No.16
ハイパージェリル
【シナリオデモ開始】
ブライト「問題は撤退したティターンズだな。いずれここを取り戻そうとやってくるだろう」
ミサト「それに私たちの立場もねぇ。なんか誤解されぱなしだし‥‥早いとこ誤解とかなきゃ、いつまでもこんな事続けてらんないわ」
エマ「この前みたいに正規の連邦軍に出てこられたらどうします? まさか戦うわけにはいかないでしょうし‥‥」
アムロ「多分それなら心配はないと思うな。正規軍が出てきた時点で、我々は撤退せざるをえない。そうなるとティターンズの権威が失われるからな。
ギャリソン「左様でございますな。ティターンズが正規軍より弱いなどという風評をたてられるのは、ジャミトフとしても不本意でございましょう」
ブライト「しかし、ここを戦場にするわけにもいかない。やや前進し、ティターンズの出方をうかがうか」
アラン「う‥‥」
シロッコ「気がついたかね、アラン=イゴール君」
アラン「シロッコ‥‥そうか、やはり罠だったわけか」
シロッコ「まさか一人で先走るほど愚かだとは思わなかったよ」
アラン「ふん、しかし結果的には貴様の謀略を阻止できたんだ、こっちとしては本望さ。さあ、殺すなら殺せ」
シロッコ「いや、君にはまだやってもらわなければならない仕事があるのでね。しばらくはここでおとなしくしておいてもらおうか」
リィナ「シーブックさん、ハサウェイさん、イモの皮むき、終わりました?」
シーブック「ああ、もうちょっとだ」
ハサウェイ「‥‥シーブックさん」
シーブック「ん?」
ハサウェイ「シーブックさんって、ロンド=ベルの中じゃエースクラスですよねえ?」
シーブック「ま、まあな」
ハサウェイ「そんな人が、イモの皮むき、ですか?」
シーブック「人手が足りないっていうのは、君もわかってるだろ?」
ハサウェイ「けど、イメージってものが‥‥」
シーブック「それを言うならアムロさんだって、洗濯機や電子レンジの修理、やってるぜ。それに、俺はけっこうこういうの好きなんだ。心がなごむぞ」
ハサウェイ「はあ‥‥」
セシリー「あら、シーブック、がんばってるわね」
シーブック「セシリー、そっちはどう?」
セシリー「久しぶりだから、うまくできたかどうかわからないけど‥‥なんとか、ね」
ハサウェイ「? セシリーさんは何をやってるんです?」
セシリー「パンを焼いてるの。私、実家はパン屋だったのよ」
リィナ「セシリーさあん、これくらいですかあ?」
セシリー「はあい、今行くわ。じゃ、二人ともがんばってね」
ハサウェイ「‥‥アットホームって言うか、なんて言うか‥‥」
エレ「あの‥‥私も何か手伝わせてください」
シーブック「エレ様? 何もエレ様まで‥‥」
エレ「いえ、やらせてください。それに、私も昔は山小屋で自炊していたこともあるんですよ」
ショウ「あ、エレ様、ここにいらしたんですか」
マーベル「エイブ艦長がお話しがあるとおっしゃってました。至急ブリッジにおいでください」
エレ「エイブ艦長が? わかりました、すぐに‥‥うっ」
ショウ「!? エレ様!?」
エレ「! こ‥‥これは‥‥」
マーベル「大丈夫ですか、エレ様!?」
エレ「オーラバトラーと‥‥赤い‥‥赤い髪の女が‥‥力が強く、危険な力を‥‥」
マーベル「エレ様の‥‥予知?」
シーブック「赤い髪の女って‥‥」
ショウ「ドレイク軍にジェリル=クチビというのがいる」
エレ「強すぎる力を持っています」
マーベル「でも、ドレイクのところへ来た三人の地上人は、決して強力すぎるとまではいかなかったわ」
ショウ「地上にでたら何が起こるかわからないんだ。考えられない事じゃない」
〔警報〕
シーブック「敵襲か!」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「ハイパージェリル」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
〔第3軍ユニット出現済み〕
アレン「ふん、さすがは地上の技術だ。レプラカーンの動きが軽いぜ」
フェイ「電子部品の精度が違うからな。‥‥しかしアレン、あれ、どう思う?」
アレン「‥‥ジェリルのことか? 確かにな‥‥俺達も地上に出てオーラ力は上がっているが‥‥あいつは異常だ」
兵士A「ジェリル殿。こうして一緒に飛行してみますと、オーラバトラーの素晴らしさがよくわかりますよ」
ジェリル「いやいや。地上のモビルスーツだって、大したものさ」
兵士B「バイストンウェルへいけたあなたを、大変うらやましく思います」
兵士C「同感です。我々にない力を持っていらっしゃるのですから」
兵士A「素晴らしい。まさに二十世紀のジャンヌ=ダルクだ」
兵士B「違いない。ジャンヌの再来だ」
ジェリル「‥‥こそばゆいね。ダブリンの鼻つまみが、ジャンヌ=ダルクとはね」
フェイ「‥‥聞いたか?」
アレン「ああ。あいつ‥‥どういうことだ?」
〈出撃ユニット選択〉
〈出撃ユニット選択〉
ブライト「オーラバトラーと連邦軍だと!?」
エマ「どうします? 連邦軍に手を出すわけには‥‥」
クワトロ「そういう手を使ってくるとはな‥‥」
シーラ「‥‥妙です。このオーラ力‥‥確かに強力ですが、なにか‥‥人の意志に介入してくるように思えます」
ショウ「そんなことができるのですか?」
シーラ「わかりません。しかし、悪意に満ちたオーラ力であるのは事実です」
マーベル「赤い髪の女‥‥ジェリル=クチビ!?」
ショウ「あのレプラカーンか!? まさか‥‥ジェリルが人を操っている?」
アムロ「なら、あのオーラバトラーさえたたけばすべて解決だな」
ブライト「‥‥よし、連邦軍に対しては一切手を出すな! オーラバトラーだけを狙え!」
<戦闘開始>
<ショウvsジェリル(レプラカーン搭乗)>
ジェリル「最期だよ、ショウ=ザマ!!」
ショウ「ジェリル=クチビッ!!」
<マーベルvsジェリル(レプラカーン搭乗)>
ジェリル「ヒロインはあたし一人でいいのさ!」
<ジェリル(レプラカーン搭乗)撃破・敵増援1出現>
[デモムービー「ハイパーレプラカーン」]
マーベル「何っ!? このオーラ力‥‥」
ショウ「レプラカーンが‥‥巨大になってみえる!?」
ジェリル「ハハハハハハハッ!!」
エレ「ジェリルは‥‥オーラ力は‥‥人を歪めさせ、戦いの中にとり込もうというのか‥‥」
<ショウvsジェリル(ハイパーレプラカーン搭乗)>
ジェリル「ショウ=ザマ! 今日こそはってやつさ!!」
ショウ「オーラの力は、マシンをも巨大化するというのか!?」
<ジェリル(ハイパーレプラカーン搭乗)撃破>
ジェリル「こ、このあたしが‥‥!?」
〔第3軍ユニット離脱〕
<アレン撃破>
アレン「くっ! 覚えてやがれ!
<フェイ撃破>
フェイ「くっ! なんてパワーなんだ!!」
<味方が第3軍を攻撃>
ブライト「バカな! これでは‥‥」
クワトロ「我々は反逆者の烙印を押されてしまったということか‥‥」
(→ GAME OVER)
<敵全滅・勝利条件達成>
エレ「悪意をも拡大するオーラマシン‥‥人は‥‥」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
ショウ「実態でもない‥‥幻でもない‥‥一体‥‥」
チャム「何?」
ショウ「ジェリルはオーラ力を制御できなくて死んでいった。‥‥自分‥‥一人でな」
マーベル「じゃあ、私達だって自分のオーラ力の制御をしそこなえば‥‥自滅が待ってる‥‥」
ショウ「憎しみと、怒りと驕りの心が、オーラ力を以上に増大させてしまうんだろうな」
チャム「ねえショウ。ショウもあんなになっちゃうの?」
ショウ「俺も例外じゃないさ」
チャム「いやよ! ショウ、あんなにならないで!」
ショウ「大丈夫さ、チャム。俺は制御してみせる」
ジャミトフ「失敗したようだな」
シロッコ「いえ、あくまでも連中は時間稼ぎにすぎません。これだけロンド=ベルを足留めしてもらえれば、上出来でしょう。それよりも気になるのは、オーラバトラーが巨大化したという報告です」
ジャミトフ「確かにな‥‥報告が事実であれば、ドレイクとの件も、もう一度検討しなおす必要がある」
シロッコ「いずれは始末せねばならない相手‥‥ならば、今のうちにせいぜい役に立ってもらいましょう」
【シナリオエンドデモ終了】
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