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シーン3「アインストシリーズ編」
No.14
ゲッター線、その意味

<選択「早乙女研究所」>
早乙女研究所が
謎の敵に襲われてる。

救援に向かいますか?


サブタイトル
「ゲッター線、その意味」


【戦闘マップ開始】
早乙女「よし、ゲッター線増幅炉の実験は、順調のようだな」
隼人「博士、今回の実験はどういう実験なんですか?」
竜馬「しかも‥この戦時中に。こんなところを敵に襲われたら‥」
早乙女「こんなときだからこそ、これはやり遂げねばならん。ゲッター線の平和利用‥その平和がこの地球に、いや、宇宙に訪れなければ意味がない‥」
隼人「しかし、ロンド・ベルの仲間たちは戦力が分散してしまっている‥わざわざおれたちを呼び戻す必要があったんですか、博士?」
弁慶「しかも使うのはゲッターGじゃなく‥旧ゲッターの方だし‥」
早乙女「この実験が成功すれば‥新たなゲッター炉に火を入れることができる‥!」
竜馬「!! ‥新たなゲッター炉!?」
弁慶「という事は‥新しいゲッターロボが!?」
竜馬「本当ですか、博士?」
早乙女「あくまで理論上だが、ゲッター線の絶対値に対し、ゲッター炉が暴走しなければ‥より強力なゲッターが出来る」
隼人「ご機嫌だな。なるほど、それをおれたちに真っ先に渡すために‥」
早乙女「それもないわけではないが‥ここのところまわりの様子がおかしくてな」
竜馬「まわりの様子?」
早乙女「うむ‥何者かがこの研究所を監視しておる」
弁慶「なんだって?」
隼人「まさか‥百鬼の連中が生き残っているとか言わないでしょうね、博士?」
早乙女「‥わからんが‥おそらく違う。レーダーにるわけでもないし、実際に姿を現したわけではない‥だが、間違いなく気配を感じる‥」
竜馬「待っている‥と? 博士がゲッター炉を完成させるのを?」
早乙女「その可能性は高いと思う。だから君たちを呼んだのだ」
隼人「なるほどね‥じゃあ、博士」
早乙女「うむ、これより最終工程に入る。なにもおこらなければそれに越したことはない。それに‥実験が完全にうまく行くかどうかもわからん」
竜馬「了解です。博士‥がんばってください」
早乙女「うむ‥!」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ジャック「ゲッター線‥これをまだ狙ってる奴らがイルということネ」
メリー「ホントにヒャッキのリベンジではないの?」
竜馬「わからないな。いまのぼくたちは成り行きを見守ることしかできない」

弁慶「‥なあ隼人ぉ、監視してる奴らって‥なんだと思う?」
隼人「そうだな‥正体不明‥っていうと、おれは奴らしか思い浮かばん」
〔敵ユニット出現〕
???「‥‥」
隼人「なにいっ! まさか‥! 博士、敵襲です!」
弁慶「あの敵は‥謎の敵‥隼人の言うとおり‥本当にあいつらだったのか!?」
早乙女「謎の敵の事は聞いている。実際見るのは初めてだが‥。リョウくん、ハヤトくん、ベンケイくん! なんとか食い止めてくれ! 実験はもう始まってしまった!」
竜馬「ようし! おれたちで食い止めるぞっ! 隼人! 弁慶!」
隼人「ああ、好きにはさせねえぜ!」
弁慶「投げまくってやる!」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
メリー「兄さん、私たちも出撃するよ!」
ジャック「イエス! 出撃するネ!」

早乙女「みんな、よく聞いてくれ。ゲッター炉の実験を‥今止める訳にはいかない。‥もし敵に研究所への侵入を許し、攻撃を受けるようなことがあれば‥なにが起こるかわからん!」
隼人(それだけの量のゲッター線を!? 博士はいったいなにを‥)
〔味方ユニット出現〕
竜馬「さあっ、来いっ!」
早乙女「リョウくん! たったいま、ロンド・ベル隊から連絡が入った」
竜馬「ロンド・ベルから!? こっちへ来てくれるんですか!?」
早乙女「そうだ。それまで持ちこたえてくれ!」
隼人「けっ、数が多いぜ」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ジャック「それに比べて、こっちはたった2機‥きついネ」

弁慶「そのかわり、強さは何倍もこっちが上でえ!」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
メリー「その意気よ!」

???「‥イノ‥チ‥」
<戦闘開始>

<規定PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
アムロ「よし、思ったより早い! 敵はまだ戦線を展開させていない! 早乙女博士!」
早乙女「おお! ロンド・ベル! ありがたい!」
勝平「敵は‥ほんとだ! あの謎の敵だぜ!?」
キョウスケ「!!」
クワトロ「解せんな‥敵の狙いはゲッター炉だというのか?」
カミーユ「ゲッターロボの力を持ったメカ‥それが目的では?」
アムロ「‥何度か我々の前に現れている、謎の敵の超大型‥それが強化されるようなことがあれば‥」
勝平「植物惑星に突入する直前とか、バンドックの中に出てきた奴か!」
宇宙太「あれがさらに強く!? 冗談じゃねえぜ!」
???「‥‥」
キョウスケ「‥いや、違う‥!」
チャム「違うよ‥違う‥」
ショウ「チャム!?」
チャム「もっと‥もっと根本的なこと‥生命の‥」
シーラ「聖戦士、どうしました?」
ちずる「早乙女博士! 研究所の皆さんは大丈夫なのですか!?」
早乙女「君は‥南原博士の? ‥現在、ゲッター炉の実験中で、まったく手が離せない状況だ。リョウくんたちがよく敵を止めてくれているが‥もしここに敵の侵入を許すようなことがあれば‥」
エマ「あれば!?」
早乙女「‥先程からゲッターがあの敵と共鳴しておるのです。なにが起こるか皆目見当がつきません‥!」
キョウスケ「謎の敵と共鳴‥?」
豹馬「そのゲッター炉が、仮に暴走したら‥どうなるんだ?」
早乙女「なにも起こらないかもしれんし、研究所一帯‥いや、日本そのものが吹き飛ぶかもしれん」
小介「そんなエネルギーが!?」
早乙女「‥それがゲッター線だ」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ジャック「おしゃべりもいいケド、早くサポートしてほしいネ!」
メリー「イエス!」

竜馬「援護、お願いします!」
隼人「事態がややこしくなってるのはわかるがな」
弁慶「頼むぜ!」
シーラ「各機、出撃してください! 散開し、研究所を防衛するのです!」
キョウスケ「キョウスケ=ナンブ、アルトアイゼン出るぞ‥!」
チャム「あ! キョウスケ!?」
キョウスケ(嫌な予感がする‥奴らの目的‥そしてこの感じ‥近くにいる‥!)
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
???「イ‥ノチ‥ア‥ラタナ‥」
キョウスケ「未知のエネルギー‥ゲッター線! おまえたちはそこになにを求める‥!」
クワトロ「キョウスケくん、どうした?」
アムロ「集中力を欠いている‥? キョウスケくん!」
カミーユ「‥まさか‥来るのか!?」
キョウスケ「‥来る‥いや、来いッ!」
〔敵ユニット出現〕
エクセレン「‥‥」
キョウスケ「‥エクセレン‥!」
恵子「エクセレンさんなんですか!? でも‥ヴァイスリッターじゃない!?」
アムロ「なんだ!? このプレッシャーは!?」
カミーユ「ここにきて敵も新型を‥いや、違う‥あれは‥」
キョウスケ「‥ヴァイスリッターだ。間違いない」
十三「んなアホな! 形が違いすぎるで!」
豹馬「じゃあ取り巻きはなんだぁ!? モビルスーツ‥じゃねえな、なんか見覚えのある形だぞ?」
???「‥‥」
アムロ「あれは‥キョウスケくん、あれはもしや‥!」
キョウスケ「‥ゲシュペンストです」
クワトロ「ゲシュペンスト‥キョウスケくん、君の機体も‥」
キョウスケ「アルトアイゼンはmkIIIです」
小介「ゲシュペンスト‥試作は3機のみだったはずですから‥量産型のmkIIですか!?」
エマ「でも、連邦軍に配備されたゲシュペンストmkII‥30数機あったはずだけど、前大戦でそのほとんどが失われているはず‥」
キョウスケ「‥おそらく‥ヴァイスリッターをもとに‥最初の形を作りだした‥」
小介「それが‥そうか、ゲシュペンストmkI‥! それで‥ヴァイスリッターの方はさらに改造したというわけですか!?」
エクセレン「‥‥」
キョウスケ(はじまりの形‥そして進化した形‥謎の敵は‥!)

<エクセレン撃破orHP50%以下>
エクセレン(キョウスケ‥)
キョウスケ「!!」
〔敵ユニット離脱〕
キョウスケ「エクセレン‥」
アムロ「行ってしまった!?」
勝平「あのトゲトゲしたヴァイスリッター‥あれにはエクセレン姉ちゃんが乗ってたのか!?」
恵子「キョウスケさん! どうだったんですか!?」
キョウスケ「‥乗っていた‥」
豹馬「嫌われたな。すげえスピードで飛んでっちまいやがった」
ちずる「豹馬!」
キョウスケ「ああ、その通りだ‥だが‥次こそは‥」(あいつは‥おれの言葉を理解していた‥あいつも戦っているんだ‥!)

<敵全滅・勝利条件達成>
アムロ「申し訳ありません、早乙女博士‥研究所がこんなことになってしまって」
早乙女「なに、研究員がみんな無事だっただけでも、御の字でしょう」
竜馬「しかし、ゲッター炉はどうなったんですか!? 博士!」
早乙女「詳しく調べてみなければわからん‥奴らが侵入したとき、ゲッター炉とすさまじい共振が起こった。炉の暴走は防げたようだが‥なんとも言えんな‥」
隼人「奴らの目的は‥やはりゲッター炉だったのか?」
弁慶「骨みたいなゲッターとか、植物みたいなゲッターでも造ろうとしてたのか?」
早乙女「だが‥なんにしても実験は失敗してしまった。一度不安定になったゲッター炉では‥危険すぎてとても使用できん」
竜馬「残念です‥」
早乙女「いや‥ロンド・ベル隊のみなさん、本当にありがとうございました」
アムロ「いえ‥お役に立てなかったようです‥ゲッター炉の実験を‥」
早乙女「命あっての物種です。生きていれば、次がある」
十三「前向きやなあ、博士は」
早乙女「ははは、前向きでなければ科学者は務まらんよ」
勝平「じっちゃんも同じ事言ってたことがあったぜ」
竜馬「それにしても、あのヴァイスリッター、異様な感じだったな」
隼人「ああ、この前は普通だったのに‥なにがあった?」
クワトロ「キョウスケくん、彼女は‥なにも言っていなかったのか?」
キョウスケ「いえ‥」
ファ「キョウスケくん、みんなに相談してくれていいのよ?」
カミーユ「ファ、無理強いするものじゃない。言いたくないこともあるのかもしれない」
キョウスケ(まだ‥掴めない)
シーラ「あまり‥時間はないのではありませんか?」
ショウ「‥はい、ゆっくり考えたいけど‥まだまだ敵は多い‥行きましょう」
クワトロ「そうだな」
キョウスケ(エクセレン、おれがお前を助けてやる‥)
【戦闘マップ終了】


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