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シーン4「星の屑作戦」編
No.20
新たなる侵略の手

<セレクト ゼダンの門内部>
ロンド・ベル隊と別行動をとったナデシコは、
新たな勢力からゼダンの門を守るため先行していた。
そこで見たものは…。


サブタイトル
「新たなる侵略の手」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
ガイ「なんだなんだぁ、中に入ったってのに誰もいねぇぞ? 本当にここが襲撃されたのか?」
ミナト「何言ってるの。勝手に中に入ってるのに、守備隊が出て来てないのよ?」
メグミ「それじゃあ、守備隊の人たちは…」
アキト「生存者がいるかも知れない、早く探さないと…」
ユリカ「待ってアキト! 今ルリちゃんに内部の反応をスキャンしてもらってるから…」
ヒカル「入る前に調べればよかったのにぃ」
イネス「今は現役でないといっても、このゼダンの門は宇宙要塞。外からのスキャンにはジャマーが効いていたのよ」
イズミ「邪魔する…ジャマー?」
ジュン「いや、それは…『jam』は英語で『電波妨害』の意味だよ」
ルリ「艦長、内部でもアンチ・スキャンが生きているようです。もう少し時間がかかります」
リョーコ「かったりぃなぁ、エステで調べたほうが速くねぇか?」
ガイ「そうだそうだ。ここを襲った連中も、俺たちが来たんで逃げちまったんだよ」
プロスペクター「そんな楽観的な…周囲の安全確認を優先すべきでしょう。要塞内で囲まれれば、苦戦は必至です」
アキト「そりゃそうだけど…でも、生き残った人を探すほうが大事だろ? ユリカ、出撃許可をくれ!」
ユリカ「アキト……わかった。エステバリス隊、発進して生存者の捜索を!」
〈出撃ユニット選択〉
ルリ「艦長、周囲のスキャン終わりました。すっかり囲まれてます」
ユリカ「あら? そうなんだ。じゃあ急いでアキト達に捜索を…って、えぇっ!?」
〔敵ユニット出現〕
ルリ「未登録のロボット型兵器、多数。攻撃態勢をとっているようです」
リョーコ「な、なんだあ!?」
アキト「どうなってんだ! ユリカ!」
ダンゲル「ええいっ、ノコノコと内部まで入って来るような奴らなら、たやすく仕留められると思ったが…即座に手勢を展開するとは、なかなかの用心深さよ!」
ユリカ「…あはは。と、当然です!」
ダンゲル「だがちょうどいい、ここを守っておった連中ではあまりに弱すぎて物足りんかったところ! 行くぞ! このダンゲルの力を思い知らせてくれるわ!」
ヒカル「ねぇねぇ…なんだか一人で盛り上がってるよぉ。ヤマダさんみたい!」
ガイ「そんな事あるかぁっ! 俺はあんな悪役丸出しの台詞なんか言わねぇっ!」
ミナト「確かに悪役の台詞は言わないけどねぇ…」
ガイ「いいか悪党…好き放題してたようだが、このダイゴウジ=ガイが来たからには貴様の思い通りにはさせん! 覚悟しやがれ!」
リョーコ「やっぱ、そっくりじゃねぇか…」
ダンゲル「ふははは! その減らず口がいつまで叩けるかな? このグレートマグマの前にひれ伏すがいいわ! 全軍、攻撃開始!」
イズミ「とはいえ…戦力は相当ありそうだね」
プロスペクター「しかし、あのような粗暴なタイプが指揮官では…残念ですが、生存者の期待はできそうにないですなぁ…」
アキト「くそぉ…助けに来たってのに…間に合わなかったのかよぉっ!」
ユリカ「とにかく、ゼダンの門を奪還します。エステ隊、ナデシコ共に戦闘配置を!」
イネス「それにしても…ロンド・ベル隊が相手にしていたどの勢力とも違うタイプのようね…ベガ星連合軍に近いタイプのようだけれども…」
ルリ「やっちゃってから考えましょう」
<戦闘開始>

<敵12機以下の次EP・敵増援1出現>

〔敵ユニット出現〕
???(アインスト)「……」
ルリ「ゼダンの門内部に新たな反応、多数出現」
ジュン「そんな!? まだ隠れてたのか?」
リョーコ「なんだありゃ…? 襲ってきた連中とは、随分違うみたいだぜ?」
アキト「なんていうか…気味が悪いな…」
ヒカル「ロボットって感じじゃあないよね…」
ルリ「今相手をしているのとは別のタイプ…というより、メカなんだか生物なんだかもわかりません」
ミナト「そういうのって、あんまり味方とは期待できなさそうね…」
ガイ「当たり前だ! あんな形した連中が、正義の味方のわけがないだろうが!」
メグミ「そうね…今回はヤマダさんと意見が合っちゃうな…」
ダンゲル「む!? …そうか、ジャネラ様が言っていた、オレアナ絡みの連中か」
???(アインスト)「……」
ダンゲル「気味の悪い連中だが…手を出すなということではどうしようもないか。ふん、面白くもないわい」
ルリ「敵増援のデータ照会完了。ロンド・ベル隊との交戦記録にありました。正体は不明。攻撃を仕掛けてくるのは確かなようです」
ユリカ「アキト、聞こえた!? 敵が増えちゃったみたい。なんとかもちこたえて!」
アキト「このロボット連中をだいぶ片づけたってのに…また正体不明かよ!」

≪3or4番目に選択≫
<敵増援1出現の2ターン後EP・味方援軍1出現>

〔味方戦艦出現〕
ブライト「む…少し遅れたようだが、間に合いはしたようだな。ナデシコ、ミスマル艦長! 無事か!?」
ユリカ「ブライト艦長! 来てくださったんですね!」
ブライト「他の事件を先に片付けていたので遅れてしまったが…よく頑張ってくれた。すぐに援護する」
ミナト「ふぅん…優しい一言を忘れないのね。あのタイプは、同世代の女性にはモテるわよぉ」
ジュン「そうなのか…僕も見習わないと…」
メグミ「逆に神経質すぎると嫌われますけど」
クワトロ「なかなか手厳しい意見だな。…ん、あの敵は…!?」
ミア「……」「やっぱり…あの敵、他とは違う…危険な感じがする…」
パイ「しっかりしな! 戦いに危険はつきもんだよ!」
ロール「ここを襲った連中は、記録にないタイプだって話だったけど…」
忍「どっちにしたってぶっ飛ばしゃいいんだよ、考えんのは後だ!」
ジュドー「あいつら、こんな所にも入り込んでやがったのか! ホントにわけがわかんねぇ連中だぜ!」
ルー「とにかく、ナデシコのみんなの応援を!」
ブライト「パイロット各員、発進準備急げ!」
※※甲児が宇宙へ来た場合のセリフ※※
甲児「よぉし待ってろよ! 一気に蹴散らしてやるぜ…!」
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

〈出撃ユニット選択〉

<ダンゲル撃破orHP30%以下>

ダンゲル「うおお!? おのブランブルが!? 馬鹿な…これはなにかの間違いだ! ええい、くそ!」
アキト「くそっ、逃げる気か!?」
ダンゲル「こいつらがガルーダめが手こずっている地球人か! おぼえておれ、この次こそ必ず、一人残らず息の根を止めてくれるわ!」
〔敵ユニット離脱〕
ガイ「へっ! おととい来やがれってんだ!」
リョーコ「ちっ…逃げやがったぜ」

<敵全滅・勝利条件達成>
ルリ「敵反応、全て消失」
ブライト「ゼダンの門を占拠していた敵は、追い払えたようだな」
ガイ「やっとおっ払えたか…まったく…囲まれたときはどうなることかと思ったぜ…」
アキト「…だけど、守備隊の人たちは…」
エマ「安心して。彼らは早いうちに脱出ポッドで避難していたそうよ」
リョーコ「なんでぇ、とっとと逃げちまってたのかよ。あたし達が慌てて駆けつけるこたぁなかったって事かよ?」
バニング「そう言うな…勝ち目のない戦闘を避けるのも、指揮官の務めだ」
アキト「そうか…よかった…とにかく、被害は少なかったって事ですよね?」
クワトロ「ゼダンの門内部の状況を見ても、ここを襲った連中は破壊が目的ではなかったようだ。施設も人的被害も最小限ですんだと見ていいだろう」
ユリカ「じゃあ、作戦は大成功! ってことですね? ぶいっ!」
ブライト「ゴホン…まぁ、そういうことだ。ナデシコの諸君はよく頑張ってくれた。あらためて礼を言う」
プロスペクター「いえいえ、ロンド・ベル隊の応援あっての事ですよ」
※※甲児が宇宙へ来た場合のセリフ※※
甲児「それにしてもよぉ、あの変な敵、まるでつかみどころがねぇよな?」
さやか「そうねぇ…ここを襲った連中みたいに、どこかを占領したり、地球を狙ったりとかの目的もはっきりしないわね…」

イネス「ルリちゃんが言ってたように、組成からして識別が困難な相手のようね…まるで説明ができないなんて、これは由々しき事態だわ…」
亮「ゼダンの門を占拠していた連中…破壊が目的でないとなると、ここを拠点にでもするつもりだったというところか」
雅人「そっちの方は、ベガ星連合軍と同じ…地球侵略が目的ってとこ?」
忍「まったく、次から次に来やがって…地球がそんなに面白いところだってのかよ!?」
ルリ「これだけ多様なロボットテクノロジーやエネルギーのある文明は、そうないと思いますけど」
宇宙太「それにしても、敵がどんどん増えるよなぁ」
勝平「ガイゾックの連中だって、懲りてねぇみたいだしなぁ」
沙羅「敵の勢力は多くて、その狙いもてんでまちまちか…やれやれだね」
ブライト「よし、次の目的地へ向かう」
ユリカ「了解! エステバリス隊の回収、急いでください」
【戦闘マップ終了】


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