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シーン3C「ムーン」編
No.21
悪魔と陰謀を

<セレクト ネオジャパンコロニー>
倒したと思われていたデビルガンダムが
ネオジャパンコロニー近海に出現したという…。


サブタイトル
「悪魔と陰謀と」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
〔味方ユニット出現〕

〈出撃ユニット選択〉
アレンビー「あれっ? コロニーが襲われたって、慌ててきたけど…静かだよ」
ジュドー「俺たちゃ旧国家対応型コロニーは初めてだけどよ、こnタイプのコロニーはどこもこんなにさびれてんのかい?」
レイン「ううん、そんな事はないわ。いつもはもっと…そうね、変だわ…こんなに静かなんて…」
ドモン「ああ…それに、コロニー政府との通信もつながらない…何かある。油断するな、レイン」
ブライト「コロニー防衛軍との連絡も取れない。静かに見えるが、異常事態だ。全員警戒を怠るな」
パイ「急いで駆けつけてみれば、助けに来た先はゴーストタウンかよ。こいつは何かありそうだね」
ミア「敵の罠なのかしら…」
エル「まさか…もうアインストに…!?」
〔敵ユニット出現〕
ドモン「! なんだ、あれは!?」
シーブック「こいつら…もしかして!?」
セシリー「どこから…!? それにこの大きさは…!」
レイン「コロニー中のいたる所から…まさか、防衛軍や街の人は…」
ルー「あんな大きさなのに? でも、あの動き…」
シーブック「…見たことがある。鉄仮面の乗っていた、巨大な花のようなモビルアーマー…あれが何度か飛ばしてきた…!」
デューク「武器だったものが、独立しても活動できるというのか。まるで円盤獣だな」
セシリー「…それが…あの男が実験と言っていたもの…!」
シーブック「実験…このグロテクスな機動兵器が!?」
セシリー「来る! 迎撃します!」
シーブック「セシリー! 前に出過ぎるな!」
〔敵ユニット出現〕
ジュドー「な、なんだよ今度は!」
レイン「ドモン!! あれを…」
ドモン「どうしたレイン? なにっ!? なぜ…なぜ奴が…ッ!」
アレンビー「奴って…ええっ!? そんな…」
人工知能「………」
キョウスケ「あれは…デビルガンダム!」
ドモン「なぜ奴が!?」
ブライト「む…通信!? …ネオジャパン…ウルベ=イシカワ少佐とだと…!?」
レイン「ウルベ少佐…! ドモンと私を騙した…張本人!」
ウルベ「ドモン=カッシュ、そしてロンド・ベル隊のみなさん、よく来ていただきました」
ドモン「ウルベ! これはどういうことだ! なんでデビルガンダムがここに! それに貴様は…!!」
ウルベ「落ち着け、ドモンくん。…デビルガンダムは元々ネオジャパンコロニーで造られたものなのだよ? 君が地球で倒した後、我々が回収して本来の姿に戻す…筋が通っているのではないかね?」
ミカムラ「…そうだドモンくん。冷凍系を受けている君の父上に代わって私も協力していた…」
レイン「お父さま!?」
シーブック「奴ら…あのメカ…鉄仮面たち…! クロスボーン・バンガードとあんたたちはどうつながっているんだ!」
ミカムラ「わしは知らん…ドモンくん、レイン…信じてくれ。わしは…」
ウルベ「おそらくは、ここにデビルガンダムが引き上げられたことを知って…ではないかな? フフフ…」
ドモン「ウルベェェ……ッ!」
ウルベ「とにかく、クロスボーン・バンガードの脅威を取り除いてくれたまえ。そうしないと、デビルガンダムどころではあるまい?」
ブライト「くっ…! いいな、一度に二つの勢力が相手だ。気を抜くな!」
マリア「いっそ共倒れしてくれればいいのに」
セシリー「あの小型メカは人間だけを襲うように作られているようです。デビルガンダムとその手下達に人間は乗っていないはずですから…」
シーブック「くそっ! 鉄仮面め、自分たちは人を全滅させてから現れるつもりか!」
※※シュバルツが仲間にいる場合、セリフ追加※※
シュバルツ「ドモン、いかなる者の手にもデビルガンダムを渡すわけにはいかん! 怒るのはそれからだ!」

ドモン「許さんぞ…! こいつらを蹴散らし、デビルガンダムを再び倒す! 行くぞ!」
アレンビー「わかったわ、ドモン!」
ウルベ(フフフ、クロスボーン・バンガードが来るとは誤算だったが…まあいい、ロンド・ベルともども、新生デビルガンダムのテストに付き合ってもらおうか…)
<戦闘開始>

<バグ全滅・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
カロッゾ「ほう…バグをすべて退けたか…やるな」
ロール「あれは!」
デューク「ラフレシアだったな。やっとお出ましか」
カロッゾ「さすがは連邦の切り札…と、ほめておこう。バグどもだけで一掃できるかと思ったが…やはり大きな収穫のためには手間をかけねばからんようだな」
マリア「円盤獣の出来損ないみたいなのにやられるもんですか!」
シーブック「鉄仮面か!」
カロッゾ「フフフ…このテストが良好なら、ただちに月と地球にバグを降下させるつもりだったが…その前にやらねばならぬことがあるようだな」
ルー「こんなものを月と…地球に!?」
ジュドー「ふざけやがって! そんな勝手なことさせるかよ!」
ドモン「鉄仮面とか言ったな。俺は今、虫の居所が悪い! …覚悟してもらうぞ!」
カロッゾ「なかなか勇ましいではないか。人が言葉で人を殺せるならば、わしもこんなに苦労してはおらんよ」
ドモン「うるさいっ!」
エル「こんな機械で地球をどうこうできると思ってんの!」
セシリー「それに、あのデビルガンダムで…なにをしようというの!?」
カロッゾ「…わからんのか? ベラ。…粛清だよ」
ブライト「…粛清?」
カロッゾ「宇宙は疲弊している。…それは侵略軍がどうだという問題などではない。地球圏そのものが疲れているのだ」
デューク「そんな事が、この兵器を作った説明にはならないはずだ…!」
カロッゾ「人類を永遠に生き延びさせるという…ロナ家千年の夢のためだ」
キョウスケ「人間を…永遠に?」
ミア「不老不死? …そんな夢みたいなこと…」
カロッゾ「フフ、諸君らには難しい表現だったか…正確には…人類がこの宇宙でこれからも生きていけるようにするためだ」
ジュドー「なに言ってんだ!? わけわかんねえことばっか言いやがって!」
エル「そうよそうよ!」
カロッゾ「コスモ貴族主義…その実現のためには、増えすぎた愚かな者たちを間引かなくてはならん…! 世界を少しでもさっぱりとさせておかんとな」
ドモン「そのために…あのメカやデビルガンダムを利用するというのか!」
アレンビー「なんてことを考えてるの…!」
ルー「人間を間引くだなんて…」
カロッゾ「誰の良心も痛めることがない…良い作戦だろう? 機械による無作為の修正…フフフ…」
キョウスケ「良心を痛めなければ…なにをやってもいいわけではあるまい…! 人間が同じ人間の優劣を決めることができると思うな!」
カロッゾ「この宇宙には、あまりにも人が増えすぎた。新時代の統制のため…旧時代の垢は落とさねばならん」
セシリー「…仮面をつけなければなにもできない男が…世直しを言うなんて!」
カロッゾ「ベラ…つくづくおまえは悪い子だ。大人のやることに疑いを持つのはよくないな…!」
ブライト「勝手なことばかりを…!」
カロッゾ「人類の十分の九を抹殺しろと命令されれば…こうもなろう!
セシリー「機械がしゃべることか!」
レイン「あっ…また敵の反応よ!」
〔敵ユニット出現〕
セシリー「ブラック・バンガード…」
シーブック「…よりによって厄介なのが…」
ザビーネ「ベラ=ロナ様か…?」
セシリー「ベラ=ロナではありません、今の私はセシリー=フェアチャイルドです…!」
ザビーネ「私にはどうでもいいことだ」
カロッゾ「来たか、黒の部隊」
ザビーネ「…鉄仮面、今のは一体どういうものなのか? 私は見たことがないが、データに登録されている…」
カロッゾ「フフフ…」
ザビーネ「バグか…! 鉄仮面!」
カロッゾ「そう、バグは人間の呼吸や体温を感知して自動的に攻撃する無人兵器だ。もちろん対モビルスーツ戦でも、十分な性能を発揮できるのは実証済みだ」
ザビーネ「そしてさらに、あのデビルガンダムとかいう怪しげなものも取り込もうというのか」
ウルベ「フフフ…私どころではないようだね、ドモン=カッシュくん。…フフ…フハハハハハハハ!」
ドモン「待っていろ、ウルベッ! 貴様だけはぁっ!」
ブライト「挑発に乗るな! 各機攻撃開始! こんな兵器を使わせるわけにはいかん!」
ザビーネ(どうする? この戦い…我がクロスボーン・バンガードに正義はあるのか? ええい!)

≪東方不敗仲間フラグ成立≫
<敵増援1出現の2ターン後PP・味方援軍1出現>

ロール「くそっ! 倒しても倒しても…これじゃきりがない!」
ミア「ロール、がんばって!」
ドモン「ちいぃっ! こんなところで時間を潰している暇はないっ! あそこには、ウルベがッ!」
アレンビー「ドモン、焦っちゃダメだよ!」
ドモン「うるさい! 俺は…!」
???(東方不敗)「馬鹿者ぉっ! この程度の窮地で取り乱すでないわ!」
※※先にNo19をクリアしている場合、セリフ追加※※
エクセレン「わお! 誰? ドモン=カッシュに喝を入れるなんてことするのは…」

キョウスケ「この声は…しかし、あの男がなぜ…」
アレンビー「だけどこの声は…間違いないよ!」
〔味方ユニット出現〕
ドモン「師匠…! 師匠!? なぜ!? あんたは、ジャブローで…!」
東方不敗「ふん、これまでの闘いで、ひと皮もふた皮もむけたかと思っておったが…己の気持ちばかり先走らせおって! どうやらわしの買いかぶりだったようだな!」
レイン「それじゃあ…マスターは私たちを助けに!?」
東方不敗「ドモンよ…お主がジャブローでわしにぶつけた言葉…忘れはせんぞ。人もまた、自然の一部だとな…」
ドモン「東方不敗……」
マリア「あの人、私たちと戦うつもり、ないみたい…」
東方不敗「師の過ちを正したほどに成長したと思っておった貴様が! これしきの事でうろたえおるとは、なんたるていたらく! 見てはおれんわ!」
ドモン「くっ…」
東方不敗「…おまえはもう、流派東方不敗の継承者なのだぞ…?」
ドモン「東方不敗…マスター・アジア! …師匠…ッ!」
ジュドー「なんだよ、弟子が弟子なら師匠も相当素直じゃねぇんだな」
エル「言えてる言えてる」
デューク「そうだな…いくら厳しい言葉をぶつけているようでもあの男からはドモンくんを思いやる心しか感じられないな」
※※シュバルツが仲間にいる場合、セリフ追加※※
シュバルツ「そう…武闘家とは、拳でしか語ることの出来ぬ不器用な者たちなのだ…」

ランバ「武闘家同士って…テレパシーみたいなのがあるのかな?」
パイ「さあね、似たもの同士って事くらいじゃねぇのか?」
アレンビー「あたしもわかるよ、二人の気持ち! ドモン「もう師匠と仲直りできたんだよ…よかった…」
レイン(武闘家にしかわからないこと…私は……)
東方不敗「さあドモン! ぐずぐずしている暇などないはずッ! 今お前の成すべき事はなんだ!」
ドモン「デビルガンダムを狙う敵を倒し、ネオジャパンコロニーに平和を取り戻すこと!」
東方不敗「そうだ! よいな、敵の数に惑わされるでないぞ。怖るるべきは敵にあらず…己が闘志の折れることよ! ゆくぞ! 馬鹿弟子がっ!」
ドモン「はいっ! …師匠!」

<デビルガンダム撃破・敵増援2出現>
人工知能「………」
アレンビー「やったぁ! もう動けないみたいよ、ドモン!」
ランバ「デスアーミーたちも見えないし…」
ドモン「よぉぉし、二度と再生できないようにトドメを刺してやる! はあぁぁぁぁ…」
ウルベ「よもや! 待て! ドモン=カッシュ!」
ドモン「聞く耳は持たんっ!」
ミカムラ「よすんだ! やめてくれ! ドモンくんっ!」
ドモン「ミカムラのおじさん! あんたもウルベと同罪だっ! 俺は信じはしない!」
レイン「…ドモン…」
ミカムラ「私はデビルガンダムを本来の地球再生に役立てるための研究を続けたいのだ! ドモンくん! 破壊してしまってはなんにもならん! 君のお父上…カッシュ博士も悲しむ!」
ドモン「あんたが父さんの名前など出すなッ!」
レイン「ドモン! やめて!」
ドモン「レイン…!?」
レイン「…ごめんなさい…ごめんなさい、ドモン…!」
マリア「レインさん…。でも! でもデビルガンダムは倒さなきゃ…!」
キョウスケ「う…! …おしゃべりはそこまでだ。……くっ、これだけの力が集まる場所…やはり嗅ぎ付けてきたか…」
エル「そ、それってもしかして…」
〔敵ユニット出現〕
※※まだカロッゾ健在の場合、セリフ追加※※
カロッゾ「む!? …フフフ、よかろう。都合良くデビルガンダムも奪い易くなったところ。この機に奴らをも…!」

ロール「くそっ、現れたなぁっ!」
※※先にNo19をクリアしている場合、セリフ追加※※
エクセレン「アインスト…! まだデビルガンダムを!?」

ウルベ(ここが正念場か! 隙ありだぞ、キング・オブ・ハート!)「いずこへと消えるがいい、私のデビルガンダムよ!」
人工知能「………」
〔敵ユニット離脱〕
ドモン「なっ!? しまった!」
ウルベ「さて…では仕切り直すとしよう。ごきげんよう、諸君」
アレンビー「ウルベ!? ネオジャパンから脱出する気!?」
ウルベ「ハハハハハハハハ! …ミカムラ博士、こちらへ。今さら抜けるなどと…おっしゃらないでしょうな?」
ミカムラ「……レイン…」
レイン「お父様! お父様っ!」
ドモン「そこから出るなッ! 俺が行ってやる! ウルベッ!」
デューク「まて! ドモンくん! アインスト…やはり、大きな力の集まる場所に現れる…! とにかく奴らを追い返すのが先だ!」
ジュドー「こんだけ集まりやがって…こうなりゃヤケだ! 派手にやってやろうじゃないの!」
ブライト「ネオジャパンコロニーは逃げん! カッシュ!」
ドモン「…わかっている!! …わかっている…!」
レイン「ドモン……」

<カロッゾ撃破>
セシリー「やった?」
カロッゾ「よもや…よもやこのラフレシアが…おおおおおおおおっ!」
〔敵ユニット撃破〕
セシリー「結局あなたは、最後まで仮面を外せなかった…」
シーブック「セシリー…」
セシリー「いいの、シーブック…ロナ家のやろうとしていたこと…それは間違いじゃない…ただ…」
シーブック「もういい、もういいよ、セシリー…」
セシリー「シーブック…」
※※まだザビーネ健在の場合、セリフ追加※※
ザビーネ(これもまた…運命か。鉄仮面が死に、我々の闘いも一からやり直すことになるというのか)

〔敵ユニット離脱〕

<ザビーネ撃破>
ザビーネ「甘く見たか…!」

<敵全滅・勝利条件達成>
ブライト「片付いたか…」
ジュドー「ふぇーっ、きつかったぜ」
ランバ「あの小っちゃい円盤、きらーい」
パイ「ま、あのでかい花の化け物野郎も倒したし、あいつらもこりたんじゃねぇか?」
ミア「でも…あの軍隊が、今の敗戦で人間を間引くなんて事、あきらめてくれるのかしら…」
ロール「そうだな…大本を叩いたわけではないからな」
セシリー「…たぶん…大丈夫だと思います」
シーブック「なぜだ? セシリー」
セシリー「鉄仮面は…急すぎた。自分自身を強化し、目的以外目に入らないエゴの塊になって…」
キョウスケ「…それも…ひとつの方法だったのかもしれないが…」
セシリー「そうしなければとれない統制など…なんの意味もない…」
マリア「…ラフレシア、宇宙に咲く花…ね」
デューク「あの花は無残に散っただけか」
ドモン「感傷に浸っている場合じゃない! ウルベを…!」
ブライト「待つんだ、カッシュ。…我々は任務中だ」
ドモン「なんだと!? 俺にこの場から引き下がれと…!」
レイン「ドモン!」
ドモン「レイン…?」
レイン「……ブライト艦長が、ネオジャパン政府に連絡をとってくれるって…。ウルベと…お父様を逮捕…するように、と」
ドモン「………」
アレンビー「ドモン…レインさんの気持ちも…わかってあげてよ。ドモンがレインのお父さんを殴ったりしたら…」
ドモン「……わかった、アレンビー」
レイン「ごめんなさい…ドモン…」
【戦闘マップ終了】


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