TOP PAGEへ

No.06
崩壊の大地 前編


サブタイトル
「崩壊の大地 前編」


【シナリオデモ開始】
〔カーソル、ヘリオポリスを指定〕
外宇宙開発機構/ヘリオポリス支部
アキ「・・・以上です。火星で私たちが接触する以前のことについては、ドクター・エリザベスのレポートに詳細が記載されています」
〔モニターの開閉音〕
フリーマン「ご苦労だった。グラドスとエイジ・アスカの件は、実に驚くべき展開だな。後の手配はこちらで行おう。君たちはナデシコに同行し、生き残りの生徒たちを無事地上へエスコートしてもらいたい。承知していると思うが、今は単独で飛ぶのは危険な状況でね」
アキ「ラーサ」
ノアル「ラーサ。それでチーフ、エイリアンの件は」
フリーマン「正体、目的ともに不明。わかっているのはあれが恐るべき戦闘能力を持ち、生物形態で地上へ降下して、植物形態へと変化する、ということくらいでね」
ノアル「やれやれ。チーフ、そいつは何もわかっていないのとたいして変わらないじゃないですか」
フリーマン「残念ながらその通りだ。分析は進めているが現状ではその程度のことしかいえん。ドクター、例の青年はどうだね」
エリザベス「精密検査を行いましたが、やはり地球人と変わりありません。両わき下にあるクルスタル状の物体だけは異質ですが、どうやって人間に変化したのかも、まったくわからない状態です。ただ、エイジのことを考えると、地球人でもグラドス人でもないという可能性は否定できないと思われます」
アキ「現れた時、彼が手にしていたというボックスを回収しましたが、解析不能でした。分子構造も何もかも」
フリーマン「地球の物ではない、か。エイリアンと戦う魔人・・・意識を回復したらぜひとも話を聞きたいところだな。ネルガルとは話がついている。なんとしてもその青年を連れて戻ってくれたまえ」
アキ「ラーサ!」

ヘリオポリス内/ナデシコ/ブリッジ
エリナ「本日から副操舵士として乗艦する、エリナ・キンジョウ・ウォンです。よろしく」
ユリカ「はい、よろしくお願いします。さっそくですが私ちょ~っとアキトと一緒にでかけてきますので、みなさんあとはよろしく」
メグミ「艦長! あの、私そういうのってどうかと」
エリナ「ちょっと待ちなさい! あなたね、艦長が艦を離れるなんて、どういうつもり? 今がどういう状況だがちゃんと認識しているわけ?」
ユリカ「もちろんです。今アキトは休暇中だけど上陸してませんから、アキトは私を待っているに違いありません!」
エリナ「そうじゃなくって! 港に連合艦が入っていることはあなたも聞いているでしょう。それがどういうことか、本当に理解しているの? そもそも木星トカゲやエイリアンがいつ現れるかどうかだってわからないのよ?」
ユリカ「でもここは中立だから、連合艦が寄港するくらいはおかしくないですよね。それにいまナデシコは修理中ですし・・・」
エリナ「あのねぇ。修理中だろうが何だろうが、敵が来たら対応しなくちゃならないでしょう!? そんな時に艦長のあなたがいなくてどうするの!?」
ユリカ「でも私、アキトと・・・」
エリナ「だから状況をちゃんと認識しなさいと言っているのよ。色恋ざたにうかれていていい時じゃないのよ!?」
ジュン「あの人、副操舵士なのに、なんでいきなりえらそうなんです」
プロスペクター「はぁ、なにしろ元ネルガル重工の会長秘書だった人ですからねぇ。なんであの人まで乗ってくるんだか。まったく困ったものです」
ルリ「まで?」
プロスペクター「ああいや、こちらの話でして、はい」

ヘリオポリス内/ナデシコ/一室
アカツキ「まさか君まで乗ってくるとはねぇ。で、どうなんだい」
エリナ「ジャンプ中の艦内記録を確認したわ。ナデシコが火星からのボソンジャンプに成功したのは、やはり彼、テンカワ・アキトくんが鍵ね。いいわ、彼」
アカツキ「おやおや、人気者だねぇ彼は。ま、そっちはまかせるよ。それで、連合の特務が入ってるって?」
エリナ「モルゲンレーテでしょう。あそこの上層部の何人かは大西洋連邦とつながりがあるのはわかっているし、情報部は対モビルスーツ戦闘を主眼とした新型兵器を開発しているのじゃないかって言っているわ」
アカツキ「やっかいなことにならなきゃいいがねぇ。さっさと修理してこんなところは出たいよ。まったく、2番艦のコスモスが襲撃されていなきゃ、そっちで用は済んだものをさ」

〔カーソル、ヘリオポリスを指定〕
研究区/カトウゼミ研究室
キラ「サイ、教授は?」
サイ「キラ、やっときたな。教授が探してたぞ。またモルゲンレーテの仕事の方だろ。何なんだ?」
キラ「プログラムの解析だよ。大型機体のコントロールモジュールだと思うけど」
カガリ「・・・・・」
キラ「トール、あの子は?」
トール「教授のお客さんらしいよ。ここで待てって言われたんだってさ」

〔カーソル、ヘリオポリス周辺へ移動〕
ザフト軍高速戦闘艦/ヴェサリウス/ブリッジ
クルーゼ「予定通りならアスランたちが潜入を終えた時間だな。艦長、ヴェサリウス抜錨だ。作戦を開始する。連合艦は一隻も出すなよ。ネルガルのドックにもモビルスーツ隊をまわさせろ。最優先目標は連合の新型の奪取と、ナデシコの撃沈だ」
艦長「ハッ。ヴェサリウス抜錨。モビルスーツ隊発進用意! ミゲル・アイマンはコロニー内で支援だ。わかっているな」

〔カーソル、ヘリオポリスへ移動〕

ヘリオポリス内/ナデシコ/居住区
アキト「・・・ガイ・・・俺どうすりゃいいんだよ・・・」
アカツキ「失礼、ノックしても返事がなかったもんでね。しかしわからないなぁ」
アキト「何がすか」
アカツキ「君も軍と協力して戦うのが嫌なんだって? ゲキ・ガンガーのようなものが好きなら、戦いに参加するのはなおさら歓迎すべきことじゃないのかい。戦闘恐怖症たって、火星じゃ普通に戦ってたそうじゃないの」
アキト「助っ人とかいってたけど、あんたはどうなんだよ」
アカツキ「僕は戦うのが好きなだけさ。君も感じているんじゃないのかい。イメージフィードバックシステムの影響で、闘争本能に火がつくのを」
アキト「俺は好きで戦ってるわけじゃない! 戦争だからって戦争するのが嫌なだけだ。戦い以外に生きがいがあっちゃいけないんすか」
アカツキ「だったらなんでここで退艦せずにまだナデシコに乗っている。またあれがぶり返すのが怖いんだろ。正直に言えよ」
アキト「ケンカ売ってんすか。俺は・・・」
〔警報〕
アキト「警報?」
アカツキ「何かあったようだな。話の続きは後だ、テンカワくん。出撃する覚悟をしておいた方がいいぞ」
アキト「・・・・・・」

〔カーソル、ヘリオポリスを指定〕
研究区
〔警報〕
カズイ「な、なんだよ、何があったんだよ!?」
サイ「みんな急げ。港の方でザフト軍の攻撃があったらしい。モビルスーツがコロニーの中にまで入ってきてるって話が・・・」
カズイ「そんな、だってヘリオポリスは中立だろ!? 木星トカゲならともかく、なんだってザフトが攻撃してくるんだよ!」
サイ「知らないよ、そんなこと」
トール「警報レベル7? シェルターへの退避だなんて」
カガリ「チッ・・・」
キラ「あ、ねえ君! どこに行くんだよ!」
ミリアリア「キラ」
キラ「すぐ戻るよ。あの子を連れ戻してくる」

〔カーソル、ヘリオポリスを指定〕
研究区
キラ「君、そっち行ったってだめだよ」
カガリ「ついてくるな! そっちこそ早く逃げろ!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕

カガリ「うっ・・・」
キラ「爆発で通路がくずれた!?」
カガリ「こんなことになってしまって、私は・・・」
キラ「大丈夫だよ、まだ助かるから。工場区にいけば避難シェルターだってある。ほらこっち」
カガリ「放せ! 私には確かめなくちゃならないことがあるんだ!」

〔カーソル、ヘリオポリスを指定〕
工場区/モルゲンレーテ試験場
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕

連合兵「くっ、ラミアス大尉! ザフトのモビルスーツが進入しているようです! 艦との通信途絶!」
マリュー「ザフトの!? 戦艦や例のナデシコへの攻撃ならコロニー内へわざわざ入ったりはしない・・・狙いはここってわけね。Xナンバーは全機運び出して! ここから移動させるわ!」

〔カーソル、ヘリオポリスを指定〕
工場区/モルゲンレーテ試験場
キラ「ここって、モルゲンレーテの工場? あれは・・・モビルスーツ!?」
カガリ「・・・やっぱり。ここで連合軍の新型機動兵器を開発していたんだ。くっ・・・お父さまの裏切り者ぉっ!!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕

キラ「泣いてちゃダメだよ。ほら、走って!  シェルターまでいくんだ!」

〔カーソル、ヘリオポリスを指定〕
工場区
イザーク「フン、クルーゼ隊長の言った通りだな」
ディアッカ「つつけば巣穴から出てくるってか。やっぱナチュラルなんてマヌケなもんだ」
〔モニターの開閉音〕
ミゲル「こちらミゲル。どうやらお宝を見つけたようだな。さすがイザークだ。早かったじゃないか」
イザーク「モビルスーツ隊は支援を頼む。運べない部品と工場施設はすべて破壊。報告では5機あるはずだが・・・残り2機はまだ中か」
アスラン「俺とラスティの班でいく」
イザーク「オーケイ、まかせよう。ディアッカ、ニコル、俺たちは先にあの3機を奪取するぞ」

ヘリオポリス内/ナデシコ/ブリッジ
メグミ「接近中のザフト艦、応答してください! 貴艦の行動は条約に違反するものです! ただちに戦闘行動を中止してください! ザフト艦、応答してください!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕

ルリ「ザフト艦より強力な電波干渉確認。問答無用、聞く耳もたないって感じね」
プロスペクター「困りましたなぁ」
甲児「くそ、ザフトの奴らなんてことしやがる」
豹馬「ここは中立じゃなかったのかよ!」
リョーコ「うるせぇ! そんなことはあいつらに言えよ!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕

ミナト「出口封鎖されちゃったわよ。どうするの艦長?」
アーサー「そんなぁ。地球圏に帰ってきたのに、なんでこんなことになるんだよぉ」
デビッド「チッ、まいったなこいつは。すまねぇエイジ。情けないが、これが地球の現状ってやつらしい」
エイジ「いや・・・」
アカツキ「嫌な予感はしていたが、まさかここまで直接しかけてくるとはね。こっちはついで、本命は連合の新型ってやつかな」
アキト「・・・・・・」
<<統夜>>
統夜「くそ、なんでこんなことになるんだよ」
アカツキ「これが今の地球圏だよ。これが君たちの知らない現実さ。それで、君はどうするんだい。そっちのテンカワくんもさ。こういう場合、戦わなければ生き残れないんじゃないかな」
<<カルヴィナ>>
カルヴィナ(連合の新型、か。本当なら今頃は、あのプロジェクトの機体が実戦配備されていてもおかしくなかったのに・・・。なんてこと。あたしはまたあれを思い出している。忘れられないってことなの・・・)
アカツキ「これが今の地球圏だよ。これが君たちの知らない現実さ。それで、君はどうするんだいテンカワ・アキトくん。何にしても戦わなければ逃げることもできないような状況だけどさ」

〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕

ユリカ「作業をしてる人たちは退避させてください。全員戻ってますよね?」
プロスペクター「一応は。まだ契約更新の確認が終わっていませんが・・・」
ユリカ「非常時です。パイロットの人たちは出撃の用意をお願いします。ナデシコ緊急発進します。あっちがダメならこっちしかありません!」
<<統夜>>
エリナ「こっちって・・・艦長、あなたまさかコロニー内に入るつもり!?」
<<カルヴィナ>>
エリナ「こっちって・・・艦長、あなたまさかまたやるつもり!? ナデシコ出航の際に月のドーム都市内に進入したのって、後始末が大変だったのよ!?」

ユリカ「市民にはレベル7の警報が出ていますから、全員シェルターへ退避しているはずです。大丈夫です」
ルリ「でもそっちにもザフトのモビルスーツが侵入してる」
ユリカ「コロニー内へ出たらディストーションフィールド展開。逆側の港へ直行します!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
〔工場に爆発〕
〔画面、振動〕

イザーク「フン、ナチュラルの機体にしてはすごいじゃないか。だがまともに動かせるOSの開発もできないんじゃな。どうだディアッカ」
ディアッカ「オーケイ。アップデータ起動。システム再構築。キャリブレート完了。とりあえず動かせるぜ」
イザーク「ニコル」
ニコル「待ってください。・・・書き換え終わりました」
ディアッカ「アスランとラスティは遅いな」
イザーク「フン、奴らなら大丈夫さ。ともかくこの3機、先にもって帰る。艦に戻るまで壊すなよ。帰投するぞ」
〔敵ユニット離脱〕
ミゲル「了解した。後はまかせろ。さて、急げよアスラン、ラスティ」
キラ「危ない!」
〔銃声〕
マリュー「くっ。子供!? こんな所で何をやっているの!?」
キラ「シェルターが連れの女の子を入れてもらったらいっぱいになってしまって。5区の方へいきたいんです」
マリュー「あっちはもう無理よ。来なさい!」
〔銃声〕
アスラン「乗り込むつもりか? やらせはしない!」
〔銃声×2〕
マリュー「あうっ」
キラ「当たった!? 大丈夫ですか!?」
[イベントデモ「あんなに一緒だったのに」]
アスラン「・・・・・キ、キラ!?」
キラ「・・・ア、アスラン!?」
アスラン「・・・キラ? 君なのか・・・?」
マリュー「このぉっ!」

〔銃声〕
アスラン「ちっ」
マリュー「シートの後ろに入りなさい! この機体だけでも渡しはしない。私にだって動かすくらいは」
〔扉の開閉音〕
キラ(さっきのは・・・アスラン? まさか、そんなこと・・・)
アスラン「やむを得ないか・・・」
ミゲル「アスラン、どうした」
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

ミゲル「出てきたか。もたもたするな。動かせるならさっさと引き上げろ!」
アスラン「ラスティは失敗だ。向こうの機体には連合軍の士官が乗っている」
ミゲル「ちいっ! ならあの機体は俺が捕獲する。お前はそいつをもって先に離脱しろ」
アスラン「了解した」(・・・まさかな。あれがキラ・ヤマトであるはずが、あいつであるはずがないんだ・・・)
〔敵ユニット離脱〕
マリュー「ジンが、こんなに・・・?」
ミゲル「攻撃を開始しろ」
マリュー「くるっ!? フェイズシフト装甲展開!」
〔ジン、マリューへ攻撃〕
〔マリュー、PS装甲展開〕

マリュー「うっ・・・」
ミゲル「バカな、無傷だと? どうなっている、あいつの装甲は!」
キラ「こ、これがフェイズシフト装甲・・・」
ミリアリア「きゃあっ!!」
サイ「コロニー内で戦闘なんてさっ!」
キラ「サイ!? カズイにトールにミリアリアまで!? なんでみんなまだこんな所にいるんだよ! ちょっとあなた、下にまだ人がいるんです! こんなものに乗ってるならなんとかしてくださいよ!」
マリュー「だめ・・・私にはこれ以上は・・・」
ミゲル「そうか、奴のOSは不完全だったな。全機、落ちついて取り囲め。奴はまともに動けない。捕獲するぞ」
〔端末モニターの開く音〕
キラ「無茶ですよ。こんなOSで、これだけの機体を動かそうだなんて」
マリュー「まだすべて終わっていなかったのよ」(この子、どういう子なの)
〔味方戦艦出現〕
ミゲル「なにっ、戦艦だと!?」
ルリ「ザフト軍のモビルスーツ確認。未確認機と戦闘をしているみたいです」
ユリカ「このまま突っ切っちゃってください!」
マリュー「あれは、ネルガルの機動戦艦!? あちらもザフトの攻撃を受けたというわけか。今は友軍と考えていいはず・・・。ネルガルの戦艦、聞こえますか。こちら連合軍第5特務師団所属、マリュー・ラミアス大尉です。貴艦へ救援を要請します」
キラ「場所をかわってください」
マリュー「え・・・?」
キラ「早く! みんなを巻き込むわけにはいかないんだ!」
〔端末モニターの開く音〕
マリュー「き、君、いったい・・・」
ユリカ「こちらナデシコ艦長ミスマル・ユリカです。ラミアス大尉、申しわけありませんが、コロニー内での戦闘はお断りいたします」
マリュー「ミスマル? あまたもしかしてミスマル提督の・・・」
ユリカ「はい、娘です」
マリュー「そう。噂は聞いているわ。ミスマル艦長、いまは緊急時です。どのみち港はすべて封鎖されているはずだわ。いずれにしても戦闘になる。重ねて救援を要請します!」
ユリカ「でも、コロニー内で戦闘は・・・」
マリュー「そんなことをいっている場合ではないわ!」
ルリ「艦長。あの機体、正規軍じゃないみたいです」
アカツキ「連合の新型、その試作機って奴かな。実戦配備前のモビルスーツってわけだ。モルゲンレーテもやってくれるね」
ミゲル「チッ、あれがネルガルの戦艦って奴か。ドックへ向かったチームが逃がしたとなれば、この俺が沈めてやる!」
豹馬「ちきしょう、奴らやる気だぜ!?」
ルリ「私たちは敵じゃない。というわけにはいかないみたいね」
ミナト「だって連合についたんでしょ。そんなの、向こうが見逃してくれないよ」
エリナ「艦長、なにぼけっとしてるの!? 早く決断しなさい!」
※※カルヴィナが主人公の場合、セリフ追加※※
カルヴィナ「艦長、どうやらやる他はないようよ。コロニー内の戦闘はあたしもやったことはないけど、なんとかしてみるわ」

ユリカ「わかりました。みなさん、発進してください! ただしコロニーにはできるだけ被害を出さないようにお願いしますね!」
〈出撃準備〉
甲児「くそ、ザフトめ。これ以上好きにはやらせないぜ!」
豹馬「いくぞみんな! こんな無茶苦茶する奴ら、許しちゃおけねぇ!」
十三「おう! 向こうがその気ならわいらもやったろうやないか!」
リョーコ「戦争、か。コーディネイターだって同じ地球人だろうに。ちきしょう! なんだってこんなことになっちまうんだよ!」
アカツキ「コーディネイターもナチュラルもないよ。人が人であるかぎり、いつだって戦争は起きるものさ。ま、やらなきゃ逃げられないんだから、やるしかないだろうねぇ。そうだろう、テンカワくん」
アキト「うるさいうるさい! 俺はナデシコを、みんなを守ってみせる! 今はそれしか考えない!」
デビッド「俺たちはエイジとだって仲間になれたのに、地球人同士の方が話が通じないなんて洒落にならないぜ。すまねぇ、エイジ。ようやく地球にきたってのに、こんなことに巻き込んでしまって」
エイジ「いいんだ、デビッド。気にしないでくれ」
ノアル「ま、俺たちも生きて地上に降りなきゃならないからな」
アキ「ええ・・・そうね」
<<統夜>>
※※カティアがサブパイロットの場合のセリフ※※
カティア「いいの、統夜?」
※※フェステニアがサブパイロットの場合のセリフ※※
フェステニア「統夜、大丈夫? やれるの? ホントにいんだよね?」
※※メルアがサブパイロットの場合のセリフ※※
テニア「統夜さん・・・あの、わたし・・・」

統夜「・・・いいんだ。今はこれで。戦いたいと思わない。このままでいいとも思わない。だけど、今はこうするしかないから。お前たちこそいいのか」
※※カティアがサブパイロットの場合のセリフ※※
カティア「私だって戦いたいなんて思っていない。でも、今の私たちには△△△△△△がすべてだから。だから、統夜が△△△△△△に乗ってくれるかぎり、私たちはあなたと一緒にいて、あなたを守るわ」
※※フェステニアがサブパイロットの場合のセリフ※※
フェステニア「うん。アタシたちには△△△△△△しかないから。だから統夜が一緒にいてくれるなら、アタシはそれでいい。そのためなら、アタシはいくらだって戦ってやるんだ。あいつらもやっつける!」
※※メルアがサブパイロットの場合のセリフ※※
テニア「はい。わたしたちは、統夜さんが△△△△△△に乗ってくれるかぎり、すべてを統夜さんに任せるって決めましたから」

<<カルヴィナ>>
カルヴィナ(皮肉なものね。どうでもいいと思っていたつもりだったけれど、戦闘パイロットとしてのあたしは、戦場に出れば戦うことを考えている。戦って“敵”に勝つことを)「・・・まぁ、それもいいか。やれる所までやってみるのも、悪くはないかもね」
※※カティアがサブパイロットの場合のセリフ※※
カティア「なんです?」
※※フェステニアがサブパイロットの場合のセリフ※※
フェステニア「ん? なんか言ったクーランジュ」
※※メルアがサブパイロットの場合のセリフ※※
メルア「はい?」

カルヴィナ「なんでもないわ。やるわよ。覚悟してるわね」
※※カティアがサブパイロットの場合のセリフ※※
カティア「イエス、ミストレス。今はこれが私たちのすべてだから。すべてあなたにゆだねます」
※※フェステニアがサブパイロットの場合のセリフ※※
フェステニア「わかってるわよ! アタシたち△△△△△△がなくなったらもう何にも残ってないんだ。だから負けない! 敵はみんな倒して生き残る! あんたが一緒にいてくれるなら、今はそれでいいんだって、そう信じる」
※※メルアがサブパイロットの場合のセリフ※※
メルア「は、はい。できるだけ頑張ってみます」

カルヴィナ「上等よ。あたしをこの場所に連れ戻したのはあんたたちなんだからね。リタイアは許さないわ」

ミゲル「こいつらがクルーゼ隊長が言っていた奴らか。全機、ナチュラルとはいえあなどるなよ!」
マリュー「すごい。これがナデシコの部隊・・・」
〔端末モニターの開く音〕
キラ「・・・再起動終了。行きます!」
マリュー「え、ちょっと君!?」
キラ「僕の友達がいるんだ! こんな所で戦闘されちゃ、たまらないでしょ!?」「みんな、ここから離れて! はやく!」
トール「この声・・・」
サイ「キラ!? それに乗っているのはキラなのか!?」
ミリアリア「キラ! あたしたちあなたを探していたのよ! どうなってるの!?」
キラ「わからないよ。けど、こういうことになってしまって。とにかくここはなんとかするから、みんなは避難して!」
サイ「わかった! キラ、気をつけろよ!」
トール「無茶するなよ!」
キラ「武器は、武器はないのか・・・?」
マリュー(まさか、あの短時間にシステムを組みなおしたというの? この子・・・)
<戦闘開始>

<キラvsミゲル>

ミゲル「いくら装甲がよかろうが、そんな動きで勝てるかよ!」
キラ「こんなところでっ! やめろぉっ!」

<キラ以外vsミゲル>
ミゲル「チッ、邪魔だ! なまいきなんだよナチュラルのくせに!」

<ミゲル撃破>
ミゲル「システム停止!? ええいっ、離脱しなくちゃならないってのか!?」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・味方援軍1&敵増援1出現>
〔味方戦艦出現〕
サイ「なんだ、また戦艦が入ってきたのか!?」
マリュー「アークエンジェル!」
ナタル「ネルガルの連中がザフトと交戦していたのか。モルゲンレーテは壊滅・・・X105が起動している!? X105聞こえるか。誰が乗っている」
マリュー「こちらX105ストライク。マリュー・ラミアス大尉です」
ナタル「ラミアス大尉!? ナタル・バジルール少尉です。ご無事でなによりでありました。しかしこれはいったい・・・」
マリュー「バジルール少尉? どうしてあなたが・・・」
ナタル「艦は無事ですが・・・艦長以下自分以外の士官はザフト軍の攻撃を受け全滅しました」
マリュー「そんな・・・」
<<統夜>>
アカツキ「新型艦・・・モビルスーツ運用艦ってところかな」
<<カルヴィナ>>
カルヴィナ「見たことのない戦艦・・・連合の艦なの?」

ユリカ「あのぉ、何がどうなってるんですか?」
マリュー「あれが私の所属する強襲機動特装艦アークエンジェルです。キラくん、私をアークエンジェルへ」
キラ「わかりました」
〔キラ、ナタルへ隣接〕
〔味方ユニット離脱〕
〔味方ユニット出現〕

ジュン「あれは・・・」
<<統夜>>
ルリ「友軍機ね。連合軍のメビウス<ゼロ>。有線式ガンバレル搭載でエース部隊のみに少数配備されていた、とデータにあります」
<<カルヴィナ>>
カルヴィナ「連合軍のメビウス<ゼロ>か・・・」

ムウ「やれやれ、なんてこった。コロニーの中に戦艦が2隻も入ってるのかよ。こちら第7機動艦隊所属ムウ・ラ・フラガ大尉だ。ナデシコとアークエンジェル、聞こえるか」
アカツキ「ムウ・ラ・フラガ・・・? へぇ、“エンデュミオンの鷹”がこんな所にいるとは知らなかったよ」
ユリカ「鷹? なんですか、それ?」
アカツキ「グリィマルディ戦線で勇名をはせた、連合軍のエースさ」
ルリ「グリィマルディ戦線・・・私たちが火星に行く前に起きた開戦当初の戦闘ですね」
アカツキ「そう。対モビルスーツ戦闘ではメビウスやデルフィニウムはあまり有効じゃなくてね。あのとき連合軍でモビルスーツを圧倒できたのは、彼のいたメビウス<ゼロ>の部隊だけだったって話さ。もっとも彼はその最後一人らしいがね」
ムウ「誰だか知らないが、つまらんことを思い出させんでくれよ。それより、残念だが連合軍の艦は全滅だ。ザフトのモビルスーツ隊はまだ来るぞ。対応しなくちゃまずいんじゃないのか」
マリュー「なんですって?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕

シモーヌ「なに、今のは!?」
ルリ「コロニー外壁に損傷。ザフト軍の攻撃と思われます。警報レベル9に移行。シェルターはロックされました」
エリナ「ザフトの指揮官はコロニーを壊す気!? 仮にも中立なのよ、ここは!」
ルリ「でも連合軍の新型を開発してたんですよね。破壊された外壁からモビルスーツの進入を確認」
ユリカ「迎撃します!」
マリュー「バジルール少尉!」
ナタル「最先任士官はラミアス大尉です。よって今現在は大尉が艦長代理の任にあるものと考えます」
マリュー「私が? わかりました。アークエンジェル発進! 応戦します! キラくん、ソードストライクへ換装しなさい」
キラ「待ってください! このままじゃヘリオポリスが・・・」
マリュー「そんなことはわかっています! ではどうしろと言うの!?」
キラ「・・・わかりましたよ。だったらせめて、僕の友達を収容してください! 警報レベル9じゃ、もうどこのシェルターにも入れないじゃないですか!」
ナタル「大尉、彼はいったい・・・」
マリュー「・・・・いいでしょう。少尉、シェルターに退避できなかった民間人の子供たちがいます。収容を」
ナタル「大尉、本気ですか。この艦は・・・」
マリュー「収容しなさい!」
ナタル「・・・了解しました」
マリュー「収容後ただちに発進します!」
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

クルーゼ「あれか。ミゲルまでが機体を失うほどとなれば、やはりこのままにしておくわけにはいかんな。連合の新型とネルガルの部隊、いまのうちにまとめて沈んでもらう!」
〔ニュータイプの共振〕
クルーゼ「そうか・・・うるさいハエが飛び回っていたと思ったが・・・」
ムウ「なんだ・・・?」
クルーゼ「私がお前を感じるように、お前も私を感じるか? 不幸な宿縁だな、ムウ・ラ・フラガ!」
ムウ「ちいっ、ラウ・ル・クルーゼか!?」
クルーゼ「お前はいつでも邪魔だな、ムウ・ラ・フラガ。もっともそれはお前にとってもご同様かな!」
〔味方ユニット出現〕
キラ「ソードストライク・・・剣か。みんなは収容されたのか。なんで、こんなことになっちゃうんだ。どうして・・・」

<統夜vsクルーゼ>
統夜「俺だって今まで戦って生き残ってきたんだ! 相手がコーディネイターだからって!!」
クルーゼ「このようなものまで出てくるか。だが機体の性能がよくても乗っているパイロットがそれではな」

<カルヴィナvsクルーゼ>
カルヴィナ「ザフトの指揮官機・・・仕留める!」
クルーゼ「ほう、ナチュラルにしてはいい動きだ。このようなものまで出てくるか。やはりあなどれんな、ネルガル」

<キラvsクルーゼ>
キラ「なんでこんなところでっ!!」
クルーゼ「ほう、それが連合の新型に乗っている人間の言葉とはな! それとも、大人しく討たれてくれるとでもいうのかな!?」
キラ「冗談じゃない!」
クルーゼ「そうだろう。だから戦っているのだ、我々は!」

<ムウvsクルーゼ>
クルーゼ「この辺で消えてくれるとうれしいんだがね、ムウ!」
ムウ「クルーゼめ、好き放題やってくれちゃって!」

<甲児vsクルーゼ>
甲児「こいつが指揮官だな!? てめぇっ、兜甲児が相手になってやるぜ!」
クルーゼ「ナチュラルが開発したワンオフの戦闘マシーンか。地上も化け物どもを相手にしていれば見逃しもするが、我らの前に出てくるならば容赦はせん!」

<豹馬vsクルーゼ>
豹馬「くそぉっ! てめぇら、なんてことしやがるんだ!! 許せねぇっ!」
クルーゼ「だったらどうするというのだ。止められるのかね、君たちの、その力で!」

<エイジvsクルーゼ>
レイ「アラームメッセージ! 敵対機急速接近!」
エイジ「強い・・・まるでゲイル先輩のようだ。全力を出さなければやられる!?」
クルーゼ「なかなかやるな。見たことのない機動兵器・・・いったい何者なのかな、君は!」

<アキトvsクルーゼ>
アキト「くそっくそっくそぉぉぉーっ! 何なんだよお前たちはぁぁーっ!!」
クルーゼ「落とさせてもらおうか。ネルガルのエステバリスとやら」

<アカツキvsクルーゼ>
アカツキ「ザフトのラウ・ル・クルーゼ・・・仕掛けてきたのは噂のエリート、クルーゼ隊だったってわけだ。こいつはちょっとまずいかもねぇ」
クルーゼ「ネルガルのエステバリス・・・イメージフィードバックという奴だな。面白い。マイクロマシンで強化されたナチュラルの力というものを、見せてもらおうか」

<クルーゼ撃破・勝利条件達成>
クルーゼ「少々遊びが過ぎたようだな。全機、一時引き上げるぞ。どうやらここは本気でかかる必要があるようだ」
〔敵ユニット離脱〕
ルリ「ザフトのモビルスーツ、撤退」
ユリカ「ルリちゃん、ヘリオポリスは?」
ルリ「空気の流出は許容範囲。今のところ、なんとか無事です。シェルターからのデータでは、一応住民のほとんどが退避してるみたいです」
メグミ「よかったぁ」
マリュー(あの戦闘力、普通じゃないわ。火星まで行ってきたというのは、伊達ではないということね)「ミスマル艦長、ご協力感謝します。おそらく外にはまだ敵がいるでしょう。当艦は状況が確認出来次第ヘリオポリスを脱出したいと思いますが、なにぶん先の戦闘により乗員、パイロット、艦載機すべてが不足しています。できればご同行いただきたいのですが」
ナタル「ラミアス大尉、しかし・・・」
マリュー「黙って」
ユリカ「うーん、私たちの艦ってまだ修理中だったんですよね。補給も終わってなかったし・・・」
アカツキ「月のドックに行くしかないんじゃない?」
エリナ「それが一番無難ね」
ノアル「このまま地球に降りるってわけにはいかないのか?」
アキ「ダメよノアル。チーフからのデータ、見たでしょう。成層圏には巨大エイリアンがいるわ」
アカツキ「そう、“成層圏の悪魔”って奴さ。あれが実にやっかいでねぇ。今の状態で通りたい場所じゃないんだよ」
マリュー「当艦の目的地も月の連合軍基地になります。そのお話なら協力できるものと考えますが」
ジュン「ユリカ、ザフトに狙われているのは僕たちも同じだ。ここは・・・」
ユリカ「わかりました。旅は道連れ世は情けって言いますもんね。ご一緒しましょう!」
ナタル(まるでめちゃくちゃだ。民間とはいえ仮にも戦時中の戦艦をなんといういい加減な運用をするのだ、この連中は。その上あの戦闘力・・・あまりにも危険すぎはしまいか)
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始」

〔カーソル、ヘリオポリスを指定〕

アークエンジェル/ブリッジ
サイ「キラ! お前、よく・・・」
キラ「サイ、みんな、無事でよかった」
マードック「おいおい、なんだってんだ。X105に乗ってたのは子供かよ」
ナタル「ラミアス大尉、ご説明願えますか」
ムウ「へぇ、こいつは驚いたなぁ。ムウ・ラ・フラガ大尉だ。乗艦許可をくれよ。俺が乗ってた艦も沈められちまってね」
マリュー「許可します」
ムウ「で、あれは?」
マリュー「・・・民間人の少年です。襲撃を受けた際工場区にいて、私が“G”に乗せました。キラ・ヤマトといいます」
ムウ「ふうん」
マリュー「か、彼のおかげで、なんとかあれ1機だけは守ることができたのです」
ムウ「俺はXナンバーのパイロット候補の護衛できてたんだがね、あれはまだまともに動かせるもんじゃなかった。シミュレーターでも奴ら苦労してたぜ。君、コーディネイターだろ」
キラ「・・・はい」
マリュー(やはりか・・・)
ナタル「コーディネイター!? 動くな、お前を拘束する!」
サイ「待ってください!」
トール「コーディネイターでもキラは敵じゃない! さっきの見てただろ! あんたら何考えてんだよ!」
ミリアリア「そうよ! キラは私たちの大事な友達なんだから!」
マリュー「・・・ヘリオポリスは中立だものね。プラントと連合の戦争に関わりたくないコーディネイターがいてもおかしくない。そういうこと?」
キラ「ええ・・・僕は第一世代のコーディネイターですから」
ムウ「両親はナチュラルってわけか。いや、悪かったな。俺はただ、聞きたかっただけなんだ。さてと、ゼロの整備も頼むよ。俺は少し休ませてもらう」
マリュー「ですがフラガ大尉には艦の指揮をお願いしたいと・・・」
ムウ「確かに先任大尉は俺らしいが、この艦のことはわからん。君が艦長だ。俺はパイロットだし、戦闘になったら出なきゃならんだろ? そういうことにしといてくれよ」
マリュー「・・・・・・」
ムウ「悩んでいるヒマはないと思うけどね。噂の最強艦ナデシコが同行してくれるとはいえ、外にいるのはクルーゼ隊だ。あいつはしつこいぜぇ。やっとかなきゃならないこと、たくさんあるでしょうよ」

〔カーソル、ヘリオポリス周辺へ移動〕
ヴェサリウス/ブリッジ
アスラン「隊長、ご無事でしたか」
クルーゼ「ああ、すまんな。ミゲルが敵のデータを持ち帰ってくれて助かったよ。でなければ私は笑い者になるところだ」
イザーク「チッ、ナチュラルどもめ、やってくれるじゃないか」
ディアッカ「これで引き下がるってわけじゃないでしょう。次は俺たちにやらせてくださいよ」
クルーゼ「そのつもりだ。連合の新型については、OSの出来の悪さは君らも知っての通りだ。なぜ最後の1機だけがあれほど動くのかはわからん。だがフェイズシフト装甲を持つあの機体と新造艦、そしてネルガルの部隊、あまりに強力だ。我々があれをこのまま放っておくわけにはいかんということだけは、はっきりしている。今ここで潰しておかなければな。例の4機、データを取り終わったら出すことになる。用意しておいてくれ」
【シナリオエンドデモ終了】


● No05「変転する運命」 へ戻る

● No07「崩壊の大地 後編」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦J」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。