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No.47
バゴニアの闇

【シナリオデモ開始】
シュメル「そう言えば、自己紹介がまだだったな。私は、シュメル=ヒュール」
ロザリー「剣術世界大会三連覇の偉業を達成された方で、剣聖といわれているのよ。スゴイでしょう」
シュメル「なに、昔の事だ。それに、実力は剣皇ゼオルートの方が優っていたよ。私が勝てたのは、運がよかったからだ」
ロザリー「あたし、ロザリー=セルエよ。先生の一番弟子で、フィアンセなの♥」
シュメル「お、おい、誰がフィアンセにするといった? 無理矢理住み込んでいるくせに」
ロザリー「いーの、いーの。細かい事は気にしない」

ロザリー「みなさん、プレシアちゃんの居場所がわかったわ!」
マサキ「ホントか!?」
リューネ「早かったね」
ロザリー「それが、さっき話してたバレンシア少佐って人が、保護してくれてたんだって」
シュメル「ふむ。ジノならば、信頼できる若者だ。よかったですな、みなさん」
マサキ「で、場所は?」
ロザリー「すぐにこっちに来てくれるって。ここで待ってればいいわよ」
※※No46でロザリー健在の場合のセリフ※※
シュメル「ところで、ロザリーを助けてくれたお礼をしたいのだが……生憎このとおり、貧しいのでな、大した事はできんのだ」「今の私にできる事といえば……おお、そうだ、皆さんの似顔絵を描いて進ぜよう」「これでも、絵にはいささか自信があってな……」
ロザリー「……先生、それだけはやめといた方がいいわ。全然お礼になってないもの」
シュメル「何を言うか。芸術は人の心を豊かにするのだ」
ロザリー「先生に似顔絵描いてもらうくらいなら、あたし、心が貧しい方がいい」
マサキ(……一体どんな絵なんだ?)
シュメル「となると……困ったな。どうするか……」
テュッティ「あの、そんなに気を使っていただくなくて結構です」
マサキ「そうそう。別に特別の事をしたってワケじゃなし」
シュメル「しかしそれでは……では、こうしよう。いつか、私の力が必要になった時、もう一度ここをたずねてくれ」「剣聖の名にかけて、君達に協力は惜しまない」
テュッティ「ありがとうございます。今は、そのお言葉だけで結構です」
※※No46でロザリー撃破の場合のセリフ※※
テュッティ「では、しばらくこちらで待たせていただいて構わないでしょうか?」
ロザリー「どうぞ、どうぞ。ゆっくりしてってください。大したお構いはできませんけど」
シュメル「むう、そうだ、客人にはいい時間つぶしがある」
ロザリー「……先生、ちょっと待って。もしかして、あれを見せるつもり?」
シュメル「うむ、もちろんそのつもりだ」
ロザリー「……それだけはやめといたほうがいいと思うなあ……。お互いに傷つくだけだよ」
シュメル「なにを言うか。芸術のなんたるかをわかりもせずに」
ロザリー「はいはい、先生の芸術は、先生にしかわかりませんよ。だから、他人に見せるのだけはやめてね」
シュメル「むう……。いい絵だと思うんだからな」


シロ「! マサキ! 魔装機が来るぜ!」
ロザリー「あら、多分バレンシア少佐ね」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「バゴニアの闇」


【戦闘マップ開始】
〔味方ユニット出現〕
マサキ「プレシア!! よかった……無事だったか……」
プレシア「お兄ちゃん……」
ジノ「君が、マサキ=アンドー君だね?」
マサキ「ああ、そうだ」
※※No45で国境警備隊と戦闘しなかった場合のセリフ※※
ジノ「我が軍との戦いを回避してくれたそうだな。礼をいうよ」「あのまま戦闘に突入していたら、国境警備隊は全滅していただろうからな」
マサキ「い、いや、まあ……」
プレシア「お兄ちゃん、ホント!? いつもみたいに、頭に血が昇って、ムチャしたんじゃなかったのね?」
マサキ「おいおい、俺だって、いつもいつもそうムチャばかりはしねえぜ」
プレシア「お兄ちゃん……ごめんなさい、お兄ちゃん!!」
〔プレシア、マサキに隣接〕
マサキ「プレシア!」「……実を言うとな、あん時、どうしようか思いっきり悩んじまったんだ」「プレシアにもしものことがあったら……って思うとな……自制できたのは偶然だよ」
プレシア「ううん、お兄ちゃんのその気持ちだけでうれしいよ」「あたし、お兄ちゃんが魔装機神操者として、私情に流されなかったっていうのが一番うれしいの」「あたし一人のために、魔装機神の力なんて、使って欲しくないもの」
マサキ「……プレシア、お前、俺なんかよりずっとしっかりしてらあ」
ジノ「……うむ、麗しき兄妹愛……『雪溶けて 深く根をはる つくしかな』」
プレシア「……あの……」
ジノ「何かな、プレシア?」
プレシア「つくしは、根じゃなくて地下けいなんですけど……」
ジノ「……む……」
プレシア「あ、ごめんなさい! 余計な事言っちゃいました?」
ジノ「いや、そうではない……誰だ!?」
※※No45で国境警備隊と戦闘した場合のセリフ※※
ジノ「きみが妹思いだという事は、よくわかるつもりだが、我が軍に攻撃をかけたというのは、少しやりすぎだったな」
マサキ「う……」
ジノ「どうやら、上の方で問題がおきているようなのだ。もう少し思慮深く行動してもらいたいものだ」
プレシア「お兄ちゃん……そんなムチャしちゃったの!?」
マサキ「あ、あれは……つい、お前の事が心配で……」
プレシア「……ジノさん、あたし、もうしばらくジノさんの所にご厄介になってもいいですか?」
ジノ「なんだって?」
マサキ「お、おい、プレシア!?」
プレシア「お兄ちゃんの気持ちは嬉しいけど、いくらなんでもバゴニア軍と戦うなんて、やりすぎよ!! あたし、そんなお兄ちゃんになんかついていきたくない!」
マサキ「プ……プレシア……」
ジノ「し、しかしな……」
プレシア「お願いします。ジノさんにご迷惑はかけませんから」
ジノ「う〜む……」
テュッティ「勝手ですみませんが、そうさせていただけますか? バレンシア少佐」
マサキ「テュッティ!?? おまえまで……」
テュッティ「マサキ、あなたがまいた種よ。あなたがもっと成長しないと、プレシアだってつらい思いをするだけ」
マサキ「……くっ、わかったよ……。プレシア、お兄ちゃんが悪かった……。しばらく頭を冷やすよ」
プレシア「お兄ちゃん……」
ジノ「……わかった、ではしばらく……むっ!?」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
ゼツ「ふひゃひゃひゃひゃ! 魔装機じゃ魔装機じゃ!! ラングランの魔装機神がおるぞい!!」
ジノ「ゼツ殿!?」
ゼツ「ひっひっひっ……アカデミーの連中の腐った魔装機など、けちらしてくれるわ! ひゃっひゃっひゃっ!!」
ジノ「ゼツ殿、何をされるおつもりです!?」
ゼツ「決まっておろうが、ラングランの魔装機をぶーっ壊してやるのよ! ひょひょひょ!」
ジノ「な、何を……おやめください、彼らは戦いに来ているのではありません!」
ゼツ「ほう、わしに意見するというのか? バゴニアの国防の全権を握る、このわしに? それだけの覚悟はできておろうな?」
ジノ「くっ……」
ゼツ「貴様に用はない、ひっこんでおれ、バレンシア少佐!」
ジノ「……すまない、ゼツ殿の命令だ……私にはどうする事もできん……」
マサキ「……要するに、あのアブねえじいさんは、俺達を目のカタキにしてるわけだな?」
ジノ「…………」
マサキ「話し合いで解決できる相手じゃねえな、あいつはよ。なら、相手になってやろうじゃねえか!!」「ジノ、プレシア、さがってな! 俺達でケリをつけてやるぜ!!」
ジノ「……すまん」
※※No45で国境警備隊と戦闘していない場合、セリフ追加※※
プレシア「お兄ちゃん、あたしも戦う!!」
マサキ「プレシア……わかったよ、頼りにしてるぜ」
プレシア「うん!! あたし、ジノさんに技を習ったの! 試させてね!」
ジノ「プレシア、無理はするなよ」
プレシア「うん、ありがとう、ジノさん」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〔敵ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
<戦闘開始>

<1EP・敵増援1出現>

ゼツ「さてさて、では、隠しておいた増援を出撃させてやるかの……ほいっ!」
〔敵ユニット出現〕

<2PP>
ロザリー「あんな変態ジジイが私達の国の国防の最高責任者なの? ……さいてー」
シュメル「むう……」

<マサキvsゼツ>
ゼツ「ひーっひっひっひっ!! ラングランの魔装機神がどれほどのものかよ!」
マサキ「な、何だこいつ……」

<リューネvsゼツ>
ゼツ「何じゃ、この機体は……ラングランのものとも違うようじゃが……ま、いずれにしろ、大したものではないわな」
リューネ「うっさいね! ヴァルシオーネをあまく見ると、痛い目にあうよっ!!」

<ゼツ撃破>
ゼツ「む、むおおおっ!? わ、わしの魔装機がこんなやつらに倒されるなど……そんなバカなっ!?」「こうなったら、もっと強力な魔装機を開発せねば……覚えておれよっ!」
〔敵ユニット撃破〕

<敵全滅・勝利条件達成>
〔味方ユニット出現〕
ジノ「行ったか……まったく、ゼツ殿にも困ったものだ……」「すまなかったな、今の私の立場ではゼツ殿に逆らう事はできんのだ」
シュメル「むう……あのような者に国防の全権をゆだねるとは……なげかわしい」
ジノ「……シュメル師範にそう言われても返す言葉もありません。不肖の弟子で、お恥ずかしい次第です」
ロザリー「ホント、兄弟子としても恥ずかしいわ」
シュメル「ロザリー、いつからお前がジノの兄弟子になった?」
ロザリー「いーの、気にしちゃダメ」
ジロ「今回の事については、ゼツ殿にも非がある事だし、問題にはならぬと思うが、君達は早く立ち去った方がいい」「ゼツ殿は執念深いからな、いつまでもここにいては、再び狙われるぞ」
※※プレシアが帰る場合のセリフ※※
プレシア「お兄ちゃん、帰ろ」
マサキ「ああ、そうだな。ジノ少佐、プレシアの事、すまなかったな」
プレシア「お世話になりました、ジノさん」
テュッティ「ありがとうございました」
ジノ「いや、たいした事じゃないさ。プレシア、元気でな。お兄さんと仲良くするんだぞ」
〔味方ユニット離脱〕
※※プレシアが残る場合のセリフ※※
マサキ「ああ、わかった。」
プレシア「……お兄ちゃん……」
マサキ「プレシア、落ち着いたら帰っておいで。俺も悪かったよ」
プレシア「……うん。お兄ちゃん、元気でね」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

※※プレシアが帰る場合のセリフ※※
プレシア「お兄ちゃん……ごめんね、迷惑かけて……」
マサキ「いや、俺も悪かったよ。お前だって立派に戦ってきたんだもんな……いつまでも子供だって思ってたのが間違いだった」
プレシア「そうよ……あたしだって、すぐに大人になるんだから……」「ね、リューネさん?」
リューネ「え? あ、ああ、そうだね……」(ま、まさか……プレシアもライバル!?)
ロザリー「プレシアちゃん、あたしの事、覚えてる?」
プレシア「え? え〜と……ご、ごめんなさい、どなたでしたっけ?」
ロザリー「そっか、2年前にちょっと会っただけだもんね。覚えてなくても無理ないか」
※※プレシアが残る場合のセリフ※※
マサキ「……」
リューネ「マサキ……しょうがないよ、確かにあのとき、ちょっとやりすぎたもの」
マサキ「ああ……前後の見境なしにあんなこととをしでかしちまうなんてな……。プレシアの言うとおり、確かに浅はかだったよ……」
リューネ「ね、元気出して。あ、そうだ! なんなら、あたしのこと、妹だと思ってもいいからさ」
マサキ「……」
リューネ「あ、でも妹ってのも具合悪いか。やっぱ、今までどおり恋人でいいよ」
マサキ「ふっ……なに言ってやがる。リューネ、ありがとよ、気を使ってくれてんだな。けど、大丈夫だぜ。なに、一生会えないってわけじゃねえ。オレも、もう一度冷静になってみるさ」
リューネ「うふふ、よかった」

シュメル「さあ、いつあのゼツとやらが舞い戻ってくるやも知れん。急いで帰った方がいい」「これは、封印を破った事に対する、私からの証書だ。これがあれば、罪に問われる事はなかろう」
テュッティ「すみません、色々とお世話になってしまって」
シュメル「なに、このような山奥で暮らしているとな、たまに人恋しくなる事がある」「君達のおかげで、ずいぶん楽しい思いもさせてもらったよ。礼を言いたいのは私の方だ」
※※プレシアが帰る場合、セリフ追加※※
シュメル「プレシア、ひと段落ついたら、また遊びに来なさい。いつでも歓迎するよ」
プレシア「ありがとう、シュメルおじさん」

テュッティ「では、私達はこれで失礼します。マサキ、いったん王都に戻りましょう」
【シナリオエンドデモ終了】


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