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地上/宇宙

【シナリオデモ1開始】
  ~プトレマイオス2 ブリーフィングルーム~
スメラギ「フェルト、被害状況の報告を」
フェルト「王留美からの情報では、攻撃は低軌道リング上の施設からの大出力レーザーだと思われます」「攻撃対象となったタリビア共和国の首都は完全に壊滅した模様です」
ゼロ「タリビアは破界事変の頃にもブリタニア・ユニオンからの離脱を目論んでいた節がある」
スメラギ「その流れで地球連邦からの脱退に向けて動いていたようね」
隼人「先日のアザディスタンの一件もある。地球連邦…と言うより、アロウズは火種が拡がる前に一撃でケリをつけたか」
ゼロ「我々にインサラウムの相手を任せて、そのようなものを用意していたとは…」
スメラギ「そして、それを外敵ではなく、同胞に向けるなんて…」
ジェフリー「戦略兵器まで使用するとはな…。治安維持という行為から完全に逸脱している」
フェルト「現在、衛星兵器は沈黙を保っています。おそらくエネルギーチャージの都合上、連射は効かないと思われます」
スメラギ「でも、第二射がいつ発射されるかわからない以上、迅速な対応が求められるわ」
隼人「だが、まとまっての行動は危険だ。下手をすれば、その第二射によって我々も一撃で壊滅させられる恐れがある」
ゼロ「ここは衛星兵器に向かう一団と陽動のために動く一団に部隊を分けるべきだな」
ジェフリー「ミス・スメラギ、編成はどのようにする?」
スメラギ「既にプランは出来ています」「陽動部隊は地上での活動をメインと考え、イカルガとタワーを母艦に、竹尾ゼネラルカンパニーと21世紀警備保障…」「鉄人、マジンガーとビューナス、黒の騎士団とキリコ、ヤーパンの天井組、ジロン達と暗黒大陸組、ゲッターチーム…」「それにクラッシャー隊、バルディオス、グランナイツとGソルジャー隊、チームD、ゴッドシグマ、ビッグオーを編成します」
ジェフリー「スーパーロボットを中心に地上戦を得意とする部隊か」
ゼロ「では、衛星兵器に向かう部隊はプトレマイオス2、マクロス・クォーターを母艦にして…」「アクエリオンを含むS.M.Sとファイアーボンバー、各ガンダム…それに桂木桂とレントンか」
隼人「そちらは戦略兵器攻略を考え、機動性を重視した編成だな」
スメラギ「例によってクロウには自分の行き先を選んでもらうわ」
ジェフリー「我々には一刻の猶予も許されない。準備が出来次第、それぞれすぐに出発しよう」
隼人「スメラギさん、ジェフリー艦長、あなた方に命運を託します」
スメラギ「私達の敵はアロウズだけじゃないわ。そちらも気をつけてね」

  ~スコート・ラボ 研究室~
クロウ「…というわけなんで、俺もすぐに出発しなきゃならない」
トライア「で、どっちの部隊と一緒に行く気だい?」
クロウ「地上部隊はスーパーロボットを中心に、ゲイナーやジロン、黒の騎士団といった編成で太平洋を横断して、日本へ向かう」「衛星兵器へ向かう部隊はガンダムとバルキリーをメインにそのまま宇宙へ上がる…か」
トライア「地上だろうと、宇宙だろうと、リ・ブラスタなら問題ないよ。行き先はあんたが決めな」
クロウ「ああ…」
「陽動部隊に参加するために地上に残る」
「衛星兵器を破壊するために宇宙へ上がる」


※※「陽動部隊に参加するために地上に残る」を選択した場合のセリフ※※
クロウ「決めた。俺は陽動部隊と一緒に行く」
※※「衛星兵器を破壊するために宇宙へ上がる」を選択した場合のセリフ※※
クロウ「決めた。俺は宇宙で衛星兵器を叩く」

トライア「気をつけな、クロウ。インサラウムはナンバー1を倒したお前とリ・ブラスタを狙ってくるだろうからね」
クロウ「エスターの件もある。奴等と戦う事になるのなら、望むところだぜ」
トライア「借金の事も忘れないでおくれよ。あんたの返済が滞る事は、このラボの閉鎖も意味するんだからね」
クロウ「了解だ。自由と平和と、仲間の救出と俺の借金に一所懸命だ」
トライア「締まりのないキャッチコピーとタレ目だよ」

ウェイン(旦那、師匠…。インサラウムとアークセイバーは、これからどうなっちまうんだろうな…)(マルグリットも去って、残ったハイナイトは俺だけだ…。こんなんで、どうしろってんだ…)
〔歩み寄る足音〕
ユーサー「ここにいたか、ウェイン」
ウェイン「殿下…」
ユーサー「略式であるが、ここでそなたをナイトオブナイツに任命し、ディアムドを与える」
ウェイン「待ってください…! 確かにそれは、ジェラウド卿の遺言ですが…」
ユーサー「皇子である余が決めた事だ」「誓え、ウェイン・リブテール…! 汝、ナイトオブナイツとして余とインサラウムに終生の忠誠を!」
ウェイン「………」「我は誓う…。ナイトオブナイツの名の下に騎士の規範そのものとなる事を」「インサラウムと聖王機に我の生命を捧げ、その全てを王の勝利のために」
ユーサー「よくぞ言った、ウェイン。…今日から余とそなたでインサラウムを立て直す」
ウェイン「しかし…」
ユーサー「…笑ってしまうだろ。昨日までの無能な皇子が、急にこんな事を言い出して…」「決心した今でも、内心では心細さで僕は震えている…」
ウェイン「殿下…」
ユーサー「でも、やらねばならないんだ。ジェラウドの…いや、全ての英霊と民達のために」「そのためにウェイン…。君の力を僕に貸してくれ」
ウェイン「殿下…! 俺なんかに頭を下げるなんて!」
ユーサー「頼む、ウェイン…!」
ウェイン「殿下…」「わかりました。俺の全てを殿下に捧げます」
ユーサー「いいや、違う。君が戦うのは僕のためではない…。インサラウムのためだ」
ウェイン「…はい!」
ユーサー「行こう、ウェイン。全てのアークセイバーの前で新たなナイトオブナイツの誕生を発表する」「そして、彼等に誓おう。インサラウムの再世を…!」
【シナリオエンドデモ終了】


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