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シーン2「侵略者の真意編」
No.8
ブッチャー最期の日

<選択「宇宙」>
地球と月の重力の安定地点に
ガイゾックの戦艦バンドックがあるという。

ラグランジュ・ポイントに向かいますか?


サブタイトル
「ブッチャー最期の日」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現済み〕
ブライト「もうすぐか‥ガイゾックの戦艦の所在が判明したラグランジュポイントは」
葉月「この軍との戦いも長いですな。決着をつけてしまいたいが‥」
甲児「連中の目的もよくわかんねえよな」
さやか「世界征服をしてやる‥とかいうのと違ってね」
大介「勝平くん、奴らの目的はわからないのかい?」
勝平「う~ん、ご先祖様の仇ってことぐらいしかわかんないんだよ」
宇宙太「ビアルっていう星の人間がおれたちの先祖らしいんだけど、その星を滅ぼしたのがガイゾックなんだってよ」
マリア「いろいろの他の惑星は知ってるけど‥どう? 兄さん」
大介「聞いたことはないな。‥だが、ラドリオ星のことはぼくは知らなかったし、この広い宇宙‥すべての星を把握することは不可能だ」
キョウスケ(‥それにあの謎の敵の存在も、か)
恵子「‥でもビアル星の次は地球‥私たち神ファミリーを狙っているのかしら?」
宇宙太「かもな。じゃなけりゃ説明つかないぜ?」
アムロ「結局は謎のまま、か。‥ブライト、そろそろじゃないのか?」
ブライト「うむ‥そうだな、もうポイントに入っているはずだが‥戦艦らしきものは‥」
クリス「ガイゾックの戦艦ってあの趣味の悪いやつよね」
???「ホ~ッホッホッホォッ! だ~れの趣味が悪いのか教えて欲しいのォ~」
〔敵ユニット出現〕
甲児「出やがったな! てめえに決まってんだろ!」
マリア「その笑い方も趣味が悪いのよ!」
宇宙太「こりねえところもな! 今日こそ逃がさねえぜ‥!」
ブッチャー「ホ~ホッホッホ、センスの無い奴らじゃ! まぁそんな奴らだから滅ぼされなければならないんじゃがのォ!」
勝平「おまえらなんかに好きにさせるかよ! いくぞぉっ、宇宙太! 恵子! ザンボット・コンビネーションだ!」
ブライト「各機出撃っ!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
勝平「今日がおまえの最期の日だ! 覚悟しろ!」
ブッチャー「ホッホッホォ~、その台詞、そのままそっちにお返しじゃ~!」
<戦闘開始>

<3EP・敵増援1出現>

ブッチャー「死ねい! 神ファミリー、そして悪しき地球の者ども! いでよ、ガイゾックの守り神、ヘルダイン、デスインよ!」
キョウスケ(悪しき‥地球‥!?)
〔敵ユニット出現〕
カミーユ「数にものを言わせてっ!」
甲児「地球が悪い星だと!? 言いがかりつけやがって! なんでおれたちを滅ぼそうとする? てめえは何様だよ!」
ブッチャー「宇宙の支配者、ガイゾックに仕える、キラー・ザ・ブッチャーとはわしのことよ! なぜ殺す‥? 宇宙の中ではチリにも等しい人間を? ホホホ、それがガイゾック様のご意志だからだ!」
沙羅「気に入らないね! そんな意志には従えないのさ!」
勝平「へっ! どんどん来やがれってんだ! みんなやっつけてやる」
デューク「どんどんは勘弁して欲しいが‥」
マリア「大抵、どんどん来るのよねえ」
ブッチャー「今回はわしも本気じゃい! いままで手を抜いておってやったこと、感謝するがいいわ!」

<ブッチャー(バンドック搭乗)撃破・敵増援2出現>
ブッチャー「よ、よくも‥わしをここまで痛めつけてくれおったのォ! ‥ま、まあよい。次こそは必ず‥」
???「ブッチャーよ‥あとの始末はお前がするのだ‥よいな‥」
ブッチャー「へ、へへ~! 必ずや、必ずや~!」
〔敵ユニット撃破〕
〔敵ユニット出現〕

恵子「やったわ、勝平! ‥あ!」
ジョウ「なんだぁ? 頭だけになりやがったぜ!」
アムロ「‥バラバラになったのか?」
キョウスケ「いや‥分離しただけか‥!」
雅人「あれっ、胴体だけ逃げてったんじゃない?」
亮「‥たしかにあれは離脱だな。まさか、あっちが本隊なのか!?」
宇宙太「トカゲの尻尾切りってわけかよ! 勝平!」
勝平「逃がすかあっ!」
ブッチャー「待て~い! 追わせはせんぞ!」
勝平「首しかねえくせに邪魔すんじゃねえ!」
ブッチャー「わしとの勝負を置いて逃げる気か! この弱虫めが!」
勝平「なにいっ!? 誰が逃げるって!?」
デューク「勝平くん、つまらない挑発に乗るな!」
バーニィ「あの戦艦の胴体‥本当にあれが本体か? 問題の敵はこっちの頭に乗ってるみたいだけど」
クリス「艦長! 追いますか!?」
ブライト「‥これが罠だった場合、チーム分割は命取りだ。いまはここの敵を全滅させること優先をしろ!」
葉月「胴体の動き、位置はレーダーで捕捉している。追跡は容易にできる!」
恵子「勝平、ブッチャーを倒してから、バンドックを追う事にしましょう」
勝平「‥わかった、勝負に逃げたとあっちゃあ、神ファミリーの名が廃る‥勝負だ、ブッチャー!」
ブライト「そう来なくてはのォ! ホォ~ッホッホッホッ」

<ブッチャー(バンドック(頭部)搭乗)撃破>
ブッチャー「お‥うおおおおおお~!」
〔敵ユニット撃破〕
カミーユ「やったか!?」
キョウスケ「脱出のタイミングはなかった‥! 勝ったぞ」
宇宙太「よっしゃあ! 次はきれいに、逃げた胴体も片付けて‥」
さやか「ああっ!」
甲児「ん? どうした、さやかさ‥うおっ!?」
ブッチャー「‥うう、ク、ククククク‥」
勝平「ブッチャーのやつ、生きてやがる‥」
宇宙太「そうか‥奴は‥」
恵子「サイボーグ‥なのね‥」
勝平「ブッチャー、勝負はついた‥! お前も敵の大将なら、それらしく覚悟しろ!」
ブッチャー「ふ、ふはははは‥覚悟ならとっくにできておるわ! ‥しかし、ひとつ訊きたい‥!」
勝平「なんだ」
ブッチャー「‥なんでおまえらは‥一体なんのためにわしと戦ったのだ‥!?」
忍「なにが言いてえんだ、あの野郎」
亮「断末魔の捨て台詞‥というわけではなさそうだな」
勝平「なんの‥ため? そりゃあ地球の平和を守るために決まってるじゃねえか!」
ブッチャー「ふん‥! 一体誰が‥そんな事を頼んだのだ?」
勝平「誰も頼みゃしない! おれたちの意志だ!」
ブッチャー「‥どこの誰が‥ありがたがってくれるんだ? ‥誰が地球で感謝している? 誰が‥喜んでくれるのだ?」
勝平「うるせえっ! ゴタゴタ言うなあっ! ‥地球はおれたちが生まれ、育った所なんだ! 誰にも‥誰にも荒らさせないぞ!」
デューク「見返りを求めて戦っているわけじゃない! 自分の故郷‥ぼくにとっては本当の故郷じゃない、だが、心の故郷を守る‥それが無意味なことだとは言わせん!」
マリア「兄さん‥」
ブッチャー「フ‥フフフフフ‥そう‥思っている‥者だけが‥あの星にいるのなら‥あやつらが再び‥現れることも‥」
キョウスケ「‥!!」
ブッチャー「ホ‥ホホ‥ホ‥地球は‥いずれにせよ滅びる運命にあるのだ‥滅びる運命に! フホホホホ‥ハハハハハ‥ハ!」
〔ブッチャーがいる地点に爆発〕
エマ「勝った‥?」
葉月「なんとも言えん‥後味の悪い勝ちだが‥勝つには勝った」
恵子「誰かが‥喜んでくれる戦い‥?」
アムロ「そんなものはないよ。戦いを終わらせるために戦う‥そこに喜びや感謝などはない。哀しみはあっても」
カミーユ「‥結局は堂々巡り、ということですか」
ジョウ「けっ、こっちを惑わせようとしただけだよ。選択肢は戦うしかねえんだ。向こうが攻めてくる限りはよ!」
ブライト「‥それくらいで割り切らねば、戦いはできんのかもしれん。我々は‥」
葉月「ブライト艦長。‥これは!」
ブライト「ん? いかがされました、長官‥」
葉月「あの戦艦の胴体から‥巨大なエネルギー反応が! まずい、速度を上げている! このままではレーダーの有効範囲を‥!」
勝平「ここで見失ってたまるかっ! 胴体を追いかけるぞ!」
宇宙太「おおよっ! こんな歯切れの悪い終わり方で済ますかよ!」
ブライト「まて! おまえたち、勝手な行動は‥!」
恵子「連絡はします!」
〔味方ユニット離脱〕
ファ「追いますか!?」
葉月「地上でも同じようなことがあったが‥」
ブライト「いや、この空域の完全制圧が先だ」
忍「おいおい、冷てえんじゃねえのか、艦長!」
ブライト「‥かっらの行動は命令を完全に無視したものだ。我々がそれに流されては、今後の戦い‥勝ち抜くことはできん」
亮「正論だな」
沙羅「あたしらにとっちゃ耳が痛いけどね、長官」
葉月「‥‥」

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「ガイゾック軍はすべて撤退したか!?」
ファ「終わったようですね‥反応はないです」
葉月「ザンボット3は‥妨害されている‥!? 艦長、おそらくあの戦艦の胴体部分は‥」
アムロ「やはり生きていた‥ということか」
クリス「神くんたち‥気が付くかしら」
葉月「神北くんがいるから大丈夫だろう‥捜索隊を出したいが‥」
ブライト「人員を割ける余裕はない。‥仕方あるまい、次のポイントへ向かうぞ。こちらの位置は定期的に発信しておく!」
キョウスケ(悪しき星‥再び現れた奴ら‥? なぜだ? なぜ気にかかる?)
【戦闘マップ終了】


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