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No.100
テューディ覚醒

【シナリオデモ開始】
テュッティ「どうでした、セニア様?」
セニア「……ごめんなさい、ダメだったわ。今の王室は、兄さんがいた頃みたいに、政治にかかわってないから……」
マサキ「くそっ、この線もダメか……」
ミオ「最近ラングラン政府って、あたし達に冷たくない? 補給だっておざなりだし…」
ヤンロン「我々の行動を快く思っていないのは、確かだろうな」
リューネ「政府の方針に逆らった事もあるもんね」
マサキ「言ってみりゃあ、内政干渉ってとこだからな。けど、あっちがそう来るなら、こっちも同じ手は使えるぜ」
テュッティ「乱暴な方法はダメよ!」
マサキ「わかってるさ。けど、今は一刻を争うんだ。ウェンディの人格は、テューディに支配されかかっている」「一分一秒の遅れが、ウェンディの危機につながるんだ。しかも、政府は、テューディを利用しようとしているんだぜ」「テューディがウェンディに取って代わっちまったら、大変な事になる」「間違いなく、ラングラン……いや、ラ・ギアスすべてに混乱がおきる。あのイスマイルは、それほどの力があるんだ」
テュッティ「……わかったわ。今は、ウェンディさんを助け出す事だけを考えましょう」
ミオ「でも、助け出した後は、どうするの? ウェンディさんの中から、どうやってテューディって人を追い出すつもり?」
マサキ「ウェンディの心を引き止める、強いきずなが必要なんだ。俺達、仲間のきずなが……な」「あとは……ウェンディの心次第だ」
リューネ「救出作戦は、あたしもついて行くよ。いいでしょ?」
マサキ「ああ、俺とリューネでやる。決行は明日、未明。アカデミーに侵入し、ウェンディを助けだす!」

〔カーソル、アカデミーへ移動〕
マサキ「リューネ、見取り図は覚えたな?」
リューネ「まかせて! マサキに覚えさせたんじゃ、全然別の所に行っちゃうもんね」
マサキ「う、うるせえな」
リューネ「あ、ここだよ。ここから中に侵入できるって。マサキ、あたしの後について来て」
マサキ「結界に気をつけろよ」
リューネ「わかってるって」
…………
マサキ「……せまいな。まだつかねえのか?」
リューネ「もうすぐだよ……あっ!」
マサキ「うぷっ! き、急に止まるなよ」
リューネ「しっ!! マサキ、ちょっと、あれ見てよ」
マサキ「何だ? ……格納庫の中か……あっ!? ありゃあ……デュラクシール!?」
リューネ「まさか……あたし達に内緒で、あんなものまで作ってたなんて……」
マサキ「ラングラン政府が……本気で戦争でも始めるつもりか……」
リューネ「あ、テューディがいる!?」
マサキ「何だって!?」
テューディ「……急げ、もう時間はないのだぞ」
兵士「はっ、急ピッチが進めます」
テューディ「ククク……もうすぐだ……イスマイルに加え、デュラクシールがあれば……」
マサキ「テューディ……もう、ここまでウェンディと入れ代わっていたのか……」
テューディ「……そこの二人、隠れてないで出て来るがいい」
マサキ「何っ!? お、俺達の事か?」
リューネ「しっ!」
ラセツ「ハハハッ! よくぞ見破った!」
ジョグ「見つかっちまっちゃ、しょうがねえな」
マサキ「なんだあ? ラセツとジョグだと?」
リューネ「何であの二人が、こんな所に……」
テューディ「お前達、シュテドニアスの人間だな?」
ラセツ「おおせの通り。だが、今はこの通り、敗残の身だ」
テューディ「お前達、このデュラクシールに乗ってみる気はないか?」
ラセツ「……ほう、面白い事を言うな。我々は、ラングランの敵だぞ?」
テューディ「だからこそいいのだ。私が、ラングランのために、このデュラクシールを再生したと思っているのか?」「私は、ラングランに復讐するために、このデュラクシールを再生したのだ」
ラセツ「なるほどな……」
ジョグ「本気か? なら、俺達にそいつを……」
テューディ「くれてやる。これを使って、ラングランを破壊しろ」
ラセツ「……いいだろう、やってやろうではないか」
ジョグ「おもしれえ、久々に暴れまくってやるぜ!!」
マサキ「待ちやがれっ!!」
テューディ「マサキ!? 貴様、いつの間に……」
マサキ「ウェンディ!! テューディなんかに負けるなっ!! 自分を取り戻せっ!!」
テューディ「ふ……ムダだ。あの女は、すでに私に取りこまれている。再び陽の目を見る事はあるまい」
リューネ「そ、そんな……」
マサキ「テューディ……貴様っ!!」
テューディ「おっと、生身でお前達と戦うほど、私は愚かではない、すべては、魔装機で決着をつけてやろう」
ラセツ「ジョグ、行くぞ!」
ジョグ「了解!!」
〔機体の起動音〕
マサキ「ちっ、しまった!」
テューディ「フフフ……さあ、この私のイスマイルの力、思い知るがいい」
リューネ「マサキ、こっちも!!」
マサキ「ウェンディ……ダメなのか……」
リューネ「マサキ、急いで!!」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「テューディ覚醒」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

リューネ「みんなには連絡をとっておいたわ! すぐに来てくれるはずよ!」
兵士「な、なんだ!? なぜデュラクシールとイスマイルが……」
マサキ「見たか、てめえらがやった事の始末がこれだ!!」
兵士「……」
リューネ「一兵士に言ったって、しょうがないよ、マサキ……」
マサキ「わかってる……けど、こんな下らねえ事のためにウェンディが……」
リューネ「あきらめるには早いよ! きっと、助ける方法があるはずだよ!」
テューディ「さて……マサキ、お前が私のものになってくれるなら、命は助けてやるぞ」
マサキ「バカ言えっ!! 誰がてめえなんぞにっ!! ま、ウェンディなら、考えてやってもいいがな」
リューネ「ちょ、ちょっとマサキ!?」
マサキ「冗談だよ、冗談」
テューディ「貴様もか……マサキ……みんな、みんな私ではなく、ウェンディを選ぶ……ならば、死ねいっ!!」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1出現>

〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
テュッティ「助けに来たわ、マサキ!!」
マサキ「すまねえ、テュッティ!」
※※既にウェンディ救出の場合、セリフ追加※※
テュッティ「あら……イスマイルは?」
マサキ「だいじょうぶ、ウェンディは助かったよ」
テュッティ「そう……よかった」


<マサキvsテューディ>
マサキ「テューディ!! ウェンディを返せっ!!」
テューディ「うるさいぞっ!! もう、ウェンディと言う女は、この世には存在しないのだっ!!」

<マサキvsラセツ>
マサキ「ラセツっ!! あきらめの悪いヤツだなっ!!」
ラセツ「何とでも言えっ!! たとえどんな屈辱を受けようと、生きてさえいれば、いつかは雪辱できるのだっ!!」

<リューネvsテューディ>
リューネ「あんたの境遇には同情するよ……」「けどねっ!! だからってウェンディさんの身体を奪って復讐しようなんて、許さないっ!!」
テューディ「小娘が……知った風な口を聞くっ!!」

<リューネvsラセツ>
リューネ「あんたの野望は、もう終わったんだっ!!」
ラセツ「私が生きている限り、そんな事はありえんっ!!」

<マサキがウェンディを説得>
マサキ「ウェンディ!! しっかりしろっ!! テューディに飲み込まれるなっ!!」
テューディ「ムダだ! ウェンディはもう、この世にはいないのだ」
マサキ「ウェンディィィィッ!!」
※※ペンダントを渡している場合のセリフ※※
テューディ「ふ……いくら叫ぼうと……何っ!?」
〔テューディ、発光〕
テューディ「こ、この光は……このペンダントかっ!? うおっ!? バ、バカなお前の意識はもう……」
ウェンディ「……姉さん……もうやめて……」
テューディ「う、うるさいっ!! こ、こんな事で……こんな事で……私を支配できると思うなっ!!」
ウェンディ「ああっ……」
テューディ「くっ……はあ、はあ……まだだっ!! まだ私の復讐は始まったばかりなのだ……」
マサキ「くっ!? ダ、ダメなのか……」
リューネ「あきらめないで、マサキ! 今度はあたしがやってみるっ!!」
※※ペンダントを渡していない場合のセリフ※※
テューディ「ふ……いくら叫ぼうとムダだ。ウェンディの意識も身体も、既にわたしが完全に支配した」
マサキ「そんな……それじゃウェンディは……」
テューディ「既にこの世には……いない。そういうことだ」
マサキ「き、貴様ぁぁぁっ!!」


<リューネがテューディを説得>
リューネ「ウェンディさん!! あたしよ、リューネ!! わかるっ!?」
テューディ「くうっ!? 入れ代わり立ち代わり、私を苦しめる……それほど私がジャマなのかっ!!」
リューネ「何言ってるのよっ!! あたし達はウェンディさんを取りもどしたいだけっ!!」
テューディ「……みんな、ウェンディ、ウェンディ……では、私はなんなのだっ!?」「この世に生まれる事もできず、誰にも存在を知られず、誰からも愛されず……」「憎い、憎いぞっ!! 貴様ら……許さん!! うっ!? ま、またか……やめろ、ウェンディ……」「やめろぉぉぉぉっ!!」
ウェンディ「もうやめて……姉さん……私が姉さんを苦しめていたのなら、私を憎めばいい……」「他の人を巻き込むのは、やめて……お願い、姉さん……」
テューディ「くぅっ……バカな……なぜまだ出て来る……ウェンディ……そ、そうかこのペンダントか!?」「オリハルコニウムの精神感応力が……こんなものっ!! うっ!? うおおおっ!?」
〔テューディ、発光〕
マサキ「何だ!?」
シロ「オリハルコニウムの共鳴だニャ!!」
クロ「これニャら……ウェンディさんを助けられるかも!」
テューディ「バカな……こんな事で……私が消えるとでも……う、うおぉぉぉぉっ!?」「わ、私が……消える……よせっ!! いやだっ!! もう、私は……」
ウェンディ「姉さん……姉さんが一人でさびしいのなら……私がいるわ……だから……姉さん……」
〔テューディ、自爆装置発動〕
テューディ「バカなっ!! 自爆する気かっ!? よせっ!! ウェンディっ!!」「いやだっ!! 私は死にたくないっ!! まだ死ぬわけには……うおっ!?」
〔敵ユニット撃破〕
リューネ「ウェンディさん!!」
マサキ「ウェンディ!!!」
ウェンディ「う……ううん……」
マサキ「!! ウェンディ……よかった……無事か!?」
ウェンディ「え、ええ……」
マサキ「テューディはどうした!?」
ウェンディ「……わからないわ……姉さんが私の中から……消えてしまった……」
リューネ「とにかく、残った敵をかたづけとかなきゃ……ウェンディさん、避難しててね!!」

<テューディ撃破>
テューディ「むうっ!? まだだっ!! イスマイルの力……こんなものではない! 待っていろ、必ず貴様らをっ!!」
〔敵ユニット離脱〕

<ラセツHP70%以下>
ラセツ「……無理は禁物だな……せっかく手に入れたこの力……もっと有効に使わねば。さらばだ、諸君」
〔敵ユニット離脱〕

<ジョグHP70%以下>
ジョグ「ちっ、もうこんなにダメージを受けちまったか……まだまだ改良が必要なようだな、こいつは」「いったん出直すとするか」
〔敵ユニット離脱〕

<敵全滅・勝利条件達成>
※※ウェンディ救出失敗の場合、セリフ追加※※
マサキ「ウェンディ……ホントに……消されちまったのか……」
※※味方援軍1出現前の場合、セリフ追加※※
〔味方ユニット出現〕
テュッティ「あら、もう終わっちゃってたの? それで、ウェンディさんは?」
※※ウェンディ救出成功の場合のセリフ※※
マサキ「無事だよ。ただ、テューディがどうなったのか……」
※※ウェンディ救出失敗の場合のセリフ※※
マサキ「……くっそぉぉぉぉっ!!」
テュッティ「……マサキ……」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

≪ウェンディ救出成功≫

ウェンディ「マサキ……ありがとう」
マサキ「ケガは……ねえようだな。よかった」
リューネ「ホント。で、テューディはどうなったの?」
ウェンディ「それが……どうなったのか私にも……私の中の姉さんが……消えてしまったの……」
マサキ「テューディの意識だけが分離したとか、そういう事は考えられねえのか?」
ウェンディ「わからない……ただ、姉さんはもう、私の手の届かないところに行ってしまった……そんな気がするわ」
テュッティ「ウェンディさん、一度王都に戻って治療を受けた方が」
ウェンディ「そうね……」
〔カーソル、王都ラングランへ移動〕
セニア「ウェンディの容態はいいみたいよ。脳波にも異常はないし。ちょっと衰弱してるけど、一晩眠れば回復するって」
リューネ「よかった」
マサキ「残る問題は、ラセツだな。あいつら、デュラクシールを手に入れて、何かやらかすつもりみたいだし」
ヤンロン「ラングランのどこかに潜伏しているようだな」
ミオ「あたし達も、パトロールにまわろうよ」
マサキ「お、ミオがまともな事言ってらあ」

≪ウェンディ救出失敗≫
テュッティ「そう……ウェンディさんを助ける事はできなかったのね……」
マサキ「ウェンディの精神は……完全にテューディに飲み込まれちまってた……」
リューネ「マサキ……」
マサキ「くそっ!! こんな事になっちまうなんて……ウェンディ……」
リューネ「マサキ!! しっかりして!! まだ終わってないよっ!! テューディはまた来るって……」
マサキ「け、けど……テューディを倒すって事は、ウェンディを……」
リューネ「マサキ!! ダメだよ、そんなんじゃ!! それじゃウェンディさんだってかわいそうだよっ!!」「あたしだって、ウェンディさんと戦いたくなんてない! まだ、あたしとの恋の決着もつけてないんだよっ!」「で、でも……このままじゃ、ウェンディさんが、もっとかわいそうじゃないっ!!」
マサキ「リューネ……そうだな……このままじゃ、ウェンディを苦しめるだけだ……」「テューディ……今度会ったら、必ず……倒す!!」
【シナリオエンドデモ終了】


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