TOP PAGEへ

第8話
東京上空

【シナリオデモ1開始】
光子力研究所 指令室
弓教授「そうか、四ツ谷博士がそんなことを…」
甲児「ええ、今の戦力をひとまとめにして、チームとして集中運用したいと…」
弓教授「ふむ、四ツ谷博士が言うのであれば我々もできる限りの協力をすべきだろうね」「彼は亡くなった南原博士が最も信頼を寄せていたロボット工学の権威で、軍略にも詳しい」「君たちを部隊として動かすのなら、指揮官には四ツ谷博士が適任だろう」
サキミ「しかし、組織で行動するとなると移動手段を考えなくてはなりませんね」「空母の様なものがあれば助かるんですが…」
甲児「その前に、そろそろディーダリオンを何とかするべきじゃないのか?」「豹馬も明も、敵に個別に狙われて大ピンチになったんだ」「あいつも正体がバレた以上、いつ狙われるかわかったもんじゃないぜ?」
メグ「それはそうだけど、どこにいるかわからないんじゃ…」
サキミ「とはいえ、彼が人間でいる時の姿は判明したんですから、今までよりもずっと探しやすいと思います」
メグ「各所の防犯カメラの映像から彼の顔を検索するとか?」
甲児「なんだよ、それ。防犯カメラがある所なんて限られてるぜ」「しかも顔を検索って…どうやって?」
メグ(そうか…この世界じゃ街中に防犯カメラがあるわけじゃないし、インターネットもないんだった)
サキミ「…次にディーダリオンが現れ、人間の姿になれば、追跡できると思います」
メグ「そうね…わかった。あたし、今度こそディーダリオンを見つけて話をしてみる」「あたしたちが、元の世界に帰るためにも…」
〔扉の開閉音〕
さやか「みんな、大変よ! テレビを見て!」
甲児「なんだよ、さやかさん。いきなり…」
さやか「東京上空に、所属不明機が現れたって!」
甲児「なんだって!?」
サキミ「テレビをつけますね」
〔モニターの開く音〕
さやか「ほら、これ! 新手のハニワ幻人かしら?」
甲児「いや、違うぜ! 機械獣でもデーモンでもねえ!」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
『東京上空』


【戦闘マップ1開始】
〔敵ユニット出現〕
ガラリア「しかし…なんだ、この建造物の群れは。あまりにも四角い…城とも思えないが」
ドレイク兵「ガラリア様、ここはいったいどこなのでしょうか?」
ガラリア「わからぬ。バイストン・ウェルでないことだけは確かなようだが…」
〔味方ユニット出現〕
ショウ「ガラリア、聞こえるか! ここは地上だ、人間の住む所だ!」
ガラリア「!?  ショウ・ザマか…!」「いいタイミングだ! ここで決着をつけてくれる!」
〔ガラリア、ショウへ隣接〕
〔金属音〕
〔画面、フラッシュ〕

ショウ「よせっ! ここで戦うと地上の人々を傷つける!」
ガラリア「ふん…! 地上人のお前が敵ならば、ここは敵地だ! 破壊してやる!」
ショウ「やめろ、ガラリアァァッ!」
〔マップ上に爆発〕
チャム「ああっ…街が…!」
ショウ「クッ…なんてことを!」
〔味方ユニット出現〕
チャム「!? 見て、ショウ! なんか出てきたよ!」
ディーダリオン「………」「お前たちは人間を傷つける…ならば、俺は…!」
ガラリア「ふん、地上の兵器というわけか。我らと一戦まみえるのなら、先手必勝だ!」
ショウ「やめるんだ! 俺たちを理解させるためには、これ以上戦いをしちゃいけない!」
ガラリア「俺たちだと!? 笑わせるな、私とお前は敵同士だ!」
ショウ「クッ…ガラリア! なぜわからないッ!」
<戦闘開始>

<ショウvsガラリア>

ガラリア「ショウ・ザマ! 貴様はこの私が仕留めてみせる!」
ショウ「力押しならば、負けはしないッ!」

<ガラリア撃破・勝利条件達成>
ガラリア「はぁ、はぁ…どういうことだ? これしきの戦いでこんなにも疲れるとは…」「バイストン・ウェルと地上では空気が違うということなのか…?」
〔敵ユニット離脱〕
ショウ「ガラリア、待て!」
〔味方ユニット離脱〕
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

司馬モータース
〔ブレーキ音〕
甲児「宙さん! ニュース見たかい!?」
宙「ああ! あの虫みたいなマシンに乗ってたパイロット…間違いない、あれはショウだ!」
甲児「やっぱりそうだよな。ショウの奴、なんであんなモノに…」「とにかく、このままじゃショウがやばい! 俺たちで助けよう!」
宙「わかった! 四ツ谷博士には俺から連絡しておく! お前は明を呼んできてくれ!」
甲児「ああ!」

ショウ「くそっ! なんでこんなことになっちまったんだ!」
チャム「ショウとガラリアが戦って…ふたりのオーラ力が合わさったんじゃないの?」
sゴウ「俺たちの力のぶつかり合いで、オーラロードが拓いたっていうのか?」「じゃあ、なんでこんな所に…」
チャム「この街はショウの故郷なんでしょ?」「ショウの友達とか家族とか…知ってる人のオーラ力に引かれたのよ」
ショウ「そういうものなのか?」
チャム「さあ…?」
ショウ「とにかく、ガラリアを捕まえて戦いをやめさせないと!」「このままじゃ、いずれ俺たちも地上の軍隊に包囲される!」
チャム「どうするのよ!?」
ショウ「わからないよ!」「けど、俺にはガラリアを助けたいって気持ちもあるんだ…」
チャム「ショウ…」

了「行くのか、明…」
明「ああ、あいつを放ってはおけない」
了「あいつ…? 兜甲児の言ってた座間祥という奴はお前の友達でもなんでもないだろう?」
明「俺の言ってるのは、ディーダリオンって奴の方さ」「あいつには借りがある。あいつが戦ってる以上、俺も行かなきゃな」
了「…本当に、それだけの理由か?」「戦いたいだけじゃないのか? お前の身体の中に眠るアモンの血が、お前を戦いへと…」
明「よせよ、了。俺は俺だ!」「たとえ身体は悪魔に売っても、心まではそうじゃねえ!」「俺は…人間だ。人間、不動明として俺は戦う!」
了「………」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔マップ上に爆発〕

ショウ「ガラリア!  なんでむやみに暴れて敵を作るんだ!」
ガラリア「だまれ、ショウ・ザマ! 私は地上人とは…!」
〔味方ユニット出現〕
ディーダリオン「………」
ガラリア「また貴様か! 私の邪魔をするならば…!」
ショウ「よせ、ガラリア!」
〔ディーダリオンの周囲に爆発〕
ディーダリオン「!」
〔敵ユニット出現〕
あしゅら男爵「フフフ…! 現れおったな、時空跳躍の巨人!」
ガラリア「こやつらも地上の軍隊か…!?」
ショウ「違う…あれは、機械獣! 前に見た…人類の敵だ!」
ガラリア「機械獣だと…!?」
あしゅら男爵「巨人よ! Dr.ヘルの命により、今日こそ貴様を捕らえてやるぞ!」「機械獣どもよ、やれい!」
〔ガラダK7群、ディーダリオンへ隣接〕
〔敵ユニット撃破〕

あしゅら男爵「!? な、なに…!」
【戦闘マップ2終了】

【戦闘マップ3開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
〔味方ユニット出現〕

デビルマン「これで借りはチャラだぜ、ディーダリオン!」
ディーダリオン「デビルマンか…!」
甲児「ショウ! 返事をしてくれ、ショウ!」
ショウ「その声は…甲児!? 兜甲児か!」
甲児「やっぱり、ショウなんだな! なんだってそんなマシンに…」
ショウ「話はあとだ! それよりも今は…!」
あしゅら男爵「ええい、マジンガーZ! いつもいつも邪魔だてしおって!」「今日という今日は許さぬぞ!」
甲児「それはこっちのセリフだぜ! 返り討ちにしてやるぜ!」
ガラリア「地上の軍隊! ここで引き下がるわけにはいかぬ!」
<戦闘開始>

<ガラリア撃破>

ガラリア「おのれ、地上人どもめ…!」
ショウ「もうよせ、ガラリア! 力を合わせてバイストン・ウェルに帰ろう!」
ガラリア「そんなことを言いながら、地上の人間と手を結びおって!」
ショウ「違う、俺は…!」
チャム「そうよ、誤解よ!」
ガラリア「クッ…! やはり、地上では体力の消耗が激しい!」「ショウ・ザマ! 貴様とはいずれ決着をつけてやる!」
〔敵ユニット離脱〕

<あしゅら男爵撃破>
あしゅら男爵「お、おのれ、人間どもめ…! またしても…!」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
ショウ(ガラリア…俺はお前を死なせたくない)(どうすればわかってくれるんだ…?)
チャム「ショウ…」
甲児「ショウ、俺たちと来てくれるよな? お前には、聞きたいことが山ほどある」
ショウ「………」
甲児「心配するな。あれから色んなことがあってな…多少のことじゃ動じねえ」「それに、光子力研究所でお前とそのマシンを保護するよう弓教授が政府に話をつけてくれる」「だから、俺を信じて一緒に来てくれないか」
ショウ「…わかった」
【戦闘マップ3終了】

【シナリオエンドデモ開始】

光子力研究所 指令室
甲児「な、なんだお前は!? デーモンか!?」
チャム「デーモンって何よ!? あたしはチャム・ファウ!」「ミ・フェラリオのチャム・ファウよ!」
甲児「ミ・フェラリオ…!?」
チャム「もう! さっき多少のことじゃ動じないとか言ってたくせに!」
明「…こいつがデーモンじゃねえのは確かだな」
ちずる「小っちゃくて、かわいいじゃない。まるでおとぎ話に出てくる妖精ね」
ショウ「俺も、バイストン・ウェルで初めて見た時は驚いたよ」
豹馬「その、バイストン・ウェルってのがよくわからねえんだよなぁ」「メグやサキミがいた世界と同じような感じなのか?」
サキミ「違うと思います。私たちがいたのは並行世界の地球…」「バイストン・ウェルは、ファンタジー作品に出てくるような本物の異世界じゃありませんか?」
十三「うーん、そう言われてもなぁ…ややこしい話やで、ホンマ」
チャム「だから! バイストン・ウェルは海と陸と間の世界だって言ってるでしょ!」「ものわかりの悪い地上人ね!」
十三「そんなもん、パッとわかる方がおかしいわい!」
甲児「ショウは、こっちでずっと行方不明になってからずっとそこで戦ってたのか?」
ショウ「ああ。バイストン・ウェルに召喚された地上人は、向こうの人間よりオーラ力が強いんだ」「それで、俺はオーラバトラーのパイロットに選ばれて…」
宙「じゃあ、あのガラリアって奴も…!?」
ショウ「いや、あいつはバイストン・ウェルの人間だ」「向こうの世界で、俺たちは敵同士として戦っていた」「けど、俺はできればあいつを元の世界に帰してやりたいと思ってる」
チャム「ショウ…」
サキミ「元の世界、か…」
さやか「そういえば、メグはまだ帰ってきてないの?」
サキミ「ええ。戦いの後、ディーダリオンを追って…」


ディド「………」
メグ「ようやく見つけたわよ、ディーダリオン」
ディド「!? お前は…!」
メグ「覚えてないの? MARTの大門恵留…南極でずっとあなたと話をしてたでしょ」
ディド「メ…グ……」
メグ「そう、メグよ! 良かった、覚えててくれて!」「ずいぶん探したのよ? 戦いが終わればいつも消えちゃうし…」「まさか、あなたが人間の姿に変身できるなんて思わなかったもの」
ディド「………」
メグ「不動君から聞いたわ。あなた、ディドって名乗ったんでしょ? それがあなたの本当の名前なの?」
ディド「わからない。ただ、そう呼ばれていた気がするだけだ」
メグ「やっぱり、記憶はまだ戻ってないのね。なら、どうしてこの世界で戦いを…」
ディド「善なる者の生命を守るためだ」
メグ「善なる者…?」
ディド「今の俺には、それしか…」
メグ「………」「ねえ、あたしたちと一緒に来て」
ディド「それはできない」
メグ「どうして? あなたの正体がわかった以上、人間でいる時を狙われるかもしれないのよ?」「だったら、あたしたちといた方が…」
ディド「お前たちに、危険が及ぶ…」
メグ「…!?」「まさか、あなた…あたしたちを危険な目に遭わせないために、あえてあたしたちと距離を…」
ディド「………」「この世界にまで、奴らは俺を追ってくるかもしれない」「そして奴らと戦いになれば、俺が勝てるとも限らない」「だから、俺は……」
メグ「ディド…」
ディド「………」
【シナリオエンドデモ終了】


● 第7話「妖鳥シレーヌ」 へ戻る

● 第9話「閃光のガラリア」 へ進む


◆ 「ワールド1」 へ戻る

◆ メインワールド序章 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦DD」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。