第10話
共にゆく
弓教授と早乙女博士の言葉により、
合流することになったスーパーロボット軍団。
様々な想いを乗せながら、彼らは一路、
Gアイランドシティを目指すのであった…
[エピソード1]
【シナリオデモ開始】
甲児「さやかさんやジュンさんはともかく、ボスまで付いてくるなんてなぁ」
ボス「なに言ってんだ、兜! 俺がいないと始まらないだろ!」
さやか「でも、私たちがいなくて、研究所は本当に大丈夫なのかしら?」
ミチル「私たちには私たちのやるべき事があるわ。研究所の方はお父様たちに任せましょう」
隼人「それにしても、甲児がソレスタルビーイングと知り合いだったとはな」
甲児「アサヒの事を言ってんのか? 違う違う、こいつはテロリストじゃねぇよ。なぁ、アサヒ?」
アサヒ「そ、そうだね…」
甲児「どうしたんだ、腹でも痛いのか?」
さやか「具合が悪いなら、医務室まで連れていきましょうか?」
アサヒ「い、いえ、お構いなく…」
甲児「はは~ん。さては、緊張してるな?」
アサヒ「そ、そりゃそうだろ…! あの光子力研究所のメンバーと、ゲッターチームが目の前にいるんだぞ!」
甲児「なんで、俺には緊張しないんだよ!?」
アサヒ「甲児とは学会の時に散々話したからな…」
竜馬「どうやら、お前の言うように、テロリストて柄じゃなさそうだな」「だが、お前って確か、火星で死んだんだよな?」
武蔵「お、お化けって事か!?」
アサヒ「生きてますよ! ほら、足があるじゃないッスか!」
隼人「だが確かに、そういうニュースは流れていたな」
アサヒ「まったく、迷惑な話ッスよ…」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕
甲児「さっそく、敵のお出ましかよ」
竜馬「研究所を離れてから初めての出撃だ。派手にぶちかましてやるか!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
甲児「とりあえずは一段落ってところか」
シャッテ「第2陣が来てるみたいだから、それほどゆっくりはしてられないけどね」
甲児「アサヒとシャッテが、火星にいたってのは本当なんだろ? 向こうでいったい、何があったんだ?」
シャッテ「あたしたちは、火星でメガノイドに襲われたのよ」
甲児「メガノイドに襲われた?」
アサヒ「テラフォーミングに従事してたメガノイドが、反乱を起こしたんだよ」「俺たちはそれに巻き込まれて、火星から地球に跳ばされたんだ」
甲児「メガノイドの話なんて、こっちじゃ微塵も聞いてないぞ」
シャッテ「情報統制が敷かれたみたいなのよね…」
竜馬「そいつは随分と穏やかじゃねえな」
甲児「ひょっとするとお前、とんでもない事に巻き込まれてるんじゃないのか?」
アサヒ「ああ。そうかもしれないな…」
【シナリオエンドデモ開始】
[エピソード2]
【シナリオデモ開始】
カレン「落ちろ、国連軍!」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ゼロ「カレン、ひとりで前に出すぎだ。周りの状況をよく見ろ」
カレン「す、すみません…。少し戦いに集中し過ぎてしまって…」「いったん、後方に下がります」
ゼロ「どうしたというんだ、あいつは?」
ロックオン「光子力研究所の連中と一緒になったんだ。内心、穏やかじゃないんだろ?」
ゼロ「どういうことだ?」
ロックオン「おいおい、本気かよ!?」
ゼロ「こんな状況で、冗談を言ってどうする」
C.C.「お前はもっと、人を見た方がいいぞ?」
ゼロ「何を言っている、C.C.。人を見なければ、戦略は立てられん」
C.C.「やれやれだな…」
カレン「ソレスタルビーイングだけじゃない。研究所の奴らとも力を合わせる…」「それは分かってるんだ…。けど…!」
【シナリオデモ開始】
[エピソード3]
【シナリオデモ開始】
カレン「このままの勢いで、一気に!」
ゼロ「待てカレン! 後ろだ!」
カレン「…!?」
国連軍兵士「今更気づいたところで…!」
カレン「くっ…!」
〔斬撃音〕
〔画面、フラッシュ〕
ゼロ「カレン…!」
カレン「………」「え…?」
国連軍兵士「な、なんだと…?」
〔爆発音〕
〔画面、フラッシュ〕
ゼロ「! あれは…」
鉄也「間一髪ってところだったな」
ジュン「グレートを盾にするなんて、本当に無茶するんだから」
鉄也「こいつの装甲なら充分に耐えらえると、確信があったんでな」「大丈夫か、紅月?」
カレン「は、はい…」
鉄也「あまり無茶をするなよ」「正義の味方ってのは、人々の希望なんだ。悪に屈するなんて無様は晒せんだろ」
ボス「そうだぜ、カレン! 正義の味方はお前たちだけじゃないんだ。俺様の事も頼ってくれていいんだぜ」
甲児「ボス、コノヤロウ~! ひとりで抜け駆けしやがって!」
さやか「…抜け駆けってどういう事なのかしら、甲児君?」
甲児「えっ、えーとそれは…ハハハハ…」
さやか「甲児君なんて、もう知らないっ!」
カレン「………」
隼人「ブリタニアとの事を考えれば、俺たちには何も言う資格はない」「だがな、肩肘張っててもお前さんが疲れるだけだ」
カレン「あたしは…」
鉄也「俺たちの事を認めてくれなくてもいい。だが今は共に戦おう」
カレン「………」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
スメラギ「この動き…。どうやら国連軍は、私たちを囲い込みに来ているようね」
ゼロ「動くなら今しかないというわけか」
鉄也「とはいえ、通れるルートは限られている。どこに行っても遠回りにはなるな」
ゼロ「いや、私ならここを通る」
ミリュー「そこって、防衛が一番厚いところじゃないですか~」
スメラギ「なるほどね。確かにいい考えかもしれないわ」
ミリュー「自分たちだけでわかってないで、ちゃんと説明して下さいよ~」
スメラギ「鉄也さんの言ったように、いくつか通れそうなルートがあるけど。果たしてこんな都合のいい事があるかしら?」
鉄也「つまりは罠だと?」
ゼロ「間違いあるまい。そのルートに差し掛かった瞬間、四方から囲まれる事になるだろう」
スメラギ「だから、敵の裏をかくってわけ」
ミリュー「敵さんは、こんな防衛が厚い場所を通るはずがないって、思ってるって事ですか~?」
ゼロ「そういう事だ。しかも、このルートならば、そう大きく針路を変えないで済む」
鉄也「戦いは避けられないが、ベストだと言う事か」
スメラギ「そうと決まれば、敵が包囲を完成させるよりも前に、動き始めましょう」
【シナリオエンドデモ終了】
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