No.25
血を分けた悪魔 前編
サブタイトル
「血を分けた悪魔 前編」
【シナリオデモ1開始】
地底城
カザリーン「いかがでございました、ハイネル様」
ハイネル「やはり余の記憶に間違いはなかった。報告にあった謎の飛行メカのうち1機は、ボアザンのものに間違いない」
ジャンギャル「なんと! まことでございますか!?」
ベルガン「さよう。ハイネル様が確認のため取り寄せた設計図は、まさしくあの時邪魔にあらわれたメカ。しかも設計者はもと科学大臣の、あの裏切り者ラ・ゴールよ」
カザリーン「ラ・ゴール様!? ではハイネル様の・・・」
ハイネル「その話はやめい。誰が設計したかなど問題ではない。恐らくそのメカを使う者どもは、日本国より逃亡したという我がボアザンの反逆者どもに相違あるまい。すでに地球人とも接触していると考えて間違いない。万が一グラドス人と接触されでもしたら我が帝国の恥であるゆえ、陛下は最優先で処理せよとおおせだ。ジャンギャル、カザリーン、すぐにこそ奴らを探し出すのだ」
ジャンギャル「しかしハイネル様。首尾よく発見にいたったとしても、あのスピード。捕らえるどころか撃破すら容易ではございません」
ベルガン「安心なされよ。このベルガンが設計図であのメカのエンジンの仕組みを確認し、それを外部から停止させる装置を造り申した。それを持っていかれるがよかろう」
ハイネル「これ以上陛下の余に対する信頼を損ねるわけにはいかぬ。両名ともわかっておるな」
ジャンギャル「ははっ」
カザリーン「おまかせくださいハイネル様。このカザリーン、命に代えましても反逆者どもの正体をあばいてまいります」
〔カーソル、ヨコスカを指定〕
ノヴィス・ノア/格納庫
ムウ「司令、アノーア艦長が行方不明と聞きましたが」
ゲイブリッジ「先日のプレート回収中にな。どうやら通常とは違うプレートだったようだ。ユウくんが支援にまわってくれたのだが・・・」
マリュー「ですがどうして艦長が自らプレート回収に?」
ゲイブリッジ「例のジョナサンくんの件で、彼女は指揮官としての自分に対するクルーの信頼が失われたと考えていたのだろう。実際ヒメちゃんまで納得がいかなかった様子でな。逆にユウくんにさとされていたくらいなのだ。だが彼女がそうなのだから、他のクルーにもそういう感情があったことは事実だろう。アノーアくんは危険な現場に出ること で、信頼を回復したかったのかもしれん。ユウくんの報告では、プレートが発するチャクラの光に阻まれ、回収艇からほうり出された彼女を救出することはできなかったそうだ」
マリュー「そんな・・・」
ゲイブリッジ「むろん捜索は継続するが、オルファンに動きがある。直接確認に出向いたユウくんの報告では、すでにオルファンは海底をはなれ浮上してきている」
ムウ「ついにですか」
ゲイブリッジ「そうだ。今日君たちに来てもらったのは、その話をするためでもあるのだよ」
マリュー「わかりました。ではノヴィス・ノアの艦長は、司令がこのまま代行されるのですか?」
ゲイブリッジ「それはこれから決めるところだ。クルーの諸君、待たせてすまなかった。アノーア艦長の件は諸君らも聞いての通りだが、現在本艦はオルファンに対する作戦行動の準備にはいっている。そこで緊急の対策として、新任の艦長を認めていただきたい」
アイリーン「・・・・」
ゲイブリッジ「アイリーン・キャリアーは士官学校でも優秀であり、本艦の医師としてクルーのほぼ全員のことをよく知っている人物でもある。天才的なところが難点ではあるが、彼女以上にふさわしい人材は他にいないと思っている。いかがだろうか」
コモド「そりゃ反対はできないわよね」
ユキオ「さんせー!」
ナンガ「オーガニック・シップには医者がベストってわけか。キメリエスのレイトが昇格するのかと思ってたぜ」
ヒギンズ「あの人は潜水艦が好きだから」
ノヴィス・ノア/格納庫
ムウ 「反対なしか。すごいもんだ」
アイリーン「ありがとう」
マリュー「私は選択の余地なく、なるしかなかったものね?」
ムウ「え? ああ、いや、そういうつもりで言ったんじゃないんだが・・・」
マリュー「ふふっ、冗談ですよ。でもフラガ少佐が艦長ってこともあり得たでしょ」
ムウ「おいおい、勘弁してくれよ。その分できるだけフォローするよう努力してるつもりなんだがなぁ。君もずいぶんと意地悪になったもんだな」
アイリーン「仲がよろしいのね?」
マリュー「え? そ、そういうわけじゃ。それに私、アーマー乗りは嫌いですから」
ムウ「・・・そりゃ初耳だな」
ゲイブリッジ「満場一致のようだな。よろしく頼む」
アイリーン「はい、みなさんに信任していただきましたので、ただ今よりアイリーン・キャリアーがノヴィス・ノアの艦長代行を務めさせていただきます。各自部署へ戻って作業を継続してください」
ゲイブリッジ「では、ラミアス少佐、フラガ少佐、ブリッジへ上がってもらえるか。カントくん、君も来てくれ」
カント「はい、すぐに行きます」
マリュー「司令、あの子は?」
ゲイブリッジ「カント・ケストナー。見ての通りまだ少年だが、博士号を持ったれっきとしたオーガニック・エナジー専門家の1人だ。ブレンパワードに興味があるとのことで、乗艦してもらっている」
ノヴィス・ノア/格納庫
ナンガ「お手柔らかにな、アイリーン」
アイリーン「こちらこそ」
比瑪「アイリーンさん、頑張ってね」
勇「まったく何考えてんだか」
比瑪「なにが気に入らないのさ」
アカリ「気に入らないのさ」
クマゾー「気に入らない!」
勇「別に。感動してんだよ。軍艦の中の民主主義に」
アイリーン「あなたもよろしく頼むわね」
勇「あんたはいいのかよ。こんなんでさ」
アイリーン「こんな時でしょう? やりますよ。ラミアス艦長やミスマル艦長も頑張っていらっしゃるのだから」
比瑪「勇、待ちなさいよ!」
アイリーン「あの子は優しいわ。私が重荷を背負わされたと思っているのよ」
比瑪「あいつ、そういうトコ敏感なんです」
アイリーン「敏感すぎるのもよくないわね。リクレイマーだったことをいつまでも気にしているのもそう。カナンさんの方がよくなじんでいるもの。やさしくしてあげてね?」
比瑪「・・・あたし?」
ノヴィス・ノア/格納庫
カナン「勇、どうしたの」
ラッセ「よう大将。なにか悩みがあるなら相談に乗るぜ?」
勇「ビー・プレートもなしでオルファンを止める作戦だなんて、うまくいくわけないと思っているだけだ」
ラッセ「天才少年も似たようなことは言ってたがな。リクレイマーだってビー・プレートが何かはわかっていないんだろ。だったら、やってみなきゃわからないってことだってあるだろうよ」
勇「反対はしていない。勝手にやればいいさ」
カナン「ユウ、あなたが責任を感じることなんてないのよ」
勇「そんなんじゃない」
ラッセ「やれやれ。いい加減少しは仲間意識ってもんを・・・くっ・・・」
カナン「? どうしたの、ラッセ?」
ラッセ「いや・・・なんでもない。ちょっとたちくらみがしただけさ」
〔カーソル、ヨコスカを指定〕
ヨコスカドッグ
Dボウイ(アマリリス・・・。あいつはあの花が好きだった・・・)
ミリー「えーホントにぃ?」
シモーヌ「そうなの。エイジはレイズナーのデータを取りながら、フリーマンさんと何か話しこんじゃってるし、アーサーとロアンは鍛えてやるって無理やり連れていかれちゃって」
フェステニア「可哀想に。シャッフル同盟の連中って加減ってもんを知らないんだよ。こないだだって、あのソースケが・・・あっ、Dボウイあんなとこでサボってる! こらそこの根暗っ!」
ミリー「なんてこというのよ」
シモーヌ「でも聞こえてないみたいよ」
Dボウイ(奴らさえ・・・奴らさえ現れなければ 、あいつも・・・)
ミリー「Dボウイッ! なにやってるの?」
Dボウイ「ミユキ!?」
ミリー「え?」
Dボウイ「・・・ミリーか」
ミリー「ごめんなさいね。驚かせちゃった?」
フェステニア「ミユキって誰だっけ? ミリーと間違えそうなのでそんな名前の子いた?」
シモーヌ「基地に出入りしてるお店の子だったりして。Dボウイって案外手が早かったりするんじゃないの」
ミリー「ね、だれだれ? そんなにあたしに似てるの?」
Dボウイ「・・・俺の、妹さ」
ミリー「Dボウイの妹さんに、あたしが似てるの?」
Dボウイ「・・・ああ」
ミリー「そうなんだぁ」
フェステニア「ちょっと待った! なんで自分の名前も知らない奴が妹のこと覚えてんのさ。それって絶対ヘン」
シモーヌ「そうだわね。記憶、ホントは戻ってるんでしょ。それともやっぱり、最初から記憶喪失なんかじゃなかったか。エイジだってグラドスにいた頃のことはあんまり話してくれないしね。何か言いたくない事情があるってわけ?」
Dボウイ「いや・・・俺は何も・・・」
ミリー「Dボウイ・・・」
フェステニア「・・・アタシたちもさ、昔のことあんまり覚えてないし、あいつらに捕まってた頃のことは思い出したくもないから、わかんなくもないけど」
Dボウイ「・・・・」
メルア「テニアちゃん! マリューさんたち帰ってきたって」
アキ「あら、Dボウイこんなところにいたのね。ちょうどよかったわ。オルファンのことで話があるからみんな集まってくれって言ってるの」
シモーヌ「・・・ま、いいでしょ。とりあえず聞かなかったことにしといたげる。でも、はやいうちに本当のこと言った方がいいわよ。みんなを仲間だと思ってるならね」
アキ「どうかしたの?」
ミリー「う、ううん、なんでも。さ、急ぎましょ。遅れたらバジルール中尉に怒られちゃう」
Dボウイ(・・・捨てたんだ、すべて。ラダムを倒すため、俺は・・・俺は過去のなにもかもを捨て去ったんだ)
〔カーソル、三浦半島へ移動〕
ビッグファルコン/コントロールセンター
健一「これでようやく、コン・バトラーとボルテスも復帰できるってわけだな。待ちくたびれたぜ」
小介「それだけではありませんよ。コン・バトラーもボルテスも、これまで以上に強化されているんですから」
浜口「その通りだ。ボルテスは新たに絶大なパワーを持つ“超電磁ボール”が使用可能となった。天空剣と組み合わせることにより、従来をはるかにしのぐ威力を発揮するはずだ」
健一「超電磁ボール・・・超電磁ボールVの字斬りってわけか」
めぐみ「まぁ、健一ったらもう名前まで考えて」
四谷「コン・バトラーにも新しい武器を補強した」
豹馬「よし、俺も名前を考えるぜ」
四谷「名前はわしと小介でもうつけてあるわい。その名も、グランダッシャー」
十三「グランダッシャーやて?」
小介「はい!」
四谷「制御可能となった莫大なエネルギーによって光波レールを発射、変形したコン・バトラーを加速させ、体当たりを行うというものじゃ」
豹馬「コン・バトラー自体を武器にしようってことか。そいつはすげぇや」
十三「こら、モビルスーツやラダム獣程度ならイチコロやで」
浜口「これからお前たちには、2体でテストを行ってもらう」
大次郎「博士、そげんことよりあの件はどうなっちょりますか! まだ報告は入っとらんとですか!」
日吉「そうだよ。お父さんのメカはまだみつからないの!?」
健一「大次郎、日吉、いい加減にしろ! 今は俺たちの勝手で時間を無駄にできるときじゃない。わかっているはずだ!」
めぐみ「気持ちはわかるけど・・・」
一平「あれからずっとこの調子じゃ、ちょっと行きすぎってもんだぜ」
浜口「大次郎、日吉、その件は待てと言ってあるはずだ」
大次郎「ただ黙って待っちょれるわけがなかと! ボルテスの改造が終わったならおいどんも探しにいくばい!」
健一「大次郎ッ! お前いつまでそんな甘ったれたことを言っているんだ!」
大次郎「あんさんはおとっさんのことが心配じゃなかか!? そげん冷たい男じゃったとか!」
健一「そんなことはない。だがまだ父さんが生きていると決まったわけでもないんだぞ!」
タッコちゃん「まぁまぁ、みなさん少し落ち着いてください。コーヒーでもお出ししましょう。四谷博士は・・・」
ロペット「四谷博士ニハオ水デ十分デス。決シテ、絶対ニ、ゼーッタイニ、オ酒ハ与エナイデクダサイ」
四谷「こらロペット! お前なんということを言うんじゃ! わしはお前をそんな風に作った覚えはないぞ!」
ロペット「アタリマエデス。ワタシヲ作ッタノハ南原博士デス」
ちずる「博士、ロペットも博士のお体を心配しているんですよ」
四谷「余計なお世話じゃ」
〔モニターの開閉音〕
浜口「浜口だ。・・・なに、そうか。わかった、ありがとう」
ちずる「ずいぶん厳しいお顔をなさっていますね。何かあったのですか?」
浜口「先ほど、例のデータカプセルを投下した鷹メカが発見されたそうだ」
大次郎「それを待っちょりもした! あんさん、すぐにでも発進するばい!」
健一「・・・ダメだ。まだテストが終わっていない」
めぐみ「健一!」
豹馬「だったらテストをかねて出りゃいいじゃないかよ。俺たちも一緒にいくぜ」
健一「しかし・・・」
四谷「待たんかお前たち。もし敵と遭遇したらどうするつもりじゃ」
一平「相手がボアザンなら、どのみち奴らの超電磁妨害波を受けなきゃ本当のテストはできねぇ。ちょうどいいってもんですよ。それ以外の敵が現れたら捜索は中止して逃げればいい」
大作「よかアイデアたい」
豹馬「お前だって、ホントは行きたくてしかたないんだろ健一」
めぐみ「そうね。どうでしょう、浜口博士」
浜口「・・・そうでもせんと収まりがつかんようだな。わかった、許可する。ただし危険を感じたらただちに帰還しろ。いいな、健一」
健一「・・・わかりました。すまない、みんな。よし行くぞ!」
日吉「アイアイサー!」
【シナリオデモ1終了】
【戦闘マップ1開始】
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕
???「ボアザン軍め。わしのことに気づいたか。だがこのイオンエンジンのパワー、そう易々とお前たちなどに捕まりはせんぞ」
カザリーン「よしいまだ。イオン破壊光線を照射しろ!」
〔カザリーンから光の広がり〕
〔???に爆発〕
〔画面、振動〕
??「なに!? しまった、エンジンか・・・! おのれボアザン軍め、まさかこれほど早くこのメカの正体を見抜くとは。いか、このままでは墜落してしまう! こんなところで死ぬわけには・・・」
〔???、前進〕
〔味方ユニット撃破〕
カザリーン「ホホホホッ、さすがベルガン殿の造った装置よ。他愛のない。このカザリーンが奴を捕らえ正体をあばいてやりましょう」
〔味方ユニット出現〕
豹馬「みろ、ボアザンのガイコツ艦だ!」
一平「チッ、健一、どうやら奴らもあの鷹メカがお目当てだったらしいぜ」
健一「やられてしまったのか!?」
大次郎「おとっさん!?」
小介「・・・いえ、墜落したみたいですが、パイロットはまだ生きているようです。ですが倒れたまま動きません。重傷を負っているとしたら、一刻を争います」
カザリーン「ボルテス、それにコン・バトラー!? まさかこんな所へ奴らが現れるとは。やはりあの飛行メカの反逆者どもは、地球人と接触を持っていたに違いない。今増援を持って、反逆者を奴らに手に渡してはならぬ。ハイネル様のため、ここはなんとしても奴らを倒し、わたくしの手で反逆者の正体をあばかねば」
十三「こうなったらやるしかないで。どうやら奴らも今回はろくにメカを連れてきてないようや」
豹馬「ホントに実戦でテストすることになっちまったか」
めぐみ「でも、あの人を助けるためにはボアザン軍を倒すしかないわ」
健一「お父さん、しばらくの辛抱です。待っていてください。よし、行くぞみんな!」
カザリーン「奴らはまだ超電磁妨害波への対策が完全ではなかったはず。ナマズンゴとの戦いでパワーダウンしたところを、鎧獣士カガミキリとこのスカールークで地獄に送ってやろうぞ。ゆけ、ナマズンゴよ!」
〔強力ナマズンゴから超電磁妨害波発生〕
豹馬「そんなもの、もうなんてことないぜ! いくぞ!」
〔健一、強力ナマズンゴへ攻撃〕
[イベント戦闘「健一vs強力ナマズンゴ」]
〔健一、強力ナマズンゴへ攻撃〕
[イベント戦闘「豹馬vs強力ナマズンゴ」]
〔敵ユニット撃破〕
豹馬「よし、小介どうだ!」
小介「はい、今回はオーバーロードする様子はありません。新型ウルトラマグコンは完全に動作しています!」
一平「テストの第一段階は終了ってわけだな。次にいくぜ健一」
健一「ああ、今度はこっちの番だ!」
十三「残りはこないだの固い新型や。楽にはいかへんで」
カザリーン「なんと!? おのれ地球の虫ケラども。奴らごときがこんな短期間にもう対策を完璧にしてきたというのか。しかしここは死んでも退くわけにはいかぬ。わたくしたちのふがいなさのため失われかけている、ハイネル様への皇帝陛下の信頼を取り戻すためにも、反逆者を奴らの手に渡すわけにはいかぬ! カガミキリよ、なんとしても奴らを倒せ!」
<戦闘開始>
<カザリーン撃破orHP50%以下>
豹馬「よし、もう一息だ! いけボルテス!」
小介「豹馬さん、これはチャンスです! グランダッシャーを試しましょう!」
豹馬「グランダッッシャーを? ・・・わかった、やってみるか。ボルテスチーム、後は俺たちにまかせてくれ! グランダッシャーをやるぜ!」
十三「チェック終了や。いつでもいけるで豹馬!」
ちずる「こっちもよ!」
大作「いつでもよかばい!」
小介「変形機構も問題ありません。いけますよ豹馬さん!」
〔豹馬、カザリーンへ攻撃〕
[イベント戦闘「豹馬vsカザリーン」]
カザリーン「ああっ、ハイネル様っ!」
〔敵ユニット離脱〕
豹馬「やったか!」
小介「はい、計算通りの威力です! 改造は完璧です!」
健一「よし、残るはあの新型メカだけだ。一気にカタをつけるぞ!」
<鎧獣士カガミキリ撃破orHP50%以下>
※※豹馬が最後に攻撃の場合のセリフ※※
豹馬「くそったれ、こいつやっぱり固すぎるぜ!」
十三「こら簡単にはいかへんで。どないするんや豹馬」
健一「・・ここはボルテスの超電磁ボールを使う! あとは俺たちにまかせてくれ!」
豹馬「わかった、頼むぜ!」
※※健一が最後に攻撃の場合のセリフ※※
健一「くそ、こいつやっぱり固いぞ。手ごわいぜ」
一平「どうする健一」
健一「・・・ここは超電磁ボールを使うぞ!」
一平「よし、最終テストといくか!」
めぐみ「超電磁ボールVの字斬りね!」
日吉「こっちの準備はバッチリだよお兄ちゃん!」
大次郎「チェストいけぇーっ!」
〔健一、鎧獣士カガミキリへ攻撃〕
[イベント戦闘「健一vs鎧獣士カガミキリ」]
〔敵ユニット撃破〕
一平「ヒューッ、こいつはすげぇ」
※※既にカザリーン撃破の場合のセリフ※※
健一「すごい、なんてパワーなんだ。やはりボルテスをこれだけ知り尽くしているのは、お父さんしかいない。お父さん、いま助けに行く!」
※※まだカザリーン健在の場合のセリフ※※
健一「すごい、なんてパワーなんだ。やはりボルテスをこれだけ知り尽くしているのは、お父さんしかいない。お父さん、待っていてくれ。ボアザンの母艦を倒し、すぐに助けに行く!」
カザリーン「なんと、ベルガン殿の鎧獣士がああもたやすく・・・。ハイネル様、カザリーンはあなたのため、この命と引き替えにしても皇帝陛下のご命令を果たしてみせます!」
<カザリーン撃破orHP50%以下>
※※豹馬が最後に攻撃の場合のセリフ※※
豹馬「よし、もう一息だ! 一気にガイコツ艦を叩きつぶすぞ!」
※※健一が最後に攻撃の場合のセリフ※※
豹馬「よし、もう一息だ! いけボルテス!」
小介「豹馬さん、これはチャンスです! グランダッシャーを試しましょう!」
※※豹馬が最後に攻撃の場合のセリフ※※
豹馬「グランダッシャーか。よし、やってみるか。いくぞみんな!」
※※健一が最後に攻撃の場合のセリフ※※
豹馬「グランダッシャーを? ・・・わかった、やってみるか。ボルテスチーム、後は俺たちにまかせてくれ! グランダッシャーをやるぜ!」
十三「チェック終了や。いつでもいけるで豹馬!」
ちずる「こっちもよ!」
大作「いつでもよかばい!」
小介「変形機構も問題ありません。いけますよ豹馬さん!」
〔豹馬、カザリーンへ攻撃〕
[イベント戦闘「豹馬vsカザリーン」]
カザリーン「ああっ、ハイネル様っ!」
〔敵ユニット離脱〕
豹馬「やったか!」
小介「はい、計算通りの威力です! 改造は完璧です!」
※※まだ鎧獣士カガミキリ健在の場合、セリフ追加※※
健一「よし、残るはあの新型メカだけだ。一気にカタをつけるぞ!」
<敵全滅・敵増援1出現>
豹馬「終わったか・・・」
小介「コン・バトラーもボルテスも、改造は完璧でしたね。これでもう心配は要りませんよ」
大次郎「あんさん、早く! 早くおとっさんを!」
健一(お父さん、頼む、無事でいてっくれ・・・)
【戦闘マップ1終了】
【戦闘マップ2開始】
大次郎「ち、違う、こんお人はおとっさんじゃなか」
豹馬「おい、そりゃ本当か大次郎」
日吉「そんなぁ・・・」
十三「なんや、がっかりやな」
健一「・・・・」
小介「ですがひどい怪我です。すぐに病院へ連れていっても、間に合うかどうか・・・」
ダンゲ「うぅっ・・・」
ちずる「あっ、気がつかれたわ」
ダンゲ「あ、あなた方はもしやボルテスの・・・」
健一「ボルテスチームの剛健一です。あなたは一体誰なのですか。なぜボルテスの改造データを」
ダンゲ「おおっ、やはり。お父上によく似ておられる」
健一「父を、父を知っているのですか!? 父は生きているのですか!?」
めぐみ「健一待って。今はこの方をすぐに病院へお連れしなくてはいけないわ」
ダンゲ「いや・・・わしはもう助かりますまい。それよりも、死ぬ前にお伝えしなくてはならないことが。わしはボアザン星人の将軍ダンゲ。故あって地球におりましたが、ボアザン解放ために戦っておった者です。あなた方のお父上は、生きています」
日吉「ほ、本当!?」
ダンゲ「少なくとも今のところは。そして、もう一つ重大な事実があります。お父上もまた、わしと同じボアザン星人なのです」
健一「え・・・?」
豹馬「なんだって!?」
小介「ということは、健一さんたちはボアザン星人ということに・・・」
ちずる「ええ・・・エイジの逆ってことね」
ダンゲ「ボアザン星人には角のある者とない者がおり、角のある者は貴族として一生を豊かに暮らし、角のないものは下等な者として過酷な労働とみじめな暮らしを強いられております。ボアザンの皇帝にもなろうかという地位にいたお父上は、その差別をなくそうとお考えになり、反逆者として追われることになりました。ボアザンの将軍で貴族でもあったわしはお父上の考えに賛同し、自ら角を切り落としてともに戦いへと身を投じたのです」
健一「・・・・」
ダンゲ「すべてをお話するには・・・わしに残された時間はあまりにも少ない。ですが・・・可能な限り、お話をいたしましょう・・・」
【戦闘マップ2終了】
【戦闘マップ3開始】
ちずる「・・・亡くなられたわ」
豹馬「なんてこった・・・」
めぐみ「基地へお連れして、丁重に葬ってさしあげましょう。異星の地ではお寂しいでしょうけれど」
健一「知らなかった・・・お父さんがボアザン星人だったというだけじゃなく、それほどつらい歴史があったなんて・・・」
十三「まさか健一たちがエイジと同じで地球人やないなんて、考えもせぇへんかったで」
一平「まったくだ」
小介「ですがこれで、剛博士がボアザン星人の侵攻を事前に予期し、超電磁エネルギーの技術をもたらすことができた理由も説明がつきます」
ちずる「ボアザン星でも随一の科学者だったということですものね」
健一「・・・だが俺たち兄弟は地球人だ。地球を守って戦う、地球人だ」
めぐみ「ええ、わかっているわ」
一平「親父さんの件はどうするつもりだ。あの人が言った通りなら、地底城ってボアザン軍の前線基地で囚人として働かされているんだろう」
大次郎「あんさん、すぐにでもおとっさんを助けに・・・」
健一「だが場所は不明だ。今は生きているということがわかっただけでもよしとしなければ。大次郎、日吉、俺たちには任務がある。わかってくれるな。ボアザンと戦っていれば、いずれ必ずお父さんを助け出す機会は来る」
日吉「・・・うん」
【戦闘マップ3終了】
【戦闘マップ4開始】
カザリーン(なんと・・・なんという事実。油断をついて仕留めるつもりで潜んでいたが、まさかこのような事実を知るはめになろうとは。裏切り者はあのダンゲ将軍。しかもあの者どもの父親が反逆者の1人で、あの者たちもその血を引いているとは。なんという恐ろしい事実。このようなお話をハイネル様にお知らせするわけにはいかぬ。あの者どもはここで始末せねば・・・)
一平「おい、あそこに誰かいるぞ!」
十三「動くな! この距離やったらわいの狙撃からは逃げられんで。おとなしゅう出てこいや」
カザリーン「し、しまった!? 見つかってしまったか!」
めぐみ「あっ! みんな見て、あの女性角があるわ!」
健一「角だって? さっきの母艦に乗っていたボアザン星人か!」
カザリーン「いかにも。わたくしはボアザン地球攻撃軍の将軍リー・カザリーン」
豹馬「将軍だって!? 健一、こいつは大物だぜ」
一平「ああ、とっ捕まえて連れて帰り、ボアザン軍のこと、地底城の場所、洗いざらいしゃべってもらうとしようか」
カザリーン「無礼な。そのような辱めを受けてなるものか。さっさと殺すがよい! 誇り高きボアザン貴族は、虫ケラのような地球人などに哀れみは乞わぬ!」
〔敵ユニット出現〕
ベルガン「ハイネル様、ごらんください。カザリーン殿は地球人に捕まった様子。いかがなされますかな」
ハイネル「・・・カザリーンめ。功を焦って先走りおったあげくにこれか。ボアザン星人の名がすたるわ」
豹馬「くそ、新手のガイコツ艦がきやがったぜ!」
十三「ちいっ、ボアザンの奴ら今度は大軍でおでましかいな」
一平「さすがにこいつはまずいな」
カザリーン「ジャンギャル将軍がまいられたのか」
ハイネル「地球人に告ぐ。余はボアザン帝国地球攻撃軍最高司令官、プリンス・ハイネルである」
カザリーン「ハイネル様!?」
めぐみ「ボアザン軍の総司令官・・・ハイネル」
ハイネル「おとなしく我がボアザンの反逆者とカザリーンを引き渡せば、今回だけは見逃してやろう。早々に立ち去るがよい」
健一「待て、プリンス・ハイネルとやら。ボアザン人ダンゲ将軍はすでに亡くなった」
ハイネル「ダンゲ? なんと、あのメカに乗っていたのはダンゲ将軍だったと申すのか」
健一「そうだ。俺はボルテスVの操縦者、剛健一。俺もお前たちと同じボアザンの血を引く者として、お前と話し合いがしたい。地球への攻撃をやめてくれないか」
ハイネル「ボアザンの血だと? 健一とやら、貴様いったい何を言っておる」
健一「俺の父はボアザン星人だ。俺と、弟たちにもその血が流れている」
ハイネル「なんだと!? 貴様・・・虫ケラごとき地球人に、貴きボアザンの血が流れていると、そう申すのか! 許せん。よりによってなんという暴言だ!」
健一「話を聞けハイネル!」
ハイネル「黙れ! おとなしく立ち去るならば見逃してやろうと思ったが、その暴言はあまりにも許し難い! 剛健一、貴様に一騎討ちを申し入れる! ボアザン星人をかたり余を愚弄した貴様だけは、余自らの手で始末してやらねば気がすまぬ!」
豹馬「一騎討ちだって!?」
カザリーン「なりませぬハイネル様! わたくしのことなど構わず、攻撃を!」
一平「いきなり何を言いだしやがる。健一、受けるんじゃねぇ。奴は何かたくらんでるに決まってるぜ」
健一「待てハイネル!」
ハイネル「受けられぬと申すか。やはりな。ボアザン星人にとってもっとも気高いとされる一騎討ちを受けられぬとは、名誉の意味を知らぬ地球人らしい愚かさよ。カザリーンも覚悟はしておるようだ。獣士どもに攻撃を開始させよ。地球の虫ケアには臆病者にふさわしい死をくれてやろう」
健一「なんだと!? いいだろう、そこまで言うのなら相手になってやる! 正々堂々と勝負しろ! 俺が勝ったらお前の命と引き換えに、地球攻撃はやめてもらうぞ!」
めぐみ「健一、挑発に乗ってはだめ! 少しでも時間をかせいで脱出のチャンスを探すのよ!」
ハイネル「よかろう。このボアザン星人の誇りである角にかけて。聞いたな、カザリーン。今より余1人で出る。余と入れ換わりにスカールークに戻り、今の命令を徹底させよ。余が破れることなどあり得ぬがな」
ベルガン(まったく、どちらが愚かよ。このような所で一騎討ちなど、ほとほとあきれ果てるわ。だが・・・考えようによっては、これはハイネル抹殺のチャンスかもしれんな。奴らの側に墜落しているあの飛行メカも利用できる。よし、密かに遠隔コントロールの小型メカを出しておくか)
健一「みんな頼む。やらせてくれ。いま不利なのは俺たちの方なんだ。だがここで奴を倒すことができれば・・・」
【戦闘マップ4終了】
【戦闘マップ5開始】
〔戦闘マップ4から継続〕
健一「くっ、強い・・・」
豹馬「健一!」
健一「来るなっ! ハイネルは約束通り正々堂々と戦っている。みんなは手を出さないでくれ!」
ハイネル「ボアザン星人をかたる汚らわしい地球人め。その覚悟だけは見事と認めて、一思いに死なせてやろう。さぁ、ここが貴様の墓場だ!」
健一「俺は刺し違えてでも貴様を倒し、地球を守る! 地球と俺たちを守るために命を落とした母さんのためにも!」
ベルガン(フフフッ、今だ。あの飛行メカのイオンエンジンを爆発させれば、地球人もろともハイネルも・・・)
タッコちゃん「ん? みなさん大変です! ボクのセンサーが鷹メカに接近するものを感知しました! スキャンした所、爆弾つきの小型メカのようです!」
日吉「タッコ、本当なの!?」
一平「あれか、くそっ奴らめ! 十三、めぐみ、あれを叩き落とせ! 奴ら鷹メカを誘爆させて俺たちをまとめて吹き飛ばすつもりに違いねぇ! 鷹メカに取りつく前に爆発させるんだ!」
めぐみ「ええ! 豹馬、健一をお願い!」
豹馬「わかった! 健一、危ねぇ! すぐにそこから離れろ!!」
健一「豹馬、来るなといったはずだ!」
ハイネル「おのれ、地球人め。1対1の勝負を邪魔するつもりか!」
豹馬「うるせぇっ! ふせろ健一!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
健一「う・・・なんの爆発だ。豹馬!? 豹馬しっかりしろ!」
ハイネル「おのれ、卑怯者め! 1対1の勝負といいながら、爆弾で余を吹き飛ばすつもりであったのか! なんと汚い真似を! 地球人などにわずかでも誇りがあるなどと考えた余が愚かであったわ!」
健一「だまれ! それはこちらのセリフだ! 俺をかばってくれた仲間が負傷したこの姿が見えないのか!」
ハイネル「もうよい! 貴様らのような者と言葉を交わすだけでもおぞましいわ! 戦士よ、余をスカールークへ連れていけ!」
健一「待てハイネル!」
〔鎧獣士デストロイド、ハイネルのいる地点へ移動〕
〔鎧獣士デストロイド、後退〕
カザリーン「ああ、ハイネル様ご無事でございましたか!」
ハイネル「カザリーン、まさかとは思うが、余計な手だしをしたのではなかろうな」
カザリーン「いいえ、滅相もございません! ハイネル様が勝っておりましたものを、どうしてわたくしがそのようなことをする必要がございましょうか! あれは負けそうになった地球人どものたくらみに違いありませぬ」
ハイネル「・・・ならばよい」
ベルガン(ええい、あのメカのエンジンを爆発させられなかったせいで、ハイネルめを巻き込むことはできなんだか。いまいましい地球人どもめ。奴らのせいでせっかくのチャンスが水の泡だ)
ハイネル「ベルガン」
ベルガン「はっ。ハイネル様、地球人どもの始末はいかがいたしましょう」
ハイネル「獣士どもで叩きつぶせ。確実に始末するのだ。もはや奴らの姿すら見たくもないわ。余は先に高速艇で地底城へ戻る。ベルガン、後はまかせたぞ」
カザリーン「お、お待ちくださいハイネル様。わたくしもご一緒にまいります。ベルガン殿、後はよしなに」
ちずる「豹馬、豹馬しっかりして! ひどい、両腕がこんなになって・・・」
一平「健一、奴らのメカが動きだしやがったぞ!」
健一「すまない豹馬。俺が敵の司令官の言葉などを信じたばかりに・・・。ハイネルめ、許さないぞ!」
十三「豹馬がやられてもうたら、わいらは合体できん。あの数相手にどないする気や」
小介「いえ、敵があの数だからこそ、勝機はあります。あれだけの軍団がこのエリアで動いていれば、必ずナデシコとアークエンジェルが出てくるはずです」
めぐみ「時間さえかせげば、みんなが来てくれるってわけね」
健一「よし、まかせてくれ。豹馬のためにも、それまでは俺たちだけでもちこたえてみせる! みんないくぞ!」
〔味方ユニット出現〕
<敵撃破>
ちずる「ボルテスチーム、聞こえる? 今アークエンジェルと連絡がついたわ。もうまもなく到着するそうよ。もう少しだけがんばって!」
健一「了解!」
<敵12機以下or敵増援1出現の3ターン後PP・味方援軍1出現>
〔味方戦艦出現〕
めぐみ「健一、アークエンジェルとナデシコよ!}
健一「来てくれたか・・・」
ちずる「豹馬、みんなが来てくれたわ。もう大丈夫よ」
ルリ「戦域に到着。ボルテスはまだ無事ね」
イネス「とりあえず改造は成功してるってことかしら」
メグミ「ボルテスチーム聞こえますか。これより支援に入ります」
ユリカ「みなさん、お待たせしました! マリューさん、豹馬くんたちはこっちに回収しますね」
マリュー「ええ、頼むわね」
ナタル「まったく、あの連中は勝手なことばかりしでかしてくれるものです」
ベルガン「ええい、たかがボルテス1体に何を手間取っておる。あの地球人どもがきてしまったではないか。やむをえん。ここはジャンギャルの奴をひっぱりこむとするか。おい、ジャンギャルの艦へ連絡をいれろ」
ルリ「バトルマシン回収完了。葵さんが負傷してるそうですので、メディカルルームへ直行です」
ユリカ「イネスさん、レインさん、行ってあげてください。みなさん、発進よろしく! ボアザン軍をやっつけましょう!」
ウリバタケ「おいバトルジェットは奥まで持ってけ! こんなところにあったら邪魔だ!」
アカツキ「さぁさぁ、ボアザン軍の撃退だ。はりきっていこうじゃない」
チボデー「おいアキ、Dボウイの奴がいねぇぞ」
アキ「それが、自分は出なくてもいいだろうって、部屋に・・・」
マオ「あらら、ついに出撃拒否ってわけ?」
ノアル「あの野郎、今さらなんのつもりだ」
フェステニア「・・・・」
カティア「テニア?」
リョーコ「冗談じゃねぇぞ! 誰か引きずり出してこい!」
イズミ「えこひいきされてねたましい。ひいき、ずりぃ。ぷふっ」
クルツ「おお寒っ。相変わらず見事なすべりっぷりだこと」
甲児「みんな何のんびりしてんだよ! 敵が目の前にいるんだ。Dボウイのことは戻ってからにしようぜ!」
宗介「肯定だ。帰還後に軍事法廷に判断を委ねるべきだ」
沙羅「バカだね、それじゃあいつが銃殺刑にされちまうじゃない」
鉄也「ナデシコでは大部分がひっかかる気がするがな」
ヒカル「ってゆーか、ナデシコそのものがヤバイよねぇ」
統夜「とにかく、急がないとボルテスがもたない。すぐにでなくちゃ!」
カティア「そうね」
ノアル「チッ、Dボウイめ。あとでただじゃおかないぜ」
〈出撃準備〉
健一「よし、これで俺たちも攻撃に転じることができる。みんな、いくぞ」
一平「ボアザンめ、ふざけやがって。健一、あのガイコツ艦を叩き落としちまえ!」
<敵撃破>
ユリカ「みなさん、その調子です!」
ルリ「艦長」
ユリカ「はい?」
ルリ「ボアザンのものと思われる別の母艦が接近中。たぶん敵の増援です」
ユリカ「敵もなかなかやりますね。よぉし、みんなまとめてやっつけちゃいましょう!」
<敵8機以下・敵増援2出現>
〔敵ユニット出現〕
※※既にベルガン撃破の場合のセリフ※※
ジャンギャル「ふん、人に援軍を要請しておきながら、ベルガンめは撤退してしまいおったのか。ふがいない。まぁいい。地球人どもめ、今度こそ貴様らを叩き潰してくれる。ゆけい、獣士たちよ!」
※※まだベルガン健在の場合のセリフ※※
ジャンギャル「ベルガン殿、苦戦しておるようではないか」
ベルガン「もともと反逆者の始末のために出てきたのだ。しかたありまい」
ジャンギャル「ふん、まぁいい。そういうことにしておこうか。地球人どもめ、今度こそ貴様らを叩き潰してくれる。ゆけい、獣士たちよ!」
サイ「敵母艦、および戦闘メカ多数」
マリュー「きたわね」
ナタル「敵が出てくるというのなら、撃破するまでだ。各機、迎撃しろ!」
<統夜vsジャンギャルorベルガン>
統夜「くそ、いい加減にしろボアザンめ! 今度こそ、そのガイコツ艦は落としてやる!」
<甲児vsジャンギャルorベルガン>
甲児「この甲児様がいる限り、てめぇらの好きにはさせないぜ! とっとと俺たちの地球から消えやがれってんだ!」
<健一vsジャンギャル>
ジャンギャル「きおったな、ボルテスめ。貴様ら、ボアザンの血が流れているとたわけたことを言っておったそうだな」
健一「お前もボアザンの将軍の1人か!」
ジャンギャル「そうよ。俺はルイ・ジャンギャル。くだらぬざれ言をぬかす貴様らは、この俺がここで抹殺してくれるわ!」
健一「俺たちも本当のことは知らん。だが、ダンゲ将軍が死の間際に俺たちにそのことを教えてくれた! 俺はそれを信じる!」
ジャンギャル「なんだと!? まさか反逆者があの闘将ダンゲ将軍だと!? いや、死体を確認するまでだまされんぞ!」
健一「お前たちには渡さん! ジャンギャル、ハイネルに伝えろ! お前たちにとっての反逆者ダンゲ将軍は、俺たちが勇者として丁重に葬るとな!」
ジャンギャル「おのれ、こざかしいことを!」
<健一vsベルガン>
健一「貴様もカザリーンと同じくボアザンの将軍か!?」
ベルガン「その通り。私はド・ベルガン将軍だ。貴様ら、下等動物のくせになかなかやるではないか」
一平「下等動物だと!? バカにしやがって。てめぇはこれからその下等動物に叩き落とされるんだ。覚悟しやがれ!」
めぐみ「一平、興奮しないで。敵の思うつぼよ!」
<忍vsジャンギャルorベルガン>
沙羅「忍、敵の母艦だよ!」
忍「ボアザン野郎め、てめぇらに見せてやるぜ。地球人の意地って奴をな!」
<マサトvsジャンギャルorベルガン>
美久「マサト君、ボアザンの母艦よ」
マサト「わかってる。ゼオライマーのパワーなら、あれだって落とせるはずだ。いくぞ美久」
美久「ええ!」
<ジャンギャル撃破orHP10%以下>
ジャンギャル「おのれ、いまいましい地球人どもめ! こやつらを倒さずして地球攻略はなしえぬ。ここはいまいちどじっくりと作戦を練らなくてははらん。引き上げだ!」
〔敵ユニット離脱〕
<ベルガン撃破orHP10%以下>
ベルガン「うぬぬぬぬ、たかが地球人ごときにこうまでやられるとは。撤退だ、撤退しろ!」
〔敵ユニット離脱〕
<敵全滅・勝利条件達成>
ルリ「敵の全滅を確認」
ユリカ「お疲れさまでした! イネスさん、豹馬くんは?」
イネス「よくないわね。意識不明の重態。特に両腕はひどいわ。治せてもまず当分は復帰できないわね」
ユリカ「そんな・・・」
ナタル「艦長、敵は引き上げたようです」
マリュー「そうね。みんなを帰還させて」
ミリアリア「了解。みなさん戦闘終了です。帰還してください」
健一「・・・ボアザンか」
一平「健一、例のことはどうするつもりだ」
健一「ボアザンのことも、父さんのことも、落ち着いたら俺が話をする。それまでは黙っていてくれ」
めぐみ「わかったわ。十三くんたちにも頼んでおくわね」
【戦闘マップ5終了】
【シナリオデモ2開始】
地底城
ハイネル「なんと、では剛健一なる者の言葉はダンゲが語ったものだというのか」
カザリーン「はい、ハイネル様。わたくしはダンゲ将軍が死ぬ前にあの者どもにそれを話すのを、聞いておりました」
ハイネル「・・・はははっ、何かと思えばそんなことか。くだらん」
カザリーン「ハイネル様?」
ハイネル「しょせんあの男は、ボアザン貴族の誇りたる角を自ら切り落とすような愚か者。そのような者の言葉などただのたわごとに決まっておるわ」
カザリーン「で、ですが、もし本当ならばこの地底城にあの者たちの父親がいると・・・」
ハイネル「カザリーン、そのようなことに惑わされるなど話にならぬぞ。恥をしれ。二度と今回のような失態は許さん」
カザリーン「・・・はっ。申しわけございません、ハイネル様」
【シナリオデモ2終了】
【戦闘マップ6開始】
〔味方戦艦出現済み〕
マリュー「ではボルテスはこのまま復帰できると考えていいのね」
健一「ええ。ご迷惑をおかけしました」
十三「ほんまはわいらも復帰できるはずだったんやが、豹馬がやられてもうたんでな。わいらはまだ当分お預けや」
ナタル「それにしても、こちらに味方してくれるボアザン人がいたとはな」
ユリカ「残念ですね。助けることができたら、きっと力になってくれたのに」
健一「・・・ええ」
エイジ「ボアザンにもそのような方々がいるとは知りませんでした」
シモーヌ「日吉、エイジの顔に何かついてるの?」
日吉「え!? う、ううん、なんでもないよ」
ユリカ「そういえば、ボアザン軍の司令官って人がいたって聞きましたけど」
タッコちゃん「ボクが記録した映像を再生しましょう」
【戦闘マップ6終了】
【戦闘マップ7開始】
〔戦闘マップ6から継続〕
カガリ「こいつらがボアザン星人か?」
カティア「見たところ、普通の人間に見えるわ。でも・・・」
忍「ああ、ほんとに角が生えてやがるぜ」
アキト「・・・キョアック星人みたいだな」
ドモン「キョアック星人だと? 何者だそいつらは」
ロアン「初めて聞きましたね」
アキト「え!? あ、いや・・・」
ヒカル「ゲキ・ガンガーに出てくる敵の宇宙人だよ。角が生えてるの」
アカツキ「やれやれ」
チボデー「驚かすなってんだ。また別の異星人でもいるのかと思っちまったぜ」
さやか「でも悪の宇宙人って感じよね。聞いた話じゃ、自分たちの星でもひどいことしてるんでしょう、あいつらって」
めぐみ「ええ、そうみたいです」
甲児「許さないぜ。その上俺たちの地球まで狙ってるなんて」
統夜「でも、角があるけど人間に見える。角がないのもいるって話だし、結局人間タイプじゃないのって、ラダムだけなのか」
イネス「ラダムにもテッカマンがいるわ。Dボウイのことを考えれば、あれも変身して人間になると考えていいんじゃない?」
フェステニア「あ、そっか」
レイン「でも・・・だとしたらラダムって、一体なんなんでしょう」
アカツキ「そういえば彼はどうしたんだい。さっきの戦いじゃ出撃拒否してただろう」
ノアル「そうだ、あの野郎を連れてくるぜ。今度こそなに考えてんのかはっきりさせてやる」
ナタル「そう願いたい。勝手な真似を許しておいては隊内の士気にもかかわる。奴があてにできないのならば、軍でもそれなりの対応をしなくてはならん」
アキ「中尉、そんな・・・」
ナタル「奴の正体はいまだに不明であることを忘れるな。我々がDボウイと同行しているのは、監視をするためでもあるのだ。それが上層部の意向だ」
カガリ「ようは、あいつがちゃんと話をすればいいんだろ」
ミリー「・・・あたし、呼んできますね」
【戦闘マップ7終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔カーソル、高尾山を指定〕
ナデシコ/居住区
ミリー「あっ、Dボウイどこいくの!?」
Dボウイ「・・・ラダムが、奴がくる。奴がくるならば、俺は戦わなくてはならない」
ミリー「ラダムが!? 大変、みんなに伝えなきゃ! でもDボウイ、やっぱりさっきでなかったのは何か事情があるのね?」
Dボウイ「・・・ミリー、話がある」
ミリー「え、なに?」
ナデシコ/ブリッジ
〔警報〕
ユリカ「ルリちゃん!?」
ルリ「ラダム獣の出現を確認。オモイカネは西50キロの地点にある発電施設へ向かうと推測してます」
〔モニターの開閉音〕
サイ「こちらでも確認しました!」
アカツキ「あそこは確か・・・」
美久「このエリアで一番大きな発電施設だったはずです」
マサト「そんな。じゃあ・・・」
イネス「ラダムが何を目的としているのか知らないけど、Nジャマーで発電施設の多くが稼働を停止している現状では、あれがやられるとこの地域のエネルギー問題は一気に深刻なレベルまでいくわね」
ナタル「フレサンジュ女史、間違いないのか」
イネス「ええ」
マリュー「冗談じゃないわ。ミスマル艦長、本艦およびナデシコはこのままラダムの迎撃に向かいます。いいわね」
ユリカ「はい! みなさん、さっき戦ったばかりですけど、戦闘準備お願いします! ルリちゃん、相転移エンジン始動。ミナトさん、発進よろしく!」
キラ「カガリ、アークエンジェルに戻らなきゃ!」
カガリ「そんなこと、言われなくてもわかってる! 急ぐぞ!」
【シナリオエンドデモ終了】
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