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第7話
妖鳥シレーヌ

【シナリオデモ1開始】
シレーヌ「デーモンの秘密を知り、デーモンの能力を得た人間、不動明…いや、デビルマン!」「奴の正体は、地獄の野獣と呼ばれ、数多くのデーモンを震え上がらせた勇者アモン…」「その勇者アモンに不動明の強靭な意志と頭脳が加わり、かつて以上の超悪魔と化しているという!」「…恐れるな、シレーヌ! 私は強い…私はデビルマンに勝つ!」「大魔王ゼノン! 妖鳥シレーヌのこの爪で、必ずやデビルマンを引き裂いてご覧に入れましょうぞ!」

了「夢を見た…?」
明「ああ、それもバカにリアルな夢だったぜ…」「氷の中から巨大な影が現れて…その影を見た瞬間、ものすごい恐怖を感じた」「目が覚めた後も震えていた。以前の不動明ならともかく、悪魔の力を持った…デビルマンとなったこの俺がだ!」
了「ふむ…それはどうやら単なる夢ではなさそうだな」「お前と合体したデーモンの記憶じゃないかな。アモンとかいう奴の…」
明「デーモンの記憶が、俺の夢に…?」
了「アモンの記憶が少しずつお前のモノになりつつあるんだ」「おそらくその夢はアモンが経験したこと…お前が感じた恐怖は、アモンの恐怖だ」
明「すると、あの影は俺の悪魔の能力を上回る奴なのか!?」「俺は、あんな奴を相手に戦わなきゃならねえってのか…!」
了「怖いか、明…?」
明「ああ、ゾクゾクするほど嬉しいぜ! フフフ、フフフフ…!」
了「………」
明「それより、了。こんな場所に来て何をしようってんだ?」
了「あいつに会いに来たのさ」
明「あいつ…?」
???(ディド)「………」
明「お前は、あの時の…!」
了「フフフ…探したぞ、ディーダリオン!」
明「!? な、なんだと…!」
???(ディド)「………」

ビルドベース 指令室
豹馬「こいつが、俺の新しい腕…」
宙「ああ、サイボーグ・アームだ。これで日常生活はもちろん、コン・バトラーの操縦にも支障はないはずだぜ」
四ツ谷博士「司馬博士、この度は豹馬のためにありがとうございました」
司馬博士「ビルドベースのサイボーグ技術がお役に立てて何よりです」「南原博士の忘れ形見とも言えるコン・バトラーとバトルチームを失うわけにはいきませんからな」
ちずる「………」「おじいちゃん…」
四ツ谷博士「南原の魂に報いるためにも、ワシらは決して負けるわけにはいかん」「そこでだ。ワシは今いる諸君ひとまとめにして、戦闘チームを作りたいと思っている」
十三「戦闘チームやて…?」
サキミ「つまり、現状のように各研究所から個別に出撃するのではなく…」「軍隊のようにスーパーロボットを集中運用する…ということでしょうか?」
四ツ谷博士「そうだ。多様化する敵組織に対応するためにも、指揮系統はひとつにしておいた方がいいだろう」「ワシがビルドベースまで出向いたのも、その方策を話し合うためだ」
甲児「それで俺たちまでここに呼ばれてきたってわけか」
さやか「だったら、甲児君についてきて良かったわ」
甲児「さやかさん、アフロダイAに乗って戦うつもりなのかい?」
さやか「当たり前でしょ!  マジンガーの操縦訓練に付き合ってあげたのもこういう時のためなんだから!」
甲児「うーん、心配だなぁ…」
司馬博士「四ツ谷博士、お話はよくわかりました。確かに、戦力は集中させるべきでしょうな」
宙「現状の戦力は俺の鋼鉄ジーグに、マジンガーZ、コン・バトラーV…」「あたしのメラフディンと、サキミのグラフディン…」
甲児「それに、デビルマン…不動明か」
サキミ「本当はここに、ディーダリオンも加えたいところですけどね…」
メグ「サキミ…」
四ツ谷博士「しかし、いつ現れるかもわからん、意思疎通もできないじゃあ戦力としてアテにするわけにはいかんぞ」
メグ「それは、そうですけど…」
サキミ「ディーダリオンが戦闘後に姿を消す理由なんですが…」「たとえば宙さんは、ずっと鋼鉄ジーグのままじゃないですよね?」
宙「ああ、いくら俺がサイボーグだといっても身体がもたないからな」
サキミ「ディーダリオンも同じであの巨体のまま戦い続けるには相当なエネルギーが必要なのかもしれません」「もし彼が、鋼鉄ジーグやデビルマンのように変身できるのだとすれば…」
小介「戦いが終われば何か別の姿に変身して、身体を休めていると?」
サキミ「その可能性は、充分にあると思います」
メグ「別の姿、か…」
???(ディド)「………」
明「こいつが、ディーダリオンだと…?」
了「俺は見たんだ。この男が、巨人へと変身する姿をな!」「そうだろう、ディーダリオン!」
???(ディド)「………」「ディド……」
明「ディド…?」
ディド「誰かに…そう呼ばれていた気がする……」
明「気がするって、お前…自分のことがわからないのか?」
ディド「………」
了「フン、そんなはずがあるまい! ならば、なぜ戦う!?」「異世界から来た貴様が、なぜこの世界の人類の敵と戦っているんだ!?」
ディド「守らなければならない…人間を…善なる心を持つ者たちの生命を…」
了「善なる心、だと…?」
ディド「それが俺に…与えられた使命……」
明「お前…」
テキスク「見つけたぞ、不動明!」
明「!? デーモン…!」
テキスク「不動明…いや、デビルマン! 大魔王ゼノン様の命により、貴様を抹殺する!」
明「大魔王ゼノンだと!? そいつがてめえらの親玉か!」
明「了、ディド! お前らは逃げろ!」
了「どうするつもりだ!?」
明「決まってるだろ! こいつらに、デビルマンの恐ろしさを思い知らせてやるぜ!」「うおおおおおぉぉぉぉぉ!」
〔発光音〕
〔画面、発光〕

【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
『妖鳥シレーヌ』


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

テキスク「いくぞ、デビルマン! 我らが貴様を地の底に案内してくれる!」
デビルマン「来い、デーモンども!」
〔味方ユニット出現〕
デビルマン「!? お前は…!」
ディーダリオン「………」
デビルマン「どうやら、了の言ってたことは本当だったらしいな」「けど、俺はまだお前を信用したわけじゃねえ」「もし、人間の敵になったら、その瞬間にお前も殺す!」
ディーダリオン「………」
<戦闘開始>

<デビルマンが戦闘>

デビルマン「フフフ…地獄の案内人だと? このデビルマンを案内するだと…?」「舐めるなぁぁぁーッ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
デビルマン「フン、この程度か! 笑わせるな!」
???(シレーヌ)「かかったな、デビルマン!」
デビルマン「…!?」
〔敵ユニット出現〕
〔シレーヌ、デビルマンへ隣接〕
〔デビルマンに爆発〕

デビルマン「ぐっ…貴様は、シレーヌ!」
シレーヌ「私の部下を倒し、気を抜いた瞬間がシレーヌの狙いだったのだ!」
デビルマン「「お、おのれ、シレーヌ!」
シレーヌ「人間に心を奪われ、人間に味方する愚か者!」「今のお前は虫ケラだ! お前には虫ケラにふさわしい死に方をさせてやる!」「もっともみじめでもっとも苦しい死に方をな! ホーホホホホ!」
〔敵ユニット離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

了「まさか明が…デビルマンが捕らえられるとは!」「それに、ディーダリオン…あいつの姿もさっきから見えない」「まさか、あいつがデーモンを手引きした…?」「いや、そんなはずはない。デーモンが、異世界から来た者と手を組むとは考えられん」「どうする…!? デーモンの手から、明を取り戻すには…!」

ビルドベース 指令室
美和「司馬博士! 飛鳥教授のご子息から緊急連絡です!」「デビルマンが、デーモンに捕らえられたと!」
司馬博士「なに…!?」
十三「デーモンて、デビルマンが戦ってたあのバケモンか!」
甲児「こうしちゃいられねえぜ! みんな、緊急出動だ!」
〔研究所の警報〕
美和「待ってください! 同時に、ハニワ幻人が出現しました!」
宙「ハニワ幻人だと!? どういうことだ…!?」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔敵ユニット出現済み〕
シレーヌ「フフフ…いいザマだな、不動明!」
明「どういうことだ!? デビルマンに変身できねえ!」
シレーヌ「当然だ。私の爪には、お前のあらゆる超能力を封じる力があるのさ」「自分の能力を発揮できぬまま、紙クズにように空を引き裂かれるのよ。ほほほほほ!」
明「くっ…殺すならとっとと殺せ!」
シレーヌ「言ったはずだ。お前には虫ケラにふさわしい死に方をさせてやると!」「数百万年前、この地球がその全身を覆われていた頃、人間などという汚らわしい生き物は存在しなかった!」「それが今はどうだ! 人間のせいで、地球は汚れきっている!」
明「…だから、人間を滅ぼすと?」
シレーヌ「そうだ! その手始めに、不動明! まずは貴様を血祭りにあげてやる!」「死ねえッ!」
〔シレーヌに爆発〕
シレーヌ「うっ…!?」
明「な、なんだ…何が起こった!?」
シレーヌ「誰だ!? 私の邪魔をするのは…!」
ディド「………」
明「!? ディド…!」
ディド「デビルマン…お前が人間のために戦うなら、俺も共に戦おう」「それが俺の使命…!」
【戦闘マップ3終了】

【戦闘マップ4開始】

〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕

甲児「いたぞ、あそこだ! 明、無事か!?」
メグ「「待って! 不動君と一緒にいるのは…!?」
ディド「おおおおお!!」
〔味方ユニット出現〕
メグ「!? ディーダリオン…!」
ディーダリオン「はあぁっ!」
〔シレーヌに爆発〕
シレーヌ「ぐっ…! き、貴様…!」
ディーダリオン「今だ、不動明! こっちに!」
〔ディーダリオン、後退〕
明「助かったぜ!」「うおおおおぉぉぉ!」
〔画面にスパーク〕
〔味方ユニット出現〕

デビルマン「この姿になったからには、お前の好きにはさせないぞ、シレーヌ!」
シレーヌ「クッ…お、おのれ!」
メグ「サキミが言った通り、やはりディーダリオンは変身していた…それも、人間の姿に!」
ディーダリオン「………」
シレーヌ「人間どもめ! だが、勝負はこれからだ!」
〔敵ユニット出現〕
デビルマン「なんだ、こいつら!?」
シレーヌ「フフフ、デビルマン! 貴様らの敵は我らデーモンだけではないということだ!」
甲児「どういうことだ!? デーモンとハニワ幻人が手を組んだってのか!?」
デビルマン「フン、どんな奴が来ようが目の前の敵はすべて滅ぼすまでだ!」
シレーヌ「ほざくな、デビルマン! 貴様はこの私が八つ裂きにしてくれる!」
デビルマン「貴様は俺を虫ケラだと言った! 人間をゴミダメにうごめく虫ケラだと…!」「その虫ケラの力がどのようなものか! 見るがいいッ!」
<戦闘開始>

<デビルマンvsシレーヌ>

シレーヌ「デビルマン! 大魔王ゼノンに代わりシレーヌが、貴様を百の肉片に引きちぎってくれる!」
デビルマン「来い、シレーヌ! 貴様の超能力が上か、俺の超能力が上か! 勝負だッ!」

<シレーヌ撃破・勝利条件達成>
シレーヌ「ぎゃああああっ!」
デビルマン「どうやら八つ裂きにされるのはお前の方らしいな、シレーヌ!」
シレーヌ「クッ…おのれ、デビルマン! おのれ人間ども!」「この屈辱は決して忘れぬ! 覚えておくがいいッ!」
〔敵ユニット離脱〕
デビルマン(デーモンどもが言っていた、大魔王ゼノン…そいつが奴らの親玉なのか?)(だとしたら、アモンが恐怖したという夢の中の巨大な影は…)
【戦闘マップ4終了】


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