シーン３Ａ「アース」編
No.11
神の祝福を
＜セレクト 獣戦機隊基地＞
突如として起こった、極東支部の異変。
果たして獣戦機隊基地に一体なにが…。
サブタイトル
「神の祝福を」
【戦闘マップ開始】
〈出撃ユニット選択〉
沙羅「し、忍っ！」
忍「ちっ！ なんだこいつぁっ！ 獣戦機隊基地が！？」
？？？（※ムゲ）「……」
エレ「葉月様…これは一体！？」
葉月「わ、わかりませんが…しかし！」
※※ノリスが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ノリス「私が攻めた時の姿ではないな…」
シーラ「悪意に満ちた、オーラの存在を感じます…」
竜馬「本当に…ここはあの獣戦機隊基地なのか？」
マリ「なにかが基地の底から、せり上がってきたみたい…」
バーニィ「あれじゃあ…もう、俺たちの極東支部は…」
隼人「基地としての機能は…もう果たせんだろうな」
クリス「異変が起こった直後の連絡によると、中のみんなは、なんとか避難できたみたいだけど…」
シロー「原因は一体なんなんだ？」
ショウ「調査しなければ…」
忍「そんな必要はないぜ」
葉月「どういう意味だ、、藤原…？」
雅人「調べなくても、見当がつくって事だろ？」
沙羅「こんな芸当ができるのは、やつくらいなもんだろうさ」
葉月「やつ…まさか…まさか本当に…」
亮「そういう事だ」
〔敵ユニット出現〕
神宮寺「早速おいでなすったな！」
アムロ「みんな出撃の準備は出来ているか！」
甲児「いつでもオーケーだぜ！ アムロさん」
葉月「総員出撃だ！」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
？？？（※ムゲ）「久しぶりだな……神の名をかたる愚か者め…！」
亮「…間違いないようだな。お前は…！」
雅人「ムゲ…」
沙羅「ゾルバドス…！」
忍「やっぱり生きてやがったか！ ムゲ野郎ッ！ きさまの目的は一体なんだ！」
ムゲ「私は宇宙そのもの…おろかな人間たちを私の世界に導いてやろうというのだ！」
沙羅「宇宙そのもの？ 笑わせるんじゃないよ！ ただの侵略者じゃないのさ！」
ムゲ「侵略者…？ フフフ、ハハハハハ！」
弁慶「なにがおかしい！」
ムゲ「本当に…私が侵略者だと思っておるのか…？ 愚かな、あまりにも愚かだぞ、人間共よ…！」
※※トッドが仲間にいる場合、セリフ追加※※
トッド「むかつく野郎だぜ！」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
〔敵ユニット出現〕
シロー「どういう事だ！？ なぜ、アインストが？」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「ムゲ帝国とアイストシリーズはつながっているというのですか？」
雅人「そういやディラド星でも一緒だったんじゃない？」
忍「何を企んでやがる！ 答えやがれ、ムゲ野郎！」
ムゲ「フフフ…考えるがいい…なぜ、アインストが私に協力し…お前たちを滅ぼそうとするのか…」
？？？（※アインスト）「……」
沙羅「それを聞いてんじゃないさ！答えなよ！」
ムゲ「おしゃべりはここまでだ…宇宙の静寂を乱す者ども…！」
忍「人の家に土足で上がり込んどいて、偉そうなことぬかすんじゃねぇ！ やってやるぜ！」
＜戦闘開始＞
＜敵８機以下の次ＥＰ・敵増援１出現＞
〔敵ユニット出現〕
シャピロ「ククククク…まだ生きていたか…おまえたち」
沙羅「！！」
亮「…なんだと！？」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「あなたは！？ 植物惑星での戦いで、倒したはずではなかったのですか？」
雅人「そう簡単に…いったとは思わなかったけどさ」
忍「やっぱり…やっぱり生きていやがったか…シャピロォォォォォッ！」
シャピロ「…フフフ、ディラド着生をよくぞ防いだ…見事だと言っておこう」
忍「あんなもんの激突を許す、俺たちじゃねぇんだよ！」
シャピロ「だが…おまえたちはこの地球になにが起ころうとしているのか…わかっていないようだな」
沙羅「どういう事さ！？」
シャピロ「沙羅、お前はあの基地の姿を見て、何が起こっているかわかるか」
沙羅「さあね、さっぱりだね。あんたのする事はいつも、わけがわかんないよ！」
葉月「あれは…ムゲ帝王の影だ」
クリス「影？」
バーニィ「ムゲ帝王そのものじゃないって事？」
亮「影だけでも、その存在をアピールしておこうというのか？ 単純だな」
シャピロ「フッ…でなければお前たちは、ムゲ帝王様の姿を拝見することなく死んでいただろうからな…」
沙羅「やけに強気だね。やっぱりアインストの後ろだてがあるからかい？」
シャピロ「フッ…」
沙羅「なんだい、その笑みは！ どういう意味さ！」
シャピロ「いずれわかる時がくる…生きていればだが…」
甲児「生きていればだとぉ！ ふざけたこと言いやがって！」
神宮寺「俺たちゃまだ、山ほどやる事が残ってんだ！」
麗「こんな所で死ぬわけにはいかないわ！」
シャピロ「せいぜい、あがくがいい…しかし、最後に笑うのはこの私だ…」
＜忍vsシャピロ＞
シャピロ「沙羅…お前はあのムゲ帝王の姿を見ても、まだ地球人どもと付き合うつもりか？」
沙羅「あんなもの見せたからって、あんたんとこに行く理由にはなんないよ、シャピロ」
シャピロ「フッ…所詮、おまえも下等な地球人…わからぬ事か…沙羅」
忍「うるせえ！ 自分の事を神になる男だなんてほざく野郎よりよっぽどマシだぜ！」
≪忍ＨＰ３０％以下≫
＜忍vsシャピロ（戦闘後）＞
忍「くっ…」
葉月「いかんっ！ 藤原っ！」
シャピロ「ククク…無様だな、藤原…」
忍「ぐうう…」
雅人「忍！？」
沙羅「忍、返事して！」
亮「おいっ、忍っ！」
沙羅「忍！」
忍「ぐ…沙羅…か？」
沙羅「忍…大丈夫…！？」
忍「ああ、何とかな…みんな…無事か？」
沙羅「ああ」
忍「いけねぇ、目が…霞んできやがった」
沙羅「なにボーっとしてんだよっ！ …あたしは…あたしは…」
シャピロ「終わらせるぞ…ダンクーガ！ そして沙羅！ 幾度も私を裏切ったおまえを…許しはしない！」
沙羅「シャピロ…あたしは…」
ムゲ「ついに‥憎きダンクーガを…フフフ…ハハハハハハハ！」
忍「ふざけんなッ！ シャピロ！ ムゲ野郎ッ！」
ショウ「なんだ！？ このオーラの高まりは！？」
リムル「私も感じるわ！ ショウ！」
アムロ「なにが起こっているんだ！？ 藤原くんたちは大丈夫なのか！？」
弁慶「ダンクーガが…光ってやがるぞ！？ おい！ 藤原！」
亮「ダンクーガのパワーが！？」
沙羅「…断空剣が…燃えてる…！？」
忍「うおおおおーっ！！」
葉月「これは…断空光牙剣…！ フォーメーションＤ－３…ガンドール砲なしで！？ 藤原…おまえという奴は！」
忍「沙羅！ 亮！ 雅人！ 行くぜっ！！」
沙羅「忍！ しっかりやんなよっ！！」
亮「行くぜ！！」
雅人「いっけぇぇぇぇっ！！」
忍「俺達は神の戦士として再生する！」
[デモムービー「断空光牙剣」]
断空光牙剣が使用可能になった
シャピロ「なんだ…この力は…！ そうか…機械を、人を、獣をも超え…神になる…！ それがダンクーガの力だというのか！」
沙羅「忍…あんたってやつは…」
シャピロ「理性が…野性を超えたか…この戦いに勝ち目はない…」
〔敵ユニット離脱〕
亮「逃げたか…」
キーン「でもまだ…！」
マーベル「そんな…あれだけの攻撃なのに…原型を止めているなんて…」
ニー「なんてやつだ…」
エレ「心配いりません…あれはもう…ただの塊にすぎません」
ボス「どういう事だわさ？」
洸「気配が…消えている…」
チャム「あれ！？ ほんとだ？」
ショウ「チャム、どうした？」
チャム「抜け殻みたいに…なっちゃった？」
シーラ「悪意のオーラが…消えました」
葉月「シーラ女王、それでは？」
シーラ「あの物体は…ただの無機物になっています…！」
マーベル「本体じゃなかったのね」
カワッセ「端末のようなものだったのでしょうか…」
葉月「藤原が斬ったのはムゲ＝ゾルバドスの影…ムゲ自身はどこかで、復活の時を待っているという事か…」
＜シャピロ撃orＨＰ３０％以下＞
シャピロ「フフフ…さすが…強いな。ここは退かせてもらう！」
神宮寺「逃げる気だぜ、野郎！」
忍「待ちやがれ！ ちょろちょろしやがって！」
沙羅「シャピロ…どうしてあんたは！」
シャピロ「再び…私が神になるチャンスが巡ってきたのだよ、沙羅…！ 焦ることはない…これからだ。これから始まるのだ！ フフフフ、フハハハハハハ…」
〔敵ユニット離脱〕
沙羅「くっ…」
※※ジャックが仲間にいる場合、セリフ追加※※
メリー「なんてやつなの…」
ジャック「ニゲアシだけは、イチリュウネ！」
シーラ「……」
葉月「どうかされましたか？ シーラ女王」
シーラ「それが…エレ様は感じませんでしたか？」
エレ「感じました。たった今、あのムゲの影と称する物から出ていた悪意のオーラが消えました…」
チャム「うん、シャピロってやつが消えたのと一緒に消えたよ」
シーラ「あれはもう、ただの塊に過ぎません…」
ショウ「逃げられたのか…」
甲児「余計なもの残していきやがって！」
忍「消えるなら、元に戻してから行けってんだ！」
竜馬「それにしても、どうしてこんな事をする必要があったんだろう…」
亮「自分の存在をアピールしたかったんじゃないか…？ ムゲ帝王未だ衰えずって所をな…」
葉月「ムゲ＝ゾルバドスの復活が近い…という事か」
＜敵全滅・勝利条件達成＞
葉月「終わったか！？ 獣戦機隊基地と融合しているムゲの影はどうなっている！？」
シーラ「先程のままですね。…完全に岩や鉄…基地の構造材と思われるものの堆積にすぎません」
ベル「もうこわいのだいじょうぶ～？」
竜馬「ここに来て…ムゲ＝ゾルバドスの再来とはな」
洸「それに…アインストも気になります」
アムロ「ムゲとシャピロ…意味深な事を言っていたが…」
沙羅「シャピロ…」
忍「沙羅…」
※※アイナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
アイナ「私たちの知っている事は本当に少ししかないのですね」
亮「やつらの目的がどうであろうと…敵ある事には変わりはない…」
麗「とにかく今は、はっきりしているやつらから片付けていくしかないわね」
葉月「前向きな考え方だな。そうだ、少しずつ進んでいくしかない」
甲児「また、鉄也さんたちが、無茶してるかもしれないし、早く行こうぜ！」
さやか「甲児くんじゃないけど…ちょっと心配ね」
神宮寺「そうだったな。洸のおふくろさん探しもしなきゃならねえしな」
エイブ「よろしいですかな葉月長官？ グラン・ガラン、ゴラオンは次のポイントへ向かいます」
葉月「お願いします」
【戦闘マップ終了】
● 太平洋上 → No10「海よ、大地よ」 へ戻る
● 「マーズ」編 → バンドック内部 → No.18「燃える宇宙」 へ戻る
「ムーン」編 → スカルムーン基地 → No22「ただ地球の平和のために」 へ戻る
● バードス島 → No12「明日なき総力戦」 へ進む
ムートロン遺跡 → No13「ラ・ムーの星」 へ進む
● シーン３Ａ 自由選択ステージ終了後 へ進む
◆ 「第３部 銀河決戦篇」 へ戻る
◆ 「スーパーロボット大戦ＩＭＰＡＣＴ」 へ戻る
当館に記載されている作品名・製品名などは、各社の登録商標です。
当館の内容は、各社からの正式許可を受けてはおりません。