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第4話
世紀のマグネ・ロボット 鋼鉄ジーグ

【シナリオデモ1開始】
〔歓声〕
レース場
〔ブレーキ音〕
宙「残り1周! へへ、この全日本新人グランプリ…いただきだぜッ!」
〔画面、震動〕
宙「!? な、なにっ…!」
〔爆発音〕
さやか「ひ、宙さんのマシンが…!?」
甲児「クラッシュだと!? 宙さんがそんなミスするなんてありえねえっ! きっと誰か他の奴が汚ねえ真似しやがったんだ!」
〔爆発音〕
さやか「あ…あの事故じゃ…宙さんは…」
甲児「宙さん…っ…」「!? なっ、あれは…!」
宙「無傷…だと…?」「どういうことだ…!? 即死してもおかしくない事故だったはず…」「なのに…! 俺の身体は、いったい…!?」

邪魔大王国アジト
イキマ「おお、ヒミカ様!」
アマソ「我が邪魔大王国の女王!」
ミマシ「古代日本の支配者!」
ヒミカ「聞け! 忠実なるしもべどもよ!」「わらわが永い眠りから覚めたのは、再び日本を支配する時が来たからじゃ!」「邪魔大王国の繫栄を取り戻すために戦え! 逆らう者は皆殺しにせよッ!」
イキマ「ははーっ!」「時は来たれり! まずは我が異次元科学の象徴ともいえる、あの銅鐸を手に入れねばなりますまい!」
アマソ「探せ! そして奪い取れ!」
ミマシ「ゆけ、ハニワ幻人たちよ! 愚かなる人間どもから銅鐸を取り戻すのだ!」

〔研究所の警報〕
ビルドベース 指令室
司馬博士「機械獣やキャンベル星人の襲来はついに現実のものとなった…」「今、我々の世界は混乱しつつある。彼らがこの機に乗じて動き出す可能性は高い」
美和「…私もそう思います」
司馬博士「宙は今日、大事故から生還した…そして、自分の身体に大きな疑問を持ったはずだ」「あのことを話す頃合いかもしれん。卯月君、宙をここへ呼んでくれ」
美和「わかりました」

光子力研究所
メグ「………」
サキミ「ディーダリオンのこと、考えていたんですか?」
メグ「それだけじゃないわ」「あの場にいたテストチームのみんなもあたしたちと同じような目に遭ってる可能性が高い…」「もしかしたら、この世界に来ているのかもしれないわね…」
サキミ「ディーダリオンと私たちがこちらの世界に現れた時には、時間と場所にズレが生じていました」「時空跳躍がディーダリオンによるものだとして、彼女たちもそれに巻き込まれていたのなら、どこか別の時間と場所に跳ばされているか…」「あるいは、まったく別の並行世界へ行ってしまっている可能性もあります」
メグ「そんな…」
サキミ「いずれにせよ、私たちはこの世界でディーダリオンと一度ならず二度も接触できました」
メグ「意志の疎通はできてないけどね」
サキミ「それでも私たちは、ディーダリオンと会えただけマシだと思います」
メグ「………」「なぜ彼は出没を繰り返すのかしら…そもそも、どうしてあたしたちの前に現れるのかしら…」
サキミ「私たちの敵と戦うため…でしょうか」
メグ「………」「並行世界に跳ばされてきたら、そこには世界征服を企む悪の科学者や異星人がいて…」戻る方法もわからない。仲間が無事かどうかもわからない」「ほんと、頭がおかしくなりそうだわ…」
サキミ「とにかく、ディーダリオンとの意思疎通を図りましょう」「他のみんなを捜すための、私たちの世界へ戻るための手掛かりを得るために…」
メグ「そうね…」
〔扉の開閉音〕
さやか「メグ、サキミ! ここにいたのね!」「緊急事態よ! 街に、新たな敵が現れたの!」
メグ「新たな、敵…?」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
『世紀のマグネ・ロボット 鋼鉄ジーグ』


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

甲児「てめえら、そこまでだ! このマジンガーZが来た以上、好きにはさせねえぞ!」
メグ「あの敵、機械獣やマグマ獣とはサイズが違う…!」
甲児「小せえからって油断するなよ! 初めて戦う相手なんだからな!」
メグ「え、ええ!」
〔味方ユニット出現〕
豹馬「甲児、加勢に来たぞ!」
十三「ワイらが来たら、百人力やで!」
甲児「すまねえ、助かるぜ!」
メグ「はたしてディーダリオンが今回も来てくれるかどうか…」
〔レーダー反応〕
メグ「!」
〔味方ユニット出現〕
甲児「やっぱり、現れやがったか!」
メグ「ディーダリオン! あなたに聞きたいことがあるの!」
ディーダリオン「………」
甲児「メグ、奴との話は後だ! まずは敵を片付ける!」
メグ「え、ええ!」
<戦闘開始>

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

ビルドベース 指令室
司馬博士「宙、よく来たな。今日はお前に大事な話がある」
宙「話だと…? 研究のために家族を捨てたあんたが、今さら何の話があるってんだ!」
司馬博士「宙、いいから聞くんだ!」「今から25年前、超古代文明について研究していた私は、九州の古墳で1個の銅鐸を発見した」
宙「銅鐸…?」
司馬博士「その銅鐸に書かれていた古代文字を解読したところ、恐ろしい事実が判明した」「かつて日本には、恐るべき古代文明があった。それが、異次元科学を使う独裁者、ヒミカが支配する邪魔大王国!」「ヒミカは恐ろしい敵だ。異次元科学を使って石のようなモノでも戦闘生物にすることができる」「そして奴らは、この日本を…いや、この地球の征服を目論んでいるのだ!」
宙「へっ、そんな話が信じられるかよ!」
美和「宙さん、お父様の言ってることは本当のことなのよ…!」
宙「だったら証拠を見せてみろよ!」
司馬博士「証拠か…証拠は宙、お前の身体だ!」
宙「!? な、なんだと…!」
司馬博士「お前が事故に巻き込まれても無事でいられたのは、お前の身体が、不死身のサイボーグ…」「すなわち、鋼鉄ジーグとなっているからなのだ!」
宙「こ、鋼鉄ジーグ…!?」
司馬博士「ヒミカの野望を阻止できるのは鋼鉄ジーグだけだ!」「宙…いや、鋼鉄ジーグ!」「卯月君と力を合わせて、世界を守ってくれ!」
宙「この俺が、世界を…!?」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現済み〕
メグ「なぜ返事をしてくれないの、ディーダリオン! あたしのことがわからないの!?」
ディーダリオン(…来る…!)
〔レーダー反応〕
甲児「この反応は…! メグ、警戒しろ!」
メグ「えっ!?」
〔敵ユニット出現〕
甲児「ちっ、またさっきの連中か!」
メグ「くっ、これじゃ…!」
宙「………」
甲児「あれは、宙さん!? どうしてこんな所に…!」
司馬博士「今だ、宙! 両手のグローブを合わせろ!」
宙「ビルド・アァァーップ!」
〔味方ユニット出現〕
鋼鉄ジーグ「鋼ぉぉ鉄…ジィィィィィーグッ!」
豹馬「な、なんだ!?」
甲児「宙さんが…変身した!?」
鋼鉄ジーグ「まさかこの俺の身体に、こんな秘密が隠されてたなんて…!」「さあ来い、邪魔大王国! 鋼鉄ジーグの力を見せてやるぜッ!」
甲児「こ、鋼鉄ジーグ!?」
豹馬「ひ、宙さんがロボットになっちまうなんて……!」
甲児「いったい、何が…!」
弓教授「甲児君、聞こえるか! 彼と力を合わせて敵…ハニワ幻人を撃退するんだ!」
甲児「わ、わかりました!」
十三「ちょい待ち! ナニワ原人って、何やねん!?」
ちずる「ハニワって言ってなかった?」
豹馬「ワケがわからねえが、とにかくあいつらをぶっ倒すぞ!」
<戦闘開始>

<鋼鉄ジーグが戦闘>

鋼鉄ジーグ「父さん! 今まで父さんの想いも知らずに、逆らったりして悪かった!」「俺はやる…やるぜ!」「ヒミカめ! 貴様の思い通りにはさせないぞ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
鋼鉄ジーグ「これが、俺の力…!」
甲児「宙さん!」
鋼鉄ジーグ「甲児か…」
甲児「宙さんがあの事故でも無事だったのは、そういう秘密があったからなのか…」
鋼鉄ジーグ「俺自身も驚いてるよ…」「だが、これが俺の運命なら、俺は誓う!」「ヒミカを倒して、日本を…いや、この地球を守ってみせる…必ず!」
豹馬「宙さん、こっちは事情がわからねえんだ。説明してもらいてえもんだぜ」
ディーダリオンこれで終わりじゃない…敵は…まだいる」
メグ「え…!?」
〔味方ユニット離脱〕
甲児「あ、おい! ディーダリオン!」
弓教授「甲児君、隣の街が敵に襲われている! すぐに向かってくれたまえ!」
甲児「りょ、了解しました!」
豹馬「説明してもらうどころか一息つく間もねえってか!」
千鶴「文句を言っている場合じゃないわ! 急ぎましょう!」
甲児(ディーダリオンの奴…このことを察知したのか…?)
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

市民(中年・男)「うわああああぁぁぁーっ!」
市民(中年・男)「「た、助けてくれぇぇーっ!」
明「だ、駄目だ、あっちの方はもう火が回ってる!」
???(ディド)「………」
明「!? 君は、こないだの…!」「ここにいると危ないよ! 一緒に逃げよう!」
???(ディド)「それは…できない」
明「え!?」
了「明…不動明!」
明「!? 了…飛鳥了じゃないか!」
了「久しぶりだな、明…」
明「会いたかったよ、了! けど、再開を喜ぶのは後だ!」「今はまず、ここから逃げないと…!」
了「いや、その必要はない」
明「え…?」
了「俺はこの日を会っていたんだ。今日という、今この時を…!」
明「な、何を言ってるんだ…?」
了「………」「すまない、明。俺は親友のお前を不幸にしようとしている」「できればお前を巻き込みたくはなかった。しかし、俺にはもうお前しか信じられる人間がいない!」「君だけなんだ! わかってくれるか!?」
明「了、泣いてるのか…?」
了「………」「不動明俺と共に…」「地獄の底に堕ちてくれッ…!」
【シナリオエンドデモ終了】


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