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No.84
悲しみのエリス

【シナリオデモ開始】
マサキ「で、エリスの囚われているだろう場所は?」
ロドニー「ラセツの息がかかっとる、小さな研究所がある。多分そこにおると見て間違いないはずや」
マサキ「ふ~ん、シュテドニアス領内の、かなり深い所だな……」
ロドニー「わしは行くで! 部下を見殺しにできるかいな!」
ミオ「ダメよ、おっちゃん。魔装機もないのに。おっちゃんはあたしと王都に行っておっちゃんの使う魔装機を決めなきゃ」
ロドニー「し、しかしな……くそっ、わかったわい!」
マサキ「残りのメンバーで、シュテドニアスに向かう!!」
〔カーソル、研究所へ移動〕
マサキ「ここか……」
テュッティ「どうするの? 正面から突っ込む?」
マサキ「まさか。と、言いたい所だが、ラセツのやり口からして、俺達がここに来る事は予想してるだろう」「下手に細工すると、ラセツの策に飲まれちまうからな、ここは真正直にいくぜ!!」
リューネ「う~ん、やっぱりこっちの方がマサキらしいや」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「悪鬼ラセツ」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
隊長「むっ!? 来たか!! ラセツ大佐のおっしゃっていたとおりだが……まさか、正面から堂々と乗り込んで来るとは……」「急いで、例のものを準備しろ!!」
マサキ「ふむ……意外と少ないが……伏兵がいやがるな。戦闘が終わったら、また出て来るぜ、こいつは」
<戦闘開始>

<敵全滅・敵増援1出現>

マサキ「さて、これで終わりじゃねえだろう……ラセツ!! 隠れてねえで出てきな!!」
〔敵ユニット出現〕
ルビッカ「ふ、残念だったな。ラセツはここにはおらんよ。お前達の相手は、この私と……」「このお嬢さんだ!!」
〔敵ユニット出現〕
エリス「ジェスハ将軍のカタキ!! 覚悟しろっ!!」
マサキ「エリス!?」
テュッティ「ルビッカ……あなたまさか……また催眠術を使ったわね!!」
ルビッカ「まあ、そう言う事だな。あれは私の得意技でね」
リューネ「どうする?」
マサキ「……俺達で術を解くのは、難しそうだな。何かきっかけがなけりゃあ……」

<敵増援1出現の次PP・味方援軍1出現>
〔味方ユニット出現〕
シモーヌ「またかい……何でこういつも、騒ぎばっかり起こしてくれるのかね」
マサキ「シモーヌ!?」
シモーヌ「手伝ってあげるよ、マサキ。少しは苦戦してんだろ?」
マサキ「あ、ああ……頼む」

<味方援軍1出現の次PP・味方援軍2出現>
〔味方ユニット出現〕
ミオ「パンパカパーン! お待たせしました!! ミオちゃんただいま参上!!」
ロドニー「おう、手伝いにきたで!!」
マサキ「ギオラスト!? おっさん、ギオラストに乗るのか!?」
ロドニー「なんや、文句でもあるんか?」
マサキ「い、いや、そうじゃねえが……」
※※まだエリス健在の場合、セリフ追加※※
ロドニー「ん!? な、なんや!? ラディウス少尉やないけ!? 何で敵にまわっとんねん!?」
テュッティ「催眠術で操られているのよ。私達では解く方法はないわ……でもロドニー、あなたなら……」
ロドニー「わしが……? け、けど……」
ミオ「言ったでしょ、おっちゃん。エリスさんはおっちゃんの事が好きだって」
ロドニー「わ、わかった。やってみたらあ」


<ミオvsエリス>
ミオ「エリスさん、しっかりしてよ!! だめだよっ!!」

<ロドニーがエリスを説得(1回目)>
ロドニー「ラディウス少尉!! わしや、わかるか!?」
エリス「ジェスハ将軍のカタキ!!」
ロドニー「な、な、な、なんや!? わしのカタキがわしかいな!?」
ミオ「ダメよ、そんなんじゃ!! 心のこもった言葉じゃなきゃ、心を動かす事なんてできないよ!」
ロドニー「わ、わかったわい! え、え~と……ラディウス少尉、お元気ですか。わしは元気です。今日はお日柄もよく……」
ミオ「あちゃあ~……何やってんのよ」
エリス「死ねっ!!」
ロドニー「あ、あかん、うまい事いかん!」

<ロドニーがエリスを説得(2回目)>
ロドニー「ラディウス少尉! しっかりせんかい!!」
エリス「しつこいヤツめ……」
ミオ「おっちゃん! この際はっきりさせなよ!! エリスさんの事、嫌いなの!?」
ロドニー「そ、それは……けど、わし、バツイチやし……」
ミオ「嫌いじゃないなら、覚悟キメなよ!」
ロドニー「わ、わかったわい!! ラディウス……いや、エリス!! わしと茶ぁしばかへんけ!!」
〔エリス、敵から味方へ〕
エリス「え……? あ、あ、あの……ロドニー……じゃなかった、ジェスハ将軍……ですか?」
ロドニー「気がついたか、エリス!!」
エリス「あ、あの、今、私の事、エリスって呼んでくださいましたよね?」
ロドニー「あ、ああ。すまん、つい勢いで」
エリス「いえ! う、うれしかったんです。ありがとうございます。将軍……」
ミオ「やったあ!! おっちゃん、キメたね! いい雰囲気のとこ、悪いけどさ、続きは戦闘が終わったからね」
ロドニー「そうやな! いくで、エリス! ……あ、す、すまん、ラディウス少尉」
エリス「エリスで結構です。私も手伝います!」

<ルビッカ撃破>
ルビッカ「む……むう……作戦失敗か……まずいな……」

<エリス撃破>
※※味方援軍2出現後の場合、セリフ追加※※
ロドニー「エリス!?」
エリス「ジェ……ジェスハ将軍……初めて私の名前……呼んでくださいましたね……」
ロドニー「何しとる、脱出せんかい!!」
エリス「……ごめんなさい……愛しています……ロドニー……」

エリス「き、きゃああっ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
※※エリスが味方にいる場合、セリフ追加※※
エリス「これで私も、シュテドニアスには戻れないな……これからは……むっ!?」
〔エリス、自爆装置発動〕
エリス「何っ!? 自爆装置だと!?」
ロドニー「あかん!! エリス、脱出せい!!」
エリス「は、はいっ!!」
〔味方ユニット撃破〕
ロドニー「エリス!! 無事か!?」
エリス「え? あ、は、はい、なんとか……」
マサキ「きたねえな……自爆装置まで用意してやがったか……」

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マサキ「シモーヌ……どういう事だ? 何でいつもシュテドニアス領内に……」
シモーヌ「……私……ダメなの……もうラングランには戻れないわ……」
マサキ「説明しろよ!! 何の事だかさっぱりわかんねえぞ!」
シモーヌ「私……王都が壊滅したあの日、シュテドニアスの捕虜になったの……つい最近まで、ずっと……捕まっていたわ」
テュッティ「……シモーヌ、つらい目にあったのね……」
シモーヌ「……その私を助けてくれたのがラセツ大佐だった……彼のおかげで、あの地獄の日々から抜け出せたの……」
マサキ「ラセツが!?」
シモーヌ「彼は……ラセツは、女性に対しては紳士的だったわ……私を自由にしてくれた上、ザインも返してくれた」「マサキ達を助ける時でも、好きにさせてくれたし、その事でとがめもしなかった」「彼の行動が間違っているのは、私にもわかるわ。でも……」
テュッティ「あなた……ラセツの事を?」
シモーヌ「……」
マサキ「それで、俺達とは一緒に行けねえって言うんだな?」
シモーヌ「ごめんなさい……魔装機操者失格よね……ザインは、返すわ」
マサキ「……わかったよ、好きにしな」
マサキ「認めねえぜ、そんな事はよ」

≪「……わかったよ、好きにしな」を選択≫

シモーヌ「ごめんなさい……」
マサキ「ザインはもっていきな。操者のいない魔装機なんざ、意味がねえからな」
シモーヌ「……さよなら」
テュッティ「……あれでよかったの、マサキ?」
マサキ「シモーヌはもう、魔装機操者の目じゃなくなってた……後は、彼女自身の問題だよ」
テュッティ「……そうね」

≪「認めねえぜ、そんな事はよ」を選択≫
シモーヌ「マサキ……」
マサキ「魔装機操者は、強制されたもんじゃねえ。自分の意志で、そうなったんだ」「それを、つらくなったからやめますじゃあまりに無責任だろうが!」
テュッティ「マサキ!? それは言い過ぎじゃないの!?」
シモーヌ「マサキの言ってる事は正しいわ……でもね……」
マサキ「でも? あまえるんじゃねえっ!! 逃げるだけなら、誰にでもできらあ!」「けど、ここで逃げちゃ、一生逃げ続ける事になるんだぜ。それでもいいってのか!?」
シモーヌ「……マサキ……」
マサキ「テュッティ、ちょっと席をはずしてくれ」
テュッティ「……わかったわ」
マサキ「シモーヌ、テュッティはな、フェイル殿下と戦ったんだよ。そして、殿下を……」
シモーヌ「テュッティが?」
マサキ「直接殿下にとどめをさしたのが誰か、なんてことは、この際意味はねえ」「ただ、言えるのは、テュッティが殿下を愛してた事だ」
シモーヌ「テュッティが……殿下を愛していた……ホントなの?」
マサキ「直接聞いたわけじゃねえ。けど、ボクネンジンの俺でも、それははっきりわかったよ」「本当に愛しているなら、その人の事を思うなら……オレの言っている事、わかるな?」
シモーヌ「マサキ……あなた、ステキになったわね。わかったわ。私、あなた達と一緒に戦う」「ラセツの事、私の気持ち、すべてカタをつけて見せるよ」
マサキ「……すまねえな……ホントは、俺だってこんな事は……」
シモーヌ「ダメよ、そこから先を言っちゃ。そうじゃないと、私、今度はあなたの事が……」
マサキ「え?」
シモーヌ「ううん、いいの。それじゃ、私の知らない人も多いみたいだから、紹介してくれる?」

≪エリス生存≫
ロドニー「ラディ……いや、エリス、すまなんだな。わしのせいで……」
エリス「い、いえ、いいんです。私、将軍のためでしたら、その……」
ロドニー「その将軍っちゅうのはやめてもらえんか? ロドニーでええで」
エリス「で、でも、そんな、私なんかが……」
ロドニー「わしの奥さんになってくれる人に、将軍なんて呼ばれたないからな」
エリス「えっ!? そ、そ、そんな、あの、あの私なんかで、本当にいいんですか!?」
ロドニー「それは、わしかて同じや。バツイチやし、しょっちゅう降格されるし、わしなんかのどこがええのか……」
エリス「そんな! 将軍は素敵です! 男らしくて、やさしくて……」
ロドニー「ほら、また将軍ゆうた」
エリス「あ、す、すみません……ロ、ロドニー……さん……」
ロドニー「さんづけか……ま、ええわ。そのうちなれるやろ。よろしく頼むで、エリス」
エリス「はい!」
ミオ「ところでエリスさん、魔装機操者のイス、まだ空いてるんだけど、立候補する気ない?」
エリス「わ、私がですか? で、でも、私、そんなに力になれるとは思えないですし、第一、私なんかが……」
ミオ「その、私なんかっての、やめない? もっと自信もちなよ。エリスさんなら、できるって」
エリス「わかりました。精一杯、がんばります。よろしく!」

≪エリス死亡≫
ロドニー「ラディウス少尉……すまん……わしなんかをかばったばっかりに……」
ミオ「あの催眠術、解けなかったのかなあ……」
マサキ「……作戦は失敗だな……王都に戻るぞ」
リューネ「……うん」
ロドニー「……すまん、わし、魔装機操者にはむいとらいわ……ラディウス少尉一人、助けられへんかった……」「なんやもう、全部どうでもようなったもた……ここで降りさしてもらうわ……さいなら」
ミオ「あ、おっちゃん!?」
テュッティ「……仕方ないわね……」
【シナリオエンドデモ終了】


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