No.17
トレーズの救出
【シナリオデモ開始】
ギャリソン「トレーズ准将の居場所が確認できました。ヨーロッパエリア、ブリュッセルです」
カミーユ「ブリュッセル?」
ブライト「かなり遠いな‥‥」
ギャリソン「ただ、どうやらティターンズも動いているようです。急いで事を運びませんと、手遅れになります」
ミサト「けど、ここを留守にするわけにもいかないわ」
ブライト「小部隊でもって、急行してもらうよりないだろうな」
ヒイロ「‥‥俺が行こう」
ブライト「ヒイロ? 君がか?」
ヒイロ「トレーズという男、気になる。一度会ってみたい」
デュオ「俺達もついていくぜ。な、カトル?」
カトル「あ、うん」
デュオ「ヒイロ一人じゃ、何しでかすかわかんねえからな」
カトル「トロワ、君はどうするの?」
トロワ「トレーズか‥‥いいだろう、俺も行こう」
ブライト「わかった。君達に頼もう。しかし、みたところ君達は単独作戦は得意のようだが、集団戦闘には長けていないようだ。小隊指揮官として、カミーユをつけよう。彼の指揮下で行動してもらう。異論はないかな?」
デュオ「まあ、その通りだからなあ。自分勝手な連中ばっかだもんな」
カトル「是非お願いします」
ブライト「それとショウ、君も頼む。トレーズ准将のいる所はブリュッセル郊外の森だ。機動力のあるビルバインならうまく立ちまわれるはずだ」
ショウ「わかりました」
ファ「艦長、あたしもメタスで行きます」
カミーユ「ファ? けど君じゃ‥‥」
ファ「‥‥お願い、カミーユ」
カミーユ「あ、ああ‥‥わかったよ」
エレ「では、私共のゴラオンでお送りしましょう」
〔カーソル、ブリュッセルへ移動〕
カミーユ「情報によれば、このあたりか‥‥近いな‥‥」
カトル「近いって、何がです?」
カミーユ「あ、いや、別に‥‥」
ファ「‥‥フォウのいる場所でしょ?」
カミーユ「知っていたのか、ファ」
ファ「一応ね‥‥ねえ、カミーユ。フォウのことだけど‥‥いっその事、ロンド=ベルで保護してあげたほうがいいんじゃない?」
カミーユ「ファ‥‥いいのか?」
ファ「だって‥‥フォウはDCに強化人間にされたのよ。ティターンズだってその事は知っているんだから‥‥狙われる可能性だってあるわ」
カミーユ「そう‥‥だよな。この作戦が終わったら、フォウを迎えに行こう」
ファ「‥‥あ、レーダーに反応!」
エイブ「総員戦闘配置!」
【シナリオデモ終了】
サブタイトル
「トレーズの救出」
【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現済み〕
バスク「手間をとらせおって‥‥ふふ、しかしトレーズもこれで最期だな」
トレーズ「ティターンズか‥‥」
レディ「閣下! 急いでここからお逃げください!」
トレーズ「いや、その必要はない」
レディ「閣下!?」
トレーズ「時代が私を排除しようというのなら、私はその流れに逆らうことはできない。これは審判なのだよ」
レディ「閣下! 私一人ででも、閣下をお救いしてみせます!!」
トレーズ「レディ‥‥」
〔味方ユニット出現〕
レディ「貴様らなどに閣下を渡しはせん!!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕
カミーユ「あそこか‥‥いいな、あの屋敷に敵に突入されたら終わりだ! なんとしてでも死守する!」
バスク「きおったか‥‥が、いまさら遅いわ! 急いで屋敷を占拠しろ! ロンド=ベルの連中などかまうな!」
<戦闘開始>
<8EP>
バスク「ちっ、さすがはロンド=ベル、一筋縄ではいかんか。こちらも出し惜しみしている場合ではないな‥‥あれを出せ!」
兵士「はっ!」
〔敵ユニット出現〕
バスク「できればもう少し実験を重ねてから投入したかったところだが‥‥やむをえんな」
カミーユ「サイコガンダム!? ティターンズめ、あんなものを持ち出してくるとは!!」
フォウ「ううっ!! な‥‥なに? これは‥‥この頭痛は‥‥まさか!?」「そんな‥‥サイコガンダムが!? う‥‥ううっ! あ、頭が!!」
カミーユ「あれは‥‥フォウ!?」
バスク「む? おい、今の映像を拡大白! そこのモニターだ!」
兵士「は」
バスク「‥‥ほう、まさかこんなところに隠れていたとはな‥‥フォウ=ムラサメ‥‥こいつは使える。おい、今の場所に急行色! あいつを手に入れる!」
〔バスク、フォウのいる地点へ移動〕
バスク「急いで連れてこい!」
フォウ「なに? や、やだ!? はなして!! カミーユ!! カミーユ!!」
カミーユ「しまった!? フォウが!!」
バスク「ふん、思わぬ拾い物だな。フォウは急いで本部まで輸送しろ!」
カミーユ「フォウゥゥゥゥゥッ!!」
<敵がトレーズ邸へ到達>
トレーズ「やはり、時代は誤った道を進むのか‥‥」
(→ GAME OVER)
<バスク撃破>
バスク「ええーいっ! いまいましい! 次はこうはゆかぬぞ!」
<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
トレーズ「よく来てくれた、ロンド=ベルの諸君。たいしたもてなしはできないが、ゆっくりしていきたまえ」
エレ「そうも言っておれないのです、トレーズ准将。今、ロンド=ベルは大変な危機に見舞われています」
トレーズ「ティターンズのクーデターの件ですね?」
エレ「はい。どうか、ティターンズの野望をくじくために、力を貸していただけないでしょうか?」
トレーズ「‥‥私にできることといえば、ジャミトフの陰謀を暴くことぐらいですが‥‥それでよいのなら」
エレ「よろしくお願いします」
※※8EP以前に勝利条件達成の場合のセリフ※※
カミーユ「フォウ!」
フォウ「? カミーユ‥‥カミーユなの?」
カミーユ「フォウ! よかった、無事だったんだね」
フォウ「カミーユ、どうしてここへ? 今、ロンド=ベルは大変な時なんでしょう?」
カミーユ「フォウ、君を迎えに来たんだ。一緒にロンド=ベルへ行こう」
フォウ「え? けど‥‥私‥‥」
カミーユ「ここにいちゃ危険だ。気付かなかったかも知れないけど、さっきもこの近くでティターンズとの戦闘があったんだ。大丈夫、君を戦わせるつもりはないよ。ロンド=ベルにいた方が安全だから言ってるんだ」
フォウ「‥‥わかった、カミーユの言う通りにする。けど、ひとつだけ、カミーユ勘違いしてる」
カミーユ「勘違い?」
フォウ「私、戦うのがいやなんじゃないのよ。カミーユのためだったら、いつでも戦うつもりがあるわ。ただ‥‥」
カミーユ「ただ?」
フォウ「足手まといになるんじゃないかって、そっちの方が心配だったの。けど、もし私でも役に立てるような時があったら言ってね。喜んで手伝うつもりだから」
※※8EP以後に勝利条件達成の場合のセリフ※※
カミーユ「フォウ‥‥あんな所にいるなんて‥‥助けることができなかった‥‥俺が、俺がもっと気を配っていたら‥‥」
ファ「‥‥カミーユ‥‥カミーユのせいじゃないわ」
カミーユ「気休めなんて言うな!」
ファ「カミーユ‥‥」
カミーユ「いや‥‥ごめん‥‥ファにあたっても仕方ないよな」
ファ「‥‥‥‥」
カミーユ「‥‥けど、フォウの精神波これまでの強化でぼろぼろなんだ‥‥なんとかして助けてあげないと、手遅れになってしまう‥‥」
ヒイロ「‥‥‥‥」
デュオ「よう、ヒイロ。どう思う、あのトレーズってやつ」
ヒイロ「‥‥わからん」
デュオ「だよなあ。なんかこう、漠然としてるって言うか、底が見えねえって言うか‥‥」
トレーズ「失礼するよ」
デュオ「おっと!? トレーズ!? ‥‥とと、准将」
トレーズ「ああ、気にしないでくれたまえ。すでに私は准将の位は剥奪されている」
ヒイロ「‥‥何しに来た」
トレーズ「君達が、あのガンダムのパイロットだと聞いてね。どうしても、一度会ってみたかった」
デュオ「俺たちゃ見せもんじゃねえぜ」
トレーズ「君達の姿こそが、真の兵士の姿なのだ。私は、君達を尊敬している」
トロワ「俺達は戦う事しかできなかった。だから戦った。それだけのことだ」
トレーズ「君達に、あとで渡したいものがある。受け取ってもらえるだろうか?」
カトル「渡したいもの?」
トレーズ「真の兵士である君達にこそ、必要な力だ。君達の存在を知ってから、ひそかに作らせておいた。きっと、役に立つことと思う。では、私はこの辺で失礼しよう」
トロワ「確かに器は大きいようだ。それにカリスマもある。‥‥危険だな」
ヒイロ「‥‥トレーズ=クシュリナーダ‥‥何を考えている?」
【シナリオエンドデモ終了】
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