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第2話
ガスくん風にのる!

【シナリオデモ1開始】
月面
ベネット「…グランゾートと邪動族が戦闘しても、騒ぎになっていませんね」
V-メイ「まあ、気付いてる連中はいるだろうさ。でも、そう簡単に対処することは出来ないね」「グランゾートやあんたのグラフディン、それに敵も第三者から見れば、神出鬼没の存在だから」
ベネット「でも、時間が経てば、この世界の軍隊が介入してきます」
V-メイ「そうなる前に魔動戦士を見つけて、ラビルーナへ行かなきゃね。だから…」「さあ、いらっしゃい、いらっしゃい! この弓を引けた者には賞金200ムーンドル出すよ!」
グリグリ「1回、100ムーンセントグリ!」
大地「…ねえ、もう挑戦する人いないんじゃないの? みーんな失敗してるし」
ベネット「見物客も減ってきたしね。この弓、そんなに引くのが難しいんですか?」
V-メイ「じゃあ、試しにやってごらん」
ベネット「それじゃ…」「あら、本当に重いわ。びくともしない」
グリグリ「100ムーンセントグリ!」
ベネット「あら、ちゃっかりしてるわね、グリグリちゃん。でも、持ち合わせがないのよ」
V-メイ「まあ、あんたはこの世界に来て間もないからね。後払いでいいよ」
ベネット「そこまでして、お金を…」
V-メイ「そりゃあ、旅を続けるには必要だからさ。お金儲けも出来るし魔動戦士も探し出せるだろう?」
大地「ねえ、婆ちゃん。魔動戦士ならこの弓を引けるって言ったって、ここにはもういないんじゃないの?」
V-メイ「うーん、確かにねえ…。場所を変えてみるかね」
グリグリ「ボクが探すグリ! ホロレチュチュパレロ!」
〔衝撃音〕
大地「うわっ! でっかい岩!」
V-メイ「おやまあ、グリグリがニンジン以外の魔法を成功させるなんて、珍しいねえ」
グリグリ「この上に乗って探せば、人のいる場所が見つかるグリ!」
ベネット「ちょっと待って。その岩、動いてない?」
大地「こ、こっちに転がってくる!!」
V-メイ「みんな、逃げるんだよ!」
大地「うわあああっ!!」
???(ガス)「危ないっ!!」
〔殴打音〕
〔破砕音〕

グリグリ「きゃわー! あの人、割っちゃったグリ!」
ガス「大丈夫ですか?」
大地「あ、ありがとう…」
ガス「どういたしまして。それじゃ、私はこれで…」
大地「あっ、待って! 君、この弓を引いてくれないか?」
ガス「何ですか、それ?」
V-メイ「あたし達はこの弓を引ける人間を捜しているんだよ。やってみてくれないかね?」
ガス「何か事情がおありのようですね。わかりました、やりましょう。では…」「はああっ!」「ああ…駄目です。力が入りません」
〔腹の虫の音〕
V-メイ「何だい、お腹が空いてるのかい?」
ガス「はあ、恥ずかしながら…」
V-メイ「なるほどね。腹が減っちゃ、力も出ないもんさね」「そろそろあたし達も食事の時間だ。一緒に食べていくかい?」
ガス「いいんでしょうか?」
V-メイ「助けてもらったお礼さ。遠慮はいらないよ」
ガス「ありがとうございます!」

邪動帝国 ドクター・バイブルの部屋
シャマン「ドクター・バイブル、サーベイガー1号の改造はどうだ?」
ドクター・バイブル「キエーーッ! ワシを誰だと思っておる! 大天才、ドクター・バイブルなるぞ! とっくに出来ておるわい!」
シャマン「今度は私の邪動力に耐えられるのだろうな?」
ドクター・バイブル「ヒッヒッヒー、もちろんじゃ! 天才のワシに不可能はない! いやー、天才だな、俺ってば」
シャマン「こちらの首尾は整った。さて後は魔動戦士の居場所だが…」(この私に恥をかかせるとは…。あんな強力な魔動力を使いパイロット…)(グランゾートを操る光の魔動戦士の姿をこの目で確かめてやる…!)

月面
ガス「んぐんぐ…!」
大地「すっげえ食いっぷり…」
V-メイ「よっぽどお腹が空いていたんだねえ」
ベネット「食べ過ぎは体に毒よ?」
ガス「いえ、やっと腹一分目になったくらいですので」
大地「あれだけの量を全部食って、それ!?」
ガス「ご馳走様でした」
V-メイ「お粗末様でした。それで…ガスって言ったね。あんたは何か目的があるのかい?」
ガス「私、立派な格闘技の選手になるため、武者修行の旅をしております」
ベネット「格闘技…なるほど、いい体格してるものね」
ガス「この度はご馳走を賜り、本来ならばお礼をしなければいけないところですが、あいにく…」
V-メイ「だったら、もう一度あの弓を引いてもらえるかい?」
ガス「えっ、そんなことでいいんですか?」
ハピ「シャーーー!!」
ベネット「ハピちゃん、どうしたの?」
V-メイ「ハピは邪動族の匂いを嗅ぎ分けられるんだ! 邪動族が近づいてるってことだよ!」
〔画面、震動〕
ガス「な、何ですか!?」
V-メイ「早速お出ましのようだね…!」
大地「婆ちゃん、俺、行くよ!」
ベネット「私も。V-メイさん、グラフディンを出して下さい」
V-メイ「ああ、わかったよ」
【シナリオデモ1終了】


サブタイトル
『ガスくん風にのる!』


【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔味方枠外ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

邪動兵「グランゾートを発見! シャマン様にお知らせするんだ!」
ベネット「みんな、危険だから下がっていて!」
ガス「何もない所からロボットが…!」
大地「これが魔動王グランゾートさ! 行くよ、ベネットさん!」
ベネット「ええ!」
<戦闘開始>

<敵全滅・勝利条件達成>

大地「へへーん! 楽勝、楽勝!」
ベネット(あの子、順応性が高いわ。グランゾートのおかげだとしても、訓練を受けた私以上に戦えるなんて…)
V-メイ「さて、邪動族に見つかっちまった以上、ここに長居は出来ないねえ。さっさと移動するよ」
【戦闘マップ1終了】

【シナリオデモ2開始】

月面
ベネット「困ったわね。ほとんど進んでないのに、車が故障するなんて」
大地「俺、見てみるよ」
V-メイ「おや、頼めるかい?」
大地「任せて! 俺、メカには強いんだあら」
V-メイ「さて…さっきは途中で邪魔が入っちまったからね。ガス、改めて弓を引いてもらえるかね?」
ガス「そうですね。それでは…」」「んんんんん!」

グリグリ「ビクともしてないグリ!」
ガス「おかしいなあ。何でこんな弓が引けないんだろう?」
V-メイ「そりゃそうさ、その弓は力だけでは引けないのさ」
ガス「まるで武術の心得みたいですね」
V-メイ「ま、焦る必要はないよ。しばらくはあたし達と一緒に旅をするんだろう?」
ガス「ええ、少しでもお役に立てればと」(それに…この身湯が気になります。力には自信がある私が引けないなんて。これはきっと、未熟な証拠です)
グリグリ「大地、まだ直せないグリ?」
大地「うーん…こんなオンボロメカ、初めてだよ。これで走ってたのが奇跡だな」
V-メイ「まあ、このムーン・ラビットも長いこと使ってるからね」
大地「あっ! これだ! コアジェネレーターのプラグが焦げてる! これじゃ動かないよ」
V-メイ「そのコア何とかってのは、どうすれば直るんだい?」
大地「魔法使いなんだから、魔法で直したら?」
V-メイ「あ、駄目駄目。あたしゃ、どうもカメは苦手でね」
大地「カメ?」
ガス「それは、カメではなくメカではありませんか?」
V-メイ「どっちだっていいよ。とにかく、あたしゃお手上げさ」
大地「グラフディンの足にくっついてる車輪の上に乗っけられないかな」
ベネット「ホイール・ユニットは単独でも動かせるけど、バッテリーは長時間もたないわ」
大地「バッテリー? グラフディンって、電気で動いてるの?」
ベネット「いえ、MDレヴという特殊な動力源よ。詳しいことは言えないけど」
大地「えー、何だよ、それ」
ベネット「喋ったら、怖い人達に怒られちゃうのよ」
グリグリ「じゃあ、ボクが魔で直すグリー! ホロレチュチュパレロ!」
〔魔法の発動音〕
〔画面、フラッシュ〕

大地「わっ、わあ!? ニンジン!?」
ガス「さっきのろぼっと尾そうですけど、魔法って凄いですね」
大地「凄いですね、じゃないよ! 俺、ニンジン嫌いなんだってば!」
ベネット「あら、好き嫌いはいけないわよ。食べる物がなくなった時、グリグリちゃんがニンジンを出してくれたら、助かるじゃない」
大地「何か出すなら、シュークリームにしてくれよ」
V-メイ「ともかく、近くの町で車のパーツを売ってる店を探した方がいいね」
ベネット「じゃあ、私と大地君で行ってきます」
ガス「私も連れて行って下さい。ボディガードというのも何ですが、身体が鈍ってますので」
グリグリ「ボクも行くグリ!」
V-メイ「それじゃ、ハピも連れてお行き」
ハピ「キュイキュイ」
ガス「警報機代わりというわけですね」
V-メイ「ああ。邪土俗は人間の姿に成りすまして、あたし達を絶えず監視してるんだ。油断は出来ないからね」
大地「わかった。行ってくる!」

近くの街
ベネット「…コアジェネレーターが売っていて良かったけど、高かったわね」
大地「しょうがないさ」
ベネット「でも、お金がほとんどなくなってしまったから…先々の食費が心配だわ」
大地「…グリグリのニンジンは嫌だよ」
ガス「おや? グリグリちゃんの姿が見えませんが…」
大地「えっ? どこ行ったんだ、あいつ?」
ベネット「手分けして捜しましょう!」
〔走り去る足音〕
大地「ガスはあっちへ! 俺はこっちを捜してみる!」
ガス「わかりました!」
〔走り去る足音〕
大地「あ、そこのお兄さん! ウサギの耳のヘアバンドを付けた小さい女の子、見なかった?」
シャマン「ん…? 知らんな」
大地「そっか…。こっちじゃなかったのかな?」
シャマン(! 今、魔動力を感じた…)(いや、まさかな。こんな子供が魔動戦士とは思えん)
〔歩き去る足音〕
大地「うーん、他の所を捜しに…」
グリグリ「大地、見つけたグリ!」
大地「グリグリ! 見つけたって、それはこっちの台詞…」
ハピ「シャーーーッ!」
大地「ハピ? あっ! もしかして、さっきのあいつが!?」
〔走り寄る足音〕
ベネット「グリグリちゃん、そこにいたのね!」
グリグリ「いたグリ!」
大地「ベネットさん、すぐ近くに邪動族が!」
ベネット「えっ!?」
大地「サングラスの男だ! 向こうに行ったよ!」
ガス「あっちはお婆さんんおいる方向です! 追い掛けましょう!」
ベネット「ええ!」

シャマン(報告によれば、グランゾートを発見したのはこの辺り…)
ベネット「そこのあなた!」
大地「お前、邪動族だな!?」
シャマン「さっきの子供か。わけのわからないことを言うな」
大地「とぼけたって駄目だぞ!」
シャマン「子供の戯言だな」
大地「子供じゃない! 俺の名は遥大地だ!!」
シャマン(これは…やはり、魔動力か)「面白い、貴様が本当に魔動戦士ならば、魔動王を呼べるはず」「ジャハ・ラド・クシード…出でよ、闇の邪動神! サーベイガー!」
【シナリオデモ2終了】

【戦闘マップ2開始】

〔味方ユニット出現済み〕
〔味方枠外ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕

シャマン「この目で真実を確かめてやる」
大地「あいつがあの邪動神に乗ってたのか!」
〔敵ユニット出現〕
ガス「他のロボットも出て来ました!」
大地「ガス達は、婆ちゃんの所に戻っててくれ! 俺はグランゾートを呼ぶ!」「マジカル・シューート!!」
〔大地がいる地点の近くに炎の魔法陣形成〕
大地「ドーマ・キサ・ラムーン…! 光り出でよ、汝、グランゾート!!」
〔味方ユニット出現〕
シャマン「お前のような少年が、グランゾートのパイロットだったとはな」
大地「何っ!?」
シャマン「私は邪動帝国のシャマン。さあ、大地よ、お前の魔動力を見せてみろ!」
〔味方ユニット出現〕
ベネット「グラフディンが!」
V-メイ「頼まれる前に出しといたよ!」
ベネット「ありがとうございます! これで私も戦えます!」
大地「行くぞ、シャマン!」
<戦闘開始>

<大地vsシャマン>

大地「シャマン! この間みたいに追い返してやる!」
シャマン「あの時程の魔動力は感じん…。力を発揮する前に片付けておくべきだな」

<敵4機撃破・味方援軍1出現>
大地「よし、押してるぞ! この調子で行こう、ベネットさん!」
ベネット「でも、油断は禁物よ!」
シャマン「その女の言う通りだ」
〔シャマン、大地へ隣接〕
大地「うわっ!?」
〔シャマン、後退〕
ベネット「この前よりも強化されているみたいね…!」
グランゾード「大地、魔動力を高めねば危険だぞ」
大地「わかってるけど…!」
シャマン(魔動戦士は未熟だが、魔動王の力は侮れん。ならば…!)「ジャハ・ラド・クシード…ジャハ・ラド・クシード…!」
V-メイ「何て邪動力だ…! あのままでは、2人ともやられてしまう…!」
ガス「そんな…! どうすれば2人を助けられるんですか!? 教えて下さい!」
〔魔動力の高まる音〕
V-メイ(魔動力を感じる…! やはり、この子…!)
〔魔法光の発光音〕
グリグリ「弓が光ってるグリ!」
〔風の音〕
V-メイ(風が吹いてきた…! これなら!)「ガス、この弓をお引き!」
ガス「で、ですが、その弓は…!」
V-メイ「力で引くんじゃない、ガス! 感じるんだよ、風のエネルギーを!」
ガス「風のエネルギー…?」
V-メイ「心の目で感じ取るんだ! 風の息遣いを自分の中に感じ取るんだよ!」
ガス(息遣いを感じ取る…)「…そうか!」
V-メイ「天を!大地を、海を流れ! 自然の息吹を運ぶ偉大なエネルギーを感じるんだよ!」
〔魔動力の高まる音〕
ガス「感じる…! 身体が、心が、風を感じる! うおおおおおっ!」
グリグリ「きゃわー! 弓が引けたグリー!」
〔魔法光の発光音〕
ガス「こ、これは!?」
V-メイ「光の矢だよ! その矢を天に向かって射るんだ!!」
ガス「は、はいっ! マジカル・アローーーッ!!」
〔ガスのいる地点の近くに風の魔法陣生成〕
シャマン「あれは!?」
V-メイ「ガス、あの魔法陣に向かって唱えるんだ! ドーマ・キサ・ラムーン! 光り出でよ、汝、ウインザート!」
ガス「わかりました! ドーマ・キサ・ラムーン…!」「光り出でよ! 汝、ウインザート!!」
〔味方ユニット出現〕
V-メイ「ウインザート召喚、成功だよ!」
シャマン「あの少年も魔動戦士であったのか! だが、むざむざと復活させるわけにはいかん!」
ベネット「そうはさせない!」
〔シャマンに爆発〕
シャマン「貴様!」
大地「ガス、今の内にウインザートに乗り込め!」
ガス「でも、あんな高い所にどうやって!?」
V-メイ「風に乗って、ウインザートまで行くんだよ!」
ガス「風に乗れって言われても、どうしたら…!?」
V-メイ「さっきと同じさ! 感じるんだよ!」
ガス「わ、わかりました…! 虎穴に入らずんば、虎児を得ず…! やああっ!」
〔ウインザートのパイロット、無人→ガスへ変更〕
〔ガス、変形〕
ガス「こ、ここは…!? ど、どうすれば動くんでしょう!?」
大地「慌てるな、ガス! 自分が動くつもりになってみろ! そうすれば動く!」
ガス「自分が動くつもりで…!」「ウインザート、動いてくれ…!」
〔ガス、大地へ隣接〕
大地「ガス、やるじゃないか!」
ガス「大丈夫ですか!? ここからは私もお手伝いします!」
ベネット「ガス君は無理をしないで!」
シャマン「一体増えたところで、勝てるつもりでいるのか。2体の魔動王もろとも葬り去ってくれる!」

<ガスが戦闘>
ガス「2人を助けるために、私は戦います!」

<ガスvsシャマン>
ガス「悪い奴は見過ごせません! 覚悟してもらいますよ!」
シャマン「風の魔動凰牙復活したとしても、ここで破壊すればいいのだ!」

<シャマンHP30%以下・勝利条件達成>
シャマン「ぬうっ! これほどの魔動力を身に付けていたとは…!」
ガス「さあ、観念して下さい!」
シャマン「新たな魔動王の手強い…! やむを得ん、撤退する!」
〔敵ユニット離脱〕
大地「あっ、待てよ!」
ベネット「反応が完全に消えたわ。魔法で撤退したのね。私達も早くここから離れた方がいいわ」
大地「う、うん」
V-メイ「みんな、よくやったね。戻っておいで」
【戦闘マップ2終了】

【シナリオエンドデモ開始】

月面
ガス「なるほど…皆さんはそんな大変な旅をしていたんですね」
V-メイ「ガス、あんたは魔動戦士なんだ。あたし達と一緒に戦ってくれるかい?」
ガス「もちろんです! 義を見てせざるは勇なきなり。おじじ様の遺言ですから」
大地「ガス、今日から俺達は本当の仲間だ! 改めてよろしく!」
ガス「こちらこそ!」
V-メイ「長い旅になるんだ。何でも遠慮なしに言っとくれよ」
ガス「はい、私…少々食事の回数が多いかも知れませんが、それでもよろしければ」
V-メイ「何回食べるんだい?」
ガス「はあ、3回ほど…」
大地「なーんだ、普通じゃないか」
V-メイ「1日3回はあたし達だって…」
ガス「あの…1日ではなく、朝昼晩に3回ずつです」
ベネット「ええっ!?」
V-メイ「そ、そうかい。こりゃあ、これから食費に困りそうだね…」

邪動帝国 謁見の間
アグラマント「グランゾートに続き、ウインザートまで復活してしまった…!」「残るアクアビートを蘇らせてはならん! 何としても奴らの持つ魔動石を奪うのだ!」
エヌマ「ははーっ!」
アグラマント「ドクター・バイブル!」
ドクター・バイブル「はっ!」
アグラマント「邪動神の新しい手足の完成を急げ!」
ドクター・バイブル「キエーーーッ! 既に取り掛かっておりますぞ!」
アグラマント「うむ。耳長族共の行方はわかっておるのだろうな?」
シャマン「はっ! 監視メカにて追跡しております」
アグラマント「よし…では、いつでも出られるよう準備をしておけ」
ナブー「ははーっ!」
〔歩き去る足音〕
アグラマント「こうも早く2体目の魔動王が復活するとは…」
〔通信の開く音〕
???(ドアクダー)「全てが順調とは行かぬようだな」
アグラマント「貴様か…。何、大したことではない」
???(ドアクダー)「2体の魔動王の復活…我が知らんとでも思ったか?」
アグラマント「…魔動王の復活は防がねばならぬが、奴らには何も出来ぬ」
???(ドアクダー)「ラビルーナの守りは万全とでも言いたげだな。貴様が望むのであれば、手を貸す準備も出来ておるぞ」
アグラマント「そのような余裕があるのか?」
???(ドアクダー)「ほう…?」
アグラマント「魔動王が復活したように、そちらでも救世主が再び現れるかも知れぬぞ」
???(ドアクダー)「救世主だと? フフフ…ハハハハハハ…!」

月面
大地(お母さん、お元気ですか? ガスという力強い仲間が加わり、今、最後の魔動戦士を探す旅に出ています)(と言っても、僕らに出来るのは、人伝の噂を頼りに魔動器を使える人間を地道に探すこと…なかなか大変です)
ガス「…ところで、おばば様。ラビルーナは、いったいどのような場所なのですか?」
大地「そういや、俺も詳しく聞いてなかったな」
V-メイ「それじゃ、ラビルーナの話をしてあげようかね」
グリグリ「話すグリー!」
V-メイ「ラビルーナは聖地ルナを中心に、全部で6つのエリアに分かれているんだよ」「で、それぞれに特徴があって、緑が生い茂っていたり、広大な海があったり…氷ばかりの所もあるねえ」
大地「へえ~、面白そう!」
V-メイ「邪動族に支配されてしまってからは、各エリアで色々と異常が発生してるようだけど」
ベネット「…前にお話を聞いた時は、神々が住まう世界も存在すると仰ってましたね」
ガス「神々が…? そんな所もあるのですか?」
V-メイ「あそこはラビルーナのエリアじゃない。神部界っていう別世界さ」
大地「神部界…」
V-メイ「神が住まう創界山があって、そこは7匹の龍神によって守られているんだ」「遥か昔、その創界山が闇に包まれたことがあって…」「神部七龍神と共にその闇を晴らし、人々を救った救世主がいたそうだよ」
大地「ふ~ん…ロールプレイングゲームみたいな話だね」
ベネット「魔動王に乗る大地君とガス君もそんな感じよ?」
大地「だけど、救世主なんてのがいるんなら、俺達の旅の手助けをして欲しいなあ」
V-メイ「余所は余所、うちはうちさ。それに、今に3人目の魔動戦士だって見つかるよ」
大地「3人目か。いったい、どんな奴なんだろう…」
【シナリオエンドデモ終了】


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