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第6話
危機!!光子力研究所

ソレスタルビーイングと黒の騎士団に
合流することを決めた、アサヒとシャッテ。

彼らは機体を修理するべく、
ソレスタルビーイングの基地がある
宇宙へと上がろうとしていた。

一方、神聖ブリタニア帝国の執務室では
怪しげな会話が行われているのだった…

[エピソード1]
【シナリオデモ開始】

シュナイゼル「随分と無茶をしたようだね。中立国である日本に、軍を派遣するなんて」
アレハンドロ「この期に及んで、イレギュラーは避けたかったのでね」「もっとも、火星で発掘された例の機体は、テロリストの連中に奪われてしまったようだが」
シュナイゼル「だが、悲観するほどでもない。奪い取るチャンスはいくらでもあるからね」
アレハンドロ「ああ。アルヴァトーレの完成も目前まで来ている。それに…」
シュナイゼル「光子力研究所へは既に部隊を進めている。君の従者のおかげで随分と楽だったよ」
リボンズ「私はただ、お手伝いをさせていただいたまで。全てはシュナイゼル殿下のご手腕によるもの」
アレハンドロ「GN粒子と光子力。そのふたつが揃えば、我々に敵はいなくなる」
シュナイゼル「だが、君の真の狙いは、それではないだろう?」
アレハンドロ「フッ…。では、戦果を期待している」
〔通信の閉じる音〕
シュナイゼル「やれやれ…」
マリーベル「ずいぶんな作戦ですね」
シュナイゼル「聞いていたのかい、マリー?」
マリーベル「無作法については謝ります。ですがこの作戦、成功するとはとても思えません」
シュナイゼル「私も同じ意見だよ」
マリーベル「ならばなぜ、あの場所に軍を動かしたのですか?」
シュナイゼル「戦略はそれ単体で成立するものではない。あの研究所へと駒を進めるうことは、勝利のための一手に過ぎない」
マリーベル「ですが、その一手によって、全てが変わってしまうこともあります」
シュナイゼル「これは随分と手厳しいね」
マリーベル「ですから、我々グリンダ騎士団を…」
シュナイゼル「いや、君たちを動かすのはまだ早い。マリーの騎士たちは私にとっても、切り札となり得る」「だから、すまないが、ここは私に任せてもらえないだろうか?」
マリーベル「シュナイゼルお兄様がそう言うのでしたら、私には否定する言葉がありません」
シュナイゼル「ありがとう、マリー」「さて…厳しい戦いになるだろうけど、光子力研究所、落とさなくてはね」
【シナリオデモ終了】

【戦闘マップ開始】

カレン「急いでるって時に!」
ゼロ「時間がない。すぐに敵を片付けるぞ!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

キューエル「これが最後通告だ。速やかにこの研究所を明け渡せ」
弓教授「この施設を、お前たちの様な人間に渡すことなどできない」
キューエル「その言葉、後悔しても知らんぞ」
〔通信の閉じる音〕
甲児「ブリタニアの奴ら…! トウキョウだけじゃ飽き足らず、ここまで奪おうってのかよ!」「弓教授、こっちから打ってでようぜ!」
竜馬「奴らの勝手には、こっちもムカッ腹が立ってたんだ。甲児、俺たちの手伝うぜ」
甲児「マジンガーとゲッターが揃えば、あんな奴ら楽勝だぜ!」
早乙女博士「待つんだ、お前たち。こちらが手を出しては、それこそ連中の思うつぼだ」
隼人「そんなノンキなことを言ってる状況でも、ないと思いますがね」「運がいいのか悪いのか、こうやって揃ってる俺たちのマシンも、連中に奪われかねない」
宇門博士「この基地には、バリアが備え付けられているのを知っているだろう。そう簡単に内部には入ってこられん」
武蔵「それだって、時間の問題でしょうが!」
早乙女博士「奴らの真の狙いが、まだわからんのか?」「連中はここでの騒動を足がかりに、日本中にブリタニアの領土を拡げるつもりだ」
甲児「先に襲ってきたのは、あっちじゃないか! これは正当防衛だろ!」
弓教授「先ほどの話し合いから、彼らがそんな理屈の通用する相手に思えたのかね?」
甲児「そ、それは…」
弓教授「マジンガーもゲッターも、世界を守るための言わば盾なのだ。決して戦火を拡げるための矛になってはいけない」
竜馬「それじゃあこのまま、やられるのを待ってろって言うのか。軍隊は死に体だ。誰も助けちゃくれないぜ?」
宇門博士「彼らが諦めるのを待つ。それが最善策だ」
隼人「待ってて解決すればいいですがね」
〔撃破音〕
〔画面、震動〕

弓教授「ぐっ…!」
甲児「こっちが手を出せないからって…!」
〔スイッチを入れる音〕
キューエル「従っていれば、生命だけは助かったものを…」「遺憾ではあるが、これより実力行使で制圧させてもらう!」
〔通信の閉じる音〕
〔撃破音〕
〔画面、震動〕

甲児「弓教授!」
弓教授「耐えるんだ、甲児君」
宇門博士「ん…? なんだ、あの艦は…?」
竜馬「あ?」
宇門博士「何者かがこの基地に近付いて来ている…」
武蔵「敵の増援が来たってのか!?」
宇門博士「いや、この反応は…!」
〔スイッチを入れる音〕
スメラギ「聞こえていますか? 私たちはソレスタルビーイングです」
早乙女博士「テロリストだと!? お前たちのような人間がここに何の用だ!」
ゼロ「我々はあなた方の味方だ」
早乙女博士「なに?」
スメラギ「ブリタニア軍の略奪行為を戦争ほう助の対象と見なし、武力介入を開始します」
ゼロ「この日本の…いや、世界の宝を守るべく、悪しきブリタニア軍を討ち滅ぼせ!」
アサヒ「了解ッス!」
【シナリオエンドデモ終了】


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