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シーン3B「マーズ」編
No.18
燃える宇宙

<ラスト バンドック内部>
逃げたガイゾックの戦艦バンドックを追い、
艦を飛び出したザンボトチーム。
エルシャンク、ナデシコも後を追う。


サブタイトル
「燃える宇宙」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
勝平「ここが…戦艦の内部…こんな感じになってたのか」
恵子「ただの戦艦じゃない…勝平! 気をつけてよ!?」
勝平「まかせとけって! 敵の腹の中なんだ、適当に暴れまわりゃ…」
ガイゾック「来たか…神ファミリーの末裔よ」
宇宙太「なんだ!? どこからだよ!」
勝平「ちっ、あんなとこに…おまえがガイゾックなのか!」
ガイゾック「いかにも…我が…‥ガイゾックの神なり…」
宇宙太「神…?」
ガイゾック「再び…おまえたちを滅ぼすときが来た…」
恵子「再び…ですって!? じゃあ、あなたが私たちのご先祖様たちを…!?」
ガイゾック「…いかにも。悪しき考えを持っていたおまえたちの遠い祖先…滅ぼしたのは…我なり…」
勝平「ふざけやがって! だいたい、おまえが神だなんて、どういう意味だ!」
ガイゾック「我の所まで…たどり着き…我を倒す事ができたなら…その意味がわかろうぞ…。倒すことができたなら…」
勝平「おおっ! やってやろうじゃねえか! そこを動くんじゃねえぞ!」
宇宙太「恵子! 援軍は来ねえのかよ!」
恵子「妨害電波がきつくて、確認できないわ。…たぶん、追いついてきてると思うけど…」
宇宙太「懐に入りすぎたかよ! ちっ…!」
勝平「けっ、来ないかもしれないってか!? そんときゃ俺たちでやるまでよ!」
ガイゾック「…危険…やはり、彼らの危惧するとおり…滅ぶべきものなり…」
<戦闘開始>

<3PP・味方援軍1&敵増援1出現>
〈出撃ユニット選択〉

クワトロ「これが戦艦内部? まるで迷路だが…」
宇宙太「お! ロンド・ベルのみんな!? クワトロさん、こっちだぜ!」
クワトロ「無事のようだな、三人とも」
勝平「なんだよ、俺たちがガイゾックをぶちのめしたあとでもよかったのによ」
リョーコ「助けがいのない連中だぜ」
ヒカル「状況が同じなら、リョーコだって同じ事を言ったと思うけどな、あたし」
ジョウ「うだうだやってる場合じゃねえだろ! 出るぜ!」
ユリカ「各機、出撃してください!」
〈出撃ユニット選択〉
アキト「あれが…ガイゾック…!?」
ガイゾック「……」
アカツキ「そうらしいね。…なんとも醜悪な姿だな」
ガイ「あんな化け物に、戦いがどうとか言われたかねえぜ!」
勝平「ああ、ぜってえぶちのめしてやる!」
クワトロ「姿形で判断するのは良くないと思うがな。…姿と言葉の意味は合致せん」
カミーユ「大尉? では、前にブッチャーというやつが言ったことは、間違っていないと?」
クワトロ「……」
ルリ「お話中のところ申し訳ないですけど、敵増援、来ます」
〔敵ユニット出現〕
バニング「やはり、戦力はため込んでいたようだな…! みんな、油断するな!」
レニー「さっさと片付けましょう!」
ガイゾック「すべては…の…ために」
豹馬「いまさら数で押そうったって無駄だぜ!」
小介「量よりは質です!」
万丈「いくぞ…っ!」

<4EP・敵増援2出現>
ガイゾック「…この力…これが…汝らの求めたもの…なのか…?」
恵子「え…? 私たちの求めた…力…?」
勝平「わけわかんないこと言ってんじゃねえ! 恵子、気にするな!」
ジョウ「そういうこった。こんだけいやがるんだ、気を散らしら負けるぜ…!」
ガイゾック「しかし…では…なぜ。かの地を…始まりに…選んだのか…」
クワトロ(始まりの…地? 我々に話しかけているわけではない…?)
カミーユ「…ん…!? なんだ…!?」
ファ「カミーユ?」
カミーユ「…いや、なにか嫌な予感がする…胸騒ぎのような…」
マイク「胸騒ぎ? ちょっとぉ、やめてくれよぉ」
ルリ「…大当たりっぽいです。エネルギー反応、増大」
ガイゾック「…我を守り、死を司る者たち…汝、バンドックを侵せし者が現れたとき…甦るなり…」
〔敵ユニット出現〕
アキト「く、まだこんなにいるのか!?」
プロスペクター「これは…骨が折れそうですなあ」
ガイ「胸騒ぎってなこれかよ! …たしかにちと数が多いぜ…!」
勝平「いまさら数でびびるかよ! 負けるもんか!」
ユリカ「そうそう! こういうときは気合です! 気合!」
万丈「精神論だけど、それで乗り切るしかなさそうだ」
宇宙太「ガイゾックの最期のあがきさ。押し切るぜ、勝平!」
勝平「おおよっ! ぶちのめしてやるぜッ!」
クワトロ(こちらの士気は下がってはいない…だが、気になるのはガイゾックの真意か)

<ガイゾック撃破・敵増援3出現>
ガイゾック「む…ううううぉぉぉぉ‥っ!」
恵子「これで…終わったの!?」
宇宙太「へへ…夢じゃねえようだぜ…?」
勝平「やった…倒した…! 俺たちはガイゾックをついに倒したんだっ!」
ガイゾック「…その声…神…勝平だな…?」
勝平「う…? ま、まだ…!?」
ガイゾック「…我…敗れたり。…地球人よ」
勝平「ガイゾックの正体…おまえがガイゾックなんだろ!? 俺たちは勝った! ご先祖様たちの仇、討たせてもらうぜ!」
ガイゾック「ガイゾック…違う…我はガイゾック星人によって造られた…コンピュータドール第8号に過ぎない…」
宇宙太「!!」
ユリカ「それって…どういうことですか!?」
リョーコ「敵の親玉じゃねえって事かよ!」
コウ「こいつはガイゾックの手足にすぎない…!?」
第8号「…そうだ。悪い考えを持った生き物に反応するように…造られている。かつて我…おまえたちの先祖の星…ビアル星を…悪意が満ち満ちていた故に滅ぼせり…」
勝平「う、嘘だろ…? おまえが…おまえがガイゾックじゃないのかよっ!」
恵子「落ち着いて! 勝平!」
ジョウ「…ちっ、敵の本拠地…ガイゾック星って言ったか? そこに直接乗り込むしかねえのかよ!」
第8号「…無駄な…ことだ」
ジョウ「ふざけるな! やってみなけりゃ…」
第8号「…我を造った…ガイゾック星人はすでに…滅んでいる…」
レニー「え!?」
ルリ「…あくまで監視を続けるだけの…ロボット!? その機構が死ぬことなく…たぶん、いままでずっと宇宙に…」
ちずる「え…どういうこと!?」
小介「推測の域を出ませんが…どんなに優れていようと、機械は命令されたプログラムを実行する以外、できることはありません…敵を判別し、戦いことだけを入力されたものが…」
万丈「…ぼくたちがガイゾックと呼んでたもの…!?」
第8号「しこうして…我、二百年の平和な眠りにつけり…だが再び…悪い考えに満ちあふれた星が…我の平和を目覚めさせたのだ…」
メグミ「それが…地球…!?」
勝平「地球の人間が、みんな悪い人だというのか!?」
第8号「…憎しみあい…嘘をつきあい…わがままな考え…まして仲間同士が…殺し合うような生物が…良いとは言えぬ…」
アキト「仲間同士…殺し合う…?」
クワトロ「……さて、な」
エマ(大尉…?)
第8号「…宇宙の静かな平和を…破壊する…我はそのような生物を掃除…するためにガイゾックによって…造られた…」
宇宙太「宇宙の平和を破壊する…!? 俺たちが!?」
勝平「そんなことはない! みんないい人ばっかりだっ!」
恵子「勝平…」
第8号「…………………」
ルリ「敵母艦…つまりここですけど、中枢部の熱量増大」
ジュン「え!? どういう事!?」
ルリ「ぶっちゃけて言うと、爆発します」
ミナト「へ!? な、なんでぇ!?」
小介「こっちでも確認しました。…これだけ暴れましたからね。それに…先程から中心部…おそらくエンジンブロックだと思いますが、このままだとすぐに…」
クワトロ「…よし、脱出する! 全機最大戦速で…」
〔敵ユニット出現〕
???(アインスト)「……」
ルリ「敵増援です」
ヒカル「な、なんでこんなときにぃ!? 爆発するんだって!」
ジョウ「ちっ、親玉ぶっ倒したのに、まだ出てくるのかよ!」
マイク「兄貴! あ、あいつは…!」
???(アインスト)「……」
コウ「あいつは…惑星突入直前に現れた!?」
豹馬「なんでこんなところに!」
???(アインスト)「……」
万丈「アインストの親玉か。いったいどういうつもりか…」
レニー「ジャブロー、そしてディラド星の前…これで何体目なの!?」
ユリカ「でも、宇宙空間ならまだしも、なぜこの戦艦の中に!? 他に入り口があるんでしょうか?」
十三「わいらが空けた穴から入ってきたんとちゃうか!?」
ルリ「反応はありませんでした。…もとからここにいたっぽいです」
クワトロ「…拠点を防衛するためのロボットなのかもしれん」
ちずる「拠点…? ガイゾックの戦艦が、ですか!?」
クワトロ「勘だ。…だが、結果的にガイゾックとは、過去の遺物にすぎなかった。つまり、ここがガイゾックの心臓だ」
小介「つまり…これでガイゾックの脅威はなくなったわけですよね。そこで出てきた…」
カミーユ「地上では…ジャブローを解放するときだった」
アキト「宇宙ではディラド星への突入直前…たしかに大きな区切りだ…!」
クワトロ「…ガイゾックと謎の敵…もしも目的が同じ…もしくは共通するものがあるとすれば…」
豹馬「相変わらず思わせぶりだなあ、大尉! なんかわかったなら説明してくれよ!」
クワトロ「いや、結論を出す時間を与えてはくれんらしい…来るぞ!」(しかし…それではエクセレンくん、キョウスケくんのことが説明つかん…)
勝平「くっそお! ガイゾックと謎の敵は手でも組んでたっていうのか!? まだ終わらねえのかよ!」
宇宙太「なにが宇宙の平和を乱すだよ! ガイゾックのコンピュータ野郎、滅ぼすならこういう連中をやりやがれってんだ!」
第8号「………満ちた。ガイゾック星にも…悪意…は。だが…創造主を…滅ぼすことは…できぬ…」
勝平「な、なんだ!? ガイゾックの野郎、まだ生きて…」
カミーユ「創造主を滅ぼすことは…できない…?」
万丈「…では、ガイゾック星人はなぜ滅びた…? ここまでの高度な技術を持ちながら。まさか……」
宇宙太「説明しやがれ! ガイゾック!」
第8号「…我がシステムは…破壊されすぎた…」
勝平「答えろよっ!」
第8号「……」
〔敵ユニット撃破〕
勝平「くそっ…なんだってんだよ…」
恵子「勝平…私たちは平和のために、みんなのために戦ってるのよ? 迷う事なんてないわ」
???(アインスト)「……」
万丈(ぼくの考えていることが正しければ…おそらく、ガンゾック星を滅ぼしたのは…!)
アカツキ「悩んでいる暇なんてなさそうだよ。敵さんはやる気満々みたいだしね。…時間は!?」
ルリ「爆発までの予測臨界時間…あと5分」
ガイ「5分だあ!?」
ユリカ「ま、マジで? ルリちゃん」
ルリ「マジで」
バニング「一斉攻撃であのでかいのを落とす! そのまま一気に脱出するぞ!」
クワトロ「やるしかあるまい。いくぞ」
???(アインスト)「……」

<アインストレジセイア撃破・勝利条件達成>
???(アインスト)「……」
〔敵ユニット撃破〕
コウ「落とした!」
ユリカ「帰艦できる人たちは大至急着艦してください! 脱出ぅ~!」
勝平「…ガイゾック…これで…終わったのか…?」
〔味方戦艦離脱〕
〔味方ユニット離脱〕

【戦闘マップ終了】

【シナリオエンドデモ開始】

ロミナ「バンドック内部でも…アインストが現れるなんて…」
クワトロ「なんとかなったがな。さて…先程の敵について、みんなの意見を聞きたいと思うのだが…重要な話だ。ミスマル艦長も回線はそのままにしておいてくれ」
ユリカ「はい…そのアインストの事…ですよね?」
クワトロ「ああ」
勝平「そういや、なんでバンドックの中に…隠れてたんだ?」
宇宙太「そうだな…まずはそこだろ」
トッポ「だいたい、ガイゾックとあいつらって繋がりあんのかよ?」
万丈「ガイゾックは、宇宙に存在する悪を滅ぼすため、大昔…ガイゾック星人に造られた、と…」
十三「ほな、こういう事やな。どこの誰かはわからんけど、あの謎の敵はガイゾックと同じようにワイら地球人を『悪』やっちゅうて、攻撃してきとるんや」
ちずる「そんな…私たちが…悪だなんて…」
クワトロ「私もそう思った…だが、そんなに単純なものか?」
カミーユ「…そうですね。オーラロード、ジャブロー…不可解な行動が多すぎる」
コウ「それに、環状隕石群に大量に現れたり、ソロモンでもなにかを探っているようだった…なにか別の目的があるのかもしれない…」
エマ「あの敵に関しては、ナンブくんやエクセレンさんがいれば何かわかったかのかもしれないけど…」
ファ「そうですね…それに、エクセレンさんは…」
ギャリソン「とりあえず、ご確認いただけるだけのデータはまとめておいた方がよろしいでしょうな」
ロミナ「シャフ、お願いします」
シャフ「わかりました、ロミナ姫」
ジョウ「ま、とりあえずガイゾックのモトは絶ったんだ。一安心じゃねぇか?」
豹馬「そうだな。やつら、いきなり現れて暴れやがるから面倒だったからな。ちったあ安心なんじゃねぇか?」
レニー「それで、これからの進路はどうするんですか?」
ルリ「至近距離に質量反応」
ユリカ「えぇ? まさか木星の…?」
ダミアン「こっちでも確認したぜ! ん、ひとつだけか…?」
※※ロザミィが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ロザミ「お兄ちゃん、おっきなお舟だよ!」

カミーユ「なんだ…宇宙船?」
コウ「あれは…ダンガイオーチームの…」
ジョウ「インチキじじいじゃねぇか!」
ターサン「こらこら、それが久しぶりに会った相手へにセリフか! 相変わらず口が悪いのう」
ロミナ「お久しぶりでございます、ターサン博士」
ターサン「うむ。ロミナ姫も元気そうでなによりじゃ。初めて見る顔もおるようじゃが…挨拶をしている暇は無くての、本題に入らせてもらうぞ」
万丈「ターサン博士が来られて急ぎの用となると…地球で何かあったようだね」
ターサン「その通りじゃお若いの。あんたらの仲間のほうで作戦が一段落ついたようでな、今後のため至急戻ってきて欲しいんじゃと、あの突撃部隊の長官や、苦労性の艦長からのことづてじゃ」
マイク「…一歩離れた立場だと、容赦ない言われ方だね…」
ユリカ「ま、まぁそれは置いといて…でも、それなら通信でいいんじゃなかったんですか? ちょっと時差は出るけど…」
クワトロ「万丈くんは気付いたようだが…文字通り我々に『すぐ』戻れという事か」
ターサン「そうじゃ。ラドリオの艦はともかく、そっちの地球の戦艦は瞬間移動には面倒が多いそうじゃからの。安全のためにもワープビームで地球付近まで送ってやろうというのじゃ」
ビューティ「へ~え、おじいちゃんって結構親切なのね」
ターサン「ま、ミアたちも世話になっておるし、おぬしらのお蔭でバンカーの追っ手の目をくらませておるところもあるしの。これくらいはお安い御用じゃよ、か~っかっかっ」
ジョウ「どうもなぁ…いまいち信用できねぇんだよな…」
レイカ「そうね。でも、バンカーに追われてる間くらいは信用できると思うわ」
バニング「わかりました…ではすぐに準備をした方がよさそうですな。ロミナ姫、ミスマル艦長」
ユリカ「わかりました。艦内、一応警戒態勢にしておきま~す」
ロミナ「では、エルシャンクもそのようにいたしましょう。ターサン博士、よろしくお願いいたします」
ターサン「うむ、大船に乗ったつもりで任せとかんか」
ルリ「…ご都合主義、万歳」
イネス「世の中、意外とそういうものよ、ルリちゃん」
地球分岐(ガンドール隊)をプレーする
月分岐(ラー・カイラム隊)をプレーする

≪「地球分岐(ガンドール隊)をプレーする」を選択≫

洸「父さん!」
一郎「おお、洸…元気にしているか!」
洸「はい、父さん…連絡は聞きました。本当ですか!? 母さんが…チベットにいたというのは!?」
一郎「そうだ、洸。間違いない…寺院の跡を調べた結果、そう確信した」
神宮寺「寺院? チベットの…遺跡のことですかい?」
一郎「うむ、古代ムー大陸が滅んだとき…そこから多くの粘土板、いわゆるタブレットが、チベットのある寺院に運び込まれたと言われている…」
マリ「タブレット…そこにラ・ムーの星のことが!?」
一郎「ああ、我々がチベットへ着く少し前に、美しい不思議な女が寺院跡を掘り返していくつかのタブレットを探し出して去っていったのを現地の人間が目撃している」
洸「母さんが…本当に母さんが! それで母さんはどこにいるんです!?」
一郎「…海だ」
神宮寺「海? …と言われてもよ」
一郎「正確な場所を記したタブレットは…おそらく母さん、玲子が持っているのだろう。私が見つけたものでは日本近海を目指した気配がある…」
洸「わかりました、父さん。ぼくが探して…」
一郎「待ちなさい、洸。いい知らせばかりではないのだ」
マリ「ま、まさか…」
一郎「そのまさかだ。…妖魔帝国が再び動き出している…」
神宮寺「プリンス・シャーキンの次か。今度はキングか?」
一郎「その名は…妖魔大帝、バラオ…!」
洸「妖魔…大帝…バラオ!?」

≪「地球分岐(ガンドール隊)をプレーする」を選択≫
バラオ「なに…? 探し求めていた、洸の母、ひびき玲子…いや、憎きムー帝国の末裔、レムリアの行方をついに、つかんだとな…!?」
激怒「は、御命令通り…チベットで、ひびき洸めの父親の動きを探っておりましたところ…とうとうその手がかりを」
バラオ「それで…そのレムリアは、今どこにいる」
豪雷「日本の近海に…なにかを探し求めて向かったものと思われます」
バラオ「おそらく…ムートロンエネルギー解放の鍵、ラ・ムーの星が見つかったに違いない…」
激怒「ラ・ムーの星?」
豪雷「バラオ様…仮にひびき玲子…レムリアがそのラ・ムーの星を手に入れ、ムートロンエネルギーを解放したならば…」
バラオ「我々は…滅びることになろう…!」
激怒「馬鹿な!」
豪雷「とても…信じられません…! シャーキン程度ならばいざ知らず、妖魔大帝バラオ様、そして我々巨烈兄弟が!?」
バラオ「残念ながら事実だ」
激怒「さすれば! 一刻も早く、そのレムリアを捕まえて…!」
バラオ「その通り…! 洸の母を捕らえねば、我々は滅び去るのじゃ! 逆に言えば、その力さえ手中に収めてしまえば…この妖魔帝国に敵はない!」
激怒「ははっ」
豪雷「お任せあれ、バラオ様…!」

≪「地球分岐(ガンドール隊)をプレーする」を選択≫
ディオンドラ「ガデス様」
ガデス「なんだ、ディオンドラ」
ディオンドラ「私を地球へ向かわせてください」
ガデス「ハイリビード…いや、ムートロンの在処がわかったのか?」
ディオンドラ「あのムートロンと呼ばれる秘宝を狙う妖魔帝国とかいうやつらを利用すれば、あるいは…」
ガデス「妖魔帝国…たしかに、それは良いかも知れぬな」
ディオンドラ「それはそうと、先ほど出撃したガルディたちは?」
ガデス「バンカーとの合流ポイントへ向かわせた…」
ディオンドラ「私も合流してから、地上へ向かえばよろしいのですね」
ガデス「いや、お前はやつらよりも先に地上へ降下し、ムートロンを手に入れろ」
ディオンドラ「バンカーを出し抜く、というわけですね…」
ガデス「やつらはまだ、秘宝の在処を知らん…ガルディたちを合流させておけば、文句はあるまい?」
ディオンドラ「さすがはガデス様…」
ガデス「デビルサターン6を連れ、地上へ降下するがよい…」
ディオンドラ「ガデッサー」

≪「地球分岐(ガンドール隊)をプレーする」を選択≫
シャピロ「ムゲ帝王様…あのアインストの目的は一体?」
ムゲ「……」
シャピロ「ほほう…」
ムゲ「私がこうして人間どもの前に姿を現しているのも、アインストに対しての事…」
シャピロ「なるほど」
ムゲ「しかし、それで満足する私ではない…」
シャピロ(それはこの私とて同じ…神になるのは、私ひとりで十分だ…)

≪「地球分岐(ガンドール隊)をプレーする」を選択≫
葉月「バードス島にミケーネの本拠地が?」
甲児「本当ですか? 先生」
弓「ああ、間違いない…我々の調査隊が偶然発見したのだが」
さやか「バードス島って…甲児くんのおじい様が…」
甲児「ああ…昔、ヘルと一緒に発掘調査してた所さ」
葉月「ヘル? それは、あのDr.ヘルの事か?」
竜馬「…Dr.ヘルは、発掘した古代ミケーネのロボットを調査していくうちに…そのロボットを使っての、世界征服を思いついたらしい…」
隼人「魔が差した、ってやつか。やれやれだな」
弓「甲児くんのおじいさん…兜十蔵博士は、その野望に気付き…マジンガーZを造ったんだ」
ショウ「そんな事があったのか…」
甲児「そうとわかれば、こうしちゃいられねぇ! 早いとこ、そのバードス島へ向かおうぜ!」
さやか「なに言ってるのよ、甲児くん! 獣戦機隊基地の人たちを放っておくの!?」
甲児「あ…そっか」
葉月「確かにミケーネの本拠地がわかった以上、我々はそこへ急行すべきかもしれんが…」
アムロ「しかし、すぐに動き出すという訳ではないなら、基地の様子を確認する事を優先したいところ…か」
シロー「ミケーネの連中は、かなり前からバードス島に?」
弓「いや…ここ最近、バードス島周辺の地殻の異常な活動を調査した結果、偶然にもやつらの基地を発見できた…ここ数年なかった現象なだけに、昔からそこが本拠地化どうかは…」
鉄也「一時的に集結したにせよ…親玉どもはそこにいるんだな?」
ジュン「…鉄也」
弓「はっきりした事は言えないが…おそらく…」
甲児「…長官!」
シーラ「我々は…どちらへ向かえば良いのでしょうか…?」
葉月「獣戦機隊基地の音信不通も気になりますが…実は…妖魔帝国の情報も入っています」
洸「実は…ムートロンの遺跡が日本で発見されたんだが、そこに母さんがいるみたいなんだ…」
シロー「良かったじゃないか…なんか問題があるのかい?」
マリ「その洸のお母さん…ムートロンの秘密を掴んでいるらしくって、それを狙って妖魔帝国が動いているらしいの」
麗「…それも、妖魔帝国のボス…妖魔大帝バラオの手のものが…」
竜馬「なんて事だ…それじゃすぐにでも捜しに行かないと」
弁慶「ああ、敵に手に落ちでもしたら、大変なことだぜ」
洸「しかし…はっきりした場所がわかっているわけじゃないし…他のところの状況も気になる…迷惑はかけられない」
雅人「仮に日本へ向かうとしたら…バードス島は方向が違っちゃうね?」
さやか「バードス島って、たしか地中海にある島よねお父様?」
弓「ああ、そうだ。その地下にやつらの本拠地はある」
葉月「先に日本に向かいムートロン遺跡と獣戦機隊基地へ寄ってから、バードス島というのが妥当か…」
隼人「下手にこちらから攻撃を仕掛ける必要はないかもしれんな…」
鉄也「俺は…バードス島へ向かう」
ジュン「鉄也!?」
アムロ「剣くん…」
鉄也「俺とジュンはミケーネ帝国を倒すために訓練を重ねてきた…先にバードス島に向かわないのなら、ここからは別行動をさせてもらう」
マーベル「単独で敵の本拠地に乗り込むなんて、危険すぎる…」
鉄也「ミケーネを倒す事は俺の使命だ。誰にも文句は言わせん」
ジュン「鉄也! …葉月長官、すみません…私も行きます!」
葉月「剣くん…炎くん…」

≪「地球分岐(ガンドール隊)をプレーする」を選択≫
甲児「鉄也さん!」
鉄也「…甲児くん、止めても無駄だ。俺は行く」
ジュン「ごめんなさい、甲児くん」
甲児「止めに来たわけじゃねえよ、鉄也さん。…俺も行く」
ジュン「甲児くん…!」
鉄也「駄目だ」
甲児「鉄也さん!? そりゃないぜ! 俺だっておじいさんの仇を討ちたいんだ!」
鉄也「…君まで抜けたら、この地上部隊はどうなる?」
甲児「…う」
鉄也「ただでさえ部隊を分けて行動しているんだ。マジンガーZ、一機の存在がどれほど大きいか…判らんとはいわせんぞ、甲児くん」
甲児「……」
鉄也「獣戦機隊基地にもなにかが起こっている。そっちに行ってやれ、甲児くん。君たちが来るまで、バードス島はもたせてみせる」
甲児「鉄也さん…あんた、そのために…」
鉄也「フッ、俺はいつでも自分勝手なだけさ。…いくぞ、ジュン!」

≪「月分岐(ラー・カイラム隊)をプレーする」を選択≫
デビルサターン「あんな、でかい小惑星をぶっ壊すとは思わへんかったで…これからどないしましょ?」
ディオンドラ「いまいましい奴らだねえ。デビルサターン6! 奴らが安心しているいまがチャンスだよ!」
デビルサターン「ほんまでっか? 逆にやつら…ごっついメカがぎょうさん集まっとりますで? あ、あかんのとちゃいまっか!?」
ディオンドラ「つべこべお言いでないよ! …私の命令が聞けないというんなら…」
デビルサターン「ガ、ガデッサー! 行きますがな!」(こ、こら…死ぬで…)
グルジオス「…あせるでない、ディオンドラ」
ディオンドラ「グルジオス? なんだい、あんたも怖じ気づいたって言うのかい!」
グルジオス「まあ待て。やつらが油断しているのはわかる…だが、戦力が集中しているのもまた事実だ。そこで…私に作戦がある…」
ディオンドラ「ほほう だけど私のやり方に口を挟まないでもらいたいねえ」
???(バグ)「…フフフ…奴らを片付ければいいんだな?」
ディオンドラ「おまえは…クロノス人…!?」
グルジオス「この男を使う。…フフフ」
ディオンドラ「どこの馬の骨ともしれない奴を信頼できるのかい?」
グルジオス「これはガデス様の命令だ。…逆らうのか? ディオンドラ」
ディオンドラ「…ふん、誰もそんなことは言っておらん。ガデス様は宇宙海賊バンカーと手を組み、ともに作戦にあたれと言われていたが…それはどうなっているのだ?」
グルジオス「まあ見ていろ…ククク…。バンカーにも、なにかとっておきがあるらしいしな」
???(バグ)「ふん、俺はしち面倒臭いことは好かん…おびきだしてさっさと片を付けるぞ」
グルジオス「ほう、なにか策があるのか? …お手並み拝見といこう。…天空宙心拳のな」
デビルサターン(?? …天空宙心拳やて? なんや、ややこしいことになっとるが…助かったわ…ホンマ)

≪「月分岐(ラー・カイラム隊)をプレーする」を選択≫
ガリモス「目が…覚めたようだな…」
???(ギル)「………」
ガリモス「行け…おまえの復讐を果たせ…」
???(ギル)「はっ。…再び私にチャンスを与えてくださったこと…感謝致します、ガリモス大船長…!」(クク…クククク…そう、再びチャンスが来た…。次こそは…ミア=アリス…!)

≪「月分岐(ラー・カイラム隊)をプレーする」を選択≫
キョウスケ「キョウスケ=ナンブ、レイン=ミカムラ、到着しました」
レイン「アルトアイゼン、シャイニングガンダムの搬入も済ませてあります」
ブライト「わかった。二人とも無事に着いたか…敵に襲われなくてなによりだったな」
キョウスケ「はい、地上の敵勢力は弱まっています、今回は問題なく打ち上げができました」
ドモン「地上ではいろいろあったらしいな。レイン、兄さんは?」
レイン「まだ安静だけど、元気よ。…あなたによろしくって、ドモン」
ドモン「…そうか」
ニナ「お疲れ様です…みなさん」
チェーン「ご苦労様です」
ブライト「パープルトンさん…ん、君は確か、アムロの…」
チェーン「はい。大尉のお手伝いをさせていただいています…その事について、後でお時間を」
ブライト「わかった。補給の間に時間を取ろう」
ジュドー「さすが、アムロさんくらいになるとモテるんだな」
ルー「あら、妬いてるの? ジュドー」
※※プルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
プル「ジュドーにはあたしがいるじゃない!」
※※プルツーが仲間にいる場合、セリフ追加※※
プルツー「…くだらんな」

マリア「あたしはもっと活動的な人のほうがいいけどな」
パイ「なんだ、藤原みたいなのが好みなのかよ?」
マリア「あんなに素直じゃないのはお断り!」
ドモン「いつまで下らない事を言っている。…先に調整をしているぞ」
アレンビー「あ、あたしも行く! 待ってよドモン!」
エル「レインさんは追っかけなくていいの? アレンビーに独り占めされちまうよ?」
レイン「え、ええ…私はネオジャパンコロニーにキョウジさんの事を連絡しないといけないから…」
ルー「地上から上がってきたばかりだっていうのに、働くわねえ」
ランバ「そう言えば、ターサン博士はどうしてるのかしら?」
ミア「さあ…最近連絡ないけど…」
ドリル「あの博士のことだから、どっかに隠れながら様子をうかがってるんじゃないか?」
レイナ「ドリル、あんまり失礼な事を言っちゃダメよ!」
ランバ「いーのいーの、きっとドリルさんの言った通りなんだから」
ニナ「あら…? あなたたちね、機械生命体の異星人って…ふぅん…よかったら、後でラボに来てくれないかしら?」
プライト「パープルトンさん、彼らはわたしたちの協力者だ。あまり失礼のないように…」
ニナ「ですが、うまく解析してモビルスーツにフィードバックできれば…」
シーブック「ダメですね、これは」
大介「ロムくん、つかまってしまう前に逃げた方がよさそうだぞ」
ロム「わかりました。では、ぼくたちはデッキに行っています。ジェット、ドリル、時間のあるうちに修行をしよう」
※※キナが仲間にいる場合、セリフ追加※※
コロン「姉ちゃん、俺たちも行こうぜ」
キナ「そうね、ロム=ストールたちの修行…見ておきましょう」

ジム「ロムさま、置いていかないでくださいよう」
キョウスケ「ニナ=パープルトンさん。お取り込み中申し訳ないが…」
ニナ「あら? …あなたは…たしかキョウスケ=ナンブさん?」
キョウスケ「ええ。お願いがあるんですが」
ニナ「え? 何かしら?」

≪「月分岐(ラー・カイラム隊)をプレーする」を選択≫ 
シーブック「これは…」
チェーン「大尉が設計した…νガンダムです」
ブライト「耳には、はさんでいたが…なんとか、実戦投入に間に合ったようだな」
チェーン「ニナさんがいっつも悔しいって言うんですよ。こんな美しいガンダム、見たことないって」
セシリー「確かに美しい機体ですね…悔しいというのは?」
チェーン「彼女はガンダム設計に心血を注いでいるから…実戦配備はほぼ終わってます。もうすぐ起動チェックを始めるところです」
シーブック「…あの背中の板はなんなんですか? 放熱板にしては構造が複雑そうだし…」
チェーン「あれはフィン・ファンネルよ。テストも終わって、あとは実装するだけ」
ブライト「ファンネル? すると…ニュータイプ専用機ということか。…連邦にもそこまでの技術があったとは聞いていないが…」
チェーン「材料開発部門から流れてきた情報で実現できたんです。サイコフレーム、ありますよね? あれをコクピットまわりのフレームに内蔵してあるんです」
シーブック「フレームに…内臓? 直接か…すごいアイデアじゃないですか」
チェーン「でも…おかしい話があるんです」
セシリー「おかしい…話?」
チェーン「はい…このアイデア…アナハイムの材料開発部からの情報だというのは…嘘らしいんです」
ブライト「嘘? じゃあ…誰が?」
チェーン「わかりません…でもテストの段階では完全に作動しました」
ブライト「……気になるな…正常に機能するところが、むしろ裏があるようにも考えられる…」
ジュドー「おっ、キャプテンもこっちにいたのかよ。聞いたぜ、アムロさんに送る新型があるんだって? …へえ、こいつかあ」
ルー「ダブルゼータよりも大きくない?」
チェーン「そうね。標準体型のモビルスーツとしては大型になったわ」
シーブック「F91とは逆の発想で設計されているのかもしれないな」
エル「2人のモビルスーツは、ちょっと小さめだもんな」
チェーン「とにかく、これを地上のアムロ…アムロ大尉に送れば肩の荷が下ります。…クワトロ大尉も気にされてたみたいだし…」
ブライト「…クワトロ大尉が?」
チェーン「ええ…パイロットとして興味がある、って…何か?」
ブライト「いや……なんでもない。しかし、現状では地上に届けるのは現実的ではないな」
チェーン「…はい。それに重力下実験も済んでいませんし…」
ジュドー「俺たちで使うのは?」
ブライト「ああ、それしかないだろうな。チェーンくん、かまわないか?」
チェーン「大丈夫です…もともとロンド・ベルに搬入されるものですから、手続きは変わりません」(アムロ…お早いお帰りを…)

≪「月分岐(ラー・カイラム隊)をプレーする」を選択≫ 
カロッゾ「完成か…フフフ…ようやく本当のラフレシア・プロジェクトが始められる…」
ザビーネ「鉄仮面」
カロッゾ「ザビーネ=シャルか…なんだ」
ザビーネ「…バグというコードネームについて聞きたい」
カロッゾ「…じきにわかる。…む、連邦の部隊がこちらに? …ちょうどいい…フフフフフ」
ザビーネ(…なにを企んでいる、鉄仮面…)

≪「月分岐(ラー・カイラム隊)をプレーする」を選択≫ 
ニナ「ゲシュペンスト3型のカスタム機…見るのは初めてよ。極端な高出力ブースター、ボディバランスを無視した実弾装備…たしかに傑作パーソナルトルーパーの鬼子ね」
キョウスケ「…こいつに、Mk-IIのカスタムパーツ流用は可能ですか?」
ニナ「…ゲシュペンストMkIIカスタム…そういえば、1機だけロンド・ベル隊に配備されたんだったわね…」
キョウスケ「実はブライト艦長にアルトアイゼンの強化を申請したら、ニナさんに直接話してみたらどうか、と…これが俺の考えた強化案です」
ニナ「強化案? ちょっと見せて…へえ、あなた、図面が引けるの?」
キョウスケ「ええ、以前から考えていたんですが…ずいぶん時間がかかってしまって」
ニナ「ふんふん、なるほど…」
キョウスケ「…どうしても…強化したい。でなければ…あれと戦うとき、当たり負けしてしまう…」
ニナ「装甲にスタビライザーの追加…この腕のシリンダーは? 現状のリボルビングステークのものより大型になってるけど…」
キョウスケ「リーゼタイプ…ステーク用に一番最初に造られたパーツです。大きすぎてバランスがとれないために、現在のタイプになったと聞いてます…」
ニナ「リーゼ…独語で巨人、なるほどね。…そのパーツ自体は?」
キョウスケ「…予備パーツのコンテナに放り込んだまま…こちらに運び込まれているはず」
ニナ「わかったわ、パーツ流用による組み立てなら、そんなにかからないはずよ。ZZの強化装甲の取り付け作業もあるし…」
キョウスケ「…お願いします」
ニナ「…ねぇ、ついでに言っちゃあれだけど、ステーク部分に細工してもいい?」
キョウスケ「細工? 別に構わないが…なんですか?」
ニナ「アナハイム独自に開発した、フィールド無効化システムを試したいのよ。ネルガル社に負けてらんないしね。どう? 悪くない話でしょ?」
キョウスケ「いや…むしろ助かる」
ニナ「アナハイムのみんなは、私も含めて徹夜だけどね。請求書は、ブライトさん宛にしておくから」
キョウスケ「…すまない、わがままを言って…」(うまくいけば…互角に渡り合えるはず…。あのヴァイスリッターを倒し…あいつを…!)

≪「月分岐(ラー・カイラム隊)をプレーする」を選択≫ 
???(アインスト)「……」
エクセレン「……」
???(アインスト)「ジキ…ダ」
エクセレン「……」
???(アインスト)「オマエノ…ヤクメモ…オワ…ル」
エクセレン「…キョウスケ…」

≪「月分岐(ラー・カイラム隊)をプレーする」を選択≫ 
レイン「艦長、大変です!」
ブライト「どうしました、ミカムラさん」
レイン「ネオジャパンコロニーが…アインストに襲われているそうです! 至急応援を頼むと…」
ブライト「なんだって… どういうことだ…」
大介「ブライト艦長、なにかおかしな事でもあるんですか?」
ブライト「ああ…実はあの敵の反応が別のところにもあった。…月のすぐそばだ」
キョウスケ「やつらが同時に現れただと…!?」
キョウスケ「今までになかったことだ…まさか…エクセレン…!?」
ブライト「うむ…だが、どちらも無視はできん。…ドモンくんはどうした?」
ジュドー「アレンビーやロムさんたちと、デッキで修行とかいって暴れてたけど?」
※※プルツーが仲間にいる場合、セリフ追加※※
プルツー「ああ、整備の邪魔だったな」
※※プルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
プル「楽しそうだったよ! あたしも混ぜてもらおうかな!」

マリア「あの人たちがまとめて暴れてるのって…ちょっと近寄れないわね…」
シーブック「伝えるのは後にしても、急いで発進したほうがよさそうですね」
ブライト「うむ。よし、全艦発進準備だ! 各自警戒態勢をとれ」
ルー「ちょっと待ってください…! 変な回線で通信が入ってますよ。つなぎますね」
ランバ「変な回線って…? あ、博士!」
ターサン「おお、お前たち! それにブライト艦長さんだったかの、重大な情報じゃ!」
ミア「重大な情報…?」
パイ「また怪しいネタを売り込むつもりなんじゃねぇのか?」
ターサン「ばかもん! バンカーとギャンドラーの情報じゃ! 実はついさっきまでやつらに追われておってのう」
ロール「ええっ! …それで、大丈夫なんですか?」
ターサン「フッフッフッ、わしの技術をもってすれば、やつらをまくことなどたやすいわい」
エル「逃げ足が速いってこと?」
ターサン「機を見るに敏と言わんか。…と言いたいところじゃが、助けてもらっての」
ランバ「誰に!?」
ターサン「天空宙心拳…キライ=ストールのご子息じゃよ」
大介「ロムくんたちだって!? 彼らはさっきデッキの方で…」
〔扉の開閉音〕
ドモン「なにがあった? ロムたちが飛び出していったが?」
ブライト「飛び出した?」
アレンビー「うん…なにか通信みたいなものを受けたら…急に顔色が変わってさ。『奴だけは許さん』…とか言って」
マリア(顔色、変わるんだ)
ブライト「で、彼らは?」
ターサン「うむ…すぐにわしを襲ってきたギャンドラー連中を追って、行ってしもうた。…う~む」
ミア「博士? なにか気になることでも? それに博士は大丈夫なんですか!?」
ターサン「わしは平気じゃよ。…それに、おそらく目的はわしではなく…ロム=ストールたちをおびき寄せるためだったように思えるんじゃよ」
パイ「ギャンドラー…なるほどな」
ターサン「やつらをまいた後にどこに戻っていくかと調べたところ…とある地球のスペースコロニーに入っていきおったんじゃよ」
セシリー「地球のコロニーですって?」
ジュドー「…ここんとこ戦争が続いてるから、無人になっちまったコロニーも多いからなあ。そのうちの一つをアジトにでもしようってんじゃないの?」
大介「ターサン博士、そのコロニーの位置は?」
ターサン「うむ、今データを送るぞ…ここじゃ」
ブライト「…ここは…テキサスコロニー?」
マリア「艦長、知ってるところなの?」
ブライト「以前は観光用のコロニーとしてにぎやかだったらしいが…一年戦争の頃には無人になっていた場所だ」
※※プルツーが仲間にいる場合、セリフ追加※※
プルツー「ジュドーの言ったとおりだな」
※※プルが仲間にいる場合、セリフ追加※※
プル「じゃあ、タダで遊べるの?」
ルー「…今はギャンドラーたちとね」

ドモン「前線基地にでもされたら厄介だ。…潰しておくべきだろうな」
ランバ「やったじゃない博士、お手柄お手柄!」
ターサン「うむうむ。…っと、年寄りをからかうでないわ。とにかく伝えたからの。わしは追っ手が来んうちに姿をくらますとするわい。お前たちも達者でな」
ミア「はい。博士、気をつけて…」
ブライト「ネオジャパンコロニーに月近海……それにテキサスコロニーか…慌ただしくなってきたな。とにかく、発進準備だ。ロムくんたちは…」
アレンビー「あんまし気にしなくていいんじゃない? そのうち合流してくるでしょ」
レイン「そんな簡単に…」
ドモン「そうそうひけをとる男ではあるまい。…アレンビーじゃないが、気にしても始まらん」
ルー「ま、そうなのよね。問題はむしろ私たちじゃない?」
ロール「バンカーとギャンドラーの連合軍…きっと手強いんだろうな…」
パイ「なに弱気になってんだよ! 放っとくわけにはいかねぇだろ?」
シーブック「そうだけど…謎の敵が同時に活動しているのも不気味だな。それに、クロスボーンの動きもここのところまったくないし…」
セシリー「……」
キョウスケ(月…そしてネオジャパンコロニー…おそらく、どちらかにエクセレンもいるだろう…待っていろよ、今度こそ…!)
【シナリオエンドデモ終了】


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● 「アース」編 → 獣戦機隊基地 → No11「神の祝福を」 へ進む

  「アース」編 → バードス島 → No12「明日なき総力戦」 へ進む

  「アース」編 → ムートロン遺跡 → No13「ラ・ムーの星」 へ進む

  「ムーン」編 → 月近海・暗礁空域 → No19「白騎士の心」 へ進む

  「ムーン」編 → テキサスコロニー → No20「復讐鬼たち」 進む

  「ムーン」編 → ネオジャパンコロニー → No21「悪魔と陰謀と」 へ進む

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