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No.92
野望の清算

【シナリオデモ開始】
エリス「じゃ、私、魔装機の訓練のためにラングランに行ってきます」
ヤンロン「護衛には僕がついて行こう」
ロドニー「がんばりや、エリス」
エリス「はい、ロドニー」
ミオ「よっ、仲がいいね! にくいよッ!」
ゲンナジー「……」
ミオ「? どうしたの、ゲンちゃん?」
ゲンナジー「さびしいものだな」
ミオ「何言ってるのよ! ゲンちゃんには、このあたしがついてるでしょ!」
ゲンナジー「ふ……ミオ、俺にほれるなよ」
ミオ「な~にしょってるかな、この男は」
マサキ「さて、せっかくシュテドニアスくんだりまで来たんだ、ラセツの野郎におみやげぐらい、置いてってやらねえとな」
シモーヌ「ラセツの居場所なら、私が知ってるわ」
テュッティ「ホントなの、シモーヌ!?」
シモーヌ「ええ……今、ラセツはゾラウシャルド大統領と一緒に、カラタミーフィ州を視察しているはずよ」
マサキ「? あんな所に、何を視察するっていうんだ?」
シモーヌ「カークス将軍の遺産……そう、呼ばれているものがあるらしいの」
リューネ「カークス将軍の……遺産?」
マサキ「一体何が……」
シモーヌ「ラセツの計画に、無くてはならないもの、らしいわ」
マサキ「調べて見なきゃいけねえな……行ってみるか」
〔カーソル、カラタミーフィ州へ移動〕
マサキ「ここか……」
シモーヌ「この先に洞窟があるはずよ。この辺りは昔、鉱山だったから、掘り出したあとの洞窟があちこちにあるの」
マサキ「セニア、キルリアン反応は?」
セニア「見事に消されてるわ。割り出すのに少し時間はかかるけど……」
マサキ「かまわねえ、やってくれ」
【シナリオデモ終了】


サブタイトル
「野望の清算」


【戦闘マップ開始】
〔敵ユニット出現〕
〔第3軍ユニット出現〕
〔敵ユニット出現〕

ラセツ「どうだ、あったか?」
兵士「ありました!!」
ゾラウシャルド「おお! 見つかったか! よくやってくれた、ラセツ大佐」「これで我が国は、名実ともにラ・ギアスの盟主となる!」
ラセツ「いえ、私の功績ではありません。これも、ジョグ少佐の調査のおかげですよ」「ノボトニー元帥、こんな重大な機密を隠していた、君の罪は大きいぞ」
ノボトニー「バカな……必要以上の力がどういう結果を産むか……カークスの最期から、何も学ばなかったのか!」
ラセツ「学んだとも。我々は、あのような失敗はしない。この力を有効に使って見せるさ」
ノボトニー「うぬぼれるなっ!! その増長がこの混乱の原因なのだ!」
ラセツ「ふん。元帥、あなたの処分が決まりましたよ。今、ここで死んでいただきます」「罪名は反逆罪、機密隠ぺい罪、そして侮辱罪だ。では、さようなら」
〔ノボトニー、自爆装置発動〕
ノボトニー「むう……地獄で待っておるぞ、ラセツよ!!」
〔第3軍ユニット撃破〕
ゾラウシャルド「さて、では、カークス将軍の遺産とやら、早速試させてもらおうか」
ラセツ「むっ!? お待ちください、大統領!!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
ラセツ「何っ!? なぜここがわかった!?」
シモーヌ「ラセツ……あんたの野望、このあたしが精算してやるよ!!」
ラセツ「シモーヌ……そうか、君か……よけいな事は言うまい、それが、君の選んだ道ならばな……」「だが、私の前に立ちふさがるのであれば、容赦はしない!!」
シモーヌ「わかってるさ……刺し違えてでもあんたを倒して見せる!」
ゾラウシャルド「ラセツ大佐、絶好の機会ではないかね? 例のものを試して見ては」
ラセツ「そうですな、大統領……ジョグ! しばらくここは貴様にまかせる! 時間を稼いでくれ」
ジョグ「了解! 倒しちまってもいいですかね?」
ラセツ「かまわんよ。では、頼む」
〔敵ユニット離脱〕
ジョグ「さて、しばらくてめえらの相手をしてやるぜ!!」
※※ロドニー出撃の場合、セリフ追加※※
ロドニー「ジョグ、おのれはラセツなんぞの手下に成り下がって、恥ずかしないんか!」
ジョグ「祖国を裏切ったやつが言う事か! ……そういやロドニー、あんたは元々トロイア出身だったな」「しょせんラングラン出身の裏切り者ってワケだ」

<戦闘開始>

<ロドニーvsジョグ>

ジョグ「てめえみてえなヤツがいるから、俺達の肩身がせまくなるんだ!!」
ロドニー「おのれは、自分の価値をそんなもんで決めつけとるんか!?」
ジョグ「俺が気にしなくても、世間はそう思ってやがんだよ!!」

<ジョグ撃破>
ジョグ「しまった!? ジンオウの性能に頼りすぎたか……覚えてやがれっ!」

<敵全滅・敵増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
マサキ「何っ!? あれは……」
リューネ「エウリード!? カークス将軍の遺産……エウリードの事だったの!?」
ラセツ「フフフ……さて、これからが本番だ。君達の国で作られた超魔装機……エウリードの力、味わうがいい!!」
マサキ「てめえ……その力でラ・ギアスを征服するつもりか!!」
ラセツ「そうとも。ラングランによる、ラ・ギアス支配に終止符をうつのだ!」
マサキ「ラングランによる支配……だと!? バカ言え! いつラングランが、ラ・ギアスを支配した!?」
ゾラウシャルド「地上人である君達にはわからんだろう。ラ・ギアスの歴史は、ラングランによる支配の歴史なのだよ」「我々は、大国ラングランの影に、いつもおびえていた……」「かつてラングランは、ラ・ギアスの8割を支配していたのだからな」「いつまた、かつての様にラングランが牙をむくか……我々はいつもおそれていた」
マサキ「それは、昔の事だろう!?」
ゾラウシャルド「勝利者は、そう言うだろうな。だが、敗北したものはそのうらみを忘れたりはしないものだ」「そして、今また、魔装機神などと言う物騒なものを作り出した……我々が過敏になるのも、無理はなかろう」
マサキ「だからといって、侵略戦争をおこす言い訳になるもんかよっ!!」「第一、魔装機神は、ラ・ギアス全体の危機を救うためのものだ! ラングラン一国のためにあるんじゃねえ!」
ゾラウシャルド「君達がどう言おうと、信じられるものか。現にこうして、我々に敵対している」
マサキ「それは、お前達がこの世界を混乱させたからだ!!」
ゾラウシャルド「議論は堂々巡りに入ったようだな。どの道、諸君をここから生かして帰すつもりもない」「我々はシュテドニアスのため、我が国民のため、君達に戦いを挑む!!」
ラセツ「大統領!? 自ら戦われるというのですか!?」
ゾラウシャルド「私とて、一国の代表者だ。我が国の命運をかけようと言うのに、影に隠れるような、こそくなマネはせんよ」
ラセツ「……いや、さすがですな」(ふむ……思ったよりはいさぎよい男だったか……ゾラウシャルド……)

<マサキvsゾラウシャルド>
マサキ「心掛けは立派だがな、もともとの考えが大間違いなんだよ!!」
ゾラウシャルド「貴様のような若造が、知ったような口をきくな!! しょせんはラングランの手先だろうが!!」

<シモーヌvsラセツ>
シモーヌ「ラセツ!! あなたに助けてもらった事は、感謝してるよ……けど、人として許せない事があるんだ!!」
ラセツ「失望させてくれるな……そこまで視野のせまい女だとは思わなかったよ、シモーヌ」
シモーヌ「本当にわかっていないのは、あんたの方さ!!」

<ロドニーvsラセツ>
ラセツ「君には失望したよ、ロドニー!! まさか、祖国を裏切るとはな!!」
ロドニー「ドアホ!! ホンマに裏切っとんのはおのれのほうじゃ!! 戦争が何を産む!? おのれの野望に、国民をまきぞえにすな!!」
ラセツ「その国民を見捨てた貴様に、正義を語る資格などないっ!!」

<ラセツ撃破>
ラセツ「ちいっ!! エウリードの力、こんなものではないはずだっ!! まだ私は死ぬわけにはいかん!!」

<ゾラウシャルド撃破>
ゾラウシャルド「ぬ、ぬうっ!? 魔装機神……やはり、あなどれる相手ではない……この力……ラングランはっ!!」「脱出は……できんのか!? くっ……急造がアダになったと……我がシュテドニアスは……うおおおっ!!」

<敵全滅・勝利条件達成>
マサキ「ラセツは逃げたみたいだな……」
シモーヌ「ええ……けど、また出会うわ。必ず……」
〔味方ユニット出現〕
ヤンロン「むう、遅かったか」
エリス「どうなったの?」
マサキ「ゾラウシャルド大統領とラセツがいた。ゾラウシャルドは倒したが、ラセツには逃げられちまった……」
エリス「……そう」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マサキ「ゾラウシャルド大統領がいなくなった事が、シュテドニアスの態度をどう変えるか……気になるな」
テュッティ「しばらくは様子を見てみるしかないわね」
ロドニー「あんまり心配はいらんで」
エリス「そうです。ゾラウシャルド大統領はその政治力は確かでしたが、それゆえ味方も少なかったんです」
ロドニー「シュテドニアス参戦は、ほとんどゾラウシャルドの独断で決まったようなもんやったさかいにな」「ゾラウシャルドの事、こころよう思てなかった議会が、巻き返しはかるんとちゃうか」
エリス「しばらくは政府も混乱するでしょうし、シュテドニアスの動きは、今は無視していいと思います」
マサキ「となると、問題はラセツか……」
ロドニー「そやな。あいつはそう簡単にあきらめるようなやっちゃない。けど、うしろだては、なくなってしもたさかいな」「動きだすにしても、時間はかかるやろ」
シモーヌ「ラセツ……」
マサキ「となると、当面の問題はバゴニアだな。シュテドニアスと歩調をあわせていたとはいえ、同盟してたわけじゃない」「うまく事を運べば、バゴニアの手を引かせる事も可能なはずだ」
セニア「それじゃ、いったん王都に戻ってくれない? ここじゃ、デュカキスの端末からしかアクセスできないし」
マサキ「わかった。とにかく、情報を整理しよう。王都に戻るぞ」
【シナリオエンドデモ終了】


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