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シーン2「日本編」
自由選択ステージ終了後

【シナリオエンドデモ開始】
葉月「わかった、整理しよう‥ショウ=ザマくん、信じがたいことだが‥君はまったく別の世界から来たというのだね?」
ショウ「正確には‥こっちの世界から引き込まれた、というのが正しいのですが」
※※ガラリアが仲間にいる場合、セリフ追加※※
ガラリア「私はバイストン・ウェル生まれさ」
葉月「すると‥ニャムヒーくんは我々とは別の世界の人間‥どうしてもそうは見えんが‥」

ファ「バイストン・ウェル‥でしたっけ、海と大地の狭間にある世界‥よくわからない概念ね」
チャム「ほんとよ! あたしもショウも、うそなんてついてないんだから!」
葉月「‥チャム=ファウくん、君の存在そのものが、ザマくんが真実を言っていることを証明しているよ」
チャム「え? なに、どういうこと? ショウ」
ショウ「‥おまえが珍しいってさ」
バーニィ「フェアリーなんて‥初めて見るよ」
チャム「フェアリー? あたしはミ・フェラリオよ!」
葉月「ふう、あまりに不透明な状況に異星人に妖精‥それにダンガイオーチームの子たちは超能力者だったか? ‥どうにかなりそうだよ」
クリス「お察ししますよ、葉月長官」
ファ「‥あ。葉月長官、ロンド・ベル隊のブライト艦長から通信が」
葉月「ん、わかった。つないでくれ」

ミア「ギル‥」
パイ「なんだなんだぁ? ミア、浮かねえ顔してるじゃねえかよ」
ロール「ギル=バーグのことかい? ミア?」
ミア「‥ええ」
ランバ「しつこいよねえ、ターサン博士も狙われたんだって?」
パイ「んなことより、これからどうすんのか考えなきゃな。いつまでも防戦一方じゃ面白くないぜ?」
ロール「そんなこと言ったって‥」
竜馬「よう、なにを相談してるんだい?」
ミア「あなたたちは‥ゲッターチームの‥」
竜馬「ああ、おれは流竜馬。こっちが神隼人、車弁慶だ。よろしくな」
隼人「それにしても‥あんたらの格好‥まるでレースクィーンだな」
ランバ「レースクィーン? なんですか? それ?」
弁慶「知らないのか‥って、あんたら、異星人なんだっけ?」
ロール「はい。ミアは地球人なんですけど‥。ぼくは惑星ラテシア」
ランバ「あたしはリリスって星の人間なの」
パイ「あたしはまだ記憶が戻ってないんだよね。ま、少なくとも地球人じゃないよ」
隼人「しかし‥とても異星人には見えんな」
ミア「あ、あんまりじろじろみないでください‥」
ロール「ぼくも驚いてます。まだ記憶が戻らない頃、ターサン博士にぼくたちは造られた‥と聞いていたので、みんな同じだと思っていました‥」
弁慶「ターサン博士? あんたたちのボスなのか?」
パイ「あたしたちを兵器として宇宙海賊に売ろうとしたじじいさ。‥ダンガイオーを造ったのも博士だし、あたしたちのボスってことになるのかな」
隼人「宇宙海賊‥そしてダンガイオーか。詳しく聞かせてくれないか? 敵と味方の情報は把握しておきたいんでな」
ミア「かまいません。なにからお話ししましょうか?」
ロール「ぼくもゲッターロボには興味があるな。聞かせてくださいね」
竜馬「とりあえずぼくが気になるのは‥惑星ラテシアの人はみんな二重人格なのかい?」
ロール「え?」
パイ「やっぱみんなそう思うよな」

ロミナ「‥‥」
シャフ「ロミナ姫、ここにいらっしゃったのですか」
ロミナ「シャフ‥」
ジョウ「お、ロミナ姫、元気出たかい?」
マイク「残念だったね‥ニンジャがいなくてさ」
ロミナ「‥いないものは仕方がありません。それよりジョウ、もうここは地球です。あなたの故郷‥もう私たちにつきあわなくてもいいのですよ‥?」
ジョウ「へっ、そうもいかなくなっちまった。地球はこの有様だろ? おれの星さ。しばらくはガンドール隊で戦おうと思ってる」
ダミアン「くそ、おれにも動かせるマシンがあればいいんだが‥」
レニー「でもジョウ、黒獅子や鳳雷鷹を借りっぱなしにするわけにはいかないでしょ?」
マイク「そうだよ兄貴ぃ」
ジョウ「そうか‥。でもエルシャンクが動けないんじゃなあ‥」
シャフ「あ、姫さま、その件でございますが‥宇宙科学研究所の宇門さまが、燃料のキルハシュウムの手配ができるかもしれないと‥」
ロミナ「本当ですか!? シャフ」

洸「‥詳しいことはわかりません。しかし、古代ムー大陸の遺産であるライディーンが、大妖魔帝国が狙っているものの鍵を握っていると思うのですが‥」
葉月「結局は、謎の存在は確かだが、その内容までは皆目‥ということか」
神宮寺「ま、なんにしてもだ。圧倒的な敵戦力を考えると、ガンドール隊と戦う方が、おれたちにはやりやすいってことだ。長官さんよ、どうだい?」
マリ「ちょっとミスター、人にものを頼む態度じゃないんじゃないの?」
葉月「別に気にしていないよ、神宮寺くん、桜野くん。宇宙へ向かわせた、直属の部下の方がもっと無礼だからね。‥了解した。この戦い、君たちの力を借りたい。私の方からお願いするよ」
洸「はい。よろしくお願いします!」
葉月「さて、次は‥。ユイリィくん、ダンガイオーチームを呼んでくれるかね?」
ファ「はい。‥あら、長官、通信が」
葉月「ブライト艦長からか?」
ターサン「ようやくつながったわい。やあやあ、うちの連中はうまくやっておりますかな?」
葉月「あなたは‥ターサン博士?」
ターサン「いかにも。葉月さんといったかの? ダンガイオーチームと話をしたいのだが‥」
ロール「ダンガイオーチーム、入ります」
ランバ「お話ってなんですかぁ?」
ミア「あら‥ターサン博士!?」
パイ「なんだよ、戦闘に入ったって言ってたから、くたばったのかと思ってたぜ」
ターサン「失敬な。わしがそう簡単にくたばってたまるか! そうそう、おまえたち、そろそろ戻ってこんか?」
ランバ「なに企んでるの? 博士?」
ターサン「企んでなどおらん! おまえたち、ことの重大さをわかっとらんようじゃな。わしらはあのバンカーに指名手配されてしまったのじゃぞ!」
葉月「!! ターサン博士、そのバンカー‥宇宙海賊でしたか? 一体どのような組織なのです?」
ターサン「あんた知らんのか!? ‥もうこれだから銀河辺境の星は‥」
葉月「そうおっしゃらず。敵の情報はできる限り欲しいのです」
パイ「あたしたちもよく知らないぜ。博士、この際話してくれよ」
ターサン「‥パイ? おまえは‥記憶が戻っとらんのか?」
パイ「?」
ターサン「‥ならいい。ゴホン。うむ、宇宙海賊バンカーというのはだな‥」

アイナ「お兄様、お呼びでしょうか?」
ギニアス「ああ、アイナ。おまえにテストパイロットをまかせると言っていた‥あれのことだが」
アイナ「ええ‥」
ギニアス「まもなく、プロトタイプが完成する‥」
アイナ「!! ‥とうとう実現するのですね、お兄様の夢が」
ギニアス「いや、もはや夢ではない。あれを戦線に投入し、戦況を、この戦局を一変させてやる」
アイナ「連邦だけではなく‥異星人や、正体不明の部隊も展開していると聞きますが‥」
ギニアス「関係ない‥なにが来ようと、あれの前では‥な」
アイナ「私‥お兄様のお力になりたい‥」
ギニアス「うむ、お前がいてくれるなら心強い‥」
アイナ「はい。‥あ、いけない。‥お兄様、そろそろお薬の時間じゃなくて?」
ギニアス「ああ‥」
ジオン兵「ギニアスさま」
ギニアス「どうした?」
ジオン兵「ノリス大佐から連絡がありました。ジャブロー近郊の施設から、モビルスーツを奪取、逃走しているものがいるとのことです。現在追跡中‥いかがなされますか?」
ギニアス「ふむ。まかせる、と伝えろ。‥いや、待てよ‥。アイナ」
アイナ「はい、お兄様‥?」

ターサン「‥とまあ、とんでもない連中なわけじゃ。最近は宇宙犯罪組織を名乗る連中と組んで、さらに力をつけたと聞く。お先真っ暗じゃな」
葉月「宇宙犯罪組織‥? ブライト艦長が言っていた‥」
ロール「博士、そんなのに狙われたんじゃあ‥」
ランバ「だいじょうぶなのぉ、博士?」
ターサン「なに人ごとのように言っとるか! おまえたちも標的に入っておるんじゃぞ! とにかく戻ってこんか。ダンガイオーはまだ調整不足。スパイラルナックルも使えんじゃろうが!」
ランバ「‥ねえ、あたしごと飛ぶのはどうにかならないの‥?」
ミア「‥行きましょう。バンカーは私たちを狙ってる‥ここにいれば、ガンドール隊のみなさんにも迷惑をかけてしまう‥」
葉月「‥‥」
パイ「そうだな。博士、戻ってやるよ」
ターサン「おーそうかそうか! では葉月殿、またお会いすることがあれば」
ミア「葉月長官。私たち‥行きます」
葉月「‥すまない。この状況では、手助けもしてやれない」
ロール「気持ちだけで十分ですよ。ミア、行こう」
ミア「うん」
パイ「なかなか面白かったぜ、あばよ」
ランバ「ありがとうございました!」
葉月「‥うむ」

キョウスケ「‥ああ、わかった。いや、そっちの方が心配だ。戦力的にもきついだろうからな。‥ああ、また連絡する。それじゃあ、な。‥ふう、宇宙は宇宙で‥やっかいなことになっているな。ん? あれは‥」
シロー「‥地上はこの有様‥アイナ、君はどうしてる‥?」
キョウスケ「アマダ少尉!」
シロー「‥ん、キョウスケか。どうしたんだ? ダンガイオーチームなら、さっき発進してしまったよ。‥あんな水着みたいな格好で、よく操縦できるよな」
キョウスケ「パイロットスーツはないんですかね‥って、そんなこと言ってる場合じゃない。出撃準備を」
シロー「なにかあったのか?」
キョウスケ「ジャブローの施設から脱出した、元アーガマ隊のパイロットが、ジオンに追われてます‥!」
シロー「なんだって!? わかった、すぐ行く‥!」
【シナリオエンドデモ終了】


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