第18話
会いに行くよ
数々の困難を乗り越えながら、
Gアイランドシティを目指す、プトレマイオス。
そんな中、シャッテはヴァンアインの整備中に
出力が安定しない事に気付く。
その原因を確かめるべく、
マジンガーZと共にトレミーの外へと出るが…
[エピソード1]
【シナリオデモ開始】
シャッテ「やっぱり、ヴァンアインの出力が安定しないわね」「もうちょっと動かしてみて」
アサヒ「了解」
シャッテ「うーん…。故障箇所は見当たらないんだけど」
アサヒ「古代文明の遺産ですからね。下手に故障されても代替のパーツがないですよ」
シャッテ「あんたが無茶な操縦をするからじゃないの?」
アサヒ「俺のせいですか!?」
ロックオン「しかし、この状況で戦力が欠けるってのはかなり痛いな」
アサヒ「戦えない程じゃないッスよ。安定しないんで危なっかしいですけど」
甲児「あんまり無茶はするなよ。お前が死んだら、妹さんが悲しむぞ?」
シャッテ「え…?」「あんた、妹がいたの?」
アサヒ「はい、ひとつ下の」
シャッテ「ふうん。そうなんだ」
アサヒ「…?」
ミリュー「国連軍さんが接近中みたいですよ~。頑張って追い払って下さいね~」
【シナリオデモ終了】
[エピソード2]
【シナリオデモ開始】
シャッテ「ッ!?」「この反応…! またヤツらが来る!」
アサヒ「!?」
〔画面、フラッシュ〕
カレン「コイツらどこから湧いて来てるのかしら?」
隼人「さてな。案外、別時空とかかもしれんぞ」
ティエリア「並行世界とでも言うつもりか? 下らない小説の読み過ぎだ」
アサヒ「SFはロマンですよ!」
アレルヤ「そういう事じゃないと思うけど…」
シャッテ「出力が安定してないんだから、くれぐれも気を付けてよね」
アサヒ「大丈夫ですよ。シャッテさんは俺が護ります!」
シャッテ「マシンもちゃんと守りなさいよね!」
【シナリオデモ終了】
【シナリオエンドデモ開始】
甲児「そういや、さっきの話で思い出したけど、妹さんには会いに行ったのか?」
アサヒ「いや、それが…」
甲児「まだ行ってなかったのかよ!?」
アサヒ「そうなんだけど、色々と忙しかったからさ…」
甲児「顔見せるくらいの時間はあっただろ。今からでも行ってこいって」
アサヒ「ほら、これからGアイランドシティに向かわないとだし…」
甲児「丁度、通り道じゃないかよ」
アサヒ「うっ…」
ミリュー「なんで、そんなに実家に帰るのが嫌なんですか~?」「アサヒ君が帰って来たら、妹さん喜ぶと思いますよ~?」
アサヒ「嫌ってるわけじゃないんス。ただ、会いに行きづらくて…」
ミリュー「どういう事ですか~?」
アサヒ「両親は、一年戦争の時に亡くなったって話しましたよね?」「妹もその時の怪我が元でずっと昏睡状態なんス」
ミリュー「あ…」「ご、ごめんなさい~!」
アサヒ「気にしなくても大丈夫ッスよ」「ただ、妹の事をずっと叔父さんたちに任せてたんで、どういう顔で会いに行けばいいのかよくわかんないんス…」
シャッテ「………」
甲児「だからって、起きるまでずっと会わないつもりなのかよ?」
アサヒ「そうなんだよな…」
シャッテ「…行って来た方がいいと思う」
アサヒ「シャッテさん?」
シャッテ「言うまでもないとは思うけど、会えるうちに会っておかないと絶対に後悔すると思うから…」「もし、ひとりが辛いっていうならあたしも一緒に行くわ」
アサヒ「そうだよな…」「…分かった。妹に会いに行くよ」「だから、シャッテさん一緒に来てくれますか?」
シャッテ「その頼み方じゃダメ。そんな他人行儀な言い方じゃ」「あたしたちは、パートナーなんだから。そうでしょ?」
アサヒ「そうッスね」「…一緒にきてくれ、シャッテ」
シャッテ「いいわよ、アサヒ」
ミリュー「あの~? シャッテたちがイチャついてるのをいつまで眺めてればいいんでしょうか~?」
甲児「完全に、俺たちの存在を忘れてただろ…」
シャッテ「バッ!」「イチャついてなんてないわよ!?」
アサヒ「そ、そうッスよ! これはパートナーとして!」
ミリュー「はいはい、おふたり共お幸せに~」
甲児「付き合ってらんないぜ…」
シャッテ「ちょっと! 人の話を聞きなさいよッ!」
【シナリオエンドデモ終了】
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