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No.48A
終末の光 後編


サブタイトル
「終末の光 後編」


【シナリオデモ開始】
〔カーソル、ヤキン・ドゥーエを指定〕
ドミニオン/ブリッジ
連合兵「全核ミサイル、搭載完了したとのことです」
アズラエル「ならとっとと発進させろ! 奴らで道を開くんだ、残ったピースメイカーを全て投入しろ!」
ナタル「何をなさるつもりです?」
アズラエル「言っただろ、プラントを攻撃するんだ! 奴らが地球を撃つなら、こっちも同じ事をやってやる!」
ナタル「アズラエル理事、それでは地球に対する驚異の排除にはなりません! プラントより、あの兵器を!」
アズラエル「僕に逆らうな! どうしたんだ、発進させろって言ったのが聞こえないのか!?」
連合兵「は・・・で、ですが」
ナタル「おやめください! これはただの虐殺です!」
アズラエル「あーっ、もう! どうしていちいちうるさいんだ、あんたは! こうでもされなきゃわからないのか?」
フレイ「きゃああっ!」
ナタル「・・・艦を指揮する者に銃を向けるとは、正気とは思えませんね」
アズラエル「命令してるのは最初から僕だ! 君達はそれに従うのが仕事だろう!」
ナタル「アズラエル理事・・・あなたという人は!」
アズラエル「コーディネーターそのものが地球の驚異なんだよ! 僕らはそれを滅ぼすために来たんだ、それがわからないのか!? 全艦発進しろ、攻撃目標はプラントだ!」

アークエンジェル/ブリッジ
サイ「連合軍艦隊、動き始めました!」
ムウ「どっちに向かってる?」
サイ「転進45度、ヤキン・ドゥーエを迂回してプラントの側面に出ると思われます」
アラン「やはり引っ込むつもりはないらしいな」
マオ「待って。むしろ、なりふり構ってないんじゃない? この動き、ジェネシスを狙ってのものじゃないわ」
ロアン「そうですね、このコースだとジェネシスからはむしろ遠ざかる。仮にこのまま行くとすると・・・」
エイジ「まさか、プラントを直接攻撃するつもりなのか!?」
フリーマン「そうだ、間違いない。残った核ミサイルを直接プラントに発射させるつもりだろう」
デビッド「冗談じゃねえ! そんな事してどうなるって言うんだ!?」
フリーマン「異常な精神状態にある、としか考えられないな。目の前に破滅を突きつけられて、完全に理性を失っているのだ」
ノアル「つまり、イカれちまってるってことですか?」
アカツキ「なるほど。確かに、もう作戦どころの話じゃないからな、これは」
アーサー「そんな! 今度プラントが核攻撃されたら、ザフトがどうするか決まってるじゃないか! 絶対、ジェネシスで地球を撃つよ!」
アンナ「プラントにだって、人は暮らしてるのよ・・・戦争に関係ない人も、大勢いるわ」
豹馬「ほっとけないぜ、艦長! 奴らがミサイルを撃つ前に、行って叩き落してやらねえと!」
小介「ジェネシスも心配ですが、今はこっちの方が危険です」
マリュー「わかってるわ。急行して連合軍の頭を押さえる。エターナルに通信!」
ミリアリア「了解!」
〔モニターの開閉音〕
ラクス「行くのですね、ラミアス艦長。急ぎましょう、わたくし達もまいります」
ドモン「どうやら連合軍・・・いや、ブルーコスモスと最後のカタを付ける時が来たようだな」
ムウ「クルーゼの野郎がほざいた戯言なんぞ、実現させるわけにはいかない。わかってるな、キラ?」
キラ「はい。人類はこんな形で滅んだりさせない・・・守りましょう、ムウさん」
カガリ「フューリーの思い通りにもさせられないしな」
統夜「ああ。多分フューリーから見て、俺達はイレギュラーなんだ。まだ何とかできるはずだよ」
マリュー「機関全開、取り舵30、艦首上げ、ピッチ角10!ミサイルの発射地点と射線を予測して! アークエンジェル、発進!」

〔カーソル、ヤキン・ドゥーエを指定〕
エターナル/通路
〔モニターの開閉音〕
バルトフェルド「モビルスーツ、発進スタンバイ! パイロットはデッキで待機、出撃に備えろ!」
カガリ「行くぞ、二人とも」
アスラン「ああ」
キラ「うん、行こう」
ラクス「待って、キラ」
キラ「え? ラクス・・・?」
アスラン「先に行くぞ、キラ!」
キラ「う、うん。ラクス、何?」
ラクス「あなたに、これを」
キラ「指輪・・・? あ・・・もしかして、お父さんの・・・?」
ラクス「帰ってきて下さいね、わたくしの元へ」
キラ「ラクス・・・。うん、わかった」
ラクス「キラ・・・」
キラ「必ず帰るから。ラクスも気を付けて」
ラクス「・・・はい」

〔カーソル、ヤキン・ドゥーエを指定〕
エターナル/格納庫
カガリ「・・・・・・」
アスラン「なんだ?」
カガリ「いや、なんでもない」
アスラン「ふっ、相変わらず変な奴だな」
カガリ「生きて帰ろうな、アスラン」
アスラン「え?」
カガリ「できる事、望む事、すべき事・・・みんな同じだろ? 私達も、ナデシコのみんなも。今は戦場を駆けることが大事なんだ」
アスラン「・・・ああ、そうだな」
カガリ「だからって、死なせないからな、お前は。生きて帰るんだ」
アスラン「カガリ・・・」
カガリ「お前も、キラも、他のみんなもだ・・・アスラン? え! お、おい、離せ・・・!」
アスラン「君は、俺が守るよ」
カガリ「・・・アスラン・・・」
アスラン「カガリに会えて、よかった」
カガリ「・・・私もだ」

アークエンジェル/格納庫
マリュー「ムウ!」
ムウ「マリュー? おいおい、艦橋を離れていいのか?」
マリュー「・・・間に合わないかと思った」
ムウ「ふっ、何にだよ。バカだな、息を切らせて・・・ペンダント、外に出てるぜ」
マリュー「あ・・・」
ムウ「アーマー乗りだったのって、前の・・・?」
マリュー「・・・ええ」
ムウ「大丈夫、俺は死なないよ。必ず帰ってくる」
マリュー「ムウ・・・約束してね、絶対だって」
ムウ「ああ、勝利と共にね。何せ俺は、不可能を可能にする男なんだぜ?」
マリュー「もう・・・バカ」

〔カーソル、ヤキン・ドゥーエを指定〕
ヤキン・ドゥーエ/格納庫
ザフト兵「プログラムは共通です、おわかりになると思いますが」
クルーゼ「ああ、問題ない」(奴に出来て、私に出来ないはずはない。乗りこなして見せるさ・・・滅びが現実のものとなる時こそ、私がGを駆るのにふさわしい時だ)
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

〔敵ユニット出現〕
〔第3軍ユニット出現〕

連合兵「目標群まで、距離800! 敵迎撃部隊、発進を確認しました!」
アズラエル「フォビドゥン、レイダー、カラミティ! ピースメイカーがプラントを破壊するまで、敵を近づけるな!」
オルガ「ちっ。またこいつらのお守りかよ」
クロト「バカ、聞こえたら怒られるぞ」
アズラエル「わかってるのか!? 後がないんだ! 今度失敗したら、お前ら全員廃棄だからな!」
シャニ「・・・え・・・?」
ナタル「アズラエル理事!」
アズラエル「うるさい! あんたは自分の仕事をしてろ!」
連合兵「敵モビルアーマー部隊、接近!」
シャニ「くそ、お前らが邪魔するから・・・邪魔するからあ!」
オルガ「シャニッ!」
イザーク「くるぞ、散開! プラントに放たれる放火、一つも通すんじゃない!」
クロト「殺されてたまるか畜生! だったら殺す、殺してやる!」
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

連合兵「中間地点に戦艦及びモビルスーツ! アークエンジェルと思われます!」
マリュー「させないわよ、ナタル!」
ナタル「アークエンジェル・・・やはり来たか!」
フレイ「キラ!」
マリュー「戦闘部隊に告げる! 予想が的中したわ、連合軍は既に核ミサイル搭載機を発進させている!」
バルトフェルド「いいか、絶対にやらせるな! 核を持った別働隊は、一機残らず叩き落とせ!」
ミリアリア「前方に戦艦、ドミニオンです! 護衛モビルスーツ、内三機は例の新型です!」
マリュー「・・・これで最後よ、ナタル!」
キラ「ナタルさん! どうしてこんな事を、平然と出来るんですか!」
ナタル「く・・・っ」
フレイ「キラ・・・」
アズラエル「あいつら! 何度邪魔しにくれば気が済むんだ、くそ! おい、あんたが最初に沈めとかないからだ、わかってるのか!? あの裏切り者の艦を、今度こそ沈めるんだ!」
マリュー「行くわよ! 各パイロットは・・・」
ムウ「ムウ・ラ・フラガ、ストライク出る!」
〔味方ユニット出現〕
ミリアリア「ムウさん!? まだ指示が出ていません!」
ムウ「クルーゼがいる! これ以上、あの野郎の望み通りにはさせん!」
マリュー「どこに行くの、ムウ!」
ムウ「終わりにしてやる! どこだクルーゼ!」
〔敵ユニット出現〕
クルーゼ「・・・ふふふ・・・」
サイ「敵モビルスーツ出現! オレンジ50、マーク10! 識別該当なし、新型と思われます!」
ノアル「何だありゃあ? 見たことねえぞ!」
アスラン「まさか・・・ザフトの新型モビルスーツか!?」
ジョルジュ「ムッシュ・フラガ、あれにクルーゼの気配が?」
ムウ「間違いねえ! 出やがったな、この野郎!」
キラ「ムウさん、危険です! 下がって!」
イザーク「何だ、あのモビルスーツは? 友軍・・・なのか?」
クルーゼ「くくくくく・・・はーっはっはっはっは!」
イザーク「その声は・・・た、隊長!?」
クルーゼ「君の望み通り決着を付けに来たよ、ムウ! そろそろ終わりにしようじゃないか! 我々の因縁も、人類の歴史の終焉と共に!」
イザーク「隊長・・・」
ムウ「ぬかせ! 終わるのは、てめえ一人で十分だ!」
クルーゼ「ならば来たまえ! そして知るがいい、父親の遺伝子と愚かな人類の業! 全てが一つの終末、それに至る運命だということを!」
Dボウイ「一人で行くな、フラガ! 奴の新型の威力がわからん!」
ジョルジュ「挑発に乗ると危険です!」
ムウ「いや、奴との決着は俺が付ける! すまんな、行かせてもらうぞ!」
マリュー「だめよムウ! 冷静になって!」
ムウ「これだけは譲れねえ、奴と俺との因縁だけは・・・」
クルーゼ「ははははは、そうだともムウ! それでこそラウ・ラ・フラガの息子だ!」
ムウ「その名前を口にするんじゃねえーーーっ!」
キラ「ムウさん!」
〔味方ユニット離脱〕
〔敵ユニット離脱〕

マリュー「ムウ・・・」
ミリアリア「艦長!」
バルトフェルド「ラミアス艦長、敵が来るぞ! 発進命令を!」
マリュー「り、了解! 全機発進! 目標、核ミサイル搭載機、及び護衛部隊!」
ミリアリア「了解しました! 全機発進、準備よし! どうぞ!」
マリュー「ムウ・・・無事でいて・・・」
アズラエル「どいつもこいつも僕の邪魔ばかりして! ピースメイカー隊、何をしてる!? もっと前に出ろ!」
ラクス「それだけは許しません! 無故の民を虐殺する兵器、一つも通してはなりませんよ!」
イザーク「ラクス・クライン・・・」
ザフト兵「隊長、エターナルには破壊命令が!」
イザーク「俺達の目的はプラントの防衛だ! 反逆者の始末は、後で付ける!」
ザフト兵「り、了解であります!」
〈出撃準備〉
〔カーソル、プラントを指定〕
<戦闘開始>

<第3軍6機以下・第3軍増援1出現(3回目まで)>

〔第3軍ユニット出現〕

<統夜vsシャニ>
シャニ「うわああああ! くあああっ、があああああ!」
統夜「ど、どうしたんだこいつ! いつもよりもっとデタラメだ!」
シャニ「お前ら、お前らがあああ! うがああああああっ!」

<キラvsオルガ>
オルガ「廃棄だと・・・俺が、俺があああっ! くっそおおお!」
キラ「うわっ! 何て無茶な、正気なのか!?」
オルガ「うるせえええ!」

<アスランvsクロト>
アスラン「何故こうまでして戦うんだ、お前らは!」
クロト「何で!? 殺されるより殺す方がいいに決まってんじゃん!」
アスラン「な・・・」
クロト「でも死なないけどねええっ!」

<マリューvsナタル>
マリュー「今日で終わりにしましょう、ナタル! これが最後よ!」
ナタル「ラミアス艦長・・・」
マリュー「全砲門照準! 目標、前方敵艦、ドミニオン!」
アズラエル「な、何してるんだ! 撃てよ、撃たないか!」
ナタル「所詮、私は兵士・・・そしてここは戦場か! 各砲スタンバイ! 回避と同時に一斉掃射!」

<オルガ撃破>
オルガ「う、うがああっ! ぐ・・・ぐおおっ!」
キラ「あ、あいつ・・?」
アスラン「・・・限界を超えていたんだ・・・」
オルガ「ぐわああああっ! があああああああああっ!」

<クロト撃破>
クロト「ひゃははははは! ぼ、僕はね、僕はねえええっ!」
※※まだイザーク健在でディアッカが撃破の場合、セリフ追加※※
ディアッカ「くっそおおおおお! どこから来やがる!?」
イザーク「ディアッカ、上だっ!」
ディアッカ「何ぃ!?」
イザーク「貴様、そんな奴に!」
ディアッカ「・・・見えた! この野郎ーーっ!」
クロト「ぎゃあああああああ!」


<シャニ撃破>
シャニ「うがああああ! こ、こんな・・・いやだ、いやだあああああ!」

<ナタル撃破>
アズラエル「くっそおおお! こんな・・・こんなバカな!」
連合兵「バジルール艦長!」
ナタル「動揺するな! 被害知らせ!」
連合兵「第2、第4隔壁、作動しません! 非常用遮断システムに異常! カタパルト、1番2番とも被弾!」
アズラエル「僕が・・・僕が負けるなんて・・・」
ナタル「・・・・・・」
〔味方ユニット出現〕
〔ムウにスパーク〕

ムウ「アークエンジェル、無事か!?」
ミリアリア「ストライク、帰投します! 被弾あり!」
マリュー「えっ!? ム、ムウ! 大丈夫なの!?」
ムウ「くそっ・・・クルーゼの新型、もう一度・・・」
豹馬「やられたのか、ムウさん! 無茶をするなって、あれほど言ったのに!」
小介「でもよかった、生きてて! 心配しましたよ!」
ちずる「大丈夫? アークエンジェルまで、もう少しだから!」
ムウ「く・・・わりぃ・・・」
マリュー「報告は後です! 整備班、緊急着艦用ネットを! 医療班待機!」
アズラエル「今だ、撃て! あいつを沈めろ! ローエングリン照準!」
ナタル「何だと!?」
フレイ「だめ、もう止めて! アークエンジェル、逃げて!」
アズラエル「お前! この、何をっ!」
ナタル「やめんか、何をやっている!」
アズラエル「貴様こそ、なんのつもりだあっ!」
ナタル「総員退艦!」
フレイ「え・・・」
連合兵「バジルール艦長!」
ナタル「急げ! 本艦はここで放棄する!」
連合兵「は、はい! う、うわあああっ!」
〔扉の開閉音〕
フレイ「・・・・・・」
ナタル「行くんだ、アルスター二等兵! アークエンジェルに行け!」
フレイ「は・・・はいっ!」
〔扉の開閉音〕
アズラエル「く、くそぉっ! おまええっ!」
ナタル「貴様が指揮官で、命令する立場だというのなら・・・」
〔銃声〕
ナタル「ぐうっ!」
アズラエル「ぼ、僕にこんな事をして、どうなるかわかっているだろうな!」
ナタル「ア、アズラエル・・・貴様・・・何を!」
アズラエル「見てろ! 思い知らせてやる!」
〔銃声〕
ナタル「ぐあああああっ!」
アズラエル「見ていろ・・・見ているがいい」
ナタル「く・・・」
〔ナタル、マリューへ接近〕
アズラエル「僕は勝つ・・・いつだって僕は勝つんだ・・・」
サイ「艦長、本艦前方にドミニオン! 突っ込んできます!」
マリュー「まさか!? し、しまった!」
本田「なんだとおっ! あの戦艦、まだ動きやがる!」
レビン「う、うそ・・・」
ブレード「おやっさん、レビン、チーフ! うおおおおおっ!」
カティア「テニア、メルア! だ、だめーっ!」
統夜「くそおおっ、間に合わない! 避けてくれ、アークエンジェル!」
ミリアリア「か、艦長!」
マリュー「回避しろっ!」
サイ「ダメです、間に合いません!」
アーサー「・・・ママ・・・」
フリーマン「く・・・ここまでか・・・!」
ムウ「させるかよおっ!」
〔ムウ、マリューへ隣接〕
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔ムウにダメージ×3〕

ムウ「ぐおおおおおおおおっ!」
ドモン「な・・・なんだと、フラガっ!」
エイジ「や、やめろ! そんな機体で持つはずがない!」
マサト「ムウさん!? くそっ、美久! ゼオライマーを主砲の前に出せ!」
美久「わ、わかったわ!」
忍「くそおおっ、待ってろムウ! 盾になるんなら、俺達がやってやる!」
沙羅「忍!」
雅人「そんな、間に合わないよ!」
忍「うるせえ! さっさとしろ!」
ムウ「く・・・ふ、ははっ・・・ありがとよ、みんな・・・」
エイジ「だ、だめだ! ムウさん、もう少し!」
忍「まちやがれ、てめえええ!」
ムウ「やっぱ俺って、不可能を可能に・・・」
マサト「ムウさーーーーーん!」
〔味方ユニット撃破〕
マリュー「・・・・・・」
ディアッカ「お、おっさん・・・」
ラクス「何てこと・・・」
キラ「ムウさん・・・ムウさああああん!」
マリュー「・・・あ、あああ・・・ムウ・・・ム、ムウーーーーっ!!!」
アズラエル「な、何で・・・」
ナタル「・・・あ、あなたの、負けです・・・」
アズラエル「こんな・・・こんなの、嘘だ・・・」
ナタル「あなたはここで死ぬべき人だ、わたしと一緒に!」
アズラエル「く、くっそおおおおおっ!」
〔銃声〕
ナタル「ぐあああっ!」
アズラエル「僕は・・・僕は・・・」
ナタル「・・・これで、終わりだ」
アズラエル「こんな・・・こんな・・・」
マリュー「・・・ローエングリン・・・照準・・・っ!!」
ナタル「撃て、マリュー・ラミアス!」
マリュー「撃てえええええっ!」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕

アズラエル「う、うわ・・・うわああああああっ!」
ナタル「・・・ふ・・・」
〔第3軍ユニット撃破〕
キラ「ムウさん・・・そんな・・・」
マリュー「・・・ムウ・・・ムウ・・・!」

<第3軍全滅・敵増援1&第3軍増援2出現>
※※まだイザーク健在の場合、セリフ追加※※
イザーク「ディアッカ・エルスマン、聞こえるか」
ディアッカ「イザーク?」
イザーク「いつか貴様は聞いたな。貴様は俺の敵か、と」
ディアッカ「ああ、そう聞いた」
イザーク「答えてやる。敵じゃない」
ディアッカ「イザーク・・・」
〔敵ユニット離脱〕
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

ダゴスタ「連合軍、全機撃墜を確認しました。ザフト増援の様子ありません」
バルトフェルド「・・・・・・」
ダゴスタ「艦長・・・」
バルトフェルド「ああ、ご苦労だった。アークエンジェルも無事だな」
ダゴスタ「は、はい」
ラクス「ラミアス艦長・・・」
バルトフェルド「フリーダム、ジャスティス、聞こえるか? 戦闘終了だ、帰還しろ」
アスラン「了解した。行こう、キラ」
キラ「・・・待って。何かいる」
アスラン「え?」
〔第3軍ユニット出現〕
連合兵「近くに、友軍艇はいないのか?」
フレイ「アークエンジェルよ! アークエンジェルに向かって!」
バルトフェルド「救命艇?」
ダゴスタ「確認しました! ドミニオンから脱出したものと思われます!」
キラ「・・・フレイ?」
カガリ「おい、キラ?」
キラ「フレイ! フレイなのか!」
フレイ「キラ!」
亮「フレイ・アルスター?」
雅人「フレイって、あの子!? ひょっとして、ドミニオンに乗ってたの?」
沙羅「ちょっと、あそこにいちゃやばいよ! だれか回収してやんな!」
キラ「フレーーイ!」
忍「え? おい、キラ?」
エイジ「一人で行くな、キラ君」
キラ「フレイ! 今助ける!」
フレイ「キラ! キラなのね!?」
キラ「待ってろ、フレイ!」
〔キラ、救命艇へ隣接〕
サイ「艦長、フレイが!」
マリュー「ええ。生存者を救助します、救命艇を本艦に誘導して。近くの者は援護を」
ミリアリア「待って下さい! 敵モビルスーツの反応あり、先ほどの新型が近くにいます!」
マリュー「何ですって!?」
〔敵ユニット出現〕
マサト「さっきの新型ガンダム!?」
美久「気を付けて、キラくん!」
クルーゼ「アズラエルめ、案外とふがいない・・・だがムウ・ラ・フラガ、君とこんな形で別れるとは。私の手で葬ってやりたかったよ」
ドモン「何だって奴が今頃出てくる!? 危ないキラ、戻れ!」
フレイ「あ、あなたは・・・」
クルーゼ「ほう、驚いたな。また君か」
フレイ「あ、あ・・・」
クルーゼ「君には、鍵を届けてもらった借りがあるのだが・・・」
フレイ「キ、キラ! キラーーーっ!」
キラ「手を出すなあっ! 彼女に手を出したら・・・ッ!」
クルーゼ「ふふ、なるほど、そう言うことか。ならば君達にも教えてやろう、絶望という物をね」
キラ「フレーーーイ!」
フレイ「キラ・・・」
〔武器の発射音〕
〔画面、フラッシュ〕
〔第3軍ユニット撃破〕

キラ「・・・・・・!」
ミリアリア「え・・・?」
サイ「フレイ・・・」
キラ「フ、フレイ・・・フレーーーイ!」
[イベントデモ「フレイの死」]
フレイ(キラ・・・)
キラ(フレイ・・・そんな・・・そんなの・・・)
フレイ(ありがとう・・・ごめんね)
キラ(どうして・・・君が・・・)
フレイ(ずっと謝りたかったの。苦しかった・・・でも今、やっと自由だわ。とても素直に、あなたが見える。だから、あなたはもう泣かないで)
キラ(僕は・・・君に、何も・・・)
フレイ(本当の私の思いが、あなたを守るから・・・)
キラ「フレイ・・・」

クルーゼ「やっかいな男だよ、君は。あってはならぬ存在が、その業ゆえに人の運命を左右する」
キラ「・・・こんな事が・・・こんな事が、あなたの望みなんですか・・・?」
クルーゼ「私ではない、人の望みさ。人は自ら望んだ末にここまで来た、そう思わないか?」
キラ「あ・・・あなただけは! あなただけはあっ!」
クルーゼ「いくらわめこうが、今さら!」
キラ「うわああああっ!」
統夜「フリーダムを援護するぞ! カティア、奴を逃がすな!」
カティア「了解です! 目の前で、あんな・・・許せません!」
マリュー「全軍に告ぐ! 敵モビルスーツに攻撃を集中!」
アスラン「隊長、あなたって人は!」
クルーゼ「そうだ、そうやって憎み、怒り! 自ら育てた闇に食われて、人は滅ぶ! はーっはっはっはっは!」
サイ「艦長、二時方向からエネルギー波!」
マリュー「何ですって!? 回避!」
〔マリューの周囲に爆発〕
〔画面、振動〕

ミリアリア「きゃあっ!」
マリュー「被害を報告、体勢を立て直せ! 敵の確認、判明次第報告!」
フリーマン「伏兵を置かれたのか? どちらの敵だ」
ミリアリア「艦長、ボソン反応です! 木連軍無人機、出現!」
マリュー「木連無人機!? 何故こんなところに!?」
〔第3軍ユニット出現〕
レビン「ちょっと、どういうこと!? 木連とはもう戦闘はないって言ってたじゃない!」
エリナ「わ、私に聞かれたってわからないわよ!」
アカツキ「たしかそのはずだったんだけど。おおかた先方の都合なんじゃないか?」
アーサー「そ、そんな無責任な!」
アカツキ「おいおい、僕になんの責任があるっての。それよか、現実に対処した方がいいんじゃないかね」
バルトフェルド「アークエンジェル、どうした!? あの木星トカゲ、敵と断定していいんだな!?」
マリュー「そう判断するしかなさそうね。エターナル、迎撃お願いします!」
バルトフェルド「よし、承知した!」
マリュー「全機、聞こえたわね!? 木連機は私達が目標らしいわ、迎撃して!」
カティア「統夜・・・木連との和平・・・もしかして、向こうで否決されたんでしょうか?」
統夜「わからない・・・けど、ここで考えてもしょうがないよ。とにかく今は、目の前のことに集中しよう」
メルア「ええ、そうですね。了解です」」

<統夜vsクルーゼ>
統夜「あんたは知らないかもしれないけど・・・キラと一緒にいた頃のあの子を知ってる。何て事のない、普通の女の子だったよ。それを・・・それをあんたは!」
クルーゼ「私も彼女は知っていたさ。なるほど、ただの女だった。だからこそ彼女を選んだのだがね」
統夜「何だって・・・あ、あんたという人は!」

<ドモンvsクルーゼ>
ドモン「貴様の攻撃など、全て叩き落してやる!」
クルーゼ「ふっ、ドラグーン・システムだけだと思うな!」

<キラvsクルーゼ>
キラ「うわああああっ! あなたが! あなたがフレイを!」
クルーゼ「ふっ、いい目だ・・・思い出したようだな、人の感情を!」
キラ「あなたが、フレイをーーーーっ!」

<アスランvsクルーゼ>
アスラン「くそおっ、キラをそっち側へは行かせない! 俺が止める!」
クルーゼ「健気だな、アスラン! だが、モビルスーツの性能が互角以上なら、万が一にも私が負けることはあり得ない!」

<ディアッカ(バスターガンダム搭乗)vsクルーゼ>
ディアッカ「くそおっ! もうあんたを隊長とは呼ばねええっ!」
クルーゼ「ほほう、ようやく迷いを捨てたか、ディアッカ。だがあいにく、バスター程度ではな!」

<豹馬vsクルーゼ>
クルーゼ「そのような時代遅れの機体で、このプロヴィデンスに!」
豹馬「何だとおっ! 何が時代遅れだ!」
十三「そっちこそ、たいそうな物背負いよってからに! カニかおのれは!」
ちずる「カニ・・・」
クルーゼ「ふっ、軽口を利けるのは大した物だ。だが、それもここまで!」
十三「やかあしい! 鍋にでも入っとれ!」

<健一vsクルーゼ>
健一「貴様、キラの目の前でフレイさんを! 絶対に許さん!」
めぐみ「彼女が何をしたっていうの!?」
クルーゼ「さてね。死とは不条理な物だ、特に戦場においては」
一平「貴様・・・」
大次郎「おのれえっ! こいつは外道じゃ、健一兄!」
クルーゼ「ははははは、それもよかろう! 道など見えぬ、知らぬ! 故に死を以って応えようではないか!」

<忍vsクルーゼ>
忍「てめえ・・・一時でも仲間だった奴を、よりによって俺の目の前で…」
クルーゼ「ふっ、だからどうするというのだ? 怒るだけなら、誰にでもできる事だがな!」
忍「ああ! 望み通り、今すぐぶっ殺してやらあ!」
雅人「忍!」
沙羅「ダメだよ、雅人。ああなっちまった忍は、止められやしない」
亮「覚悟を決めろ。奴を倒すか、倒されるかだ」
忍「やあってやるぜえええっ!」

<エイジvsクルーゼ>
エイジ「動きを止めるな、レイ! 止まったらその瞬間にやられる!」
レイ「レディ。アラームメッセージ、システムニ過負荷ノ可能性アリ」
エイジ「くっ・・・」
クルーゼ「いつまでそうしていられるものか!」

<マサトvsクルーゼ>
マサト「あんたの悪意には吐き気がする…どうしてそんなに、人を憎めるんだ?」
クルーゼ「ふふ、人道主義者に生まれ変わったものだな、木原マサキ。君にその質問をする権利があるとは思えんが」
マサト「・・・! こ、こいつ・・・」
美久「だめ、マサト君! 冷静になって!」
マサト「僕は・・・僕はマサキじゃない! 秋津マサトだ!」

<ブレードvsクルーゼ>
ブレード「ちっ! 全ての方向から攻撃が来るだと!?」
クルーゼ「センサーにも頼らず、プロヴィデンスのドラグーンと渡り合うとはな。だが、いつまでもつか?」

<宗介vsクルーゼ>
宗介「どんな兵器でも、操っているのは生身の兵士だ。必ず動きにパターンがある」
クルーゼ「君が死ぬ前に見つけられればよいのだがね!」

<ボン太くんvsクルーゼ>
ボン太くん「ふもふもふもふも、ふもっふ!ふもっふ!」
クルーゼ「そんな着ぐるみで、私に勝つつもりかね・・・まったく、ラウ・ル・クルーゼも舐められたものだな!」

<クルーゼ撃破orHP10%以下>
カティア「統夜! 目標が離脱します!」
統夜「わかってる・・・くそっ、だめか! 追いつけない!」
クルーゼ「もう少し見物させてもらうよ、最後の幕までね! 安心したまえ、すぐに君達も舞台に上がる!」
キラ「行かせるものか! また・・・また僕は守れなかった! せめて、あなたを!」
アスラン「キラ!」
キラ「止めるな、アスラン!」
統夜「キラ! 逆上するな! 君とアスランとの事、忘れたのか!?」
キラ「え・・・?」
アスラン「統夜・・・」
カティア「目標、喪失します・・・なんて速さ」
〔敵ユニット離脱〕
キラ「・・・くっ・・・」
アスラン「キラ・・・」
キラ「わかってる、だけど・・・ごめん、アスラン・・・」

<敵&第3軍全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

〔カーソル、ヤキン・ドゥーエを指定〕
エターナル/ブリッジ
ラクス「攻撃中のザフト軍に告げます。すでに地球連合軍の艦隊は抵抗する力を持っていません。これ以上の殺戮は無意味です。直ちに攻撃を中止して下さい。繰り返します・・・」

〔カーソル、ヤキン・ドゥーエを指定〕
ヤキン・ドゥーエ/司令室
パトリック「ラクス・クラインか、小娘がこざかしい」
ザフト兵「連合軍の艦隊は陣形を失いました。降伏勧告を行いますか?」
パトリック「放って置け」
ザフト兵「は、はあ・・・」
クルーゼ「いかがなさるおつもりですか?」
パトリック「ジェネシス第三射、目標入力! 地球ユーラシア上空、オルファン!」
ザフト兵「ザラ議長!」
クルーゼ「ほう、地球を撃たれますか」
パトリック「例のオルファンという遺跡、宇宙へ出たとの知らせがあった。どうやら巨大宇宙船でもあったらしい。ナチュラル共が乗り込んでいるという情報もある」
クルーゼ「ナチュラルがその力を手にしたと?」
パトリック「そうなる前に破壊するのだ。地上もろともな」
クルーゼ「なるほど、賢明かと」
パトリック「ついでだ、奴らにも勧告してやる。全方位通信、回線開け」

アークエンジェル/ブリッジ
ミリアリア「艦長、ヤキン・ドゥーエのパトリック・ザラから・・・」
マリュー「全方位通信? なんだというの」
アラン「降伏勧告か?」
フリーマン「穏やかなあたりだとそうだろうがな。パトリック・ザラのことだ」
〔モニターの開閉音〕
パトリック「地球連合軍、及び反乱艦エターナル。そして全ての地球上のナチュラルに告げる。傲慢なるナチュラルの暴挙を、我々は決して許しはしない」
レビン「いきなり穏やかどころじゃ無いみたいよ・・・」
ノアル「ふん、まあ、礼を言ってくれるとは思っていなかったがな」
デビッド「それどころか、こりゃあ敵意満々だぜ」
パトリック「プラントに向かって放たれた核、これはもはや戦争ではない、虐殺だ! そのような暴挙を敢えて犯すナチュラルを、我々はもはや許しては置けない!」
豹馬「このやろう、だったらてめえの撃ったジェネシスはどうだって言うんだよ!」
十三「豹馬、モニターに突っ込んでも、相手には聞こえへんで」
豹馬「わぁってるよ! だからって黙って聞いてられっか!」
十三「落ち着け言うとんのや。ほれ、また何かしゃべりよるで」
パトリック「この度の戦いは我らが勝利した。だが、ナチュラルは新たな兵器、オルファンを持って再び宇宙をうかがっている!」
フェステニア「ええ? ちょっと、この人何言ってんの?」
メルア「オルファンがいつから連合軍の兵器になっちゃったんですか?」
統夜「あんなのはでたらめに決まってる。だけど・・・」
アカツキ「でたらめだろうがなんだろうが、一旦情報が流れればそれが真実として行き渡る。善人も悪人になるし、白を黒に見せるのだってたやすい。世論操作の基本だよ」
カティア「いかにも独裁者のやりそうなことだわ」
パトリック「私はここに宣言する、すぐに宇宙に飛び立ったオルファンが新たな驚異となる前に、先制攻撃を持ってこれを破壊すると!」
アスラン「父上・・・何て事を!」
ラクス「この宇宙を憎しみの連鎖で覆い尽くし、それでまだ足りないと言うのですか!」
忍「ちっ! いよいよあいつをぶっこわさなきゃあ、話にならなくなったな」
ドモン「ふん。はじめからそのつもりだ」
フリーマン「ただし次の装填が終わる前に、だ。時間が無い、急がねば」
〔モニターの開閉音〕
本田「すぐに機体の準備にかかるぞレビン、ぼさっとしてねえで下に来い!」
レビン「ラーサ!」
マリュー「各機、補給と整備を急いで。ナデシコに連絡、オープンチャンネルで呼び続けて」
ミリアリア「了解です!」
マリュー「交換要員はデッキに降りてちょうだい、それからムウ」
サイ「え?」
マリュー「あ・・・」
ミリアリア「艦長・・・」
マリュー「・・・ごめんなさい、その・・・」
マオ「あのさ・・・ちょっとだけ休憩したら、ラミアス艦長? その間、代わるから」
マリュー「・・・いえ、大丈夫。なんでもないわ」
マオ「そう言わずにさ。10分だけでも」
マリュー「そう・・・ごめんなさい、それじゃ・・・少しだけ」
〔扉の開閉音〕

アークエンジェル/通路
マリュー「・・・帰ってくるって・・・言ったのに・・・ムウ・・・!」
【シナリオエンドデモ終了】


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