第２話
インビジブル・フラグメント
サブタイトル
『インビジブル・フラグメント』
【戦闘マップ１開始】
〔味方ユニット出現〕
リュウセイ「ここか…！」
ヴィレッタ（あれから敵は現れなかった。そして、ここにもそれらしき物はいない）（本命は、こちらではないということ？）
リュウセイ「あれが落下物か」
〔カーソル、落下物を指定〕
ヴィレッタ「………」
リュウセイ「画像で見た印象とかなり違うな。何だ、この感じは…？」
ヴィレッタ「撮影された角度と私達が見ている部分が異なっているから…だけではないわね」
リュウセイ「あれは飛行機のパーツなんかじゃねえ…それどころか、地球の物ですらねえと思う」
ヴィレッタ「直感か？」
リュウセイ「あ、ああ…こいつはヤベえ。嫌な感じがどんどん増してきやがる」
ヴィレッタ「確かに…私もだ」
リュウセイ「隊長も！？ それって、まさか！」
ヴィレッタ「いけないすぐに…」
〔レーダー反応〕
〔敵ユニット出現〕
リュウセイ「今度はキャニスか！ しかも、あの出方は！」
ヴィレッタ「間違いない、こちらが本命だったようね」
リュウセイ「なら、あの破片はあいつ絡みの…」
ヴィレッタ「詮索は後で。ハガネからの救援は間に合わない。私達で敵を撃破する」
リュウセイ「ああ、わかったぜ！」
＜戦闘開始＞
＜敵全滅・勝利条件達成＞
ヴィレッタ「リュウセイ、大丈夫か？」
リュウセイ「ああ…でも、さっきので打ち止めってことはねえよな」
ヴィレッタ「でしょうね、まだ破片が残っているから」
リュウセイ「だったら、何をやって…」
〔サイコドライバーの共鳴〕
リュウセイ「うっ！？」
ヴィレッタ「どうした？」
リュウセイ「こ、この悪寒は！ まさか！！」
〔敵ユニット出現〕
ヴィレッタ「ラマリス！？」
リュウセイ「湧いて出て来やがった！」
ヴィレッタ「何故、彼らがこんな所に…！？」
【戦闘マップ１終了】
【戦闘マップ２開始】
〔味方ユニット出現済み〕
〔敵ユニット出現済み〕
ヴィレッタ「大都市でもなく、人もいないこの地にラマリスが現れるとは…！」
リュウセイ「あ、あの破片のせいだ…！ あれに負念が纏わり付いてんだ…！」
ヴィレッタ「ラマリスを発生させるほどの…？ いや、破損した状態では単なる培養体か」
リュウセイ「ある意味、本場物だからな。欠片でも何かきっかけがありゃあ、湧いて出るんだろ」
ヴィレッタ「しかし、あの数…その上、別の伏兵がいるとなると…」
リュウセイ「ヘッ、隊長…そういう時のためのＳＲＸだろうが！ あいつらが来てくれたぜ！」
〔味方ユニット出現〕
アヤ「隊長、リュウ、待たせて御免なさい！」
ラ「自分達も所属不明のレリオンに襲撃されましたが、目的地に破片はありませんでした」
ヴィレッタ「わかったわ。リュウセイ、ＳＲＸ合体を許可する！」
リュウセイ「了解！ やるぞ、ライ、アヤ！」
〔リュウセイ＆ライ＆アヤ、フォーメーション〕
アヤ「念動フィールド、オン！」
ライ「トロニウム・エンジン、フルドライブ！」
リュウセイ「行くぞ！ ヴァリアブル・フォーメーション！！」
〔リュウセイ、合体〕
リュウセイ「天下無敵のスーパーロボットォォ！ ここに見参！！」
ヴィレッタ「リュウセイ、あの破片には手を出すな。出来れば、後で調査したい」
アヤ「しかし、それではラマリスの出現を抑えることが…！」
リュウセイ「だったら、出て来る奴を全部潰すまでだ！ 俺達のＳＲＸでな！！」
＜戦闘開始＞
＜敵全滅・勝利条件達成＞
リュウセイ「おっしゃ！ 全部片付けたぞ！」
アヤ「いえ、まだよ…！ ラマリスの出現頻度が前より低いだけ…！」
リュウセイ「へっ、１対多の戦闘はＳＲＸの独壇場だぜ！」
ライ（だが、これは長期戦になりかねんぞ…！）
【戦闘マップ２終了】
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