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シーン6「銀河決戦編」
No.29
失われた者たちへの鎮魂歌

<選択「赤い宇宙」>
ラ・ムーの星の導く光の先に、
ムゲ宇宙が‥。

突入の準備はよろしいですか?


サブタイトル
「失われた者たちへの鎮魂歌」


【戦闘マップ開始】
???「今、我らの宇宙の風が乱れた‥現れおったな、生き物とは己の生きる空間を心得てこそ、生き延びる事ができるものだ‥己をわきまえぬ愚か者どもめ‥」
〔味方戦艦出現〕
忍「へっ‥以前来たときと変わらねえな」
沙羅「そうだね‥二度と来ることはないって‥思ってたのにね」
葉月「藤原‥ここが‥間違いないのか?」
忍「いくつもあるかよ、こんなところがよ。ムゲ野郎の‥赤い宇宙だ」
〔味方ユニット出現〕
ブライト「藤原!? 勝手に‥」
雅人「まあまあブライト艦長、ここはおれたちの方が詳しいんだからさ」
ロミナ「どういたしましょう‥ブライト様」
ブライト「‥待機するしかないですな。式部の言うとおり‥ここは彼らしかしらない」
ジョウ「赤い‥宇宙? なんなんだ、ここはよ」
マイク「植物惑星があっただけなのに‥ここには‥」
アムロ「藤原くんたちは‥以前ここで?」
カミーユ「なんていう‥」
ジュドー「確かに見た目は赤いけど‥」
ルー「‥なんなのここ、君が悪いわ‥」
エル「変な岩石は浮いてるし‥」
大介「敵は‥いないのか?」
マリア「なにもいないなら‥出ない? 気持ち悪くって‥」
亮「‥いや‥なにか気配が満ちている‥ひどく邪悪な気配だ」
エクセレン「‥って事は‥?」
〔敵ユニット出現〕
シャピロ「やはり‥この場所を突き止めてきたか‥!」
沙羅「あれは‥ダンクーガの偽物‥! ‥シャピロ‥また会ったね‥!」
シャピロ「フフ‥嬉しいのか? 沙羅‥」
沙羅「‥ああ、ここで‥あんたと決着をつけられるからね‥!」
忍「沙羅‥」
シャピロ「強くなったな、沙羅。だが‥その強さ、すぐに無意味なものになる‥」
沙羅「やってごらんよ! あたしはもう‥迷わない」
クワトロ「そうだな‥迷いは‥断ち切らねばならん」
アムロ「ブライト、出るぞ」
エクセレン「ね、キョウスケ?」
キョウスケ「‥ああ、この感覚‥もしかしたら」
ブライト「敵は偽ダンクーガが一機‥油断するな! 各員出撃!」
キョウスケ「おれたちも出るぞ」
エクセレン「おっけい!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
甲児「てめえ、さっきから聞いてりゃ好き放題言ってくれるじゃねえか!」
ジュン「年貢の納め時よ‥覚悟なさい!」
シャピロ「フフフ‥その言葉‥そっくりそのまま返そう」
〔敵ユニット出現〕
甲児「ちっ、またいろいろ出してきやが‥うっ!?」
人工知能「‥‥」
鉄也「あいつは‥!」
隼人「宇宙怪獣ギルギルガン‥! なんだってこんなところに!?」
弁慶「たしか‥まえに植物惑星で‥!」
竜馬「シャピロ=キーツ! これはどういうことだっ!」
シャピロ「ククク‥宇宙怪獣ギルギルガン‥この宇宙に、ぞくぞくと集まってきている‥どういうことかわかるか? フフフフ‥」
デューク「なに‥!?」
シャピロ「なれのはてだ」
レニー「は? なんのよ!」
エクセレン「‥アインストのね」
キョウスケ「おそらくは、な」
シャピロ「む? ほう‥」
宇宙太「ええ!? どういうこったよ!?」
恵子「エクセレンさん! それって!?」
エクセレン「‥‥」
キョウスケ「‥おまえたちとアインストシリーズの関係はなんだ?」
シャピロ「おまえらには考えの及ばぬこと‥まさに神の領域の事なのだ。凡人にはわからぬ」
忍「てめえはすべてお見通しって面だな、シャピロ!」
シャピロ「当然だ。私はおまえたちと違う。‥フフ、それにしても‥女、おまえはたしかこのアインストシリーズに‥」
エクセレン「だったらなに? ‥もう、結構気にしてるんだkら」
シャピロ「‥おまえは人間の中では‥やつらの事を一番よく理解している‥危険な女だ‥」
エクセレン「危険な‥女!? ‥なんか、カッコいいじゃない‥」
万丈「気にしているんじゃなかったのかい?」
エクセレン「あらら、そうだった」
シャピロ「まあいい‥ここでおまえたちは終わりだ。あとのことは私に任せればいい‥ククク」
コウ「後のこと?」
クワトロ「シャピロ=キーツ‥奴は奴なりにいろいろと考えているらしいが‥そう簡単にはこちらも終わらんよ」
シャピロ「いや‥終わりだ。‥かかれ!」
葉月「各員攻撃開始! この戦い‥負けられんぞ‥!」
忍「おおおおおおおっ! やぁってやるぜッ!」
<戦闘開始>

<シャピロ撃破・敵増援1出現>

亮「今度こそ、仕留めたはずだ‥!」
沙羅「‥地獄で待ってるんだね‥シャピロ」
シャピロ「‥ククク‥沙羅・どのみち‥お前も地獄に‥墜ちることになる‥」
沙羅「負け惜しみは‥たくさんだよ、シャピロ!」
シャピロ「負け惜しみ‥? この‥私が‥? フフ‥違う‥宇宙に生きる者‥すべての‥すべてが‥」
忍「なにが言いてえっ!」
〔敵ユニット撃破〕
雅人「あ‥」
沙羅「馬鹿なやつ‥ほんとに‥馬鹿なやつだよ、シャピロ‥!」
ジョウ「とりあえずは終わったか」
レニー「結城さん‥気を落とさないで」
沙羅「変に気を使うのはおよしよ。あいつとは‥もうとっくに終わっていたのさ。ねえ、忍?」
忍「え、ああ‥まあ、な」
エクセレン「女は強くないとね。ね、キョウスケ?」
キョウスケ「シャピロ=キーツのバックには‥ムゲ帝王がついていたはずだ」
エクセレン「ぬうう‥」
亮「ああ‥ムゲ宇宙が解体しないということは‥奴は近くに潜んでいる‥」
カミーユ「ん‥なにかいる‥!?」
ファ「え、なに? カミーユ?」
〔敵ユニット出現〕
???「‥‥」
エクセレン「監督官‥!!」
キョウスケ「エクセレン、落ち着け。おまえはもう大丈夫なはずだ」
エクセレン「‥うん」
鉄也「くそっ、またあいつか‥」
小介「アインストレジセイアですね‥」
ちずる「‥だんだんと‥出てくる間隔が短くなってる‥」
弁慶「あいつが謎の敵‥アインストシリーズの親玉だと思ってたが‥」
竜馬「ああ、たしかにひびきくんのお父さんが見つけた石版にはそう書かれていた」
マリア「でもそれって大昔のことでしょ?」
デューク「こいつの‥上がいると‥?」
???「‥‥」
シャフ「来ます!」
ロミナ「みなさん! 迎撃を!」
葉月「藤原!」
忍「やばいのが来るのは見えてるだろうが! 後にしてくれ!」
葉月「そのまま聞け! ムゲ=ゾルバドス‥おそらく近くにいる‥!」
沙羅「なんだって!?」
葉月「‥以前おまえたちが持ち帰ったデータにあった反応が‥この近くに出ている」
雅人「見物かよ。正確悪いぜ」
亮「長官、どこです!?」
葉月「‥この空間は通常空間に比べて、はるかに歪んでいる‥場所の特定は困難だが、おそらく点在する岩石状のものに偽装している‥!」
マイク「岩石状のものって?」
葉月「各ロボットにデータを送る。‥これだ」
〔カーソル、浮遊石を指定〕
シロー「この中のどれかに‥ムゲ帝王が!?」
ブライト「ほぼ間違いない。総員、敵戦力を迎撃しつつ、ムゲ帝王を引っ張り出せ!」
忍「‥ムゲ野郎‥! おれたちが見つけだしてやるぜ!」
沙羅「ああ!」
???(‥来るか‥どちらが神にふさわしいか‥決めてくれる!)

<アインストレジセイア撃破>
???「役目は‥終わった」
〔敵ユニット撃破〕
エクセレン「役目‥!? なんの!?」
キョウスケ「奴自身か? それとも‥」
エクセレン「もしかして‥私?」
キョウスケ「‥おれの勘では‥違うな」

<アインストレジセイア撃破or忍がムゲのいる浮遊石へ移動の次EP・敵増援2出現>
???「フハハハハ‥もうしばらくおまえらの様子を見ていようかと思っていたが‥」
〔敵ユニット出現〕
ムゲ「‥久しぶりだな‥神の名を騙る愚か者ども‥!」
洸「あれが‥ムゲ‥ムゲ=ゾルバドスなのか!?」
葉月「藤原!」
忍「間違いねえ‥奴だ‥ムゲ野郎‥!」
デューク「一度滅ぼした者の復活‥これは一体‥」
ムゲ「気付かぬか? 宇宙は‥またこの私を必要としたのだ‥!」
鉄也「妄想もいい加減にするんだな! 侵略者風情がっ!」
忍「わけわからねえごたくはいい! シャピロといい、おまえといい‥なにが言いてえ!」
ムゲ「以前地球上で‥言ったぞ、私は宇宙そのもの‥愚かな人間たちを私の世界に導いてやろうというのだと‥!」
万丈「残念ながら‥こんなへんぴな世界はお断りしたいね‥!」
ギャリソン「そうでございますな。散歩も楽しくなりそうにありませんし」
葉月「‥ムゲ帝王、会うのは初めてだが‥すぐに闇の世界へ帰ってもらおう‥!」
亮「また‥断空剣でな‥!」
ムゲ「愚かな‥あまりにも愚かだぞ、地球人! そういう意味では‥シャピロ=キーツ、奴は地球人でありながら、それに気付いた唯一の男だったのかもしれん」
沙羅「シャピロ‥あいつが!?」
ムゲ「進化‥宇宙はそれを望んでいる‥地球人にそれを望むことは‥もうできん」
エクセレン「う‥うう‥」
キョウスケ「エクセレン!?」
竜馬「ふざけるな! 早乙女博士のように、人類の未来のため、新たな進化の道を開くため、ゲッター線の研究を続けている人もいる‥!」
隼人「‥それを馬鹿にするなら‥許さねえ‥」
ムゲ「フフ‥ハハハハハハハハ! 肉体よ、滅びるがいい!」
ルー「はぁ? なにを‥」
エクセレン「‥肉体に‥とらわれて‥いるから‥」
ジュドー「お、おい、エクセレンさん‥」
ムゲ「‥獣性を超え、人知を超え、神とならん‥それがおまえたちの精一杯の進化‥」
葉月「超獣‥機神‥」
万丈「葉月長官‥いや、葉月博士が出した‥ひとつの答え‥!」
ムゲ「それがダンクーガに託した願いであったとしたら‥それは地球人の底知れぬ無知というもの‥なぜなら‥!」
アムロ「なぜなら‥?」
エクセレン「聞いては‥駄目‥大尉‥!」
キョウスケ「おい!」
ムゲ「‥なぜなら‥おまえたち地球人の、理想の進化の究極は‥この私だからだ‥!」
葉月「な‥!」
クワトロ「究極の進化? ‥地球人のだと!?」
ムゲ「すべては‥始まりの地より‥!」
キョウスケ「始まりの地‥それが‥地球だと‥」
忍「‥知るかよ」
沙羅「忍‥?」
忍「ムゲ野郎、おまえの言ってることが嘘か本当かはわからねえ。‥だけどよ、おまえはおれたち地球人だけじゃねえ、この宇宙を乱す敵だ‥! だから戦う‥!」
エクセレン「う‥うう‥人間‥が‥なぜ‥」
キョウスケ(まだ‥エクセレンはアインストの影響下にある‥?)
ムゲ「愚か者たちが‥この私の宇宙の聖域に踏み込み‥そしてこの私を怒らせてしまった事を後悔させてやる‥!」
忍「進化の究極だと!? その究極ってのは誰が決めたっ! 決めるのは‥おれたち自身だ、ムゲ野郎‥! やってやるぜッ!」

<ムゲ撃破>
ムゲ「馬鹿な‥一度ならず‥二度までも! 進化の究極‥それを極めたからこそ‥私は‥!」
亮「進化の究極は死滅だという‥ならば‥おまえにはそれがふさわしい」
チャム「これで‥終わったの!?」
ショウ「悪意のオーラが‥消える‥! 終わりだ!」
ムゲ「究極‥それ故に‥私は選ばれたのでは‥」
エクセレン「違う‥あなたは選ばれてはいない」
ムゲ「なに‥おまえは‥」
エクセレン「すべては‥新しい‥のための‥」
ムゲ「お‥おおおおおおおお!」
〔敵ユニット撃破〕
沙羅「やった‥今度こそ‥やったね」
豹馬「ああ、まったくわけわかんねえことばっかだったぜ」
十三「せやな‥進化の究極!? アホ言うなや」
葉月「‥‥」
ロミナ「葉月様、どうなされたのです‥?」
葉月「進化の究極‥本当にムゲ帝王がそうなのだとしたら‥我々科学者の目指した方向は、間違っていたのかもしれない」
竜馬「長官‥」
クワトロ「‥人の進化、人の革新か」
キョウスケ「‥エクセレン」
エクセレン「え‥あ‥なに? キョウスケ」
キョウスケ「おまえ‥操られていたときの記憶が?」
エクセレン「‥断片的に、ね。でも‥ムゲ=ゾルバドスの復活に‥あいつらが絡んでいるのは確実よ」
キョウスケ「‥それはおれにもわかった。いよいよ‥だな」
エクセレン「‥‥」
ジュドー「なあ、さっきからなにこそこそやってんだ?」
エクセレン「え? あら、やあねえ、ジュドーくん? あなたには少し早い話よ」
ジュドー「なんだよそりゃ」
ルー「ええ~? キョウスケさんが? ホントなの?」
キョウスケ「‥そういうことにしといてくれ」

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「これで、敵は殲滅したな‥」
雅人「‥ムゲもシャピロもやっつけたんだね」
亮「ああ、これで終わりだ‥長いつきあいだったがな」
忍「進化の究極‥じゃあ、おれたちも?」
沙羅「‥わかんないよ、そんなこと‥」
葉月「藤原、結城、司馬、式部‥ご苦労だった。他のメンバーもだ。‥だが、ゆっくりしてもいられない」
シャフ「はい、空間が急速にひずみ始めています‥! このままだと‥」
勝平「このままだと? ‥もうくたくただぜ」
ブライト「この空間は消滅する」
恵子「え!? 全然ゆっくりなんかしてられないわよ! 勝平!」
アムロ「よし、みんなすぐに戻ってくれ! シャフさん、エルシャンクは!?」
シャフ「すぐにワーム航法に入れます! みなさま、早く!」
カミーユ「戻りましょう!」
バニング「やれやれ、あわただしいな」
キョウスケ「‥‥」
エクセレン「‥気になるのか?」
キョウスケ「ああ、ここは‥なにかある。また来るべき‥だな」
【戦闘マップ終了】


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● バンカー旗艦内部 → No27「誠実な心が導く答え」 へ進む

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