたいだ」
※※フォウが仲間にいない場合のセリフ※※
シロッコ「私だけが……死ぬわけがない…貴様の心も一緒に連れて行く…カミーユ=ビダン………
〔敵ユニット撃破〕
カミーユ「シ、シロッコ…やったのか!? う…あ、ああ…光が…広がっていく…?
ファ「カミーユ!?」「カミーユ、生きてるんでしょ!? カミーユ、返事をして! カミーユ!!
カミーユ「あ…大きな星が…ついたり消えたりしている…あははは、大きい…彗星かな?」「いや、違う、違うな。彗星はもっとばあーっと動くもんな
ファ「!? あ……ああ……

〔味方ユニット離脱〕

<クワトロvsシロッコ>
シロッコ「この期に及んで我々に戦いを挑むとは…冷静さを欠いているな、シャア!」
クワトロ「私が冷静でないだと!?」
シロッコ「そうだ。貴様は人類の革新を見届けると言いながら、実際はその手に世界を欲しがっている!」
クワトロ「……!」

<ジュドーvsシロッコ>
ジュドー「あんたみたいな頭でっかちの奴がいるから、物事がややこしくなるんだ!」
シロッコ「物事を対極的に見ることが出来ない子供が何をいうか!」
ジュドー「子供だからこそ、わかることだってあるんだよ!」「あんたは人類の革新のために、地球の人間を粛清するつもりだろうが…」「本当のところは自分の考えに従わない連中を全員始末するだけなんだろう!?」
シロッコ「当然だ。今後の地球圏は一握りの人間の下に統一されなければならない」「そうでなければ、人類は恒星間規模の戦いの中で生き残ることはできない」
ジュドー「そんなのただの言い訳だ! あんたはただ戦争を楽しみたいだけなんだ。それを許すわけにいくかよ!」

<シーブックvsカロッゾ>
カロッゾ「しょうこりもなく、目の前に現れるか! お前に我々の計画を止めることは出来んぞ!」
シーブック「地球人であることも、人間であることも捨てたお前を生かしておくわけにはいかない!」
カロッゾ「だが、人類の10分の9を抹殺する計画を遂行するためにはやむを得ないことだ」「そして、ぜい弱な者はこれからの時代を生き抜けん」
シーブック「ぜい弱だと!? それは仮面を捨てられない貴様のことだろうが!」「そんな人間に地球圏を粛清する権利はない!!」

<コウvsシーマ>
コウ「これ以上の戦いは無意味だ! 自分の本当の敵が何なのか見極めろ!」
シーマ「降伏でもすれば、あたしもお仲間に入れてくれるってのかい?」
コウ「そうだ! 俺達の敵はエアロゲイターのはずだ!」
シーマ「お前は一体どっちの味方なんだ!?」
<ブリットvsシロッコ(ジ・O搭乗)>
シロッコ「考えは変わらんようだな」
ブリット「この戦いの後で、地球圏の人々が俺達を排除しようとしても…」「俺は未来のために今、戦う!」

<ウッソvsシロッコ>
ウッソ「シャクティをどこへやったんです!?」
シロッコ「…彼女とマリアは戦後の地球圏を導くために必要な存在だ。お前達に渡すわけにはいかない」
ウッソ「あなた達はまだエンジェル・ハイロゥを使うつもりなんですか!?」
シロッコ「そうだ。そのためにあれは地球の海底に沈めてあるのだからな」
ウッソ「人の意志を無視した世直しに何の意味があるっていうんです!?」
シロッコ「愚者を導く絶対者の存在なくして、人類に革新はありえん」
ウッソ「シャクティはそんなことを望んじゃいない!」
シロッコ「無論、それは知っている。だが、今後の世界に個人の意志は必要ない」
ウッソ「あなたはシャクティをも意のままに操るつもりなんですか!?」「マリア女王や…カテジナさんのように!!」
シロッコ「そうだ。それが許せんのなら、ここで私を倒すことだな」
ウッソ「そんなの、言われなくたって! あなたに地球圏の支配などさせません!!」

<万丈vsシロッコ>
万丈「今まで地球圏を混乱させてきた罪…そして、エアロゲイターを地球圏へ導いた罪…今こそあがなってもらうぞ!」
シロッコ「お前は物の道理をわきまえている男だと思っていたが…所詮は周りの俗物共と同じか」
万丈「俗物で結構! 人より優れた能力を持ったが故の苦しみなど、まっぴら御免だね」「それに、今の地球圏は混乱の中でバランスを取っている段階だ。一握りの支配層など必要とはされていない!」
シロッコ「ならば、世捨て人にでもなって世の中を憂うだけで良かったのではないか?」
万丈「それは僕の台詞だ! 一部のインテリが、地球圏の粛清など目論むから異星人につけ込まれる!」「その過ちは二度も繰り返させはしない!」

<忍vsシャピロ>
忍「シャピロ! てめえの引導は俺が渡してやる!」
シャピロ「フッ…やはり己の過去の因縁は己の手で断たねばならんな」「そして…地球最後の戦力であるお前達を倒すことにより、俺は人間を超えた存在となるのだ」
亮「神にでもなるというのか!?」
シャピロ「そうだ…俺は神になる。そして、この宇宙の全てを支配するのだ」
沙羅「言ったろう、シャピロ! 必ずあたしがあんたの命を奪うって!」「やっぱり神様ってのはどこかにいたようだよ。あんたじゃなくてね。あたしをここへ導いてくれたさ!」
シャピロ「沙羅…もはや俺とお前では存在している次元が違うのだ」
沙羅「シャピロ…あんたと付き合って一つだけ喜びを見つけたよ。あんたを殺すという喜びをね!」
シャピロ「所詮は愚かな俗人の言葉…俺の耳には届かんな」
忍「ああ、そうかい、シャピロ! だったら、てめえに越えさせてやるぜ…この世とあの世の境目って奴をな!!」

<シロッコ撃破>
シロッコ「…私だけが…死ぬわけが…」「だが…お前達も地球圏も…いずれは破滅の運命を迎える…ことになる」「フフフ…それは…始めから定められたことなのだ…あの男によってな…」

<サラ撃破>
サラ「脱出します!」

<シーマ撃破>
シーマ「ちっ! いまいましいったら、ありゃしないよ! 覚えといで!!」

<カロッゾ撃破>
カロッゾ「こ、こんなことで…我がロナ家千年の夢が…!!」

<シャピロ撃破>
シャピロ「こ、こんな馬鹿な…俺は宇宙の神になる男だぞ…!」「それが、こんな所で…」
沙羅「………」
シャピロ「ク…ククク…」「見える、見えるぞ…俺が支配するべき宇宙が…俺の宇宙が…!」「さあ、宇宙よ。何をためらうことがあるというのだ? 今こそ…今こそ、この神の下へ!」
〔敵ユニット撃破〕
沙羅「シャピロ…」「シャピロ…バカだよ…」「あんた、バカだよ!! シャピロォォォォッ!!」
忍「………」「…沙羅…」

<敵全滅・勝利条件達成>
※※ハイネルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ハイネル「剛健一よ。お前達がラオデキヤ艦隊を倒すことが出来れば…」「我々は再びこの宇宙のどこかで出会うことになるだろう」
健一「ハイネル…お前はどこへ行くんだ…?」
ハイネル「余はカザリーンをこの手に取り戻し、ボアザン星を帝国監査軍から解放する」
剛健太郎「しかし、お前は…!」
ハイネル「………」「健一よ。お前達の父親を大事にするがいい。では、さらばだ!」
〔味方ユニット離脱〕
健一「ハイネル……」

未沙「この宙域から敵機の反応は全て消えました」
グローバル「何とかムーンクレイドルを守ることが出来たか…」
〔マクロスの警報〕
ヴァネッサ「か、艦長!」
グローバル「どうした?」
ヴァネッサ「月軌道上に巨大な物体がワープアウトしてきます! 全長はおよそ30キロメートル!!」
未沙「30キロの物体!?」
ブリタイ「むう…このタイプの艦は…」
エキセドル「間違いありません。辺境銀河方面監察軍の旗艦ですな」
シャミー「目標は巨大な宇宙戦艦と判明!!」
ヴァネッサ「AGXシリーズに該当する機動兵器も出現しました!!」
未沙「ま、まさか…エアロゲイターの本隊が現れたの!?」
グローバル「ついに…来たか? 全艦発進! 奴らとの最終決戦に挑むぞ!」
未沙「イージス計画の方はどうするんですか、艦長!?」
グローバル「彼らとの決着をつけねば、イージス計画を先に進め、STMCと戦うことは出来ん」
未沙「…わかりました。デルタ1より各機へ。これより本艦はエアロゲイター出現宙域へ向かいます!」
【戦闘マップ終了】


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