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第23話
宇宙へ

永遠に続くかと思われた
仮想空間内での戦いを乗り越え
大河に勇気を見せる事ができた、アサヒたち。

そして今、シャッテは
世界十大頭脳のひとりである
獅子王麗雄博士と共にシャトルの最終調整に
取りかかっていた…

[エピソード1]
【シナリオデモ開始】

シャッテ「シャトルの準備、なんとか終わりそうですね」
麗雄「これもひとえに、シャッテちゃんが手伝ってくれたおかげじゃな」
シャッテ「あたしなんか全然。横から博士の技術を見せてもらっていただけです」
麗雄「あのクンちゃんの娘の割には随分と謙虚じゃないか」「反面教師という奴じゃな」
シャッテ「え…? お母様と知り合いだったんですか!」
麗雄「ああ、よく知っとるよ。クンちゃんが若い頃からな」
シャッテ「そうだったんですか…」
麗雄「常に自信に満ちあふれており、それを裏付けるだけの才能があった」「彼女と話をするのは僕の楽しみのひとつだったよ」
シャッテ「博士にそう言ってもらえたら、お母様もあの世で喜んでいると思います」
麗雄「彼女が死んだなんて未だに信じられんよ…」「いつも勝手な奴だったが、僕よりも先に逝くなんて…。本当に最後まで勝手な奴だ…」
シャッテ「そう、ですね…」
〔画面、震動〕
シャッテ「きゃあ!?」
麗雄「なんだ、この揺れは!?」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕

スメラギ「スプリッターが出現したわ。すぐに戻ってきて」
シャッテ「わかりました」
麗雄「シャッテちゃんたちの邪魔をする連中が別にもいるとはな…」「残りは僕がやっておく。シャッテちゃんは早く行くんだ」
シャッテ「よろしくお願いします!」
麗雄「あまり、無理はするんじゃないぞ」
シャッテ「はい!」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

C.C.「機体を燃やす奴の次は、こちらの視界を奪う敵か」「随分とバラエティーに富んでいるではないか」
鉄也「迂闊に近づくとセンサーを潰されるぞ。距離を取って攻撃をしろ!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

凱「まったく、うかうか休んでもいられないな…」
麗雄「行くつもりか、凱?」
凱「この街の平和は俺が守らないと」
麗雄「2年前の事故でお前の身体はサイボーグ化されている。それでも、合体時にかかる負担は相当なものだ」「これ以上無茶をすれば万が一の事も…」
凱「俺の身体は父さんが造ってくれたんじゃないか。何も心配はいらないさ」
麗雄「そうだな…」「どんなに傷付いてもちゃんと直してやる。だから、安心して行ってこい!」
凱「ああ! 行ってくるよ、父さん!」
【シナリオエンドデモ終了】


[エピソード2]
【シナリオデモ開始】

玉城「どんなもんだってんだ!」
武蔵「危ないぞ、玉城!」
玉城「え…!?」
〔画面、フラッシュ〕
玉城「うお!? 前が見えねえ!?」
ティエリア「キミは後ろにさがっていろ。誤射されてはたまらない」
鉄也「このままではマズいな。敵の攻撃をさることながら、同士討ちに発展する可能性が高い」
シャッテ「随分とイヤらしい攻撃をしてくれるじゃない」
アサヒ「とにかく、スプリッターの数を減らさない事には…!」
凱「そこまでだ、スプリッター! この街は俺が守ってみせる!」
アサヒ「凱さん…」
隼人「心強い味方の登場ってところか」
凱「宇宙に上がらないといけないんだろ。お前たちはさがっていてくれ。ここは俺がやる!」
アサヒ「ひとりで戦う必要なんてないッスよ!」
凱「キミは…」
アサヒ「俺たちだっているんですから、一緒に戦えばいいじゃないですか」
凱「そうか…フッ…そうだな」
シャッテ「会ったばかりの人に俺たちだっているだなんてホントに図々しいわよね…」
アサヒ「いや、それはほら…」
甲児「アサヒが図々しいのは今に始まった事じゃないだろ?」
シャッテ「それもそうね」
アサヒ「ちょっと待ってくれよ!?」
凱「遊んでる場合じゃないぞ、アサヒ! 一緒にこの街を守るんだろ!」
アサヒ「はい!」
凱「よっしゃあ! 行くぞ!」
【シナリオデモ終了】


[エピソード3]
【シナリオデモ開始】

麗雄「シャトルの準備が完了した! みんな湾岸部に急ぐんだ!」
アサヒ「急げって、まだスプリッターが残ってますよ」
大河「己の目的を見失ってはならない!」
アサヒ「!?」
大河「君たちの目的はなんだ!」
アサヒ「宇宙に上がる事ですけど…」
大河「そうだ。君たちにはやるべき事がある」「ならば、成すべき事を成せ!」
アサヒ「でも…」
甲児「アサヒ、大河長官の言う通りだ。俺たちにはやらなきゃならない事がある。やらなきゃならない事が、な」
刹那「ああ。奴らを見逃す事はできない」
アサヒ「! みんな…!」
ゼロ「目的はわからないが、奴らは罪なき街を攻撃している。それは、明らかな戦争行為だ」
スメラギ「ならば、私たちは戦わなければなりません。そのために私たちはこうしてひとつになっているのですからl
刹那「全ての戦争行為を否定する。それが、俺たち、ソレスタルビーイングのやり方だ」
火麻「説得するのは、無理なようだな」
大河「まったく…。急ぎの準備は無駄となってしまったな…」
火麻「だが、そんな奴らだからこそ、協力する事にしたんじゃないのか?」
大河「そうだな…」「頼んだぞ、若き勇者たち!」
アサヒ「はい…!」
【シナリオデモ終了】


[エピソード4]
【シナリオデモ開始】

シャッテ「敵の勢いが落ちてきたわ。もうすぐ片が付きそうね」
アサヒ「さっさと終わらせて、シャトルに向かいましょう」
????(ワクカガ)「………」
アサヒ「!? なんだ、今の映像は…?」
シャッテ「どうしたの、アサヒ?」
アサヒ「今、人の顔が見えましたよね?」
シャッテ「は? 何の話よ?」
アサヒ「何の話って見えたじゃないですか」
〔画面、フラッシュ〕
????(ワクカガ)「…金の星が輝き、赤い星が流れる」
アサヒ「ぐッ!? 頭がッ!」
シャッテ「マシンからの情報が逆流してる。なんなのよ、これ…?」
????(ワクカガ)「その熱にあてられ汝ら四肢を奪われる」
アサヒ「この声…初めて乗った時に聞いた…」
シャッテ「待ってて、アサヒ! すぐに情報をカットするから!」
アサヒ「うぐッ…!」
シャッテ「なんなのよ、これ!? なんで、操作を受け付けないのよ!」
アサヒ「頭が…灼ける…!」
〔画面、発光〕
????(画面オフ)「求めよ、願望の欠片を」
〔発光、収束〕
アサヒ「があああああッ!?」
シャッテ「アサヒ! アサヒ!?」
アサヒ「………」
シャッテ「アサヒ!」
アサヒ「ちゃんと聞こえてるッスよ…」
シャッテ「待ってて、すぐにトレミーに戻るから!」
アサヒ「まだ戦いは終わってないんだ。早くいかないと…」
シャッテ「なに言ってんのよ! そんな状態で戦えるわけないじゃない!」
アサヒ「心配し過ぎだよ、シャッテは…。大丈夫、まだいけるから」
シャッテ「でも…!」
アサヒ「大丈夫、だから…」
シャッテ「…分かったわ。でも、あたしが無理だと思ったら引っ張ってでも連れて帰るからね!」
アサヒ「了解ッス…」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

スワン「シャトル、打ち上げ成功デース!」
火麻「なんとかなったみたいだな」
麗雄「しかし長官、彼らと一緒に凱を行かせてしまって本当に良かったのかの?」
牛山「国連軍の連中もまた襲撃してくるかもしれませんし。それにスプリッターとか言う未知の敵も…」
大河「国連軍の狙いは、彼らだ。ここを攻撃したところで、何も利益はないだろう」「それに、もうすぐあのふたりの完成する」
火麻「あのふたり…氷竜と炎竜か!」
麗雄「最終調整に時間が掛かっておるが、もう間もなくだろう」
大河「凱と彼らが平和を掴み取って戻ってくるのを我々は待とうじゃないか」
猿頭寺「長官が、なぜ彼らを信用できるのか甚だ疑問ですね」
大河「しいていうならば、勘かな」
火麻「ずいぶんと曖昧なこった」
命「でも、大河長官らしいですね」
大河「人を見る目は確かだと自負しているが?」
火麻「それじゃあ、俺たちはできる事を始めるとするか」
命「そうですね。凱の分まで私たちが頑張らないと!」
【シナリオエンドデモ終了】


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