TOP PAGEへ

シーン6「地球圏混乱」編
自由選択ステージ終了後

【シナリオエンドデモ開始】
ケイム「あれほど申したのに…なんということだ! まだ着生は早い! ディオレ様はこのことをご存じなのか! アベル!」
アベル「フッ…地球人など怖るるに足らん。いちいちロンド・ベル隊などを叩かずとも、全面降伏させてくれる…フフ、降伏といっても、すべてが我々のものになるだけだがな…」
ケイム「アベル! あの方の言うことをなぜ聞かない! あの方はかつてダンクーガなるものと…!」
アベル「ケイム…貴様、あの男を少し信用しすぎてはいまいか? しょせん、我らが宇宙をさまよいし頃拾った男…我らディラドではない。違うか? ケイム」
ケイム「……」
アベル「それに、奴が引き連れているロボット…我らの戦闘メカと違うものが混じっている。あれはなんだ? 奴こそ、我ら大いなるディラドに汚れた異文明を持ち込む罪人ではないのか?」
ケイム「…あれは…前大戦時にあの方が戦っていた仲間だと…」
アベル「くだらん。奴の肩など持つな、ケイム。どのみち、地球に近づけば、ロンド・ベル隊は必ず現れる…散々邪魔をしてくれた代償…高くつくぞ…クク」(ディオレ様はあの男のことをいたくお気に入りのご様子…いったい奴がなんだというのだ…)
ケイム「シャピロ様…一体どこへ行かれてしまったのです? 私は…私は…」

エマ「大尉…これからどうします?」
クワトロ「わからんな…五分五分だろう」
ブライト「最悪の場合、惑星中枢へ直接乗り込むことになる…か」
※※甲児が宇宙へ来た場合のセリフ※※
甲児「コロニーレーザーさえ押さえられりゃあよ。くそ!」

エクセレン「…コロニーの底のレーザー発信装置を完全に破壊されてたんじゃ、ねえ…」
シーブック「計画自体が完全に頓挫したか…」
セシリー「どうすれば…」
大介「しかし、ここで指をくわえているわけにもいかん…艦長、小惑星の動きは!?」
ブライト「予想以上に早い…! このままでは…!」
忍「へっ、惑星自ら歩いてくるってか…!」
沙羅「まったく…散歩に来たわけじゃないでしょうけど?」
ガイ「散歩する惑星か…どっかで聞いたような気がするな」
ジュドー「そんなネタはいいよ! どうすんだよ、これから!」
バニング「焦るな、アーシタ。…おそらくいくつも選べる策はないな」
ユリカ「派手にドーンをいっちゃいましょうか?」
勝平「派手にって?」
洸「なんとなく…」
万丈「わかるような気もするね」
ジェット「相手がなんであろうと…斬る捨てるしかあるまい」
ルー「簡単に言うけど…現実的じゃないんじゃない?」
ロム「…いや、そうでもないかもしれない…」
レイナ「兄さん、どういうこと? いくら剣狼でも…」
ロム「あの惑星そのものを斬るわけじゃない…あの不自然な動き、引力に引かれているわけでもなければ、ジェット推進のようなものでもない…」
沙羅「どこかにあの惑星を操作してる奴がいるってことかい?」
ロム「それが外側からなのか、惑星の中かはわかりませんが、おそらく…」
イネス「たしかにロムくんの言う通りかもしれないわ。あの惑星が移動している仕組み自体、この世界の物理に反しているのだから…やはり内部の調査が必要ね」
万丈「なるほどな…このまま手をこまねいているわけにもいかない。行こうか…みんな」
忍「結局突入じゃねえか。最初からそうしときゃ良かったのによ」
雅人「結果論だろ、忍」
ヒカル「あたし達、いつも最後は出たとこ勝負だね」
イズミ「なるほど…水着コンテスト…ってとこね」
リョーコ「あ?」
イズミ「出たとこ、勝負。……お粗末…」
ウリバタケ「も、萌える…!」
アカツキ「審査員くらいならやらせてもらいたいね」
リョーコ「おまえらなあ…」
ユリカ「それなら、結構自信ありますよぉ!」
マリア「地上でガンドール隊の人たちに会ったけど、結構…レベル高かったわよ?」
ユリカ「う…」
ミナト「それにダンガイオーチームが戻ってきたらピンチかもね」
ルリ「…あれはレギュレーション違反です」
エクセレン「でも面白そうじゃない? 無事ガンドール隊と合流できたら…ってとこね。ルリルリちゃんもどう?」
ルリ「私、子供なんで。…つーか、そういう問題じゃありません」
エクセレン「そうだ、ブライト艦長、ガンドール隊といえば…状況がどうなってるかわかります? さっきキョウスケに連絡しようとしたら、つながんなかったんですけど?」
プロスペクター「そちらもですか…いやこちらも、ネルガル本社と連絡が取れなくて困っていたんですよ」
ブライト「…あの植物惑星から、強力な電磁波が発せられているようだ。…通信はできん」
クワトロ「お互いに状況はわからんというわけか…」
ジュドー「気にしたってしょうがないぜ、大尉。ともかくあれが地球にぶつかっちまったら、もう終わりだろ?」
洸「それに…ジャブローを取り返せなかったら、こっちをなんとかしても、そのあとは戦えなくなってしまう…」
※※甲児が宇宙へ来た場合のセリフ※※
甲児「ようするにどっちも勝たなきゃなんねえってことだろ?」
さやか「…そうね」
甲児(地上は頼むぜ…鉄也さん…!)


ガデス「ディオンドラ…」
ディオンドラ「は…ガデス様」
ガデス「苦戦しておるようだな…邪魔な地球人どもを一掃し…例のものを手に入れるという話…忘れたわけではあるまいな?」
ディオンドラ「…は、なにやら地球の周りが騒がしい様子。ロンド・ベル隊が必ず現れるはずです…そのときこそ、奴らの息の根を止めて見せまする!」
ガデス「前にも聞いたぞ、その言葉…。ギャンドラーに無能なものはいらぬ…わかっておろうな、この意味が…」
ディオンドラ「…はっ」
デビルサターン「ディオンドラのアネゴ! 出撃準備できやしたぜ!」
ディオンドラ「アネゴとお呼びでないよ! デビルサターンよ、今回は大丈夫なんだろうね!?」
デビルサターン「もちのロンですわ! あの牛娘もやる気満々でっせ!」
グルジオス「この前と同じ失敗をせんようにな、ディオンドラ」
ディオンドラ「前線に出もしない者が大きな口を叩くでないよ…! 以前、天空魔城でこっぴどくロムにやられて、怖くて表にも出られないんじゃないのかい?」
グルジオス「…なにぃっ!」
???(ガルディ)「ロム…? それは…ロム=ストールのことですかな…?」
ガデス「おまえか…」
???(ガルディ)「ご苦労が絶えませんな…そろそろ私の出番ですかな?
ガデス「行ってくれるか…?」
???(ガルディ)「ちょうど退屈していた所です…フッフッフッフッフッフ…

アキト「いよいよあの惑星と対決か…はぁ…」
ガイ「どうしたんだテンカワ? びびってんのか?」
メグミ「ヤマダさん! そんなわけないじゃないですか! ね、アキトさん…?」
アキト「……」
ユリカ「どうしたの、アキト?」
アキト「いや…そうかもしれない。俺、びびってるのかも…」
メグミ「ど、どうしてですか? そりゃ危険な作戦ですけど、今までだって…」
リョーコ「…あたしにはテンカワの気持ちがわかるね。今までの相手は、ジオンにしたって木星の連中にしたって、実体がはっきりしてたからな」
アカツキ「木連の正体がわかったのは最近だけどね」
エリナ「……」
プロスペクター「ですが、今回の植物惑星…あとは謎の敵、アインストシリーズですか。彼らに関しては、正体がつかめていないままです…そういう相手の本拠となると…」
エリナ「ま、とりあえずはあの惑星だけど…」
イネス「あの惑星、内部構造のスキャンも受け付けないフィールドを張っていたわね」
ジュン「そうです…いままでと違って、相手の領域で戦うことになる…」
ガイ「けどよぉ! いつかは地球を襲ってくる連中の本拠地を叩かなきゃならねぇことに変わりはねぇだろ!? それに、ラー・カイラムのみんなだっているんだ。心配するこたぁねぇって!」
アキト「ああ…そうだな。相手の本拠地に乗り込むなんて初めてだから、緊張しちまってたのかもな」
ヒカル「うんうん。結局、なるようにしかならないもんね」
メグミ「そうそう。どこで戦っても、危ないことに変わりはないもの」
ルリ「危険度は大幅に変わりますけど」
ミナト「ルリルリぃ、こういう時に冷静な突っ込みは、だ・め・よ」
ルリ「そうですか」
ユリカ「そういうわけで、パイロットのみなさんは突入準備よろしく! その他のみなさんも、警戒態勢を維持してください。いやな事はさっさと片付けちゃいましょう! 作戦開始です!」
イズミ「はいさっさーっと…」
ユリカ「あ、…アキト…」
アキト「ん? どした…?」
ユリカ「…えっと…頑張ってね!」
アキト「あ、ああ…わかった…」
メグミ「艦長、作戦中の私語は慎んでください! もう…」
ミナト「ウフフ、みんな若いわねぇ…」

エクセレン「…胸騒ぎがする…なんなの…これ…」
???(アインスト)「……」
エクセレン(誰かが…私を見てる…?)
???(アインスト)「……」
エクセレン「誰なのっ!? 姿を現しなさいよ!」
ルー「わっ! な、なによ、エクセレンさん!?」
クワトロ「どうした? まもなく戦闘空域だぞ、持ち場を離れるな」
エクセレン「あらら、ごめんあそばせ」
バニング「…疲れてるんじゃないのか、彼女は」
ロム「大丈夫かい?」
エクセレン「え、あ、いやねえ、みなさんそんなに集まってこないでくださいよぉ。独り言ですよ、独り言。それに疲れてるのはみんな同じだし」
※※甲児が宇宙へ来た場合のセリフ※※
甲児「ただでさえ変わった人だと思われてるんだから、気をつけろよ、エクセレンさんよお」

エクセレン「え!? 私、そんな風に見られてたの!?」
万丈「気にすることはないよ、ここは変わり者集団だしね」
ロム「それは長所ともとれる。気を落とさないで」
エクセレン「うう…ありがたいんだかないんだか。…なぐさめになってないし。…あ、そうだ、ビューティさんは?」
万丈「あぁ、はぐれていたもう一人と一緒に、メガノイドの動向を探ってもらってるよ」
ジュドー「なんだよ、万丈さんも人使いが荒いんだなあ」
万丈「そうかい? ロンド・ベル隊に比べれば、ずいぶんマシだとは思うけどね」
エル「あはは、そりゃ言えてる!」
エクセレン「うぅん、あたしも頑張らないといけないなぁ…」
大介「いや、決選前に、みんなの緊張をこれだけほぐせるんだ、大したものだよ」
エクセレン「…はあ、これ以上ボロ出さないために、ヴァイスのコクピットで待機します…」(それにしても…なんなの? まだ感覚が消えない…)
洸「……」
【シナリオエンドデモ終了】


● フロンティアコロニーI → No30「悠久なる風」 へ戻る

  ソロモン内部 → No31「探求者」 へ戻る

  グリプスII内部 → No32「壊滅双曲線」 へ戻る

  メガノイド空間 → No33「コロスは殺せない」 へ戻る

● 地球近海・ディラド星 → No34「激震する宇宙に」 へ進む


◆ 「第二部 宇宙激震篇」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦IMPACT」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。