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第4話
思うがままに

黒の騎士団と
ソレスタルビーイングの目的は
この世界から紛争を根絶することであった。

敵に握られているイニシアチブを覆すべく、
彼らはふたりに協力を要請する。

だが、ふたりの答えは
未だ霧の中にあるのだった…

[エピソード1]
【シナリオデモ開始】

アサヒ「………」
シャッテ「………」
ミリュー「暗いですね、ふたりとも~。スマイル、スマイルですよ~」
シャッテ「明るくなんて、できるわけないじゃない。あたしたち、死んだことにされてるのよ?」
ミリュー「現に生きてますから、何も困りませんし~?」
シャッテ「なんで、あなたはそんなにお気楽なのよ…」
ミリュー「それが私の持ち味ですからね~。大丈夫。どんな結論に辿り着こうが、私はあなたの味方ですよ~」「それでは、あとはお若いふたりで、ゆっくりと考えてくださいね~」
〔ハッチの開閉音〕
シャッテ「あんたは…」
アサヒ「え?」
シャッテ「あんたはどう考えてるのよ。これからのこととか」
アサヒ「先のこととかわからないですけど、俺はあの人たちの紛争根絶って考えには、賛成なんです」
シャッテ「肩を持つって言うの?」
アサヒ「そういうことじゃなくて、一年戦争で両親が死んじゃいましたから、ちょっと色々思っちゃって」
シャッテ「…! ご、ごめんなさい!」
アサヒ「気にしなくて大丈夫ッスよ。ただ、やっぱり戦争は嫌いです」「シャッテさんは、どうしたいんスか?」
シャッテ「あたしはヴァンアインの解析をしないと。それはお母様の最後の願いだから…」
アサヒ「そうッスよね」
シャッテ「でも、国連軍があのマシンを狙っている以上、おいそれと調べるワケにもいかない」「だから、あの人たちの息が掛かった施設を借りるのが一番なんでしょうけど、どうにも信用しきれないのよね…」
アサヒ「悩んだ時には答えは出ている。だから、ただ突っ走ればいい」
シャッテ「なによそれ?」
アサヒ「昔、親父が言ってたんです」「悩んでても答えが出ないなら、思うがままに行動してみろってことじゃないッスかね?」
シャッテ「思うがままに、か…」
〔軍の警報〕
〔画面、赤に明滅〕

クリスティナ「Eセンサーに反応。国連軍のGN-X部隊がトレミーに接近中」
アサヒ「行きますか?」
シャッテ「そうね。ここでウダウダしてたって仕方ないもの。降りかかる火の粉は払いのけないと!」
【シナリオデモ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

シャッテ「考えるまでもなく、答えはもう出てるのよね…」
〔ノックの音〕
クリスティナ「今、、ちょっといい?」
シャッテ「…?」
〔ハッチの開閉音〕
クリスティナ「良かった~、まだ起きてて」
シャッテ「あの…入っていいって言ってないんだけど…」
クリスティナ「細かいことは気にしない。ほら、一緒に行こ?」
シャッテ「行くってどこに?」
クリスティナ「私の部屋」
シャッテ「全然、意味がわからないんだけど」
クリスティナ「ここに来てから、ずっとその服を着てるでしょ?」
シャッテ「まぁ、他に服がないから」
クリスティナ「だと思った! だから、街に寄った時に服を買ってきたの」
シャッテ「あたしの服ってことよね?」
クリスティナ「もちろん! ほら、早く着替えに行きましょ!」
シャッテ「折角だけど、遠慮するわ。なんだか嫌な予感がするし…」
クリスティナ「若いんだから、遠慮しないの~」
シャッテ「ちょ! なに部屋から引きずり出そうとしてるのよ!?」
クリスティナ「良いではないか、良いではないか~」
シャッテ「ちょっとは人の話を聞きなさいよ~!」
【シナリオエンドデモ終了】


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