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No.10B
アムロ再び

【シナリオデモ開始】
現在位置 移動中

リョウト(リオ…僕は…)(あの事件が偶然だったあんて信じられない)(シラカワ博士やハミル博士、イングラム少佐は僕に何かを隠しているはずだ)(あの人達がいう僕の能力だてヒュッケバインに乗ってから初めて発揮されたんだ)(それに、僕の周りで立て続けに起きる事件も偶然であるはずがない)(真実を確かめるまでは何としてでも生き延びてみせる)
ちずる「どうしたの、リョウト。深刻な顔をして…」
リョウト「ちずるさん…それにエマさん」
エマ「そうね。どうかしたの? DCの日本支部に行ってから元気がないようだけど…」
リョウト「別に…何でもないです」
エマ「そういう答えって、悩み事がある証拠よ」
リョウト(………)「大丈夫です。僕は自分が何をするべきなのか、わかりましたから」
エマ「そう…あなたも私のように自分で正しい道を選んだのならいいんだけど…」
ちずる「そうえば、エマさんって前はティターンズにいたんでしょ。どうしてエゥーゴに来たんですか?」
エマ「昔…ある人に会ったからよ。今思えば…その出会いのおかげで私はここにいるのかも知れない」
ちずる「ある人って?」
エマ「アムロ=レイよ」
ちずる「アムロ=レイって…7年前の一年戦争の英雄ですよね。どこで会ったんですか?」
エマ「2年程前、女同士で北米をドライブ旅行していた時…シャイアンの大豪邸の前で会ったの」「その時は、こんな時代にも親の財産を相続している暗い青年がいるって笑ったのよね」「でも、その青年は生きることに疲れていながらも、夢を見続けているような人だった…」「最近になって、その人がアムロ=レイだってわかったの」
リョウト「彼が名乗ったんですか?」
エマ「そうじゃないわ。宇宙に出てから…地球の重力から解放されてからわかったのよ」「クワトロ大尉のような方と出会って、あの青年は宇宙に出れず苦しんでいるアムロ=レイだって…」「他の人はみんな私の思い込みだって笑ったわ。でもね…」「ティターンズに配属になった時、あの青年のヴィジョンが思い浮かんだ」「そして…ティターンズは私を束縛する存在だって気付いたの」
ちずる「それでティターンズを飛び出して、エゥーゴに来たんですね」
エマ「他にも理由はあるけどね。でも、私はエゥーゴより、このアーガマの空気にひかれたのだと思っているわ」
リョウト「空気?」
エマ「そう。この艦にはクワトロ大尉やブライト艦長、甲児君達やゲッターチーム…」「それにちずるのコン・バトラーチームのように…それぞれの所属や組織を越えて人が集まっている」「単に目的が同じだから一緒にいるということではなく、何か…絆みたいなものを感じるのよ」「私はきっと、それにひかれてここに来たのだと思うわ。これは運命だと言ってもいいかも知れない」「カミーユやリョウトがここに来たのも運命だと思うわ。そうではなくて?」
リョウト「…そうかも知れないですね」
ちずる「エマさん、見かけによらずロマンティストなんですね」
エマ「あら、私だって一応女なのよ。そういう感情だって持ち合わせているわ」「それに、アムロ=レイもここの空気を求めているはず…」
リョウト(アムロ=レイか…)

リョウト「さて…どうしようか」
「医務室へ行く」
「格納庫へ行く」

≪「医務室へ行く」を選択≫

デュオ「よお、リョウト」
リョウト「デュオ君も来てたんだね」
デュオ「ああ。あのマサキって奴のことが気になってな…」
リョウト「彼がエアロゲイターのスパイだと思ってるの?」
デュオ「まさか。それに…猫と一緒に寝てる奴が異星人のスパイだなんて思えねえしな」
リョウト「猫?」
デュオ「ほら、マサキのベッドの上を見ろよ。黒と白の猫がいるだろ?」
リョウト「ホントだ。どこから入って来たんだろう?」
デュオ(それにしても、何者なんだ? あのマサキって奴は…)

≪「格納庫へ行く」を選択≫
豹馬「お、リョウトじゃねえか。お前もサイバスターを見物しに来たのか?」
リョウト「うん」
十三「今、小介とアストナージのおっさんがコクピットの中を調べとるで」
アストナージ「こらこら、誰がおっさんだ、誰が!」
十三「な、何や!? そこにおったんかいな」
豹馬「ん? 小介…お前、何で猫なんか抱いてるんだ?」
小介「サイバスターのコクピットの中で気絶していたんですよ」
アストナージ「黒いのと白いのが一匹ずつ。あのマサキって奴の飼い猫かな」
豹馬「猫と一緒に猫と一緒にロボットへ乗ってるなんて変わった奴だな」
小介「あとでマサキさんが寝ている医務室へ連れて行っておきます」
十三「ところで…サイバスターについて何かわかったんかいな?」
アストナージ「機体の基本概念はモビルスーツやパーソナルトルーパーなどの人型機動兵器と似てるんだが…」
小介「動力源や制御系の詳細は不明ですね…」「第一、あの機体には燃料という概念がないみたいなんですよ」
豹馬「燃料がない? じゃあ、何で動いてるんだ?」
小介「それは…わかりません。ひょっとしたら永久機関なのかも」
十三「へえ、それがホントやったらえらい経済的なロボットやな」
アストナージ「推進系なんかは何となくミノフスキードライブと似ているんだがな…」
小介「詳しいことはあのマサキという人が目を覚ますのを待つしかないですね」

現在位置 移動中

ブライト「ヘンケン中佐の部隊との合流までには若干時間があるな…」(………)「トーレス、アーガマの進路をシャイアンへ向けてくれ」
クワトロ「シャイアン? あそこには連邦軍の基地があるぞ」「今の我々は正規の連邦軍からも攻撃される可能性がある。余計な戦闘は避けたいところだがな」
ブライト(………)「あの基地にはアムロ=レイがいる」
カミーユ「!」
クワトロ「アムロ=レイが…?」
ブライト「私は彼をアーガマ隊に引き入れようと思っているのだが…」
クワトロ(………)
カミーユ「今、アムロさんは何をやっているんですか?」
ブライト「連邦軍のガンダム開発計画にオブザーバーとして参加しているが…」「私生活でも軍の厳しい監視を受け、軟禁状態同然だという」
カミーユ(………)
クワトロ「…はたして、そんな状態のアムロ=レイが我々の戦力になり得るのか?」
ブライト「クワトロ大尉、アーガマがシャイアンに近づき次第に、それを君に確かめてもらいたい」
クワトロ「彼をここへ連れて来いと?」
ブライト「…大尉が適任だと思うが」
クワトロ「艦長も手厳しいな…」
ブライト「無理だとは思うが、戦闘はなるべく避けてくれ」
クワトロ「一応、努力はしてみよう」
カミーユ「大尉、俺も一緒に連れて行って下さい」
クワトロ(………)
カミーユ「アムロさんがどんな人なのか…興味があるんです」
クワトロ「…なら、リョウトも連れて行こう。いいな、艦長」(この2人なら、私以上にアムロ=レイの存在を感じ取れるかも知れないからな)
ブライト「まかせる」

現在位置 北米シャイアン基地

クリス「アムロ=レイ大尉。NT-1の出力テストの結果報告書をお持ちしました」
アムロ「ありがとう。そこへ置いてくれ。ところで、NT-1には慣れたかい、少尉?」
クリス「ええ。でも、あれは元々大尉用に設計された機体です。やはり大尉がお乗りになるべきでは…」
アムロ「僕は一年戦争の時、十分に戦った。もうモビルスーツに乗ろうとは思わない。正直いって今の生活が性に合っているよ」
クリス「軟禁同然の生活が、ですか…?」
アムロ「少尉、不穏当な発言は慎んだ方がいい。この部屋だってモニターされているんだぞ」
クリス「…も、申し訳ありません…」
〔扉の開く音〕
チェーン「失礼します、アムロ大尉。例の新型機の設計データの修正はお済みですか?」
アムロ「ああ、チェーン。今、出来上がっただ」
クリス「大尉、新型機とは…?」
アムロ「NT-1と同じく、ニュータイプ用のガンダムだよ」「現在は月のフォン・ブラウンにあるアナハイム・エレクトロニクスの工場で開発が進められている」
クリス「…色々な所でガンダムの開発プロジェクトが進行中なんですね」
アムロ「ティターンズも独自にガンダムMK-IIを開発したというし…地球圏が不穏な空気に包まれている証拠だな」
チェーン「大尉のおかげでガンダムという名は特別な意味を持つようになりましたからね…」
アムロ「…軍上層部はガンダムを恐れていながらも、不穏な情勢になるとそれを必要とする。矛盾した話だ」「ガンダムが必要とされるということは、地球圏はまた大きな戦乱に包まれているのかも知れないな…」「…僕には関係のない話だが」
クリス(………)
チェーン(………)
クリス「ところで、その新型のガンダムは大尉が設計されたんですか?」
アムロ「ああ、軍の命令でね。だが、あくまでも設計を担当しただけで、僕がその機体に乗るわけじゃない」
クリス(………)
アムロ「チェーン、これが設計修正データの入ったファイルだ」
チェーン「お預かりします」
アムロ「サイコフレームの調整さえ上手くいけば、あのガンダムは優れた機体になる」「それにしても…アナハイムのオクトバーはサイコフレームなんて物をどこから手に入れたんだ?」
チェーン「詳しいことはわかりませんが…おそらく、ジオンと関わりのある所からではないでしょうか」
アムロ(………)「1年戦争時にジオンが開発したサイコミュ技術はティターンズによって独占されていると聞いていたがな…」
チェーン「サイコフレームの件は月のフォン・ブラウンに行って、直接オクトバーさんに聞いてきます」
アムロ「ああ、気をつけて。オクトバーによろしく」
チェーン「はい。それでは、宇宙で大尉をお待ちしております」
アムロ(………)
チェーン「大尉、そんな顔をしないで下さい…」
アムロ「…すまない」
チェーン「もし、宇宙に来られたら私とデートして下さいね」
アムロ「…ああ。宇宙に行けたらな…」
クリス(………)
チェーン「あ、いけない! 肝心なことを忘れていました。大尉にご面会の方が!」
アムロ「僕に面会…?」

フラウ「アムロ…久しぶりね」

アムロ「フラウ=コバヤシ! それにカツ! この監視態勢の中、よくここまで来れたね」
フラウ「アムロも変わりなく…」
アムロ「ありがとう。背が伸びたな、カツ…」
カツ(………)
アムロ「レツとキッカは?」
フラウ「ミライさんと一緒にホンコンにいるわ…」
アムロ「どうしてここへ?」
フラウ「話したいことが山ほどあるの。時間の方はいいかしら?」
アムロ「ああ。大歓迎だよ。後で邸宅の方に案内させよう」
カツ「アムロさん」
アムロ「何だい?」
カツ「アムロさんは何故、エゥーゴに参加しないんですか?」
アムロ「…!」
カツ「父は…エゥーゴの支援組織カラバに参加するため旅立ちました」
アムロ「ハヤト=コバヤシが…?」
カツ「それなのに、あなたは何故ここにいるんです?」
フラウ「カツ!」
アムロ「僕はカラバという組織のことは知らないな…」
カツ「エゥーゴのことも?」
アムロ「報道されている程度のことは…」
カツ「なら、カラバに参加するとか」
アムロ「僕のように後方にいる者がいなければ、君達はティターンズから逃げる所さえなかったんだよ」
カツ「逃げ込んだんじゃありません! 母を守るために仕方なくここまで従って来たんです!」
フラウ「カツ!」
カツ「あなたは、ここの生活がなくなるのが怖くって軍のいいなりになっているんでしょ?」
フラウ「カツ…いいかげんにしなさい」
アムロ「ここの生活は…地獄だよ」
カツ「アムロさん! 子供の僕にこうまで言われて平気なんですか!?」「本当のことを言って下さい!」
フラウ「言えるわけがないでしょう? ここは…軍の基地なのよ」
カツ「このままでは、ティターンズは地球連邦軍…いえ、地球連邦政府の全てを掌握してしまいます!」
アムロ「僕は一年戦争で充分に戦ったよ。ニュータイプは危険分子として、僕はここに閉じこめられているんだ」
カツ「僕らにとって…いえ、母にとってアムロさんはヒーローだったんです」
フラウ「…!」
アムロ(………)
カツ「そんなこと言わずに、地下にモビルスーツが隠してあるとぐらい言って下さい!」
アムロ(………)
クリス「アムロ大尉、そろそろモビルスーツの起動テストの時間です」
アムロ「あ、ああ…わかった」
カツ(………)
連邦軍兵「失礼します、アムロ大尉」
アムロ「何だ、君達は?」
連邦軍兵「大尉の身柄を拘束するよう命令が出ました」
アムロ「!」(…銃を突きつけるとは…外で何かあったのか?)「わかった。だが、起動テストの準備は進めたい。パイロットスーツに着替えさせてもらうぞ」
連邦軍兵「…よろしいでしょう」
アムロ(………)(何だ、この感じは…?)(俺を…呼んでいる…?)
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「アムロ再び」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

リョウト「モビルスーツが出撃している…こちらの動きに気付かれたんでしょうか」
クワトロ「いや…シャイアン基地から出撃したわけではなさそうだ」
カミーユ「どちらかとえば、基地に向かっているようですね」
クワトロ「我々は基地へ侵入し、アムロ=レイを連れ出す」
カミーユ「正規軍と戦うことになってもいいんですか?」
クワトロ「遅かれ早かれ、正規軍は我々の敵になる。今は任務を成功させることだけを考えろ」
ブラン(フン。ティターンズに編入された直後に正規軍相手の任務にまわされるとはな…)「正規軍のシャイアン基地はアムロ=レイとガンダムの引き渡しにまだ応じないのか?」
ティターンズ兵「はっ。ジャブローからの命令がない限り、要求には応じられないとのことです」
ブラン「我々ティターンズも甘く見られたものだ。全機、武器の安全装置を解除しろ」
ティターンズ兵「ブラン少佐!」
ブラン「何だ?」
ティターンズ兵「この空域にエゥーゴの戦艦、アーガマが接近しつつあるとの情報が入りました」
ブラン「もしかして奴らもアムロ=レイが目的なのか?」「索敵を行いつつ、基地を包囲しろ。エゥーゴらしき機体を見つけたら、警告なしで攻撃して構わん!」
クリス「アムロ大尉、大変です! ティターンズ部隊が現れ、この基地を攻撃するつもりのようです!」
アムロ「何のために!?」
クリス「おそらく…テスト中のNT-1を奪う気なのでは…」
アムロ「………」
カツ「アムロさん!」
アムロ「この状況で…俺にどうしろと言うんだ? 何も出来ないよ」
連邦軍兵「賢明なご判断です、大尉」
フラウ「アムロ…あなた、このままでいいの…?」
アムロ「………」
フラウ「私のことなら、心配しないで…」
アムロ「…フラウ…」
<戦闘開始>

<味方が基地へ到達・味方援軍1&敵増援1出現>

クワトロ「………」
アムロ「…この感じ…まさか…」
〔敵ユニット出現〕
ロザミア「遅くなりました、ブラン少佐」
ブラン「オーガスタ研のロザミア=バダム少尉か。訓練の成果を見せてもらおう。エゥーゴのモビルスーツを撃破するのだ」
ロザミア「はい。私は空を落とすエゥーゴを倒すためにここへ来たのですから」
ブラン「空を落とすだと?」
ロザミア「エゥーゴはコロニーを落として地球の人々を皆殺しにする組織でありましょう?」「コロニーが落ちる光景…あれは空が落ちて来るようなもの。もう二度とあんな光景は…」
ブラン「………」(強化の際の意識操作か。ロザミア=バダム…強化人間として成功したのか?)
カミーユ「何だ…この感覚は…?」
リョウト(このザラっとした感じは何なの…?)
クワトロ「敵の増援か。彼らを先に片づけるしかないようだな」
クリス「こ、このままではエゥーゴのモビルスーツは…」
アムロ「…少尉、僕のロッカーから上着を取ってくれないか?」
クリス「? …わ、わかりました」
連邦軍兵「待て。私が取ろう」
アムロ「…では、頼む」
連邦軍兵「………」
〔殴打音〕
連邦軍兵「ぐあっ!」
クリス「! た、大尉!?」
連邦軍兵「う、うう………」
アムロ「うおおっ!」
〔殴打音〕
連邦軍兵「………」
アムロ「よし…」
クリス「大尉、一体何を…」
アムロ「少尉、モビルスーツの出撃準備をさせてくれ。NT-1と地下格納庫のあれを出そう」
クリス「た、大尉…」
アムロ「急げ!!」
クリス「は、はいっ!」
フラウ「アムロ…」
アムロ「昔も君に説得されてガンダムに乗ったことがあったな。フラウ。君はカツと一緒に地下シェルターへ」
フラウ「…わかったわ。気をつけて…」
アムロ「カツ、フラウを頼むぞ!」
カツ「は、はい!」
〔味方ユニット出現〕
カミーユ「あ、あれは…RX-78! ファーストガンダムじゃないか! 何でこんな基地にあれがあるんだ!?」
アムロ「下がっていろ、シャア!」
クワトロ「何をするつもりだ、アムロ!」「…アムロだと!?」
アムロ「そこのエゥーゴのモビルスーツ! 援護を頼むぞ!」
カミーユ「もしかして…アムロ大尉!?」
アムロ「そうだ。君達に協力する! クリス、行くぞ!」
クリス「は、はいっ!」

<リョウトvsブラン>
ブラン「ほう…ヒュッケバインタイプのパーソナルトルーパーか。強化人間でなければ扱えない機体と聞いたが…」「エゥーゴにも強化人間がいるらしいな」
リョウト「僕は強化人間じゃない!!」

<アムロvsブラン>
ブラン「そんな旧式でこのアッシマーに勝てると思っているのか!」
アムロ「データ取得用にチューンしたガンダムだ! やってみせる!」

<アムロvsロザミア>
ロザミア「白いモビルスーツ…地球をジオンの脅威から救った機体…何故、私に攻撃してくるのだ!?」
アムロ「この感じは…強化人間か?」

<カミーユvsロザミア>
ロザミア「お前も空を落とすつもりなのかっ!?」
カミーユ「何だ、このパイロットは!?」

<クワトロvsブラン>
ブラン「貴様らの行為は軍に対する反逆だぞ!」
クワトロ「それはこちらの台詞だ。ティターンズに加担するのはやめろ」

<クワトロvsロザミア>
ロザミア「お前達に空を…空を落とさせはしない!」
クワトロ「空だと? …この感じ…強化されたパイロットか?」

<クリスvsブラン>
ブラン「新型のガンダムか。無傷で手に入れるのはあきらめるしかないようだな!」
クリス「やらせるものですか!」

<ブラン撃破>
ブラン「ア、アッシマーが!!」

<ロザミア撃破>
ロザミア「空が…落ちる…!」

<敵全滅・勝利条件達成>
カミーユ「アムロ大尉、ご無事で?」
アムロ「ああ」
クワトロ(アムロ…アムロ=レイか…)
アムロ(確か、シャアって言ったな、俺は…)
〔味方戦艦出現〕
アムロ「何だ、あの艦は…? ホワイトベースに似ているが…」
カミーユ「我々の母艦、アーガマです」
ブライト「あれは…ガンダム? もしかして、アムロか?」
アムロ「ブライト!? ブライト=ノアなのか!?」
ブライト「やはりアムロか。とりあえず、機体を収容する。話はそれからだ」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

現在位置 移動中

ブライト「アムロ、フラウ…それにカツ。久しぶりだな…無事で何よりだ」
フライ「ええ…ブライトやスレッガー中尉も…」
スレッガー「旦那さん…ハヤト=コバヤシは元気かい?」
フラウ「あの人はエゥーゴの支援組織カラバに協力しているわ」
ブライト「そうか…なら、近い内に会うことになるかも知れないな」
スレッガー「それにしても…元気だったか、ニュータイプ」
アムロ「その言い方…相変わらずですね、スレッガーさん」
スレッガー「今はお前さんの方が階級は上なんだ。さん、はつけなくていいぜ」
アムロ「そんな…あなたを呼び捨てになんか出来ませんよ」
スレッガー「そうかい? 何にせよ、懐かしい顔に会えて嬉しいぜ。なあ、ブライト艦長」
ブライト「ああ…」
アムロ「ブライト…俺を迎えに来たのか」
ブライト「そうだ、アムロ。我々エゥーゴに協力してもらいたい」
アムロ(………)
カツ「どうしたんですか、アムロさん? エゥーゴに協力するため、再びあのガンダムに乗ったんじゃないんですか」
アムロ(………)
ブライト「アムロ…」
アムロ「…まだ昔の勘は取り戻せていないが、こんな俺でもみんなの役に立つのなら…」
カミーユ「大尉なら、大丈夫です」
アムロ「そう言ってくれると助かるよ、カミーユ=ビダン君」
ブライト「アムロ…我々は君を歓迎する」
アムロ「ありがとう。それと…クワトロ=バジーナという人はどこにいるんだ?」
カミーユ「クワトロ大尉ならブリーフィング・ルームにいらっしゃいましたが…」
アムロ「わかった…」

クワトロ「さすがだな、アムロ君。7年間のブランクを感じられない戦いぶりだった」
アムロ「何故、地球圏に戻って来たのです?
クワトロ「君を笑いに来た…そう言えば、君の気が済むのだろう?
アムロ「好きでこうなったのではない。それはあなたにだってわかるはずだ」
クワトロ「しかし、同情が欲しいわけでもない。ならば、カツ君の期待にも応えるアムロ=レイであって欲しい」「それが私に言える最大の言葉だ」
アムロ(………)「何故、地球圏に帰って来たのだ?」
クワトロ「ララァの魂は地球に漂っている。火星の向こうにはいないと思った…」
アムロ「ララァ…7年前、休戦条約がもっと早く結ばれていればララァ=スンは戦わずに…いや、死なずに済んだ…」
クワトロ「あれは…運命だ。ララァは死にゆく運命だったのだ」
アムロ「…その言葉は昔にも聞いた」
クワトロ(………)「そう割り切らなければ、あの宇宙で戦うことは出来ない。そして、来るべき災いにを生き延びることもな…」
アムロ「来るべき災い…?」
クワトロ「それとも、自分の殻の中に閉じこもり、地球連邦やティターンズに力を貸すことを選ぶかね?」
アムロ「俺の決意は先程、証明してみせたはずだ」
クワトロ「…そうだな。だが…」「カゴの中の鳥は鑑賞される道具でしかないと覚えておいてくれ」
アムロ「心配は無用だ、シャア。俺は上がって見せるさ、宇宙に…」

クリス「あら、あなた達…ガンダムを見学に来たの?」
甲児「ええ…まあ…そうです」
さやか「何で顔を赤くしてんのよ」
甲児「そ、そんなことねえよ」
デュオ「ったく、お前は美人にゃからきし弱いんだから…」
甲児「…悪いかよ」
さやか「悪いわよ!」
甲児「別にさやかさんに怒られるような覚えはないんだけど…」
さやか(………)
ちずる(甲児君も女の子の気持ちには鈍いのね)
大作「豹馬、見んしゃい。あれが伝説のモビルスーツ、『連邦の白い奴』じゃなかとね?」
豹馬「ホントだ、RX-78だ」
甲児「あのガンダムって確か、ハンマーを持ってるんだっけ」
豹馬「そうそう。でも、何か機械獣みたいだよな」
デュオ(自分たちの機体はどうなんだよ…)
小介「でも、ハンマーのような物理的打撃の威力は接近戦で非常に効果的です」「ガンダムは遠・近距離に有効な武器を持っていたからこそ、ただの白兵戦用の機体で終わらなかったのだと思います」
甲児「なるほど。それにしてもお前、詳しいなあ」
小介「MSジャーナルの愛読者ですから」
豹馬「なあ、小介。コン・バトラーに超電磁ハンマーとか付けねえか?」
小介「勘弁して下さいよ、豹馬さん。これ以上武器を増やしたら、武器管制装置がオーバーロードしてしまいます」
豹馬「何言ってんだ。武器が多いってのはコン・バトラーの長所の一つじゃねえか」
甲児「威力の低い武器も多いけどな」
豹馬「…き、気にしてることを…」
デュオ「それより、お前らアムロ=レイを見たか?」
豹馬「ああ、見た見た」
大作「連邦軍のトップエースと一緒にいるとは、光栄たい」
ちずる「甲児君や豹馬みたいに割と好戦的なタイプだと思ってたけど…優しそうな人だったわね」
クリス「ええ。部下想いのいい上司よ」
豹馬「おい、ちずる。さっきの言葉、どういう意味だ? 甲児はともかく、俺が優しくねえってのかよ!」
ちずる「だって…私、優しい人が好みだもの。豹馬も、もう少し優しい所を見せてくれるといいんだけどな」
豹馬(………)
甲児「豹馬、顔が赤いぜ」
豹馬「うるせえ! てめえに言われたかねえや」
デュオ「う~ん。よく考えりゃ、今のアーガマには連邦と旧ジオンのトップエースが揃ってるんだな」
さやか「それ、どういう意味なの?」
デュオ「さあてね。ま、エゥーゴにとっちゃ戦力が増強されて都合がいいってことだ」
さやか「??」
デュオ(…もうしばらく様子を見るか…)

フラウ「じゃあ、ブライト。私はカツと一緒にホンコンのミライさんの所へ行きます」
ブライト「うむ。クワトロ大尉がカラバに掛け合って君達の護衛を手配してくれた」「ホンコンへは問題なく到着出来るだろう…」「……向こうでミライに会ったら、私は元気だと伝えてくれ」
フラウ「ええ。お互い、家庭を持つと大変ね…」
ブライト「ああ、そうだな」
アムロ「カツ、フラウのことを頼むぞ」
カツ「わかりました。でも、僕は必ずここへ戻って来ます。僕もエゥーゴに参加したいんです」
フラウ「カツ…」
アムロ「…そうか」
ブライト「…無理はするなよ」
フラウ「じゃ、アムロ…身体に気をつけて…頑張ってね」
アムロ「ああ。フラウも元気で…」

アムロ(………)
ブライト「どうした、アムロ?」
アムロ「さっきのフラウの言葉…ホワイトベースで戦っていた時によく言われていたと思ってな」
ブライト(………)
アムロ「7年という歳月が経ち、立場や環境が変わっても人の本質は変わらないな」
ブライト「そうだ。そして、それはお前にも言えることだ」
アムロ(………)
ブライト「これからの戦い、頼りにさせてもらうぞ、アムロ」
アムロ「ああ」
【シナリオエンドデモ終了】


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