No.40
すれ違う運命
サブタイトル
「すれ違う運命」
【シナリオデモ開始】
???「ジュア=ム「フー=ルー様・・・」
フー=ルー「目覚めたようね、ジュア=ム。だいぶ再生に時間がかかったみたいだけど」
ジュア=ム「俺は・・・そうか、俺は真の死を免れたのか・・・。そ、そうだ! アル=ヴァン様は!?」
フー=ルー「あの方もご無事でした。でも、あなたが会うことはできないわ」
ジュア=ム「な、何故です!? まさか・・・俺を厭われているのですか!?」
フー=ルー「益体もない。アル=ヴァン様は、我ら騎士団からお外れになりました。グ=ランドン様の御不興を買われてね」
ジュア=ム「ま、まさか! 嘘だ、嘘です! そのようなことは無い、俺が・・・」
フー=ルー「あなたが保証したところで遅いわ。あの方御自身の因縁が、そもそもの原因なのですもの。とはいえ、こんな時期にグ=ランドン様も・・・残念だわ」
ジュア=ム「グ=ランドン様が・・・アル=ヴァン様を、騎士から追われた・・・そんな・・・」
フー=ルー「ともあれ、我々は主君に忠義を尽くすのが本文です。わかっているわね、ジュア=ム?」
ジュア=ム「・・・・・・」
フー=ルー「ジュア=ム・ダルービ! 返事をなさい!」
ジュア=ム「は、ははっ! 失礼いたしました! 騎士の本分、一時も忘れません!」
フー=ルー「よろしい。今後、神聖騎士団はこのわたくしがまとめます。あなたの位階も変わるわ。新しい機体が用意されているから、今後はそれをお使いなさい。子細は追って」
ジュア=ム「アル=ヴァン様が・・・くそ、あいつのせいで・・・あいつのせいで・・・あいつの、あいつの、あいつの、あいつの、あいつの、あいつの!! くそーーーっ! 殺してやる、必ず!」
〔カーソル、昆明を指定〕
ナデシコ/食堂
バルザック(リルル、リック・・・無事に逃げててくれよ。俺が帰るまでな・・・)
ノアル「おい、バルザック。強引に乗り込んで来たと思ったら、何を薄ぼんやりしてやがるんだ」
バルザック「なんでもねえよ」
クルツ「おっ? 何かと思ったら、女の写真じゃねえか。美人だねえ」
レビン「あら本当。あたしと良い勝負じゃない。恋人?」
バルザック「さあな」
クルツ「隠すなって。どうなんだよ」
バルザック「・・・俺にだって、待っていてくれる奴くらいいるさ」
レビン「あーら、やっぱり。隅に置けないじゃない、このこの」
ノアル「けっ、格好つけやがって。どうせ・・・」
ウリバタケ「まあまあ」
クルツ「まあまあまあ」
ノアル「な・・・何だ、その同情するような目はよ」
ジュン「・・・・・・」
ノアル「おいっ! 肩に手を置くんじゃねえ!」
アキ「オーブでは、この人達と一緒にいたのね」
バルザック「まあな、死にかけてたどり着いた所を拾われた。いわゆる恩人ってやつだ」
アキ「そう・・・。バルザック、やっぱりあなた、昔と変わったわ」
バルザック「こいつらのせいでって言いたいのか? ふっ、どうだかな」
アークエンジェル/ブリッジ
ムウ「本当に俺達に付いて来ていいのかい?」
アスラン「・・・はい」
ディアッカ「ま、そっちがよければだけどな」
ムウ「オーブでの戦闘は俺も見てるし、着ている軍服にこだわる気はないがな。だが俺達は、この先ザフトと戦闘になることもあるんだぜ? 特に君は、パトリック・ザラの息子なんだろう?」
カガリ「おい、そんなこと関係ないじゃないか。こいつらは」
ムウ「軍人が自軍を抜けるってのは、並大抵じゃないんだ。キラやナデシコの連中とは違う。悪いが、味方になる以上は当てにしたいんでね」
アスラン「プラントや地球や・・・色々な物を見て、聞いて、思ったことはたくさんあります。それが正しいかどうか、今の俺にはわかりません。でも自分の願っている世界は、あなた方と同じだと・・・今はそう感じています・・・」
カガリ「アスラン・・・」
ムウ「なるほど・・・はは、しっかりしてるなあ、君は。キラとは大違いだ」
アスラン「え?」
キラ「昔から、ね」
ディアッカ「こういう奴だよ、糞真面目でまいるぜ」
マリュー「ふふふ・・・」
ムウ「わかった、よろしく頼む。こんな小さな二隻で世界をどうにかしようって言うんだ。はっきり言って不可能に近い。だが、やらなきゃな」
ミリアリア「艦長、ナデシコから通信です」
マリュー「そろそろ目的地ね」
地底/洞窟
ベルガン「ザンバジル皇帝閣下に置かれては、地球征服計画がままならぬ事に、ことのほかご立腹であらせられてな。ハイネル司令官閣下の更迭も、無理からぬ事と言えましょう」
東方不敗「ふふん。それで貴殿がハイネルに成り代わり、司令官の地位を手に入れようという魂胆か」
ベルガン「いかにも。東方先生とデビルガンダムのお力添えがあればたやすきこと、そのため密かに手をお貸ししたのです」
東方不敗「奴らに受けたダメージも、貴殿のおかげでここまで再生した。この恩義は返さねばな」
ベルガン「それでこそ天下に名だたる東方不敗。感じ入ります」
東方不敗「世辞などは無用」
ベルガン「おお、これは失礼をいたしました。して、事の算段は」
東方不敗「抜かりはない。かねてからの手はず通り・・・もう食いついた頃合いだ。ドモンの考え、彼奴の動きなど手に取るようにわかるわ、このワシにはな」
ベルガン「地球人共を地底城に引き入れ、ハイネルを討たさしめる。しかる後デビルガンダムで・・・ふふふ、お願いいたしましたぞ」
東方不敗「まかせておけい、ふふふ・・・ふははははは!」
〔カーソル、昆明を指定〕
ナデシコ/ブリッジ
〔モニターの開閉音〕
テッサ「ポイント29:900、ランタオ島の地下に通じる裂け目があります。人工的に偽装されていますから、何らかの施設があるとしたらそこが入り口なのでしょうが・・・」
マリュー「やはり都合良くいきすぎている・・・?」
統夜「こんなにあっさり見つかると、そう思っちゃいますね」
鉄也「だが、何かあるのは確かだ。見逃すわけにはいくまい」
日吉「もしそこがボアザンの基地なら、お父さんがそこにいるかも知れないんだろ?」
健一「日吉、父さんのことは口にしない約束だぞ」
大次郎「そうたい、目的はデビルガンダムとボアザンを倒す事じゃ」
日吉「う、うん・・・」
サイ・サイシー「あんまり固いこと言うなって。真面目なんだからなあ」
一平「こいつは昔からこうなのさ」
健一「おい、一平・・・」
めぐみ「はいはい、無駄口はそこまで。どうします、先に進みますか?」
ユリカ「うーん・・・」
ドモン「危険は承知の上だ、仮に罠があろうと突破するのみ。俺達だけでも行かせてもらうぞ」
ムウ「そう言い出すと思った。しょうがない、覚悟を決めようか」
ユリカ「そうですね。みんなで行けば、何があっても大丈夫です!」
テッサ「気を付けて下さいね。我々も出来るだけ情報を収集しますから」
地底城
カザリーン「ジャンギャル殿、ベルガン将軍は何処です」
ジャンギャル「ベルガン? いや、知らぬ。どうかしたのか」
カザリーン「地底城から獣士共が消えてしまいました。我々をのぞき、ここはもぬけの空。あろう事か、ベルガンの姿も見えませぬ」
ジャンギャル「何と!? 一言も無しにか。まさか、あやつ・・・」
カザリーン「ハイネル様にお伝えせねば」
地底城
ハイネル「何、どういうことだ」
ジャンギャル「詳しいことはわかりませぬ。ですが、鎧獣士の開発工場もいつのまにか設備が持ち出されております。もはやこの地底城は我らと手持ちの戦力のみ」
ハイネル「むむ・・・余に無断で兵を移動させるとは、捨てて置かれぬ。急ぎベルガンを探せ、釈明させるのだ」
カザリーン「お待ち下さいハイネル様、まずは城の守りを・・・もしこのような時に奴らの攻撃があれば」
ハイネル「言うな、カザリーン。よもや地球人共が、簡単にこの場所を発見できるはずもない」
〔モニターの開閉音〕
ベルガン「それはいかがですかな」
ハイネル「何!? ベルガン、貴様か!?」
カザリーン「ド・ベルガン、貴公どういうつもりです」
ベルガン「お怒りはごもっとも。なれど、私は皇帝陛下のご命令に従っておるだけです」
ハイネル「叔父上の? ええい、世迷い言を申すな!」
ベルガン「世迷い言かどうかは、陛下に直接お確かめなされ。お命があればですがな」
ハイネル「余の命があればだと? 貴様、この上更に無礼な口まで利きおるか! その賢しらな口を・・・」
カザリーン「ハイネル様! レーダーに反応が、地求人共が侵入しております!」
ジャンギャル「何と!? ベルガン、おぬしまさか!」
ベルガン「恨むなら皇帝陛下をお恨みなされ。ふふふ・・・はーっはっはっはっは!」
ハイネル「ベルガン! さては謀りおったな・・・ええい、恥を知らぬ奴!」
カザリーン「ハイネル様・・・」
ハイネル「そのような姑息な策で討たれる余であると思うな、ベルガン! 目にもの見せてくれるぞ!」
【シナリオデモ終了】
【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
ベルガン「ふふ、計画通り上手く奴らを引き入れたようだな。それでは今の内に退散するとしようか。ここで逃げ遅れたら元も子もない」
甲児「へええ・・・すげえ施設だ。見ろよ、地面の下に城が建ってるぜ」
デビッド「大げさなことが好きな連中だぜ。ボアザンだか何だかしらねえが、貴族だの王族だのって奴らは何だってこう趣味が悪いかね」
ユリカ「それにしても・・・誰もいませんね?」
豹馬「変だな。だけど、ここが地底城って奴には間違いないだろうぜ」
日吉「お父さん達、どこかに連れて行かれちゃったのかな?」
小介「ここまで何の妨害も無かったですし・・・ひょっとして放棄された後なんでしょうか?」
ドモン「いや、おそらくそうじゃない」
プロスペクター「おや、何か気付いたことでもございますか」
ドモン「デビルガンダムの姿は見えん・・・だが、どこかこの近くにいるはずだ。俺にはわかる」
チボデー「ああ、さっきから拳の紋章がそう言ってるぜ」
ジョルジュ「我々の紋章はデビルガンダムの気配を決して逃しませんからね
ユリカ「はあ、そうなんですか・・・。すいませーん、だれかいませんかー?」
アキト「お、おいバカ! 何考えてるんだ!」
ユリカ「やだなあ、冗談に決まってるじゃない。ちょっと雰囲気を明るくしようかなって。あはは」
アキト「あのな・・・」
イズミ「ふっ、論外ね」
ルリ「その冗談、笑えないです。レーダーに反応」
ユリカ「え、うそ!? わ、私のせい!? 違うよね!?」
イズミ「・・・撤回するわ。やるじゃない艦長」
〔敵ユニット出現〕
東方不敗「わはははは! 待ちくたびれたぞドモン! わしはここだ!」
ユリカ「デビルガンダム!? それに・・・」
ドモン「貴様・・・東方不敗!!」
サイ・サイシー「くそーっ、やっぱり生きていやがったのか! それじゃ、デビルガンダムも!?」
ジョルジュ「やはり・・・再生している様ですね。どんな手段を使ったものか、こうまで早いとは」
東方不敗「あの程度でくたばるわしと思うたか? 甘いわドモン! 止めを刺さなんだが、貴様の不覚よ!」
ドモン「くそおおっ! だったら何回でも倒してやるだけの事!」
アルゴ「俺達も行くぞ!」
チボデー「おう!」
〔味方ユニット出現〕
ベルガン「と、東方先生! 話が違う、奴らはまずハイネルと戦わせるのではなかったか!」
東方不敗「ふははは、策士が策におぼれたな、ベルガンよ。何となれば、ワシは最初から、貴様ら異星人を一人も見逃すつもりなどない!」
ベルガン「なな、何だと! おのれ東方不敗! この私を利用したかっ!」
一平「見ろ、健一! ボアザンの野郎だ!」
健一「あんな所に隠れていやがったのか! だが、見つけたからには逃がしはしない!
ベルガン「し、しまった! くそ・・・かくなる上は!」
〔敵ユニット出現〕
東方不敗「ふふ、まずこの場はこれで良し!」
サイ「敵獣士出現しました! 距離、50!」
ムウ「おっと、本拠地だけあって、大したお出迎えだが・・・」
マリュー「ええ。不意に来られたら、危なかったかもね」
ムウ「敵さん、仲間割れか? どういうわけだか知らんが、助かった」
マリュー「迎撃戦用意! ローエングリン、バリアント、スタンバイ!」
東方不敗「いざドモンよ! ワシと戦いたくば追ってくるが良い!」
〔敵ユニット離脱〕
ドモン「東方不敗、どこへ行く気だ!? おのれっ、逃がさん!」
〔味方ユニット離脱〕
レイン「ドモン、待って!」
チボデー「ちっ、相変わらずせっかちな野郎だ、しょうがねえ」
ジョルジュ「私達も追いますよ!」
サイ・サイシー「合点!」
アルゴ「この場は任せたぞ!」
〔味方ユニット離脱〕
豹馬「お、おい!」
ノアル「結局こうなるのかよ。ったく、しょうがねえ連中だな」
ベルガン「こうなったら正面から押しつぶしてくれる! 獣士たちよ、奴らを叩きつぶせ!」
〔敵ユニット出現〕
一平「やれやれ、追いかけて行こうにも・・・」
健一「ああ、まずこいつらを片付けないとな。行くぞ!」
〔味方ユニット出現〕
ベルガン「ボルテスめ、出おったな!」
ルリ「ボルテスV、発進しちゃいました。何だか今日は、みんなテンション高いです」
メグミ「本当、ゲキ・ガンガーみたいな展開ですねえ」
ユリカ「こんな時はこっちも深く考えちゃダメ! 全機発進、迎撃戦です!」
〈出撃準備〉
<戦闘開始>
<ベルガン撃破orHP10%以下・敵増援1出現>
ベルガン「ええい、このままでは・・・! しかし、こちらには切り札がある!」
マリュー「あれは・・・人間?」
ユリカ「え、え? 誰ですか、あの人?」
ベルガン「この者を見よ、ボルテスV!」
健一「ま、まさか・・・まさか、そんな・・・」
健太郎「・・・・・・」
大次郎「お、おとっさん!? おとっさんじゃ!」
日吉「お父さんなの!? お、お父さん、おとうさーん!」
めぐみ「な、なんですって!?」
ベルガン「いかにも、貴様らの父親、剛健太郎だ!」
一平「人質にしやがる気か! おのれ、汚ねえ真似を!」
比瑪「ちょっと! そんな最低な真似して、良いと思ってるわけ!? 家族を利用するなんて!」
アキト「この卑怯者! くそ、目の前でそんなことされちゃ・・・」
ベルガン「ははははは、何とでも言うが良いわ! どうだ、攻撃できるかボルテス? ハイネルも気づかなかった、これが私の切り札よ!」
健太郎「健一、大次郎、日吉! 私にかまうな!」
健一「お父さん! だ、だけど!」
健太郎「わかっているはずだ! ここでボアザンを討たなければ、ダンゲ将軍は犬死にとなるぞ!」
健一「ダンゲ将軍・・・あの人は、俺達に・・・」
健太郎「私の息子なら、迷わず討つんだ!」
健一「く・・・っ、許して下さい、お父さん!」
日吉「健一兄ちゃん! やめて!」
大次郎「健一兄!」
健太郎「そうだ、それでいい!」
ベルガン「おのれ、父親の命が惜しくないか! こ、こやつら・・・!」
アキト「待て、健一!」
健一「天・・・空・・・剣・・・!」
比瑪「そ、そんな・・・」
ハイネル「ベルガン、それ以上の卑怯な振る舞いはゆるさん!」
ベルガン「な、何!? ハイネルが来おったか!?」
健一「! 今だ! うおおおおっ!」
〔健一、ベルガンへ攻撃〕
〔ベルガンに爆発〕
〔画面、振動〕
ベルガン「し、しまったああ!」
ユリカ「きゃあっ! い、今、もしかして・・・だ、大丈夫ですかっ!?」
健一「お父さん!」
比瑪「ど、どうなったの!?」
めぐみ「健一、お父様は無事よ!」
健一「そ、そうか!」
日吉「お父さん!」
大次郎「お、おとっさーん!」
一平「やった! ちくしょう、危機一髪だったぜ」
アキト「よ、よかった・・・」
ベルガン「くそおっ、ハ、ハイネル・・・貴様のおかげで・・・かくなる上はたたでは死なん!」
〔ベルガン、地底城へ移動〕
ジャンギャル「な、何とベルガンめ!」
ハイネル「うおおっ!?」
カザリーン「ハイネル様、危ない!」
〔敵ユニット撃破〕
カザリーン「ああーーーっ!」
ジャンギャル「カザリーン殿!?」
ハイネル「カ、カザリーン! カザリーン!」
カザリーン「ハ、ハイネル様、ご無事で・・・」
ハイネル「カザリーン、しっかりいたせ!」
カザリーン「ハイネル様、嬉しゅうございます・・・その手に・・・その手に初めて、抱いていただいた・・・」
ハイネル「カザリーン・・・」
カザリーン「わたくしの・・・わたくしだけの・・・ハイネル・・・様・・・」
ハイネル「カザリーン! 目を開けよ!」
カザリーン「・・・・・・」
ハイネル「カ、カザリーン! うおおおおっ!」
甲児「・・・くそっ、何てことだ」
豹馬「あいつら・・・」
ハイネル「く・・・カザリーン、見ておれ! 余は・・・余は誇りに賭けてお前の死を無駄にせぬ! 行くぞジャンギャル! 貴様の命、余に預けい!」
ジャンギャル「ははっ! お供つかまつる!」
ハイネル「いでよ、ボアザンの守護神ゴードル!」
〔敵ユニット出現〕
ハイネル「命を捨てんとする者がボアザンの命運を背負って立つ時、伝説の守護神が蘇る! それがこのゴードル!」
マサト「うわっ! な、何て闘気だ」
鉄也「ふん・・・どうやら今までの奴らとは違うと言う訳か!」
ハイネル「ジャンギャル、死ぬ時ぞ!」
ジャンギャル「御意!」
統夜「こいつが最後の勝負って事か」
ハイネル「来い、地球人ども! 決着を付けてくれるわ!」
健一「ハイネル、お父さんのことは感謝する、だが勝負に容赦はしない! 貴様らの野望、ここで砕く!」
ハイネル「言うまでもないっ、まいれ!」
<敵10機以下・敵増援2出現>
ヒギンズ「まだくるっていうの!?」
ジュン「もう、いいかげんにしてくれよ・・・」
<統夜vsハイネル>
ハイネル「何と、こやつら・・・今までと違うな!?」
統夜「この前は制御するのに精一杯だったけど、もうそんなこと!」
カティア「す、すごい・・・統夜、いつの間にこんな・・・私達も知らないうちに!?」
統夜「こいつが俺に合わせてくれるのかもな。父さんの設計した奴だから」
カティア「統夜・・・ええ、そうかもしれない。ううん、きっとそうです」
統夜「ボルテスと同じなんだ。だから、この勝負は引けない。付き合ってくれ、カティア」
カティア「はい、どこまでも!」
<キラvsハイネル>
キラ「そこだ、行けえっ!」
ハイネル「その程度の攻撃、いかに食らおうとも!」
キラ「どんな装甲だって、無限じゃない!」
<甲児vsハイネル>
甲児「貴族だか何だかしらねえが、たかが頭の飾りじゃねえか!」
ハイネル「その言葉を口にしたこと、地獄に行って後悔せよ!」
<鉄也vsハイネル>
鉄也「戦闘と生まれ育ちは関係ないだろうぜ!」
ハイネル「ならば剣に問うまで!」
<豹馬vsハイネル>
豹馬「超電磁パワーで勝負してやる、覚悟してかかって来やがれ!」
ハイネル「おのれ、忌々しい!」
十三「へっ、そうやろそうやろ! 豹馬、いてこましたれ!」
豹馬「おうよ!」
小介「豹馬さん、油断すると危ないですよ!」
ハイネル「調子にのるな、地球人共!」
ちずる「来るわよ豹馬、気を付けて!」
<健一vsハイネル>
健一「ハイネル、お前は間違ってる! 角のある者も無い者も、同じ人間なんだ!」
ハイネル「まだ言うか、健一! この期に及んで!」
一平「くそおっ、さすがにすげえパワーだぜ」
大次郎「押されちゃならんぞ、健一兄!」
健一「お前にだけは負けるわけにいかないっ!」
ハイネル「こちらのセリフだ! 貴様だけは我が手で!」
めぐみ「健一、今よ!」
健一「うおおおおおっ!」
<健一vsジャンギャル>
ジャンギャル「我が命捨てても、貴様らの好きにはさせん! 覚悟しろ!」
日吉「僕達だって、開けるわけにはいかないんだい!」
一平「こいつ、捨て身で来やがる!」
めぐみ「気を付けて、健一!」
健一「ああ、そっちがその覚悟なら!」
大次郎「真っ向勝負たい!」
ジャンギャル「行くぞ、ボルテスV!」
健一「かかって来いっ!」
<忍vsハイネル>
忍「パワー勝負じゃ負けねえぜ、でっかいの!」
ハイネル「ふん、余のゴードルを侮るか? パワーだけでは無いことを教えてやる!」
雅人「そいつはこっちも同じだけどね!」
沙羅「だてに場数を踏んじゃいないよ!」
ハイネル「面白い、ならば受けてみよ!」
亮「来るぞ、忍!」
忍「来やがれってんだ、やってやるぜえっ!」
<エイジvsハイネル>
エイジ「レイ、正面を回避して死角から攻撃! 一点に集中する!」
レイ「レディ」
<勇vsハイネル>
勇「でかい相手だからって、怖がることはないからな!? よし、いい子だ!」
<マサトvsハイネル>
マサト「ゼオライマーのパワーなら対抗できる! 美久、エネルギー集中!」
美久「はいっ!」
<ブレードvsハイネル>
ハイネル「いくらスピードで攪乱しようとしても無駄だ! このゴードルの鎧には通用せん!」
ブレード「こいつを食らってもまだ言えるか!? うおおおおおおおおっ!」
<宗介vsハイネル>
宗介「迎撃ポイントを確保、移動を妨害しつつ集中攻撃」
クルツ「相手は大火力の接近戦仕様だ、有利な位置を取らせなきゃいい」
宗介「肯定だ。マニュアル通りだな」
ハイネル「ええい、こしゃくな!」
<ボン太くんvsハイネル>
ボン太くん「ふもも! ふも、ふもっふ!」
ハイネル「貴様! 余を愚弄するつもりか!」
<ジャンギャル撃破>
ジャンギャル「む、無念・・・! ハイネル様、お先に参ります! ボアザンに栄光あれ!」
〔敵ユニット撃破〕
ハイネル「ジャンギャル! くっ・・・見事であった、ジャンギャル! 貴様の死、無駄にはせん!」
<ハイネル撃破>
ハイネル「お、おのれ地球人共! このゴードルを持ってしても・・・!」
<敵全滅・勝利条件達成>
健一「倒したのか、ゴードルを・・・ボアザンを、俺達が・・・」
豹馬「やったじゃねえか、健一!」
健一「ああ・・・」
【戦闘マップ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
〔カーソル、昆明を指定〕
地底城
マリュー「・・・終わったみたいね。各機、状況を・・・」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
統夜「う、うわっ! 何だ!?」
カティア「地底城が・・・崩壊する!? 統夜、火が!」
統夜「くそっ、最後の最後まで!」
ムウ「燃料爆破か? どうも長くいたら危ないな。急いで離脱だ」
健一「お父さん、大丈夫ですか!?」
大次郎「おとっさん!」
日吉「おとうさーーん!」
健太郎「健一、大次郎、日吉!」
日吉「うわあああん、おとうさーん!」
大次郎「う、ううっ・・・」
一平「・・・ふっ」
めぐみ「よかった・・・よかったわ」
マオ「健一! 水差すみたいで悪いんだけど!」
健一「ああ、わかっている。みんな、話は後だ。脱出するぞ! さ、お父さんも早く」
健太郎「うむ」
ハイネル「まてい!」
鉄也「何!?」
豹馬「ハイネル! あ、あいつ生きて・・・」
ハイネル「剛健一、この剣を受け取れ!」
健一「何だと!?」
ハイネル「地底城を失い、余の忠実な部下もことごとく貴様達に敗れた! 地球人共、その武勇は誉めてやる!」
甲児「今さら何を言い出すんだ!」
ハイネル「だが、余はまだボアザンの誇りを失ってはおらぬ! 頭に角を載く我ら貴族は、最後の一人となっても戦う! その剣で勝負しろ!」
デビッド「ちっ、何て野郎だ」
マサト「周りが見えないのか?」
ハイネル「知ったことではない! 剛健一、貴様はいつぞや、ボアザンの血を引くなどとほざいたな! そうだと言うならば受けよ、貴様に一騎討ちを申し込む! いざ!」
〔剣の交わる音〕
健一「うおっ!」
ハイネル「どうした!」
〔剣の交わる音〕
めぐみ「健一!」
ノアル「くそっ、つきあってられんぜ!」
さやか「早くここを離れないと」
エイジ「やめるんだ! こんなことして何の意味がある!?」
ハイネル「意味など無用! 角のない者に我ら貴族の誇りを見せてくれるまで!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
ハイネル「うぬ!」
健一「今だ! でやあ!」
〔剣の交わる音〕
大次郎「や、やった!」
日吉「健一兄ちゃん!」
健一「諦めろハイネル! 戦いはもう終わった!」
ハイネル「な、なんのまだ・・・」
十三「短剣!? まだやるんかいな! なんちゅうしつこいやっちゃ!」
健太郎「あ・・・あの短剣は!」
大次郎「おとっさん?」
健太郎「ハイネル! その短剣を誰から渡された!?」
ハイネル「何? これは我が母からの唯一の形見の品。貴様などの知ったことではない!」
健太郎「母だと? それでは・・・な、何ということだ」
日吉「お父さん、どうしたの?」
健太郎「聞け、ハイネル! その短剣は私が生前の妻、ロザリアに贈った物! それを母から受け継いだというお前は・・・」
ハイネル「何を言い出す!? 世迷い言はいい加減にしろ!」
健太郎「私のボアザンでの名は、ラ・ゴール! その柄に鳩の紋章があるはずだ! 我ら夫婦が、平和を祈って彫り入れた紋章が!」
ハイネル「な・・・何・・・!」
一平「鳩の紋章・・・?」
日吉「そ、それじゃあ・・・」
大次郎「ひょ、ひょっとしてハイネルが!」
健一「僕らの・・・兄さん?」
ハイネル「そ、そのような・・・」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
[イベントデモ「炎の中のハイネル」]
ボス「う、うおっ! やべえ、崩れる!」
健太郎「ハイネル、来い! 角のある者とない者、そのようなことに何の意味がある!」
健一「に、兄さん! 兄さんなのか!?」
ハイネル「兄などと呼ぶな!」
健太郎「ハイネル・・・」
ハイネル「健一、地球人共よ。私はお前達に敗れ、我が皇帝は我々を見捨てた。潔く敗北を認めよう。しかも私自身が、貴族を否定するラ・ゴールの息子であったとは」
健一「に・・・兄さん」
ハイネル「この戦いの後に貴様らの世界を築くがよい! だが余は死ぬその時までボアザンの貴族!」
日吉「待って、お兄さん!」
大次郎「な、何をするつもりじゃ!」
健一「やめるんだ、兄さん!」
ハイネル「ふ、まだ余を兄と呼ぶか・・・だが、たとえ貴様と肉親であっても、今までの己の生き様を捨てることはできぬ。我が誇りに賭けて」
勇「あ、あいつ!」
エイジ「まて、もどるんだ!」
健太郎「ハイネル! いかん!」
ハイネル「さらばだ!」
健一「に、兄さん! 兄さーーーん!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
地底城
フリーマン「だめだ、これ以上は持たない! 連鎖爆発を起こすぞ!」
統夜「健一、逃げるんだ!」
健一「く・・・兄さん・・・」
ユリカ「収容しましたね!? それじゃ脱出!」
マリュー「何かに捕まれ! 全員、衝撃にそなえて!」
ユリカ「揺れますよっ! 舌かまないように気を付けて下さい!」
〔画面、赤く発光〕
〔爆発音×3〕
〔大爆発音〕
〔カーソル、昆明を指定〕
地上
ディアッカ「ひゅ~っ、やばかった・・・!」
ムウ「ま、間に合ったか・・・間一髪だな、やれやれ。また寿命が縮んだぜ」
ミリアリア「地底城、完全に崩壊しました。当艦に損害無し・・・ふぅ・・・」
サイ「最近こんなのばっかりだ。かんべんしてほしいよ」
マリュー「同感だわ・・・ナデシコも無事のようね」
カガリ「・・・・・・」
キラ「どうしたの、カガリ?」
アスラン「ケガでもしたのか?」
カガリ「違うよ。さっきのこと考えてただけだ」
キラ「さっきの?」
カガリ「健一達、父さんに会えたんだ。よかったな」
アスラン「・・・ああ、そうだな」
キラ「カガリ・・・」
カガリ「何だ? バカ、私に変に気を遣うな」
キラ「・・・ごめん」
カガリ(それに兄弟にも、か・・・)
健太郎「健一、大次郎、日吉。苦労をさせてすまなかった」
健一「そんなこと」
大次郎「苦労なんて・・・何ほどの物でなか」
日吉「ああ、平気だったよ!」
浜口「剛博士・・・ご無事でしたか」
健太郎「浜口博士。今までよくボルテスチームの面倒を見てくださった。感謝します」
浜口「いや、私の力不足で・・・ビッグファルコンを連合軍に占拠されてしまった。それが申し訳ない」
健太郎「何を言います、博士に責任などありますまい。この戦いが終わったら、ビッグファルコンを取り戻しましょう。あれにはどうしても必要な機能がある」
健一「必要な機能・・・それは何です?」
健太郎「お前達にも伏せていたな。ビッグファルコンは、私が設計したソーラーバードを完成させることによって、初めて完全な物となるのだ」
一平「それじゃ、ビッグファルコンはまだ一部分に過ぎないって事ですか」
健太郎「そうだ。ボアザン本星をザンバジルから解放するには、ソーラーバードとビッグファルコンが必要なのだ」
めぐみ「そうだったの。知らなかった・・・」
健太郎「ボアザン本星では、今も皇帝ズ・ザンバジルによって民が虐げられている。そのためにも、この地球上の争いを終わらせなければならない。お前達、まだ戦いは続くぞ」
健一「はいっ!」
比瑪「感動の再会だ。ちょっとうらやましいな」
プロスペクター「そう言えばシャッフル同盟の方達ですが、さて、どこまで行ってしまわれたのやら」
メグミ「それが・・・さっきから呼びかけてるんですけど、通じません」
レビン「通信がダメ? 変ね、そんなに遠くまで行ってるはずないのに」
フリーマン「ふむ・・・どのみち、もう後ろに引き返すことはできない。彼らの後を追おう」
ユリカ「そうですねえ。でも、どっちに行ったら良いんでしょう?」
エイジ「偵察して来ましょうか?」
メグミ「まって! 応答ありました、レインさんです!」
〔モニターの開閉音〕
レイン「ミスマル艦長!」
ユリカ「レインさん! ちょうどよかった、ドモンさん達は今どこですか?」
レイン「それが、大変なんです。ガンダムファイトのリングバリアに閉じこめられて!」
ユリカ「え? ごめんなさい、何に閉じこめられたって?」
ジュン「ガンダムファイトのリングバリア・・・? 聞いたことないなあ」
フェステニア「ガンダムに関係してるんでしょ。何のこと?」
キラ「え・・・? いや、僕も知らないけど・・・」
ディアッカ「俺もだ。少なくともザフトじゃそんな妙な物、聞いたことないぜ」
イネス「説明するわ。元々ドモン君達の乗るモビルファイターは、お互いにその武勇を競うガンダムファイトという格闘競技のために開発された歴史があるの」
ディアッカ「格闘競技ぃ? モビルスーツでか?」
イネス「そう。リングバリアは、ファイト中に外部からの干渉を遮断するためのエネルギー結界ね」
ディアッカ「・・・ナチュラルの考えることは、ほんとわかんねえな」
レイン「どうしてここにリングがあったのか、わかりませんけど・・・突然作動したんです。外部からは、ドモン達がどうなってるのかわからなくて・・・」
ユリカ「わかりました、とにかく大変なんですね! それじゃ、急いでそっちに行きます!」
〔カーソル、ランタオ島へ移動〕
ランタオ島/廃墟
ドモン「東方不敗どこだっ!?」
ゾンビ兵「キシャァァァーッ!!」
ドモン「なにっ!?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
東方不敗「ドモン、何を呆けておるかっ! あれほど近くまでデスアーミーの接近を許すとは、未熟千万!」
ドモン「東方不敗!? ・・・なぜ、俺を助けた?」
東方不敗「お前を倒すのは、このわしだからだ!」
ドモン「ふっ、あんな奴ぐらい。・・・ぐっ!」
東方不敗「覚えているか、ドモン。以前にもこんな事があった。・・・そう、そしてあの時も・・・この流派東方不敗最終奥義を放ったはず・・・!」
ドモン「流派東方不敗・・・最終奥義・・・そうだ、その名を・・・!」
東方不敗「石破天驚拳!」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
ゾンビ兵「ぐワァァァーッ!!」
東方不敗「フフ・・・ついにこの技だけはお前に伝えられなかった。・・・お前はあの頃からまるで変わっておらん。目先のことに捕らわれ、すぐに心を乱し、一番大切なことを見失う・・・!」
ドモン「覚えている、覚えているぞ。修業の旅の途中、師匠とはぐれた俺は、狼の大群に囲まれてしまった。あの時・・・俺は、狼に恐怖し、何もできなかった・・・! そして、その時、俺を救ってくれたのが・・・この石破天驚拳!」
東方不敗「武闘家たる者、一時たりとも拳から気を抜くでないわ。でなければ、この石破天驚拳、修得するなど夢のまた夢!」
ドモン「師匠・・・」
東方不敗「ドモン、この廃墟を何と見る?」
ドモン「なんとって、戦争などで被害にあった町でしょう」
東方不敗「その通り、ここも数年前までは文化香る華やかな町だった。それは今ではこのザマだ。ここだけではない、世界中、どこもかしこも破滅は確実に迫っている!」
ドモン「なにを・・・なにをおっしゃりたいのですか・・・師匠!」
東方不敗「それでも、人間は戦争をやめず、やれナチュラルだ、コーディネイターだ、リクレイマーだ、木連だ・・・人間とは、救いようのない生き物だとは思わんか?」
ドモン「・・・・・・」
東方不敗「人間など、もはやこの地球に無用の存在、だからこそ、だからこそこのわしは・・・まだいるか!」
ゾンビ兵「ギギギギギ・・・!」
ドモン「こいつら!」
東方不敗「ドモン、石破天驚拳、今こそ撃ってみせい!」
ドモン「え!?」
東方不敗「石破天驚拳、撃ってみせいと言うておる! それとも、わしに勝てたのは単なるまぐれか!」
ドモン「・・・よし・・・撃ってやる・・・!」
東方不敗「・・・・・・」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔画面、振動〕
ドモン「・・・で、できた」
東方不敗「・・・ドモンよ、流派・東方不敗最終奥義・・・石破天驚拳。確かに伝授したぞ。そして、この廃墟と化した街を、人類の黄昏の光景を、胸に刻んでおけっ!」
ドモン「師匠!?」
〔カーソル、ランタオ島を指定〕
ランタオ島/廃墟
チボデー「おい! ドモン!」
ジョルジュ「東方不敗は見つかりましたか?」
ドモン「・・・」
サイ・サイシー「大丈夫かよ、アニキ」
アルゴ「・・・」
ドモン(なぜ師匠は、俺にこの技を・・・)
【シナリオエンドデモ終了】
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