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シーン3B「マーズ」編
No.15
命持たぬ者たち

<セレクト 火星山岳地帯>
メガノイドの反応をキャッチしたエルシャンクは
火星の山岳地帯へ来ていた。そこで見たものは…。


サブタイトル
「命持たぬ者たち」


【戦闘マップ開始】
〔味方戦艦出現〕
トッポ「このあたりかい? メガノイドの反応がいっぱいあったってとこは…」
マイク「別におかしなところは無いような…おい兄貴! あれを見ろよ!」
ジョウ「ん…なんだ!? 基地が建ってやがる!」
コロス「まさか、ここまで迅速に行動してくるとは思いませんでした。しかし、それもここまで…メガノイドはこの基地を礎として、火星を…そして地球圏全てを手にするのです」
万丈「コロス、随分と大きく出たものだな。君らしくもない」
コロス「………その時が来たのです。万丈、あなたえよければ…」
万丈「くどい! ぼくはお前たちメガノイドを許さない! メガノイドのように…己と戦うことを投げ出した連中を許さない!」
カミーユ「…そうか…自らをサイボーグ化することによって、自分の弱さから逃げ出したと…」
レニー「それにしても…万丈さん、ちょっとこわい…」
クワトロ(やはり…何かあるようだな…)
コロス「…やはりそうですか…あなたがここで死ねば、ドンも悲しむでしょうに…しかたありませんね」
〔敵ユニット出現〕
豹馬「ありゃあ、メガボーグとかいう巨大サイボーグじゃねぇのか!?」
ちずる「以前はサイボーグが巨大化していたけれど…何体もいるわ」
勝平「なんだよ、メガノイドってのは兄弟がいっぱいいんのかよ!?」
レイカ「違うわ。ちずるさんが言った通り、メガボーグはメガノイドのコマンダーが巨大化したもの…多分あれは、メガボーグのデータを元に作られた、ただのロボットよ」
ギャリソン「もっとも、その能力はオリジナル品と同等以上でしょうが。何しろ後から作ったものでしょうから」
万丈「ほほう、随分と気前のいいお出迎えじゃないか…だけどコロス、ほかのコマンダーの姿が見えないようだが? メガノイドの本陣にしては手薄だねえ」
コロス「…彼らにはそれぞれ使命を与えています。それに…私も甘く見られたものですね…」
〔敵ユニット出現〕
ファ「あの人も…巨大化を!?」
コロス「私がいること以上の堅い守りがあるとお思いですか?」
コウ「確かに…さすがは本拠地のことだけはありそうだな…」
バニング「どうやら、正念場のようだな…
コロス「さあ、わたくしが直々に相手をいたしましょう。覚悟はいいですか?」
万丈「…フッ…ハハハ、ハハハハハッ」
恵子「ば、万丈さん!?」
コロス「万丈、なにがおかしいのですか!」
万丈「コロス…さすがに君は大した策略家だよ。確かにここの守りは万全のようだ…ロミナ姫、どうやらぼくらは一杯食わされたようだ」
ロミナ「え…? ですが、メガノイドの基地を攻めるとのお話でしたが…?」
宇宙太「そうだぜ、何で一杯食わされたってんだよ?」
万丈「…この基地は囮だよ。ぼくらをおびき寄せるためのね」
カミーユ「囮ですって…?」
万丈「ああ、ここはぼくらへの備えも充分すぎる。まるでそのためだけに造られたようにね…それに、エサとしては一番の大物であるコロスが直々に守りに当たっている…だけど」
レイカ「他のコマンダーがいない…そして何より…」
万丈「そう…コロス、ここが君たちの本拠地だというのなら…ドンは、ドン=ザウサーはどこだ!?」
ジョウ「ドン=ザウサー…あの脳みそ野郎か! 確かに、見当たらねぇな」
クワトロ「まんまと、連中の思惑にはまってしまったという事か…」
コロス「…私はお芝居が下手なようですね…しかし万丈、あなたたちが私の罠にかかった事に変わりはないのですよ。せめて安らかに死になさい」
豹馬「へっ、そうそう思い通りにいくかってんだ! こちとら忙しいんだ、足止めなんかに時間をとられるわけにゃいかねぇ…行くぜ、みんな!」
大作「まかせんしゃい!」
バニング「各自、発進準備だ!」
〔味方ユニット出現〕
〈出撃ユニット選択〉
万丈「いくらぼくたちを釣るエサといっても、これだけの戦力…本格的に活動を始めたメガノイドたちには大きいはずだ。コロス、囮にするには大部隊過ぎたな」
コロス「どういう事ですか、万丈…?」
万丈「簡単さ…ここで全滅するからだよ!」
ジョウ「そういう事だぜ。万丈さんよ、いつものやつ頼むぜ!」
万丈「世のため人のため、メガノイドの野望を打ち砕くダイターン3! この日輪の輝きを恐れぬのなら…かかってこい!!」
<戦闘開始>

<2EP・敵増援1出現>

万丈「どうしたコロス! この程度でぼくらを止められると思うほど、君は愚かじゃないはずだ!」
十三「おいおい、ほなつまり…」
マイク「まだ敵がいるって事かよ…」
コロス「フフフ…さすが万丈。わたしたちメガノイドの手の内はよくわかるようですね。…ですが、これは予想できていましたか…?」
〔敵ユニット出現〕
バニング「自信満々に第2陣を繰り出したか…む、あれは!?」
大作「敵の中にダイターンがいるたい!」
コロス「どうです、万丈…? あなたの自慢のダイターンを造る事など、メガノイドの能力をすればたやすい事…もちろん、あなたのダイターンにはない強化もしていますよ」
レニー「相手のニセモノを作ってくるなんて…趣味が悪いわ!」
万丈「レニーくんの言うとおりだ…コロス、それこそがメガノイドの愚かさの象徴だ!」
コロス「何ですって…?」
ロミナ「…どういう事なのでしょう…?」
万丈「どれだけオリジナルを真似て改良をほどこした所で…決してコピーがオリジナルに勝ることはない! しょせんは物事の表面しか見れないということですよ、ロミナ姫」
コロス「好きに言ってくれますね、万丈」
万丈「お前たちメガノイドが人間に及ばないという事を…そのダイターンを破ることで証明してお見せしよう!}
コロス「…お前たち、行きなさい!」

<4EP・敵増援2&第3軍増援1出現>
〔敵ユニット出現〕
万丈「ほう、さすがに待ち構えていただけのことはあるね」
豹馬「感心してる場合じゃねぇだろ、万丈さん!」
小介「…豹馬さん! 新しい敵影キャッチしました!」
ジョウ「ちっ…メガノイドの連中、まだ戦力を隠してやがったのかよ!」
シャフ「いえ…これは…ガンゾックの手のもののようです」
宇宙太「ガイゾックだって…? おい勝平!」
勝平「あいつら、こんなとこにもちょっかい出しに来やがって…ただじゃおかねぇぞ!」
恵子「まさか、メガノイドと協力したのかしら…?」
万丈「それはないと思うよ。君たちも知っているように、ガイゾックは生物の殲滅が目的のようだ。人類の支配が目的のメガノイドとは相容れないはずだ」
ギャリソン「とは言えメガノイドは、我々にダメージを与えるためにガイゾックを無視するようでございますな…」
カミーユ「敵が増えたという事実だけは、変わりないようですね…」
ロミナ「みなさま、お気をつけ下さい…!」
マイク「ガイゾックまで現れるなんて…兄貴ぃ、大丈夫かなあ」
ジョウ「ごちゃごちゃ言ってんじゃねぇ! やるっきゃねぇんだ!」
レニー「そうよマイク、弱気になっちゃだめ! 信じるのよ」
ロミナ「なにか…わたくしが力になれることができれば…」
シャフ「姫…」
ダミアン「………。ん? …姫! 姫の願いが通じたみたいだぜ!」
ロミナ「え…? あれは…!」
〔第3軍ユニット出現〕
コウ「飛影…! いつ見てもすごい運動性だ…」
レニー「来てくれたのね!」
マイク「ほんと、助かるぜ…」
ジョウ「よっしゃあ! 雑魚ども、これからが本番だぜ!」

<ジョウorレニーorマイク気力110以上>
※※ジョウと合体の場合のセリフ※※
[デモムービー「黒獅子合体」]
〔ジョウ、合体〕
ジョウ「飛影…来たか! 合体だぜ!」
※※レニーと合体の場合のセリフ※※
[デモムービー「鳳雷鷹合体」]
〔レニー、合体〕
レニー「飛影が…! よぉし、いくわよっ!」
※※マイクと合体の場合のセリフ※※
[デモムービー「爆竜合体」]
〔マイク、合体〕
マイク「こうなりゃこっちのもんだ! いくぜ!」


<コロス撃破orHP30%以下>
コロス「こ…こんな事が…!」
万丈「ここまでだ、コロス! 最初に言ったはずだ。この程度の戦力で、ぼくたちを止めることはできないと!」
コロス「万丈…これほどの能力がありながら…」
万丈「ぼくだけの力じゃない。これが、お前たちが支配しようとする人間たちの力だ!」
コロス「ここは私の負けのようですね。…ですが…私は必ずドンの夢をかなえます」
〔敵ユニット離脱〕
豹馬「いいのかよ、逃げちまったぜ?」
ギャリソン「戦に深追いは禁物でございます。下手に追い詰めるよりは、この場をおさめる事を急ぐほうがよろしいでしょう」
バニング「よし、残った敵を片付けるぞ!」

<敵全滅・勝利条件達成>
カミーユ「終わった…ようですね」
万丈「ああ。連中の戦力は倒せたけど…まんまと乗せられてしまったな」
エマ「私たちをおびき出して…メガノイドの目的はなんだったんでしょう?」
クワトロ「囮の作戦をする目的は一つしかない。おそらく…」
万丈「ぼくらに見つけて欲しくないものがあるはずだ」
勝平「俺たちに見つけて欲しくないもの? なんなんだ?」
バニング「いずれにしても、火星はメガノイドの庭のようなものだ。これからも油断はできんな…」
ジョウ「冗談じゃねぇ! 火星は俺たちの故郷みたいなもんだ! メガノイドなんかの好きにさせられるかってんだ!」
ロミナ「ジョウ…」
レニー「そうよ、あたしたちが火星を守らないといけないわ」
恵子「…でも、ガイゾックの動きも不気味だわ…」
小介「先ほど現れたガイゾックは遊撃隊のようでしたが…不気味ですね」
ダミアン「なんにしても、とっとと次に行かねぇとな」
ロミナ「そうですね。みなさん、エルシャンクへお帰りください」
豹馬「あいよ。…ん、万丈さん?」
万丈(……コロス…愛のために他の全てに目を塞ぐ愚かさに、なぜ気付かない…? それがメガノイドの限界だということにも。だから…ぼくは…)
【戦闘マップ終了】


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