TOP PAGEへ

シーン4「宇宙激震」編
自由選択ステージ終了後

【シナリオエンドデモ開始】
ロム「む…見失ったか。…どうやら一人で飛び出しすぎたな。仕方がない、レイナたちと合流を…」
ガルディ「…待て、ロム=ストール! わしからは逃げられんぞ」
ロム「ガルディ…現れたな! お前には聞きたいことがある」
ガルディ「ディオンドラの言っておったことか…愚かな奴、あれはディオンドラの策謀よ! 貴様の兄など知らぬわ!」
ロム「…本当か? ガルディ!」
ガルディ「う…ぐ…! たとえわしが貴様の兄であったとしても、わしはギャンドラーの幹部! ガデス様の邪魔をする貴様を許してはおけん!」
ロム「やむをえん…!」
ガルディ「ついてこい! ロム! わしとおまえ…ふさわしい場所で決着をつけてくれる!」
ロム「なに!? 待て! ガルディ!」
ガルディ「剣狼と流星は、互いに倒れるまで戦う宿命…! その宿命に決着を付けてくれる!」
ロム(そうだ、奴の剣…剣狼との関係も気にかかる…)

エクセレン「へえ、なかなかいい感じじゃなぁい? ナデシコの展望室」
キョウスケ「……」
エクセレン「どうしたの? 話ってなに? キョウスケ」
キョウスケ「いよいよ…という感じがしてな」
エクセレン「…そうね」
キョウスケ「アルフィミィ…あいつはおそらく…」
エクセレン「…間違いないわ。あの娘から感じるもの…ううん、機体から、と言った方がいいかしらね…」
キョウスケ「…やつら…アインストがおまえをさらった理由…その結果が出るのは近い気がする…」
エクセレン「…新しい命…それが鍵よ、キョウスケ」
キョウスケ「…!? 新しい命? おまえはどこまで知っているんだ? やつらに一度連れ去られ…そのときになにをされた? アルフィミィという娘は、おまえの…」
エクセレン「ごめんね、キョウスケ…あまりにも断片的にしかわからない…だけど…あの事故のとき、私たちが助かったのは…」
キョウスケ「…なんとなくわかっている。だが確実じゃない…。みんなにも言ったが、あくまで推測にすぎん」
エクセレン「…キョウスケがかばってくれたとき…私は破片でもう駄目だったことは知ってる…」
キョウスケ「気付いていたのか…そうだ。だが、おまえには傷一つなく…俺も無事だった」
エクセレン「私たちを助けたのが…アインスト…!?」
キョウスケ「ほぼ間違いないはずだ。…だが、その理由が、おまえを連れ去るためのものだとしたら?」
エクセレン「私を!? じゃあなんてキョウスケは…」
キョウスケ「…わからん。だが、おまえは返された。それはなにかはわからないが…奴らの目的が達せられたからだと考えられないか?」
エクセレン「……」
キョウスケ「それに、一度完全に破壊したはずの赤い機体…あれが再び現れたのも…」
エクセレン「あれは…分身にすぎないのよね」
キョウスケ「ん…? どういうことだ?」
エクセレン「よくわからないんだけど…とにかくアインストって大元はひとつなの」
キョウスケ「…なに? じゃあ今まで出てきていたのは…?」
エクセレン「…うーん、言ってみれば…蜂みたいなものなのよね。女王蜂がいて、そいつがこいつらを動かしている…ってとこ?」
キョウスケ「その女王蜂を倒さなければ、奴らは際限なく生まれてくるということか?」
エクセレン「確かかどうかは自信がないけど…」
キョウスケ「…そいつひとりの意志で地球人類を滅ぼそうとしているのか? なぜそこはわかる? エクセレン」
エクセレン「…なんていうか…私もその蜂の一匹だったわけで」
ユリカ「蜂…? じゃ、じゃあキョウスケさん、あのままだったら食べられちゃったんじゃ…」
ルリ「それ、カマキリです」
エクセレン「わお、立ち聞きとは趣味が悪いわねえ、ユリカ艦長?」
キョウスケ「かまわん。…もともとそのつもりでここに来た」
ミナト「あらん、そうなの?」
キョウスケ「いまの内容をオモイカネ…といったか? この艦の中枢コンピュータに入力して、解答予測をしてくれ。少しでも情報は多い方がいい」
ルリ「了解」
エクセレン「よかった、変なこと口走らなくて。ユリカ艦長にきかれたりしたら、テンカワくんとの仲が壊れちゃうところね」
ユリカ(そ、そんなすごい内容なんだ…)
ルリ「あ、別に盗み聞きするために回線つないだんじゃないです。…ギャンドラーの母艦の位置がわかりました」
エクセレン「わお! ロム兄さんたちの行き先がわかったのね? エクセレン、感激!」
メグミ「…口調、おかしくありません?」
エクセレン「そう?」
キョウスケ「無駄話をしてる場合じゃない。了解した、艦に戻る」(それよりもアインストだ。動きがはっきりし始め…そして強化されてきている…女王蜂が力を蓄えれば、子供も強くなる道理化…ちっ)

グルジオス「ガデス様…ディオンドラ、ガルディが…またも秘宝の奪取に失敗したようです」
ガデス「役立たずども…」
グルジオス「…ここは私がロンド・ベルの誰かに成りすましてでも…」
ガデス「…もう待てぬ! この移動要塞を前進させろ」
グルジオス「…ガデス様、ディオンドラたちはロムめらに、追われております…いま動かれるのは…」
ガデス「かえって好都合ではないか…ククク」
グルジオス「まさか…ガデス様自らロムを…!?」
ガデス「わしとていつまでもガリモス…バンカーの連中とつるむつもりはない…ここらが頃合いであろう? それに、ガルディにもロム達をこちらにおびき寄せるように伝えてある…クククク…」
グルジオス「さすがガデス様…抜け目のない…」
【シナリオエンドデモ終了】


● フィフス・ルナ → No24「宇宙の道標」 へ進む

  ストーンサークル3 → No25「『かつて』の意味」 へ進む

  グリーンオアシス宙域 → No26「決着、そして新たなる謎」 へ進む

● ギャンドラー要塞内 → No27「マシンロボ・炎」 へ進む


◆ 「第3部 銀河決戦篇」 へ戻る

◆ 「スーパーロボット大戦IMPACT」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。