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シーン6「銀河決戦編」
No.27
誠実な心が導く答え

<選択「バンカー旗艦内部」>
記憶を取り戻したパイは
宇宙海賊バンカーのもとへ向かう。

海賊退治に向かいますか?


サブタイトル
「誠実な心が導く答え」


【戦闘マップ開始】
ロール「やだよ! 海賊なんてっ! ここに売られたくないから一度ターサン博士のところから逃げ出したんじゃないか!」
パイ「うるさいっ! あたしも思い出したのさ‥帰るべきところをね‥!」
ロール「いったいどういうことなんだよ、パイ!」
パイ「出迎えもなしか‥」
ロール「ちょっとぉ!」
パイ「ただいま帰りました‥お父様‥」
ロール「お、お父様!?」
???「バリアス‥ターサンのところから‥逃げたそうだな‥」
パイ「それは誤解です‥私はターサンに記憶操作されて、そのために‥!」
???「おまえは一度裏切った‥バンカーは裏切り者を信じない‥」
パイ「お父様! どうかお顔をお見せ下さい! そして私を見てください‥! 私は今でもお父様の忠実な娘‥バリアスです!」
ロール「馬鹿な‥パイ‥!?」
〔敵ユニット出現〕
ガリモス「おまえをターサンの所に預けたのは、おまえの超能力を増幅させ、無敵の兵器とするためだ‥私は命をかけた者しか信じない‥!」
パイ「‥お父様‥!」
ロール「嘘だろ、パイ! そんな‥そんなことが‥!」
ガリモス「おまえが最強の兵器となってきた事を証明せよ‥殺人マシーンとなったことをな。‥そうすれば、我が娘、バリアスと認めてやろう‥」
パイ「ど、どうやって‥ですか!?」
ガリモス「おまえが連れてきたその男を殺してみよ! それが私への忠誠の証だ!」
ロール「えっ‥!? パイ!?」
パイ「‥私は兵器‥そのために私をターサンの所へ送った‥私が兵器になる事で‥お父様は喜ぶ‥!」
ロール「パイ‥よせよ、パイ! 本当に‥本当に君は‥!?」
パイ「これまでの戦いで‥多くの人間を殺してきた‥完璧な殺人マシーンになれ‥人殺しに‥!」
ガリモス「そうだ‥我が娘よ。それこそが私がおまえに求める資質だ」
パイ「‥‥」
ロール「パイ?」
パイ「あたしは‥あたしは一体何のために帰ってきた‥!?」
ロール「‥‥」
パイ「あたしはただ‥記憶を‥自分がどんな人間なのか‥確かめたかっただけなのに‥」
ガリモス「その男を殺し、バンカーへの忠誠を示すのだ‥!」
パイ「‥あたしは‥だ‥」
ガリモス「どうした‥バリアス?」
パイ「‥あたしは‥パイ=サンダーだ! バリアスではないっ‥!」
ガリモス「‥裏切り者め!」
ミア「しっかりして! パイ! ロール!」
ロール「ミア!」
パイ「ミア! ランバ! ‥あたしは‥」
ミア「‥なにも言わなくていいわ、パイ。‥私たち四人はテレパシーで繋がっているんだから‥」
ランバ「言わなくてもある程度のことはわかるもんね」
パイ「‥すまない‥」
ガリモス「来たか‥ククク。アーサンめが造り上げた、最強の戦闘ロボット‥!」
ミア「あれが‥ガリモス大船長‥! みんな、合体しましょう‥!」
ロール「わかった!」
ランバ「オッケーよ!」
パイ「‥やろうぜ‥!」
ミア「‥心をひとつに‥クロォォス・ファイッ! ダ・ン・ガ・イ・オォォォォッ!」
〔味方ユニット出現〕
ロール「ダンガイオー、見ッ参ッ!」
ガリモス「それがおまえの答えか、バリアス‥!」
パイ「お父様‥いや、ガリモス大船長‥! あたしは変わった。地球の人たちと触れ合って‥! 子の幸せを祈る父親がいた、父親の過ちを正すために戦う男がいた‥! あたしの戦いはここからさ!」
ガリオス「フフ‥ハハハハハハハハッ! よくぞ言った、小娘が! 親子の縁はもう関係ない! 私は宇宙海賊バンカーを統べる者として、おまえを葬り去ろう!」
ロール「ダンガイオーの力‥! 甘く見るなよ、宇宙海賊バンカー‥!」
ガリモス「そのパワー見たいと思っておった。ククク‥思惑通りだ」
ランバ「‥やけにあっさりとこれたと思ったら‥」
ミア「通してくれた‥ってことなのね‥」
ガリモス「フフフフ‥そういうことだ‥出ろ!」
〔敵ユニット出現〕
パイ「行くよ‥みんな‥!」
ロール「おれたちを集めたこと‥後悔するなよ!」
<戦闘開始>

<2PP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
シャフ「く‥抜けましたっ! 姫様!」
ロミナ「ここが‥中枢なのですね!?」
ミア「あれは!」
ランバ「わあっ! エルシャンクだぁ!」
ガリモス「なにっ!? 一体どこから現れたというのだ! ダンガイオーチーム以外を通せとは言っておらんぞ!」
ロール「マイクロワーム航法‥そうか!」
ロミナ「大丈夫ですか? みなさん」
ランバ「やっほぅ、ロミナ姫! まだまだ大丈夫!」
竜馬「‥ここがバンカーの本拠地!」
ガリモス「あれは‥地球の戦艦ではない‥ワープで直接旗艦へ突入するか。‥面白い‥!」
隼人「くそっ、ひでえ揺れだったぜ」
エクセレン「ほんと。ロミナ姫、次やるときはファーストクラスの扱いでお願いね」
ロミナ「ファースト‥クラス? 戦闘陣形のことなのですか? 私、まだまだ勉強が‥」
キョウスケ「ロミナ姫、戦闘中です‥! おい、姫は異星人だぞ、考えろ」
エクセレン「わお、そうだったっけ。ええと、ファーストクラスっていうのはね‥」
鉄也「いい加減にしろ! 艦長、出撃する!」
甲児「まあまあ、いつものノリじゃねえか、鉄也くん。よっしゃ、出撃するぜ!」
ブライト「各員出撃! ダンガイオーを援護しつつ、バンカーの首領を倒す!」
〈出撃ユニット選択〉
パイ「助かるよ、すまないな」
ジュドー「なんでパイの姉ちゃんはこんな所まで来たんだ?」
パイ「え‥ああ、ここは‥」
ランバ「パイ‥」
パイ「‥ここはあたしの故郷だったからさ‥」
ルー「ええっ!?」
エル「‥だった?」
パイ「あたしは‥」
万丈「パイさん、今は戦闘中だ。‥言いたくないことは言わなくてもいい‥」
沙羅「なんとなく‥わかるしさ」
デューク「ひとつだけ、伝言がある。‥君は自分にとって娘のようなものだから、早く帰ってきてほしい‥ターサン博士からだよ」
パイ「娘‥博士が‥?」
アムロ「早く帰ってあげよう。‥いけるな、ダンガイオーチーム」
万丈「海賊退治か。なかなかロマンのある響きだね」
ガリモス「もう勝ったつもりとはな‥フフフフ。こちらの手駒はまだ出尽くしていないというのにな」
ロール「減らず口を!」
クワトロ「‥とは思えんな。だが‥まわりの艦隊から手を出される前に倒さねばならん。次のマイクロワーム航法が使えるまでの時間は?」
シャフ「あと‥10分です」
ジョウ「おいおい、クワトロさん、なんでだよ?」
クワトロ「ここは敵艦隊の中心部だ。‥数千の艦隊、数万の敵機に囲まれたら‥飛影でももたん」
レニー「たしかに‥」
忍「10分‥へっ、上等だぜ!」
葉月「よし、全戦力を傾け、敵を殲滅せよ!」
ミア「ほんとにいいのね‥パイ?」
パイ「‥ああ‥あたしの帰るところは‥ここじゃないのさ‥!」
ガリモス「バリアス‥後悔する事になるぞ‥フフフ」

<敵半数以下・敵増援1出現>
ガリモス「やりおるわ‥なるほど、奴めが執着する理由もわからないでもない‥クク」
チャム「ショウ、ねえ! なんか余裕だよ!?」
ショウ「まだ‥なにか隠しているな」
シロー「油断するなよ!?」
ガリモス「フフ‥出番だ、ギル=バーグ!」
ロール「!!」
ランバ「嘘ぉ‥!」
パイ「な‥!」
ミア「いま‥なんて!?」
〔敵ユニット出現〕
ギル「クククク‥また会えたな‥ダンガイオーチーム、そしてロンド・ベル隊の諸君‥!」
ミア「ギル‥本当にギルなのっ!?」
ギル「会いたかったぞ‥ミア=アリスッ!」
神宮寺「しつこいぜ! 死んだんじゃなかったのか!?」
洸「どうやら‥生きていたらしいな」
ロール「あの爆発の中‥生きていたなんて‥!?」
ギル「クク‥そうだ、確かにあのとき、おれの肉体はちぎれ、裂け、バラバラになった‥だが、おれの魂は叫んでいた。貴様らと、おれを裏切ったターサンを八つ裂きにするまで死ぬわけにはいかんとなァッ!」
ミア「‥なんて‥なんて人‥」
カミーユ「狂ってる‥」
ギル「おまえたちはおれを哀れみ、情けをかけようとした‥戦士としてのプライドを汚し、嘲笑ったのだ!」
キョウスケ「その程度か‥」
ギル「なに‥!?」
キョウスケ「その程度のプライドなど、犬にでも食わせていませばいい。人の情けもわからんのならな‥!」
エクセレン「わお‥」
パイ「そうさ‥ギル、あたしもね、情けなんてもの戦いには必要ないと思ってた。だけど‥違うのさ」
ミア「可哀想な人‥ギル、あなたはそれでなにを手に入れようとしているの‥?」
ギル「くっ‥世迷い言を! 情けなど戦いには無用! いまそれを思い知らせてくれるッ!」
ロール「おまえこそ知るがいいっ! その力を! ギル=バーグ!」

<ギル撃破>
豹馬「くっ、やったんじゃねぇか?」
ちずる「そうみたい‥これで倒せなかったら‥」
ギル「う‥うう・・お、おれは‥ターサンの造った最高の戦士じゃなかったのか‥!?」
シーブック「たしかに‥ものすごい力を持った機体だった。だけど‥」
ギル「なにが‥足りなかったと‥」
デューク「復讐の炎にその身を焦がした時点で‥決まっていたんだ、この戦いの勝敗は」
ロール「もう、終わりにしよう‥ギル」
ギル「おれは‥」
〔敵ユニット撃破〕
ミア「ギル‥」
ランバ「バイバイ‥復讐に狂った‥人間兵器さん‥」

<ガリモス撃破>
ガリモス「クク‥ク‥わざわざ‥貴様たちの方から、秘宝を‥持って飛び込んで‥来たというのに‥」
ロミナ「秘宝‥!?」
マリ「ラ・ムーの星のこと‥?」
洸「母さんが守ってくれた‥ラ・ムーの星をそう簡単に渡せるものかっ!」
隼人「ムートロンの力でなにをするつもりだった!」
ガリモス「知れた事‥いくつもの星をバンカーの名の下に侵略してきたが‥宇宙は広大だ‥そのためにも永遠の命が必要までの事‥」
甲児「永遠の命ぃ!? おっさん! 夢見てんじゃねえよ!」
※※No28をクリアしている場合、セリフ追加※※
ジェット「ここでも永遠の命か‥そんなにいいものか?」
レイナ「限られた命を‥精一杯生きる、それこそが生きる価値‥お父様の言葉よ」
ジム「キライ様‥本当に良いお言葉です」
ドリル「よく聞いとけ! 海賊野郎!」
ロム(やはり‥ハイリビードとラ・ムーの星は同じような力を持っている? 地球とクロノス星‥なんの関係があるというんだ‥?)

ガリモス「‥愚かな‥その‥秘宝の意味も知らぬとは‥母親の守った‥? くだらん‥」
洸「貴様‥!」
パイ「だから負けたのさ‥あんたは」
ガリモス「バリアスよ‥おまえは‥」
〔敵ユニット撃破〕
パイ「‥親がどうであろと‥あたしはあたしの決めた道を生きるのさ‥」
ロール「‥パイ」

<敵全滅・勝利条件達成>
葉月「すべて退けたのか!?」
沙羅「みたいだね。ゆっくりしたいけど‥そんな時間なかったんだよね?」
ギャリソン「そうでございますな。リーダーが倒れ、多少混乱しているようですが‥多数の艦隊がこちらに向かって来ておりますな」
雅人「うわ、やばいじゃん」
万丈「そうとわかれば急がなければね。プリンセス、かぼちゃの馬車は動きそうかい?」
ロミナ「かぼちゃ‥ああ、エルシャンクのことですね。シャフ?」
シャフ「行けます。みなさま、帰艦してください!」
ブライト「急げ!」
パイ「‥‥」
アムロ「よし‥ん、パイくん?」
クワトロ「‥わけありらしい」
パイ「これで‥帰るところ‥なくしちまったか‥」
ランバ「あたしもよ、パイ」
パイ「ランバ‥そうだったね」
ランバ「でも惑星リリス‥みんなの仇‥とれたんだし」
※※シャザーラが仲間にいる場合、セリフ追加※※
シャザーラ「はい、姫様。‥きっとリリスの民も‥喜んでいることでしょう‥」

マリア「私たちもよ、お二人さん? だけど‥そのみんなのためにも私たちはがんばらなきゃ」
デューク「そうだ、心に生きている限り‥帰る場所は永遠になくなることはない」
パイ「へへ‥相変わらず渋いね、デューク=フリード」
忍「おらぁ! 早く戻りやがれ! 敵がすぐそこまで来てんだよ! なにがあったかしらねえが、つまんねえことでめそめそやってんじゃねえぞっ!」
沙羅「馬鹿! だいたいわかんないのかい、あんたは!」
パイ「いいよ、結城。‥フッ‥あたしなら大丈夫さ。‥藤原ごときに言われなくてもよ!」
忍「けっ、言ってやがれ! ‥その方がてめえらしいぜ」
パイ「へっ‥ありがとよ、藤原」
ミア「‥‥」
ロール「ミア‥元気出せよ。終わったんだ、ギルは‥ああおいう終わり方しかできなかったんだよ」
ミア「‥うん、わかってる‥わかってる‥」
※※No28をクリアしている場合、セリフ追加※※
ロム「宇宙の海を渡る海賊‥いつかまた戦うことになるかもしれん」
レイナ「え? 船長は倒したのよ? 兄さん」
ロム「また新しい船長になるだけだ。それが‥戦いの歴史だ、レイナ」

【戦闘マップ終了】


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