TOP PAGEへ

No.12
海と大地の狭間より

【シナリオデモ開始】
レディ「アウドムラはタクラマカン砂漠を抜けるルートをとるか……目的が読めんな」
ゼクス「レディ・アン特佐、どういうおつもりか」
レディ「なにがだ?」
ゼクス「ホンコンの件、それとアウドムラに追撃隊を出している件 トレーズ閣下は連中に対しては、様子見にまわるお考えのはず」
レディ「貴様に意見されることではない。機会があればレジスタンスを叩くのは当然だ。多少市民に犠牲が出たところで、どうというものでもあるまい」
ゼクス「ウォンのようなやからの実験部隊を動かしてまでか。特佐、追撃隊を帰還させるんだ。それはトレーズ閣下の望むところではない 特佐は閣下の考えを理解していない」
レディ「理解していないのはゼクス、お前だ」
ノイン「いいえ、貴女です。レディ・アン特佐 このような戦いは閣下は望んでおりません」
〔頬を叩く音〕
レディ「私に指図するつもりか!? 貴様らは黙って見ていればよいのだ」

ブライト「これだけ大きく迂回していけば、目的地も、そう簡単にはわからないだろう」
アムロ「ああ、それに沿岸部の基地からも発見されにくいしな」
ブライト「そういうことだ」
万丈「みんな、ちょっと来てくれないか」
アムロ「どうしたんだ?」
万丈「ちょっと妙な情報が入ってね。ギャリソン」
ギャリソン「はい。私どもがつかんだ情報によりますと、現在各地に所属不明の謎の部隊が出現しているようでございます 少なくともレジスタンス組織ではありません」
甲児「どうせ占領軍の特殊部隊か何かだろ」
ギャリソン「いいえ、帝国軍もこれの対応に追われているようですので、それはないでしょう」
リョウ「とすると……まさか百鬼一族やミケーネが?」
万丈「いや、連中が帝国に反抗するために用意したにしてはそれほど数が多いわけでもないようだ」
甲児「なんだよ、さっぱりわからないじゃねぇか」
ギャリソン「ですから、所属不明の謎の部隊と申し上げたのですよ」
ブライト「正体を探るのは、あとでいい。それよりも何か問題があるのだろう?」
万丈「そう。実はこの近隣地域にも出現しているらしいんだ」
ビューティ「あらやだ。それって接触するかもしれないってことでしょう?」
万丈「そういうこと。みんな、準備だけはしておいてほしい スペシャルズの追撃隊もあきらめていないようだしね」

亮「そういえば沙羅、お前確か、シャピロを探していたな 見つかったのか、奴は?」
シモーヌ「なぁに、恋人? そのシャピロって」
沙羅「……あんたたちには、関係ないよ」
〔歩く足音〕
雅人「ちょっと沙羅、どこいくのさ」
〔扉の開閉音〕
忍「ほっといてやれよ」
亮「忍、お前何か知っているのか」
忍「ああ……シャピロは、あのクソ野郎はムゲに寝返りやがったんだ」
雅人「それってホントかい、忍?」
シモーヌ「誰なの、その人?」
忍「あんたのいったとおり、沙羅の恋人 そして士官学校で俺たちの教官だった男さ」
シモーヌ「まずいこと、いっちゃったわね」
亮「それで、あいつは?」
忍「行方不明さ。お前らには黙ってたが、終戦前に確かに奴が帝国側にいたことは確認している。だが、戦後の帝国軍に奴の姿はなかった。俺が知ってるのはそれだけだ」
雅人「帝国軍に殺されちゃったのかな」
忍「さあな。どうだっていいさ、あんな裏切り者のことはな」
〔アウドムラ、北西へ移動〕
〔警報〕

万丈「どうしたんだ?」
レイカ「あ、万丈。それが、例の未確認機らしいの」
ブライト「現在確認されている数は2機のみだ。接触してみるつもりでいるが?」
万丈「ええ、そうしましょう。正体を確認したい」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「海と大地の狭間より」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

ショウ「やめろガラリア! 戦っているヒマは、ないんだ!」
ガラリア「バイストンウェルに帰れぬとあらば、せめてお前を倒さずしてなんの戦士か!」
ショウ「あの軍勢を見ただろう!? あれは地上のものでも、バイストンウェルのものでもなかった。地上は何かおかしなことになっているんだ!」
ガラリア「私には関係ない!」
<戦闘開始>

≪ガラリアへ攻撃していない≫
<2PP>

チャム「ショウ、もうもたないよ!」
ショウ「チャム、邪魔だ!」
チャム「変なトコさわらないでよ、すけべぇ!」
ショウ「そんな場合じゃないだろ! ガラリア、俺たち以外にも地上に出ている者がいるはずだ。戻れる方法だって見つかるかもしれないだろ!?」
ガラリア「ならば、お前を倒した後でそれを探す!」

<ガラリア撃破orガラリアへ攻撃しないで4EP・味方援軍1&敵増援1出現>
※※ガラリア撃破の場合のセリフ※※
ガラリア「うわあぁぁぁぁーっ!!」
ショウ「くっ……ガラリア……」
チャム「ショウ……」
ショウ「大丈夫だよ、チャム」
チャム「……ショウ、あたしたち、本当にバイストンウェルに帰れるの?」
ショウ「わからない。その前にあの軍勢にやられるかもしれない……地上で死ねるのがせめてもの幸せかなって、考えることもあるんだ……」
チャム「じゃあ、あたしは不幸な女じゃない」
ショウ「ははっ、ごめん、チャム なに!? オーラレーダーに反応!?」
チャム「ショウ! 何かくるよ!!」
〔味方戦艦出現〕
ショウ「くっ、あの敵か!?」
アムロ「聞こえるか? 我々に交戦の意思はない 君たちの所属を確認したい」
ショウ「違う? あの敵ではない? ……俺はショウ、ショウ・ザマだ あんたたちと同じ地上人だ。攻撃はしないでくれ」
※※ガラリアへ攻撃しないで4PPの場合のセリフ※※
チャム「ショウ! 何か近づいてくる!」
ショウ「なんだ!? ……ガラリア!」
〔味方戦艦出現〕
ガラリア「くっ……地上人の船か!?」
アムロ「聞こえるか? 我々に交戦の意思はない 君たちの所属を確認したい」
ショウ「あの敵ではない? 俺はショウ、ショウ・ザマだ あんたたちと同じ地上人だ。攻撃はしないでくれ」

アムロ「地上人? 地球人ということか? 攻撃はしない。状況を確認したいんだ」
ショウ「俺はバイストンウェルから戻ってきたんだ こっちこそ何がどうなっているのかわからないんだよ」
アムロ「バイストンウェル? どこのことだ?」
ショウ「……海と大地の狭間にある世界だ ファンタジーの異世界みたいなものだ」
チャム「ショウ、この人たち大丈夫なの?」
ブライト「……な、なんだ? 小人……?」
デュオ「マジかよ、羽根がついてたぜぇ」
ショウ「こっちも聞かせてもらいたい。いったい地上はどうなってしまったんだ?」
アムロ「君は異星人ではないのだな?」
ショウ「俺は地球人だよ」
アムロ「……地球は異星人の帝国に占領されたんだよ」
ショウ「なんだって? じゃあ、あのときの連中が異星人ってことか……」
アムロ「ショウくんといったな。君が地球人であるなら協力してくれないか。君の事情も詳しく聞きたいし 世界各地に君たちのような集団が出現しているんだ」
ショウ「世界各地に? やはりジャコバ・アオンか フェラリオがしかけたんだ……」
※※ガラリア撃破の場合のセリフ※※
アムロ「どうかな?」
ショウ「わかりました。一緒にいかせてください」
チャム「ショウ、大丈夫なの……?」
ショウ「そう思う。この人たちなら信じてもいい」
アムロ「そういってくれて助かるよ。では後部デッキから……」
〔警報〕
アムロ「なんだ!?」
クワトロ「敵だと!? うかつだったか」
〔敵ユニット出現〕
バーン「ダンバイン!? ショウ・ザマか!!」
ショウ「バーン・バニングス!? 待て!」
※※ガラリアへ攻撃しないで4PPの場合のセリフ※※
ガラリア「ショウ! 貴様、地上人に己を売るのか? やはり地上人同士のなれあいか!?」
ショウ「落ち着けガラリア! やはり他にも地上に出てきているんだ バイストンウェルに戻れずに、こんなところで死ぬつもりか? 俺はお前との戦いを避けてみせた。いいかげん少しくらいは話を聞いてくれ!」
チャム「そおよ! 少しくらいいいじゃない!」
ガラリア「……わかった。私にどうしろというのだ、ショウ・ザマ」
ショウ「この人たちと一緒にいくんだ。少なくとも敵じゃない 他の連中の情報も入る」
ガラリア「……いいだろう。地上で死ぬのは犬死にだからな」
〔ガラリア、敵から味方へ〕
ブライト「……話は、ついたようだな」
アムロ「よし、二人ともこちらへ来て……」
〔警報〕
クワトロ「敵だと!? うかつだったか」
〔敵ユニット出現〕
バーン「ダンバイン!? ショウ・ザマか!!」
ショウ「バーン・バニングス!?」
ガラリア「バーンだと!?」
バーン「ガラリアも一緒か? ふん、貴様ごときが裏切ったとてどうということもないわ。まとめて叩き落としてくれる!」
ガラリア「違う、私は……」

バーン「問答は無用だ! 覚悟!」
ショウ「バーン、状況を考えろ! ここは地上なんだぞ、戦いをやめろ!」
バーン「そうはいかん。地上で最初に会う者がお前だというのは私にとっては僥倖なのだ。地上で死ねるのは幸せだと思え!」
ショウ「僥倖だと……? 俺に会ったのがそんなに幸運か!?」
バーン「そうだ! 地上に来てまで、私はチャンスを与えられたのだ!」
ショウ「バイストンウェルの人間が地上に来てしまったっていうのに、そのことの意味も考えず、貴様は!」
アムロ「どうしたというんだ、ショウくん!」
ショウ「応戦してください! あいつは本気で、きます!」
ブライト「敵だというのか!? よし、出撃しろ!」
〈出撃ユニット選択〉

<ショウvsバーン>
バーン「ショウ・ザマ! 覚悟!!」
ショウ「くっ……バーンめ!」

<ガラリアvsバーン>
バーン「ガラリア、貴様もこれで終わりだ!」
ガラリア「黙れ! お前ごときにやられるものか!」

<敵全滅・敵増援2出現>
ベルトーチカ「艦長! スペシャルズの追撃隊に捕捉されました!」
ブライト「なんだと!?」
〔敵ユニット出現〕
アムロ「あの敵か……」
クワトロ「…………」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

〔アウドムラ、南南東へ移動〕
アムロ「なるほどな。つまり、君はその異世界に呼び込まれた地球人で、彼女たちはその世界の住人ということか」
ショウ「ええ」
チャム「異世界じゃなくてバイストンウェルよ!」
カトル「すごい……本当に生きているんですね」
チャム「当たり前じゃないっ!」
万丈「信じないわけにもいかないね。しかし戦争中でその敵も地上に出ているというのが問題だな」
ショウ「はい。他にも地上の人間がいましたが、どう行動するのかわかりません。それと、仲間がいれば合流したいのですが」
万丈「わかった。ギャリソン、この件に関しては最優先で情報を集めてくれ」
ギャリソン「かしこまりました」
クワトロ「しかし、いま地上を制圧しているのは帝国だ 我々もあまり自由のきく立場ではない」
ショウ「それは、わかりました。バイストンウェルでの敵であるドレイクたちも気になりますが、僕も地球人です 異星人の帝国との戦いには参加します」
万丈「それはありがたいな。よろしく頼むよ」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
万丈「それで、君はどうするんだい、ガラリア・ニャムヒーさん ショウくんとは敵対する組織に属していたと聞くが」
ガラリア「……わからない。しばらくは世話になるつもりだ 私も武人だ、いきなり敵にまわるようなことはしない その証に、バーンたちとも戦ってみせただろう」
万丈「わかった。君たちを信用しよう」

忍「おいおいホントかよ」
雅人「まぁまぁ文句いわないの、忍」
ヘンケン「ご苦労だった、ブライト艦長」
万丈「ご苦労さまです。カラバの破嵐万丈です」
ヘンケン「解放戦線のヘンケン・ベッケナーだ 君の噂聞いているよ」
万丈「それはどうも。アルビオン、状態は良いようですね」
ヘンケン「廃艦扱いとはいえ、戦後のどさくさで隠した艦だ。整備もそれなりにやってあるさ」
ブライト「助かります。補充兵もいると聞きましたが……」
ヘンケン「ああ、紹介しよう。シロー・アマダだ。彼の乗機、Ez8もアルビオンに運び込んである」
ブライト「Ez8? 陸戦型のガンダムだな」
シロー「はい。シロー・アマダ少尉であります。よろしくお願いします」
ブライト「ブライト・ノアだ。よろしく頼む。こちらはカラバの破嵐万丈くんだ」
万丈「よろしく、アマダ少尉」
ブライト「ここはもういい。他の連中にあいさつしてこい」
シロー「はっ、失礼します」
万丈「……少尉のつけていた時計……女もののようだったが……」
ヘンケン「ああ、あれか? なんでもスペシャルズの女パイロットのものだそうだ」
ブライト「スペシャルズの?」
ヘンケン「戦場でトラブって2人して死にかけたところを、協力して切り抜けたとかでな。ありゃ、惚れてるな」
万丈「へぇ、敵の女性にねぇ」
ヘンケン「面倒をおこさなけりゃいいんだがな。ところで万丈くん、君たちはアルビオンで北京へ向かってくれないか」
万丈「我々が北京へ?」
ヘンケン「そうだ。そこで、もと国際警察機構のスタッフと合流してもらいたい」
ブライト「国際警察機構? ああ、武装集団の組織犯罪を扱っていた? 戦後解体されたと聞いていますが」
ヘンケン「我々と同じだよ。まぁ、どんな連中なのかは俺も聞いていない 向こうから接触してくるはずだ」
万丈「なるほど、解放戦線の方でもこの部隊を中核にしていきたいということですか」
ヘンケン「そういうことだ。ブライト中佐やクワトロ大尉もそのためにがんばってもらっている。カラバも我々も基本的な状況は同じだからな。強力な部隊で主導権をとっていかなければ、味方だって掌握できん」
万丈「いいでしょう。我々は北京へ向かいます」
ヘンケン「頼む。アウドムラはアランくんの方へ回しておく」

≪エマが仲間にいる≫
ヘンケン「君が、もとスペシャルズのエマ・シーン特尉か」
エマ「そうですけど……なにか?」
ヘンケン「いや、いいスタッフだと聞いているので、ちょっと顔を見によっただけだ がんばってくれ、特尉。期待している」
エマ「……はい……」(なにかしら、いったい?)

バーン「……敗北につぐ敗北……すべて、あの地上人があらわれてからだ クッ……私は……勝ちたい。私は奴をりたい 私は……騎士の出のはずだ!!」

ドレイク「どうやら、かなりの数のオーラシップとオーラバトラーが地上へ出ておるようだな」
???(シャピロ)「はい。いまは、ショット殿との合流を急がれるべきでしょう いまの地上界を支配しているのは地上人とは違う種族です が、私に策がございます。交渉は私におまかせください」
ドレイク「……地上人のお前がか。よかろう、やってみせろ」
???(シャピロ)「はい」

レディ「なに!? 失敗したというのか。おのれ、レジスタンスどもめ だが奴らとて相当のダメージを受けているはず ウォンにも兵を出させろ、第2波をしかける」
ノイン「そこまでです、特佐。トレーズ閣下のご命令です。レジスタンスに関する作戦行動をすべて停止させ、本部へお戻りください」
レディ「な……なんだと? でまかせを、いうな!」
ノイン「特佐、閣下からもうひとつ。ことはエレガントに運べ、とのことです エレガントに、レディ?」
【シナリオエンドデモ終了】


● リアル系主人公 → No11A「悲しみのホンコンシティ」 へ戻る

  スーパー系主人公 → No11B「卑劣な罠を破れ!」 へ戻る

● リアル系主人公 → No13A「迷走する運命」 へ進む

  スーパー系主人公 → No13B-1「その名は草間大作」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦64」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。