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No.25
ヤンロンの誓い

【シナリオデモ開始】
ウェンディ「あら、マサキ、めずらしいわね。研究室に何か御用?」
マサキ「サイバスターのさ、サイフラッシュって武器が使えるようにならないかなって」
ウェンディ「サイフラッシュが? う〜ん、ちょっと待って。もう少し研究させてほしいの」「今までの魔装機神のマップ兵器は、みんな敵味方の識別ができなかったでしょう?」「その欠点を何とか克服する方法を実験中なの。もう少ししたら、完成するから」
マサキ「ちぇっ、しょうがねえなあ……わかったよ。がんばってくれ」
ウェンディ「ごめんなさいね、マサキ」
マサキ「あ、いや、別にウェンディが謝る事はねえって。俺が無理言ってんだから……さ」
ウェンディ「うふふ」
マサキ「な、何だよ」
ウェンディ「思ったとおり、ぶっきらぼうだけど優しいとこ、あるんだ」
マサキ「ま、まあ、とにかく、頼まあ!」

フェイル「ああ、マサキ、ちょっどいいところに来てくれた。実はレッグ島で、ナグツァートらしき魔装機をみかけたとの情報があった」「あそこは北の外れで、何もないところだけにかえって気になるんだ。すまないが様子を見て来てもらえないか?」
マサキ「ああ、いいぜ」
マサキ「わりい、他を当たってくれ」

≪「ああ、いいぜ」を選択≫

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≪「わりい、他を当たってくれ」を選択≫
フェイル「そうか、ならば他の操者に頼む事にしよう」
マサキ「え? いいのか? ただの気まぐれだったんだが……」
フェイル「何を言ってるんだ。君はもう、魔装機神操者なんだぞ。君の同意が得られなければ、強制はできんよ」
マサキ「ああ……そうか……」

ヤンロン「マサキ、ちょっとつきあってくれ」
マサキ「何だよ、ヤンロン。俺は今いそがしいんだ」
ヤンロン「ウソをつけ。さっき殿下からの依頼を断っただろう? 聞いていたぞ」
マサキ「……盗み聞きかよ」
ヤンロン「たまたま耳に入っただけだ。実は僕は、モニカ王女の訓練の護衛を頼まれている」「だが、やはり王女の護衛となると、僕一人というのは問題がある。万が一、という可能性もあるからな」「で、お前に同行してもらいたいのだ」
マサキ「ふ〜ん……ま、それだけ俺の実力を認めてるって事だな」
ヤンロン「そう思いたければ、そう思っていてもいいぞ」
マサキ「……やな言いかただな」
〔カーソル、下へ移動〕
マサキ「で、どこまで行くんだよ?」
ヤンロン「もうすぐだ。あまり遠出はできんからな」
モニカ「マサキさん、よろしくお願いしますね」
〔カーソル、下へ移動〕
ヤンロン「この辺りでいいか……モニカ様、ご用意を」
モニカ「できておりますわ」
ヤンロン「では、参りましょう」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「ヤンロンの誓い」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
ヤンロン「ではまず、魔装機の操縦の基本から参りましょう」
モニカ「それは、この前すでにやりましたわ」
ヤンロン「何事も基本が大事なのです。さあ、あのみさきの高台までノルスを移動させて見てください」
モニカ「はあい、わかりましたわ」
〔モニカ、高台へ移動〕
モニカ「いかがでしょうか?」
ヤンロン「まだ動きにムダが多いようですね。もっと優雅な動きができなければいけません」
モニカ「そうですか……今のは少しは自信があったのですが……」
ヤンロン「いいですか、魔装機は手で動かすのではありません、心で動かすのです」「モニカ王女、王族はいざと言う時には、先陣をきらねばならぬ事もあるのです」「その心構えとして……」「むっ!?」
マサキ「何だ!?」
〔敵ユニット出現〕
ルオゾール「ほほう、このような所で何をなさっておいでですかな、モニカ王女」
モニカ「あら、確かあなたは……ルオゾールさんでしたかしら?」
ルオゾール「左様、覚えていただき恐悦でごさまいす、モニカ王女」「ところで、ここでお会いできたのもひとつの縁。私共のご招待に応じていただけませんかな?」
ヤンロン「ルオゾール!! 貴様、モニカ王女をかどわかす気かっ!!」
ルオゾール「……無粋な輩がいらっしゃるようですな。では、あなた方を倒して、モニカ王女をお誘いするといたしましょう」
モニカ「あの……お二人も、ケンカはなさらないでくださいまし」
マサキ「いつまでもボケてんじゃねえよ、姫さん!! 今から本当の戦闘だ、自分の身は、自分で守りなっ!!」
ルオゾール「おやおや、短気なお方だ。では、ご希望どおり刃を交えさせていただくとしましょう」「死霊装兵……いでよ」
〔敵ユニット出現〕
ルオゾール「さて、この死霊装兵はデモンゴーレムなどとは、ひと味もふた味も違いますぞ」
ヤンロン「モニカ王女、ここを動かないでください。すぐにかたづけます」
〔モニカ、味方から第3軍へ〕
<戦闘開始>

<1EP>

モニカ「ヤンロンは、ああおっしゃっていたけど……やはり、ただ見ているだけというのは王族の誇りとしては許しませんわ」「やはり、お手伝いさせていただかないと……」

<2PP>
〔モニカ、前進〕
マサキ「お、おい!! 姫さんが……」
ヤンロン「モニカ王女!? おやめください、危険です!!」
モニカ「お兄様が、よくおっしゃっていました。王族は国民の範ためべきだと。このような時に、ただ守られていては、王族失格です」
ヤンロン「し、しかし……」
マサキ「ちょろちょろされちゃ、こっちが迷惑なんだよっ!!」
モニカ「あら、あなたは私を守りきる自信が、おありにならないのですね?」
マサキ「な……このっ!!」
ヤンロン「わかりました、僕達が王女を命に代えてもお守りします」
モニカ「ありがとう、ヤンロン……」
ヤンロン「そのかわり、我々の指示にしたがってください」「君命も受けざる所あり。戦場では例え君主の言う事でも、聞けない事があるのです」
モニカ「わかりましたわ。ご指示をお願いします」
〔モニカ、第3軍から味方へ〕

<4EP時にモニカが左上のエリアにいる・敵増援1出現>
ルオゾール「さて、そろそろですかな……」
〔敵ユニット出現〕
モニカ「きゃあっ!?」
ヤンロン「むっ!? 何だとっ!?」
マサキ「お、おい!? まずいぞ!!」

<モニカが撃破される>
モニカ「きゃあああっ!! ク、クリストフ様あっ!!」
〔味方ユニット撃破〕
ヤンロン「しまった!! モニカ王女、ご無事ですか!?」
モニカ「え、ええなんとか……」
マサキ「くそっ、作戦ミスだな」

<ルオゾール撃破>
ルオゾール「ほう、お見事です。モニカ王女、またいずれ、お目にかかりましょう。では」

<敵全滅・勝利条件達成>
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】
※※まだモニカ健在の場合のセリフ※※
ヤンロン「モニカ王女、ご無事で何よりです」
モニカ「これも、皆さんのおかげですわ。ヤンロン、その力を見こんで、お願いがあるのです」
ヤンロン「何でしょう? 僕にできる事であれば、喜んでこの命、預けましょう」
モニカ「お兄様の力になってあげて欲しいのです。お兄様は、今、いろいろな事で苦しんでいらっしゃいます」「これから、もしお兄様が苦境におちいるような事があれば、ヤンロン、あなたの手で救ってあげてください」
※※既にモニカ撃破の場合のセリフ※※
ヤンロン「もうしわけありません、モニカ王女。僕の不手際です」
モニカ「もう、気になさらないでくださいまし。私もこの通り、無事だったのですから」
ヤンロン「いえ、それでは僕の気がすみません。罰を受けるのは覚悟しております」
モニカ「……でしたら、ひとつだけ約束してください。お兄様がこまっている時は、必ず力を貸していただけるようにと」「そして……お兄様が苦しんでいる時は、救ってあげて欲しいのです」

マサキ「……それって、もしかして予言ってヤツか? フェイル殿下が何かの事件にまきこまれる……とか」
モニカ「それは、私にもよくわかりません。私は未来見ではありませんのに、くわしい事はわからないのです」
マサキ「……何言ってるかわかんねえぞ」
モニカ「ヤンロン、約束していただけますか?」
ヤンロン「……この命に代えましても。モニカ王女」
モニカ「ありがとう、ヤンロン」
マサキ「俺はいいのか?」
モニカ「あ、あら、もちろんマサキにもお願いするでしょう」
まさき「……その言葉遣い、何とかしろよな。力が抜けちまわあ」

〔カーソル、王都ラングランへ移動〕
マサキ「……なあ、ヤンロン。魔装機神操者ってのは、誰の命令も受けない……って事になってるよな?」
ヤンロン「うむ」
マサキ「てことは、自分の判断で行動して、全て自分で責任をおわなきゃならねえって事か……」
ヤンロン「どうした。責任の重さに耐えかねたか?」
マサキ「バカいえ。そんなんじゃねえよ」
ヤンロン「ふ、まあ、それに気づいただけでたい大したものだ。見直したぞ、マサキ」

≪マップクリア時、モニカ健在≫
モニカ「あら、ここにおいででしたか?」
マサキ「何だい、お姫さん」
モニカ「実はさきほどの訓練で、助けていただいたお礼に、少し援助を……と思いまして」「少しですが、資金の足しに……と。お受け取りになってください」
マサキ「ふ〜ん、ま、くれるってんならもらっとくけど」
【シナリオエンドデモ終了】


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