TOP PAGEへ

シーン3「アインストシリーズ編」
No.15
きっとその手に勝利を掴め

<ラスト「妖魔島」>
妖魔大帝バラオが
妖魔島で勝負を挑んできた。

妖魔との決戦に向かいますか?


サブタイトル
「きっとその手に勝利を掴め」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦現〕
クワトロ「信じられんな‥島ごと攻めてくるか‥!」
葉月「これ以上ない天然の要塞‥ムートロンがこちらの手にある今、妖魔帝国もなりふり構っていられないらしいな」
忍「へっ! 惑星ごと突っ込んでこようとした奴らもいるんだぜ? いまさら驚きゃしねえよ!」
亮「だが‥奴らは地表へは到達できなかった。だがこいつらはすでにここにいる‥」
勝平「だけどさ、なにも仕掛けてこないのはなんで?」
神宮寺「まさか島だけぶつけて済まそうなんて思ってねえだろうな?」
洸「‥いや、ミスター、待っているんだ、たぶん」
マリ「洸‥?」
洸「正面から‥おれたちとやりあうつもりだ‥!」
アムロ「思い出すな、流くん」
竜馬「百鬼の要塞島‥ですね」
隼人「フッ、そういや奴らも要塞ごと突っ込んで来やがったんだっけな」
ランバ「葉月長官がガンドールで突入するって言ったときは、どうしようかと思っちゃったけど」
雅人「ええ~? 長官、そんな無茶なことしてたの!?」
葉月「‥‥」
ロール「それを言っちゃまずかったんじゃないの‥ランバ?」
ランバ「え? え? そうなの?」
沙羅「なんだ、長官もあたしらと無茶すんなとか言っといて、しっかり獣戦機隊してるじゃないのさ」
葉月「‥各機出撃! 気を抜くな!」
パイ「へへっ、痛いところつかれたみたいだな」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
甲児「こうしてみると‥でけえな」
さやか「不気味ね‥すぐ近くでじっとされてるのも‥」
チャム「ねぇ、ショウ、この島‥どうやって動いてるの?」
ショウ「‥そんなの知るわけないだろ」
洸「‥バラオの念動力だよ」
キョウスケ「念動力‥!?」
ミア「私たちの‥超能力と同じようなものですか?」
洸「よくわからないけど‥心の力さ。ライディーンを動かすのにも必要らしい‥おれは意識したことがないが‥」
バラオ「そう‥念動力だ! ひびき洸!」
ジョウ「へっ、いよいよお出ましか!」
洸「バラオ! おまえが妖魔大帝バラオかっ!」
バラオ「いかにも! 一万二千年前の恨み‥! 晴らさせてもらうぞ、ライディーンッ! 出よ! 妖魔獣! そして巨烈獣軍団よっ!」
〔敵ユニット出現〕
ジェット「お出ましだな」
レイナ「ギャンドラーからは守れたけど‥ここでムートロンをとられちゃったら同じですもんね」
ロム「そうだ、ここは一歩たりとも引けない‥!」
甲児「なんでも、いいぜ 向こうの方からわざわざ来てくれたんだ、丁重にもてなしてやろうじゃねぇか」
デューク「甲児くん、その意気だ。ムートロン‥なんとしても守り抜く」
マリア「それで妖魔も倒さないとね!」
玲子「‥バラオの狙いは、ラ・ムーの星です‥!」
一郎「そうだ、ラ・ムーの星はやつらにとって、マイナス要因でしかない」
洸「わかりました、父さん、母さんっ!」
豹馬「さあ来やがれ‥!」
バラオ「おのれ、人間ども! 今こそ妖魔の威力、バラオの底力‥見せてくれる! 天を壊し、地を裂いて、人間どもを八つ裂きにしてくれる!」
〔敵ユニット離脱〕
豪雷「ライディーンめは弟の仇! 必ず倒してご覧にいれます!」
一郎「これは‥大巨烈獣だ!」
神宮寺「博士! あの巨烈獣の顔は豪雷そっくりです! まさか‥豪雷は‥!」
一郎「豪雷自身が巨烈獣になるとは‥敵もいよいよ最後の決戦か!」
キョウスケ「これで互いの駒は出揃った‥! 勝負!」
バラオ「皆殺しにし、ムートロンを我が手にするのだ!」
洸「一万二千年前の戦い‥そのときと結果は同じだっ! 妖魔大帝バラオ! ラァァァイッ!」
<戦闘開始>

<豪雷撃破・敵増援1出現>

豪雷「お、おおおお! 貴様らぁぁっ!」
洸「地獄へ帰れ! 豪雷巨烈っ‥!」
バーニィ「勝った!」
デューク「敵の中核にひびを入れたぞ‥!」
豪雷「またしても‥またしても敗れるというのか! おおおおおおおっ!」
神宮寺「あばよ‥!」
豪雷「バラオ様‥我が力‥及ばず! 大妖魔帝国に栄光あれぇっ!」
〔敵ユニット撃破〕
洸「バラオッ! 巨烈兄弟は倒れた! 次は貴様の番だっ! いつまで隠れているつもりだ、姿を現せえっ!」
〔敵ユニット出現〕
バラオ「おおおっ! ひびき洸! 巨烈兄弟を倒したくらいでいい気になりおってぇっ!」
玲子「あれは‥間違いありません‥妖魔大帝バラオ‥!」
洸「これがバラオの正体か‥!」
ショウ「でかい‥!」
キョウスケ「一万二千年前‥こんな化け物が!?」
神宮寺「びびって呑まれたら終わりだぞ! しゃんとしろい!」
甲児「へっ、どっちかってえと武者震いだぜ‥!」
デューク「大帝‥というのは伊達じゃないらしい‥だが、負けんぞ!」
ロール「いよいよ‥大将の登場か!」
洸「どんな敵でも‥恐れはしない‥!」
バラオ「ひびき洸! お前らのために滅びた一族の怨み、今日こそ晴らしてやる!」
ジョウ「こいつが妖魔の親玉ってわけかよ!」
マイク「冗談きついぜ、兄貴ぃ!」
カミーユ「くっ、なんてやつだ‥」
ファ「し、信じられない大きさよ?」
アムロ「感覚がついていけないくらいの方が、逆に戦いやすい‥! ひるむな!」
洸「巨烈兄弟と同じ‥地獄へ送り返してやる! 来いっ! バラオッ!」
バラオ「激怒、豪雷たちと同じ‥? ハァーッハッハッハ! ひびき洸よ、奴らはそんなところへは行っておらんわ! 見るがいいっ! バラオォォォォォォォッ!」
洸「なにいっ!?」
神宮寺「なにをする気だ!?」
バラオ「妖魔一万二千年の呪いをこめて‥今ここに、鋼より強き我が爪と我が髪をもって、妖魔の守り龍を生み出さんっ! 出でよ、バラゴーン‥!」
〔敵ユニット出現〕
十三「なんや、けったいな奴が出てきよったで!」
豹馬「こけおどしだぜ! まとめて叩きつぶしてやらあっ!」
バラオ「豪雷よ! 激怒よ! おまえらは死んでも戦うのだっ!」
豪雷「オオオオオオオオ!」
激怒「ガァァァァァ!」
恵子「きゃあ! あのバラゴーンとかいう奴の手!」
勝平「うわっ! さっきのなんとか兄弟の首がついてやがる!」
洸「なんだって!? くそっ! 死んでもなお、おれたちの邪魔をするというのか!」
ロム「許せん‥!」
レイナ「兄さん!?」
ロム「死した者は‥それがどんな大悪党であろうと、魂は安息の地に送られねばならん‥! 己の私利私欲のため、死者の眠りを妨げる‥それは決してしてはならんことだ‥!」
ドリル「くそっ、ひでえ奴だぜ‥!」
ジェット「外道は斬り捨てる‥それだけだ」
バラオ「死者の眠り!? 笑わせるな! 我が大妖魔帝国、そしてこのバラオの勝利のため! そのために使われる命ならば、豪雷も激怒も喜んでおるわ!」
ジョウ「どこまでもむかつく野郎だ‥!」
バラオ「ほざくがいい! さあ、妖魔の守り竜として、行け! バラゴーン! 悪魔世紀実現のため、ラ・ムーの星を奪い取れいっ!」

<敵増援1出現の次PP・味方援軍1出現>
シーラ「飛行物体!? これは!?」
飛影「‥‥」
[イベントデモ「飛影登場」]
〔味方ユニット出現〕
バラオ「なんだ!? 人間ども、まだなにか隠していたのか!」
ジョウ「飛影!」
忍「おせえぞ! てめえ!」
飛影「‥‥」
沙羅「聞こえてるんだかないんだか」
レニー「飛影‥お願い!」
マイク「これでこっちも全部出し切ったぜ!」
キョウスケ「ここからが本当の総力戦だ‥!」
バラオ「ハァッハッハッハ! そんな豆粒のようなロボットがなんだというのだ!」
ジョウ「言ってやがれ! でかけりゃいいってもんじゃねえこと‥思い知らせてやるぜ!」
飛影「‥‥」

<味方援軍1出現後の次PP>
〔飛影、対象ユニットへ隣接〕
〔味方ユニット合体〕

※※ジョウと合体した場合のセリフ※※
ジョウ「手間かけるな、飛影! いくぜっ!」
※※レニーと合体した場合のセリフ※※
レニー「飛影が‥お願いねっ!」
※※マイクと合体した場合のセリフ※※
マイク「これならおれだって‥! たのむぜ、飛影!」


<妖魔巨烈獣バラゴーン撃破(洸)>
激怒「オオオォォォォッ!」
豪雷「ゴォォォォ!」
洸「はぁぁぁぁ‥!」
マリ「洸‥!」
神宮寺「すげえ‥完璧にぶち抜きやがった‥洸の野郎‥!」
〔敵ユニット撃破〕
一郎「おお‥洸‥」
アムロ「妖魔のほとんどをライディーン‥洸くんが」
パイ「「鬼気迫る迫力だぜ‥やるじゃねえか」
ランバ「怖い‥」
バラオ「ひびき洸、いや、ライディーン! どこまでもこのわしにたてつくか! 愚か者がぁ!」
玲子「あ、あなた! ラ・ムーの星が!?」
一郎「なんだ、この光は!? おお、ライディーンに向かっている!?」
洸「うおおおおおおっ!?」
神宮寺「ひびき博士ぇっ! なにが起こった!? ライディーンが!」
シーラ「これは‥力を感じます。一体!?」
葉月「ひびきくん! ひびきくん! なにが起こった! 無事か!?」
洸「な、なんだ‥力が‥ライディーンにすさまじい力が!」
一郎「レムリア! ムートロンの力を解放すれば‥おまえの体は!」
玲子「いえ、私はなにもしていません! これは‥ラ・ムーの星が、ムートロンが‥」
洸「おおおおっ!」
玲子「洸を、ライディーンを勇者と認めた‥!?」
洸「これがムートロンの力か! これが‥!」
バラオ「うおおおお、こしゃくな! 叩きつぶしてくれる! 一万二千年前とわしの力が同じと思うな!」
洸「おまえがどうだろうと‥結果は同じだ! バラオッ! いくぞぉぉぉっ!」
ゴッドボイスが使用可能になった
ゴッドバードヘッドカッターが使用可能になった

<バラオ撃破>
バラオ「ぐ、ぐおおおおおおおおおおっ!」
洸「バラオの最期か‥!」
竜馬「倒した‥! やったぞ、ひびきくん!」
隼人「苦労させやがって! 消えろ‥!」
バラオ「ま‥まさか‥このわしが‥ぐぬうううう」
弁慶「百鬼の大将も似たようなこと言ってたぜ! 人間様をなめるとこうなるんでえ!」
バラオ「‥なぜだ‥あの者たちが‥いないというのに‥なぜ‥またしても敗れるのだ‥!」
ロム「‥あの者たち‥?」
クワトロ「まさか‥アインストシリーズと呼ばれる謎の敵のことか?」
キョウスケ「!! 答えろっ! 妖魔大帝バラオ‥! あの者たちとは‥!」
バラオ「フ‥フフフ‥フフ‥名など‥知らぬ‥だが‥我ら妖魔を封印し‥ムー帝国を‥海中に‥沈め‥」
玲子「ムー帝国を‥!? あれはおまえたち妖魔との戦いで‥」
洸「バラオ! 答えろぉぉぉっ!」
バラオ「‥ライディーン‥貴様も‥すぐに‥」
〔敵ユニット撃破〕
洸「ぐっ‥」
キョウスケ「ひびきさん‥やはりライディーンも‥あいつらと関係があったようだな」
洸「‥ライディーン、おまえは‥知っているのか?」

<敵全滅・勝利条件達成>
葉月「妖魔は‥全滅。やったか‥」
洸「‥やったよ‥母さん‥」
玲子「洸‥。ついに、ついに‥妖魔大帝バラオを倒す事ができたのですね‥」
一郎「よくぞ‥洸、よくぞここまで戦ってくれた‥!」
洸「父さん‥!」
デューク「一万二千年前からの戦い‥決着か」
甲児「ああ、ひびき! 良かったな!」
洸「ありがとう、甲児くん。だが‥」
キョウスケ「新たな謎が‥残った、か」
神宮寺「そうだな。アインストシリーズ‥相当前から悪さしてるみてえじゃねえか」
ジョウ「わっけわかんねえよ。一万年前、とか言われてもピンとこねえしよ」
アムロ「その一万年前の戦いで‥バラオは彼らと会っていた。だが‥この戦いには現れなかった‥」
ミア「そこに‥謎を解く鍵が?」
キョウスケ「‥かもしれん」
チャム「でもでも、オーラロードにも関係してるんだよ!?」
シーラ「‥まさか‥私たちやドレイクが浮上してしまったのも!?」
クワトロ「シーラ女王、断定は危険だ。我々は情報の断片しか握っていない‥」
ロム「どんな些細なことでも、心を曇らせていては正しい判断ができないものです。核心を掴むまでは」
ショウ「おそらく‥ドレイクを追ううちに、必ずその問題にぶつかる‥そのときに暴くしかない」
勝平「難しい話はいいよ、次のポイントに向かわなくていいのか?」
甲児「そうだな‥鉄也くんたちも戦っているはずだ」
忍「そうと決まりゃあ急ぐぜ、葉月のおっさんよ!」
葉月「‥よし、次のポイントへ向かう。ひびきくん、いいのかい?」
洸「はい‥! 父さん、母さん‥バラオは倒したけど‥まだ地球に平和は来ていない‥だからおれは‥」
玲子「しっかりするのですよ、洸」
一郎「洸‥おまえは、おまえの信じる道を行くんだ。‥がんばるんだぞ」
洸「‥はい!」
【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

マーベル「よかった‥ショウたちは無事のようね。ショウは日本に出たようだけど‥ここは‥ボストンの郊外のようね」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
トッド「ショウたちは‥日本かよ。‥どうやら、故郷に近い方に引っ張られるらしいな‥やれやれだ」
マーベル「連絡はとれたわ。グラン・ガラン‥シーラ様とも無事合流できたみたいよ」
トッド「一時はどうなるかと思ったが‥なんとかなりそうだな」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「しかし、ドレイク軍も浮上している‥すんなり合流できるかどうか‥」

マーベル(なんとか地上に戻れたけど‥私たちをバイストン・ウェルに引き込んだのは‥なんなの? それに、向こうからもオーラロードが開きやすくなっていたような気がする‥)

ダンゲル「兄貴、ジャネラ様から通信が入ってるぞ」
ワルキメデス「よし、すぐにおつなぎするのだ」
ジャネラ「‥ダンゲル、ワルキメデス、なにをもたもたやっておる‥! 一体なんのために、先に地球に向かわせたと思っておるのじゃ」
ダンゲル「‥ははっ、申し訳ございません」
ワルキメデス「ダンゲルの奴めが、宇宙で余計な事をいたしまして‥」
ダンゲル「あ、兄貴、それは!」
ジャネラ「ダンゲル!」
ダンゲル「お、お許しを! この失態、次こそ、次こそ必ずや‥!」
ワルキメデス「ジャネラ様、ロンド・ベルを確実にしとめるための作戦がございます」
ジャネラ「‥ほほう。して‥その作戦とは?」
ワルキメデス「‥以前、オレアナめが利用しておりました、例のものどもを使い‥ロンド・ベルを倒してごらんに入れます」
ジャネラ「ほう、あやつらを使うのか‥面白いやってみせよ」
ダンゲル「しかし兄貴、やつらは‥」
ワルキメデス「‥‥」

洸「バラオ‥これで妖魔帝国は事実上崩壊か‥ん?」
キョウスケ「‥‥」
洸「キョウスケさん!」
キョウスケ「‥ああ、洸くん」
洸「‥エクセレンさんのこと‥ですね」
キョウスケ「ああ。‥わからない、なぜあいつが奴らに引かれたのか‥そしてあのゲシュペンストの意味‥」
洸「ライディーンの共鳴はなんとなく理解できる‥アインストシリーズ、奴らは古代ムー帝国‥ライディーンを造った国に‥現れていたんだ」
キョウスケ「ああ、そう考えると‥おれとエクセレンの話に説明がつかん‥」
洸「‥そうか、超古代から存在していた奴らと‥二人にはなんの接点もない‥」
キョウスケ(あるとすれば‥あの事故‥それだけか)

葉月「これからの我々ロンド・ベルの動きなんだが‥」
クワトロ「そろそろこちらから攻撃を仕掛けていきたいどころだが、な」
アムロ「ああ、敵の襲来に対応するかたちでは、どうしても後手後手にまわってしまう」
カミーユ「地上に残った大きな敵勢力は‥ミケーネ帝国ぐらいですか?」
甲児「さっき弓教授から連絡があったよ。‥バードス島‥そこがミケーネの本拠らしい」
ジョウ「わかったのかよ!? 奴らの根城がよ!?」
甲児「‥おそらく、だとさ。でも鉄也くんは飛び出しちまったらしい」
レニー「じゃあ、早く追わないと!」
葉月「‥うむ、急行したいが‥」
シーラ「はい、浮上したドレイク‥ですね。いまだドレイクの帰還、ウィル・ウィプスの所在は不明です。‥それから、ショウ=ザマ。マーベルから通信がありました」
ショウ「マーベルから!?」
チャム「無事だったんだぁ!」
ニー「リムルは!?」
ショウ「リムルも‥浮上したのか!? ニー」
ニー「ああ‥だが、あいつだけおれたちとは違うところに出てしまったらしい」
シーラ「リムルは一緒ではないようです、ニー」
ニー「‥そうですか‥」
キーン「ニー‥」
ドリル「行方不明の人もいるのか‥で、行かなきゃなんないとこが二個所?」
レイナ「じゃあ二手に分かれて‥」
ファ「通信‥? 長官、緊急通信です!」
葉月「つないでくれ」
ギャリソン「急な通信で失礼いたします」
ランバ「あ、ギャリソンさんだ。ギャリソンさ~ん!」
ギャリソン「おお、いつもお元気ですな。そろそろ日本は寒うございます。ダンガイオーチームの皆様はもっと暖かい格好をされて、お風邪などひかれぬよう‥」
ミア「あの‥」
パイ「いっつも本題に入るのが遅えよな。で、なんかあったのかい?」
ギャリソン「これは失礼を。‥万丈様が、以前メガノイドのピラミッドがあった砂漠地帯‥そこの調査に向かわれてから、まだお戻りになられていないのでございます」
大介「彼のことだ、心配は無用では?」
ギャリソン「そうだとよろしいのですが‥万丈様にご夕食のメニューをお聞きしましたところ、ムニエルをたのむとおっしゃってお出かけになられました」
勝平「はぁ? ムニエル?」
恵子「ばかね、勝平。そんなのもわかんないの? 魚を小麦粉とバターで焼いた、フランス料理のことよ」
宇宙太「‥あってるけど違うだろ、恵子。ってことはギャリソンさん」
ギャリソン「はい、万丈様がムニエルを頼まれるということは‥ご夕食のお時間までには戻ってこられるということでして‥」
クリス「‥なにかあった‥と」
ギャリソン「はい‥」
葉月「‥そのポイントへ向かいます、時田さん。ポイントを転送していただきたい」
ギャリソン「かしこまりました。‥私も独自のルートで調査を続けます。では」
ファ「通信、切れました。‥ポイントは‥そうですね、以前メガノイドと戦った地点から、そんなに離れてはいないようです」
カミーユ「万丈さんが?」
沙羅「あの男がへたを打つとも思えないけどね。‥どうすんのさ、長官」
葉月「ううむ‥」
ロム「問題は、どこも敵の存在が確認できていないことでしょう。可能性は、最初のバードス島という島が高そうだが」
シーラ「ロム様のおっしゃる通り、そこへ向かうのがよろしいかと思いますが‥葉月様、いかがなされるのですか?」
チャム「ええ~!? マーベルのこと、見捨てるの!? シーラ様!?」
シーラ「マーベル=フローズンを信じているからこそです、チャム」
ショウ「マーベルなら大丈夫だよ、チャム」
ファ「あら‥? 長官! 通信が‥今までにない周波数!?」
バーニィ「今までにない?」
葉月「つなげるか?」
シーラ「グランの設備なら‥問題ないと思います。‥これです」
ファ「あ、映像‥でます!」

小介「こ‥これは‥城‥!?」
大作「気味悪かとこたい」
ダンゲル「グワァッハッハッハッハ! よく聞け、地球人ども!」
豹馬「てめえ‥キャンベル星人っ!」
十三「なんの用やっ!」
ダンゲル「‥貴様らの基地に超大型ミサイルの狙いをつけておる!」
大作「な、南原コネクションに‥!?」
小介「そんな、いきなり‥!」
ワルキメデス「クックック‥わが女帝、ジャネラ様はまどろっこしいことがお嫌いでな。‥このミサイルの発射を阻止したくば、鬼面城まで来てもらおう、ロンド・ベルよ!」
アムロ「鬼面城!?」
ファ「発信源、逆探知できました! 太平洋の‥」
ワルキメデス「そこが新しい地球侵略のための前線基地、鬼面城よ。さて、どうする‥? ククク‥」
豹馬「挑戦状ってわけかよ‥! わかった、受けて立とうじゃねえか!」
ちずる「ちょっと豹馬! 勝手に決めちゃ‥」
忍「売られたケンカは買うだけだろ。なめやがって‥!」
ダンゲル「おれたちをガルーダごときと一緒に考えるなよ!? 早くせんとミサイル発射ボタンを押す指が滑るかもなあ! ハァーッハッハッハ!」
豹馬「‥!!」
ワルキメデス「では、鬼面城で待っているぞ、ロンド・ベル!」
ダンゲル「鬼面城が貴様らの墓標になるのだ!」

ファ「通信、切れました」
カミーユ「ミサイルを突きつけて脅迫か! くそっ!」
神宮寺「まあそう怒んな。逆におれたちが行きさえすりゃ撃たねえってことだ」
小介「そうですね。ですが、だからといって‥」
葉月「キャンベル星人からの挑戦‥か」
クワトロ「‥間違いなく罠だな。だが‥」
アムロ「手をこまねいているわけにはいかないだろう、大尉?」
大介「とは言っても、持久戦ができるような状況ではない‥」
甲児「あいつらだけだったら、出てくるまで鬼面城だっけ? あの前で待ってやっててもいいけどよ」
大作「ミサイルくらい、南原コネクションのバリアなら大丈夫たい」
十三「そういう問題ちゃうで。‥どないするんや?」
シーラ「私としては、皆様方の望む場所へグランを進めるつもりです。ですが‥」
ロール「どうします‥? 結構行かなきゃいけないところが多いですけど」
さやか「鉄也さんのこともあるし‥。バードス島へ向かっちゃったんでしょう?」
甲児「鉄也くんらしいけどな。ジュンさんと二人だけでどうにかしつまうかもしれねえが‥」
チャム「ショウ、マーベルも‥」
ショウ「‥ああ、わかってる。だけど、マーベルだけを優先はできない‥万丈さんも消息を絶っているんだ」
ジェット「あの男に関しては大丈夫だと思うがね。しかし、どうする? ロム」
ロム「‥最悪、チームを分断させるしかないかもしれないが‥」
ちずる「そうですね‥あら、豹馬?」
豹馬「‥奴ら、薄汚え手を使わねえと勝負もできねえくせに‥正々堂々と戦ったガルーダのことを馬鹿にしやがった‥!!」
ちずる「豹馬‥」
豹馬「‥長官、キャンベル星人の方はコン・バトラーだけで十分。‥先に行ってくれよ」
葉月「しかし‥」
隼人「敵さんは歓迎してくれるらしい。‥パーティの時間には遅れないようにしないとな」
亮「同感だな。それに‥いまの葵を止められるとも思えん」
忍「チームを分けるなら、コン・バトラーV、ゲッターロボ、それからおれたちだけで十分だぜ」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ジャック「ヘイ! こっちを忘れちゃ困るネ!」
メリー「これなら問題ないわね」

沙羅「それに‥少数の方が動きやすいしさ。‥あとは‥侵入の段取りだけ決めとこうじゃないさ」
葉月「なに?」
雅人「キャンベルの連中をはめてやろう‥ってわけね」
葉月「‥わかった。コン・バトラーチーム、ゲッターチーム、獣戦機隊はキャンベル星人の指定したポイント‥鬼面城へ向かってくれ」
竜馬「了解。‥キャンベル星人か」
豹馬「‥決着をつけてやる‥!」
【シナリオエンドデモ終了】


● 自由選択ステージ終了後 へ戻る

● 砂漠地帯 → No16「ミレーヌ、再臨」 へ進む

  バードス島 → No17「明日なき総力戦」 へ進む

  ボストン近郊 → No18「怨念を断つ剣」 へ進む

  鬼面城 → No19「鬼面城の罠」 へ進む


◆ 「スーパーロボット大戦COMPACT2 第3部」 へ戻る




当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。