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シーン5「宇宙激震編」
No.25
「かつて」の意味

<選択「暗黒空域」>
謎の暗黒空域で
彼女は待っている‥。

恋人を救いに行きますか?


サブタイトル
「『かつて』の意味」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
ロミナ「着きましたが‥ブライトさま、本当にここでよろしいのですか?」
洸「‥こ、これは!? 艦長、間違いでは!?」
ブライト「うむ‥座標の特定が間違っているのか?」
シャフ「教えていただいたデータの場所であることは間違いございません。座標自体が違っていたのではありませんか?」
葉月「どういうことかね?」
クワトロ「‥まえに来たとき‥こんな隕石群はなかった」
ブライト「それどころか、まったくなにもない空間だったはずだ」
恵子「これって‥」
大介「この円状に並んだ隕石‥ブライト艦長、どこかで見たことはないか?」
ブライト「‥うむ、これは‥」
マリア「私たちが初めてアインストシリーズと戦った‥月の裏側にあった謎の空間よ!」
キョウスケ「‥‥」
ミア「キョウスケさん?」
万丈「キョウスケくん‥ここに彼女が?」
キョウスケ「‥おそらく」
忍「そりゃいいけどよ、どうするんだ? 探すのかよ」
葉月「‥うむ‥このサークル状に並んだ隕石群‥エクセレンくんの失踪と関係があるのではないか?」
万丈「どうする? あまりぐずぐずもしていられない」
キョウスケ「‥エクセレン」
エマ「あ、キョウスケくん!」
キョウスケ「キョウスケ=ナンブ‥アルトアイゼン・リーゼ出ます!」
〔味方ユニット出現〕
ファ「勝手に出てっちゃったけど‥ブライト艦長?」
ブライト「彼は‥何かを感じとっているのか? ニュータイプとでも?」
アムロ「違うような気がするな‥もっと別のなにか‥
ブライト「‥わからんな」
豹馬「おれたちも出ようぜ!」
レニー「どのみち、調べなきゃなんないでしょ?」
葉月「そうだな‥」
キョウスケ「エクセレン! 近くにいるんだろう!? 出て来い‥!」
〔敵ユニット出現〕
ロミナ「ブライト様‥なにかが‥こちらに向ってまいります!」
ブライト「む!?」
〔エクセレン、ロミナへ隣接〕
キョウスケ「‥!!」
ジョウ「おい、ありゃあ‥」
ファ「艦長! 識別コード、間違いありません! ヴァイスリッターです!」
ブライト「モニターに出せ! 通信は!?」
エクセレン「お待たせ! エクセレン=ブロウニング、ただいま帰還いたしました~!」
勝平「エクセレン姉ちゃん!?」
宇宙太「なんだよ、心配かけやがって! こんなとこでなにしてんだよ!」
エクセレン「いろいろあるのよ、いろいろとね。大人の事情‥ってやつ? ね、キョウスケ」
キョウスケ「‥‥」
カミーユ「相変わらずのようですね」
クワトロ「‥疑いたくはないが、機体になにかされているかもしれん。艦長、ヴァイスリッターをいきなり着艦させるのはどうかと思うが?」
ブライト「‥ふむ‥」
甲児「なんだよ、せっかく戻ってきたのに、冷てえじゃねえか」
鉄也「用心するに越したことはない。あの娘が無事でも、機体に爆薬でも仕込まれていたらどうするんだ」
ロミナ「いずれにせよ‥よかったですね、ブライト艦長」
エクセレン「あらら? 着艦許可はなし?」
キョウスケ「‥‥」
エクセレン「キョウスケ、あなたからも言って‥」
キョウスケ「おまえ‥エクセレンじゃないな」
アムロ「え!?」
エクセレン「‥ちょ、ちょっとぉ、冗談きっつくない?」
キョウスケ「普段はあんな調子でも‥あいつはこんなときに軽口を叩くようなことはしない」
エクセレン「‥‥」
パイ「おいおい、そりゃ深読みじゃねえか?」
ミア「‥キョウスケさん!?」
エクセレン「もう‥久々に会ったんだから‥そ‥んな‥こ‥と言わ‥な‥」
キョウスケ「‥ちっ」
エクセレン「戦艦のハッチは‥塞いダ‥コれデ出撃‥でキマい‥地球人‥!」
豹馬「なんだってぇ!?」
ロミナ「本当にハッチは開かないのですか‥シャフ?」
シャフ「どうやらそのようです、姫様! 強力な磁場のようなものがエルシャンクを‥!」
アムロ「彼女のコントロールはまだ解けていなかったという事か‥!」
クワトロ「もしくは彼女ではないのかもしれん」
キョウスケ「‥いや、大尉。こいつは本物です‥!」
マーベル「キョウスケくん‥なぜ確信が持てるの?」
キョウスケ「‥間違いない‥」
沙羅「言い争ってる場合じゃないよ! どうすんのさ!」
万丈「まさか出撃させなくするとは考えたな」
竜馬「あいつら‥だんだん知恵が付いてきてるんじゃないか?」
弁慶「そうかもしれないけどよ‥どうするんだ!? 扉が開かなきゃ出撃もできないぜ!?」
隼人「開かなきゃ開けりゃいいのさ。‥姫さんよ、ハッチの修理代は早乙女研究所にツケといてくれ!」
シャフ「お待ちください! 正面ハッチが破れている状態では、ワームホール航法が使えなくなります!」
ギャリソン「‥それは困りますな。火星基地など、まだまだこの戦艦にはがんばってもらわなければならないというのに」
ロミナ「そんな‥それではどうしたら‥!?」
ブライト「出撃しているのは‥彼のアルトアイゼン・リーゼしかない‥」
ミア「まさか艦長‥!?」
ランバ「キョウスケさんに、エクセレンさんを落とせなんて‥言わないよね?」
ブライト「‥むう」
〔敵ユニット出現〕
パイ「ちっ、言わんこっちゃねえ! 案の定、敵に囲まれたじゃねえかよ!」
ロール「ダンガイオーが出せれば‥」
キョウスケ「‥おれがかたをつける‥」
ブライト「すまん‥頼む」
カミーユ「キョウスケさんっ! だめだ! 戦っちゃいけないっ!」
アムロ「ロミナ姫、どうにかして出撃できないのですか!?」
ロミナ「‥‥」
シャフ「姫様、この磁場は‥エクセレン様の機体から発せられているようです」
マイク「え、っていうことは‥」
クワトロ「落とすしかあるまい」
チャム「そんなあ!」
ショウ「キョウスケくん!」
キョウスケ「‥いくぞ!」
<戦闘開始>

<2PP>

キョウスケ「くそっ、どうしてエクセレンを‥!? ここは一体なんだ!」
エクセレン「‥我の目的は監査‥すべての‥始まりの地‥乱す者‥たちを」
葉月「キョウスケくんの動きが止まった! どうしたんだ、まさか機体の調整が!?」
神宮寺「そういう感じじゃねえな。まさか‥また声が聞こえるとかか? 洸ぁ、そっちはどうだ!?」
洸「‥わからない。ライディーンの反応は特にない‥!」
ジョウ「ち、見てることしかできねえのかよ‥!」
ロミナ「キョウスケ様!」
キョウスケ「始まりの地‥どこだ? 地球のことか‥!」
甲児「キョウスケの奴にはなにか聞こえてるみてえだな。始まりの地‥だって?」
大介「なんのことだ? 地球‥?」
マリア「始まりの地っていうのが地球? 意味わかんないわよ」
エクセレン「我の目的は‥宇宙の監査」
???「我の望みは静寂の‥宇宙」
キョウスケ(なにが‥なにをエクセレンに言わせている‥?)
エクセレン「始まりの地‥それはまた‥宇宙を変える‥」
???「宇宙を変えた‥始まりの地に‥また‥力」
キョウスケ「‥おまえの言いたいことなどに興味はない‥! エクセレンを‥返してもらうぞ‥!」

≪2PP以降≫
<キョウスケvsエクセレン(1回目・戦闘後)>

キョウスケ「エクセレン!」
エクセレン「‥‥」
キョウスケ「‥おれをここに呼んだのは、お前だろ!?」
エクセレン「‥‥」
キョウスケ「あの時のお前は‥操られてなかったはずだ!」
エクセレン「‥‥」
キョウスケ(いままでよりあいつの意識が伝わってこない‥この異形のヴァイスリッター‥前よりも強い‥!)
エクセレン「‥コア‥ヲ」
キョウスケ「コア!? なんのことだ!?」
エクセレン「‥アカイ‥」
キョウスケ(頭と胸についている‥赤い玉のことか‥!)

<キョウスケvsエクセレン(2回目・戦闘後)>
アムロ「どこを狙った!?」
葉月「頭を?」
エクセレン「‥‥」
キョウスケ(赤い玉‥コアといったか、撃ち抜けたはず‥!)
十三「お!? なんや様子がおかしいで!?」
エクセレン「‥う‥うう‥」
???「おまえの‥役目は‥終わった‥」
キョウスケ「役目‥? 役目だと!?」
???「理解した。理解した‥理解し‥た」
キョウスケ「なにを知りたかったか知らんが‥なぜエクセレンだけだったんだ! おれも一緒にさらえばいい!」
???「‥おまえは‥不完全‥だから‥不必要‥」
キョウスケ(不完全‥だと? なにに対してだ‥?)
ちずる「豹馬! あれ!」
豹馬「なんだぁ?」
エクセレン「あ‥く‥」
キョウスケ「ヴァイスリッターが!? エクセレン! おいっ!」
チャム「ショウ! オーラが‥オーラが!」
ショウ「‥禍々しいオーラが‥消える!?」
〔画面、発光〕
〔エクセレン、敵から味方へ〕
デューク「ヴァイスリッターの形が!?」
マリア「もとに‥戻った!」
ブライト「もしや‥! 聞こえるか!? エクセレン=ブロウニング! ブライト=ノアだ!」
甲児「やったのか!? キョウスケ!」
鉄也「姿が戻った‥中のエクセレンもなのか!?」
キョウスケ「エクセレン‥! おまえの言うとおりにした! 戻ってこいッ!」
???「‥‥」
エクセレン「んん‥キョウスケ‥?」
キョウスケ「エクセレン!」
葉月「意識が‥正気に戻ったのか!?」
シャフ「あ‥! ロミナ姫様! エルシャンクのコントロールが‥戻りました! ハッチが開けられます!」
ダミアン「ってこたあよ、やっぱヴァイスリッターは‥エクセレンの姉ちゃんは‥!」
ロミナ「みなさん、直ちに出撃してください! キョウスケ様の援護に!」
パイ「任せときな! いくよ!」
ミア「エクセレンさんは!?」
ランバ「ミア! どっちにしても出なくちゃ始まらないよ!」
〈出撃ユニット選択〉
クワトロ「エクセレンくんは‥!?」
エクセレン「もぉ~、頭ががんがんする‥あ、大尉!? エクセレン=ブロウニング、ただいま戻りました‥!」
洸「エクセレンさん! 大丈夫なのか!?」
ジョウ「今回こそ本物だろうな? 姉ちゃんよ!」
エクセレン「わお、ご挨拶ね、ジョウくん? 少しはお姉さんの苦労をねぎらったりとかできない?」
キョウスケ「‥いつもの調子だな」
レイカ「ようやく、ね」
ビューティ「でも、こんなときに軽口を叩いたりしない‥ねえ」
キョウスケ「‥‥」
エクセレン「え? なんなの? キョウスケ?」
キョウスケ「なんでもない」
万丈「ビューティ、レイカ、よさないか。ようやく彼女を取り戻せたんだ。‥あとは‥!」
葉月「この空域の敵を殲滅する‥!」
ブライト「全機、攻撃開始っ!」
エクセレン「‥キョウスケ‥」
キョウスケ「ん‥?」
エクセレン「‥ありがと‥本当に。‥私‥」
キョウスケ「‥気にするな。おまえはいつものおまえでいればいい」
エクセレン「‥うん‥」

<敵1/3以下・敵増援1出現>
洸「‥ライディーンが激しく共鳴している!」
ベル「こわいよ~シーラたまぁ」
エル「だ、大丈夫よ‥こんなの‥」
チャム「もうっ、この敵は‥危険なのに‥」
エクセレン「来た‥あいつが‥!」
キョウスケ「奴か‥!」
エクセレン「ええ、監督官‥」
〔敵ユニット出現〕
鉄也「アインストの親玉か! 厄介な‥!」
勝平「一体何体いるんだぁ!? バンドックの中でも出やがったしよぉ!」
アムロ「落ち着くんだ。逆に対処法はわかるはずだ」
宇宙太「へっ、対処法もなにも、ぶっつぶすだけだぜ!」
???「‥‥」
カミーユ「監督官と呼ばれるタイプ‥一体ここは!?」
クワトロ「エクセレンくん、敵のコントロール下にあったときの記憶は?」
エクセレン「それが‥はっきりしてなくて‥すいません‥」
マーベル「監督官は何人もいるっていうの?」
忍「ちっ、あんなのがごろごろ出てきてみろ、やばいぜ?」
ロール「ぬう‥!」
エクセレン「あれは‥分身にすぎないのよね」
キョウスケ「どういうことだ?」
エクセレン「よくわからないんだけど‥とにかくアインストって大元はひとつなの」
クワトロ「‥では、今まで出てきていたのは‥?」
エクセレン「‥うーん、言ってみれば‥蜂みたいなものですね」
バーニィ「蜂‥?」
エクセレン「女王蜂がいて、そいつがこいつらを動かしている‥ってとこ?」
竜馬「その女王蜂を倒さないとこいつらは、どんどん生まれてくるってことだな?」
エクセレン「確かかどうかは自信がないけど‥」
隼人「‥そいつひとりの意志で地球人類を滅ぼそうとしているのか?」
エクセレン「う~ん、ひとりっていうかなんと言うか‥」
弁慶「姉ちゃんはなんでそんな事までわかるんだ?」
エクセレン「‥なんていうか‥私もその蜂の一匹だったわけで」
甲児「話しはあとにしろい! 来るぞ!」
???「‥‥」
キョウスケ(敵は少しずつ強化されてきている‥女王蜂が力を蓄えれば、子供も強くなる道理か‥ちっ)

<アインストレジセイア撃破>
???「これで‥そろった」
キョウスケ「む‥!?」
エクセレン「キョウスケ!」
???「始まりの地‥新たなる‥種子が‥」
エクセレン「始まりの地‥ちきゅ」
キョウスケ「そろった? なにがだ‥!?」
〔敵ユニット撃破〕
エクセレン「キョウスケ‥あいつは‥」
キョウスケ「ああ。なにかが‥そろったらしい。わかるか?」
エクセレン「‥ごめん」
キョウスケ「そうか。‥嫌な胸騒ぎはするな」

<敵全滅・勝利条件達成>
ロミナ「終わりましたか‥?」
ダミアン「みたいだな。他には見あたらねえ」
エクセレン「気配も消えてる‥大丈夫みたい」
ブライト「この空域のチェックは!?」
シャフ「‥とくにこれといった反応はございませんね」
葉月「環状の隕石も‥ただの隕石のようですな。植物惑星のときと同じように、なにか特殊な力場のようなものに引かれただけ‥と考えられます」
ブライト「‥結局は前と同じということか。エクセレンを保護できただけで良しとするしかあるまい。エクセレン、ご苦労だった。大丈夫なのか?」
エクセレン「‥ご迷惑をおかけしました。エクセレン=ブロウニング、戦線に復帰します!」
パイ「やれやれ、今までどこほっつき歩いてたんだよ」
ミア「お体の方は‥なんともないんですか?」
エクセレン「全然大丈夫! お肌の張りもばっちりよ」
ランバ「なんかいつも通りね。安心しちゃった。ね、キョウスケくん?」
キョウスケ「まあ、な」
鉄也「こっちも相変わらずのようだな」
甲児「まあまあ、良かったじゃねえか。姉ちゃん、またよろしくな!」
ブライト「聞きたいことが山ほどある。だが‥いまは次のポイントへ向かうのが先だ。いいな、エクセレン」
エクセレン「了解」
クワトロ「念のためだが、精密検査も忘れるな」
エクセレン「わかりました」
キョウスケ(ここから‥だな。動き出そうとしている‥なにか‥大きなものが)
【戦闘マップ終了】


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